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    元アイドルで女優「川越美和」とスチャダラパーとの関係とは?

    アイドル歌手としてデビューして、女優として人気を得ていた「川越美和」。彼女は2007年に芸能界を引退。2017年の週刊誌で、彼女が2008年に孤独死していたことが発覚!川越美和の死因やスチャダラパーのBOSEとの関係は?川越美和の孤独死までの経緯を紹介します。

    川越美和のプロフィール

    • 本名(ふりがな):川越 美和(かわごえ みわ)
    • 所属事務所:-
    • 生年月日:1973年1月3日
    • 現在年齢:35歳没
    • 出身地:鹿児島県肝属郡大根占町
    • 血液型:A型
    • 身長:162cm
    • 体重:不明
    • 活動内容:元女優・歌手
    • 家族構成:父親(死去) 母親 姉

    1998年にアイドル歌手デビュー

    川越美和さんがデビューしたきっかけは、地元鹿児島県でモデルとして活動していた時に芸能事務所からスカウトされたこと。小さい頃から日舞を習うなど芸事には興味があった川越美和さん。ドラマを見て堀ちえみさんに憧れていたといいます。

     

    スカウトされた川越美和さんは「天然的美少女」というキャッチフレーズのもと、1988年10月26日、当時のcmソングとなった「Looking at You」でアイドル歌手デビューを果たしました。

    ドラマ「時間ですよ・平成元年」にレギュラー出演

    川越美和さんが注目されたのは、1989年に放送されたドラマ「時間ですよ・平成元年」。このドラマで7代目"マドンナ"役としてレギュラー出演すると、ポスト後藤久美子と言われ大ブレイクしました。

     

    その後、川越美和さんは「スクールウォーズ2」や「HOTEL2」などのテレビドラマや、「カレンダー if just now」、「男ともだち」などの映画に出演し、女優としての人気を獲得していきます。

    第31回日本レコード大賞新人賞受賞

    こうして、90年代には数々のドラマや映画に出演した川越美和さんは、女優としてだけでなく歌手としての評価も高く、1989年に4枚目のシングル「夢だけ見てる」で第31回日本レコード大賞新人賞を受賞しました。

     

    その後も着々とキャリアを重ねていきましたが、2007年に所属事務所を退所して芸能界を引退しました。

    ブログでも話題に!衝撃の孤独死が報じられる

    引退後の消息は不明だった川越美和さんでしたが、2017年に孤独死していたことが報道され、世間に衝撃が走りました。

     

    それも、報道された最近のことではなく芸能界を引退した1年後の2008年には亡くなっていて、発見されるまで数日経過していたことが報道されました。川越美和さんの死因についてはさまざまな原因があったとされ、現在でもSNS上で話題になっています。

     

     

     

    2008年にアパートで孤独死!死因は病気?

    川越美和さんが発見された当時はどんな様子だったのでしょうか。発見されるまでの様子や死因についてみていきましょう。

    アパートで死亡しているのを発見される

    川越美和さんが遺体で発見されたのは東京都内の自宅のアパートでした。2008年4月から東京・大田区のアパートで暮らし始めたものの、引っ越しして1週間後の死だったということです。

     

    気づいたのはアパートの大家さんで、異変から警察に通報すると部屋の倒れている川越美和さんが発見されました。

    死因は心不全

    川越美和さんの死因は、心不全と報道されました。これは、心臓の負担や病気が主な原因といわれていたことから、当時35歳という若さの川越美和さんの生活について心配の声が多く寄せらせました。

    現在お墓は鹿児島県の実家近くに

    川越美和さんのお墓は、実家がある鹿児島県錦江町にあるようです。葬儀は行わずに、親族だけで四十九日をしたといいます。

     

    たった一人の兄弟であるお姉さんとも生前何十年も連絡はとっておらず、父親とはたまに電話で話すような関係だったようです。

    数年酒浸りの生活でうつ病も抱えていた

    川越美和さんは亡くなる半年くらい前からうつ病で薬を飲んでいたことがわかっています。それも、1度に処方された薬の量の倍の量を飲んでしまうようで、すぐに薬がなくなってしまうことを知人に話していました。

     

    数年、お酒におぼれる生活が続き、桃井かおりさんなどの知人に借金を繰り返していたといいます。

    川越美和が芸能界引退から孤独死を迎えるまで

    美貌と名声を手に入れた川越美和さん。突然の芸能界引退から孤独死までにはどんなことがあったのでしょうか。川越美和さんの芸能界引退から孤独死までの様子を振り返ります。

    スチャダラパーのBOSEとの破局

    川越美和さんは、スチャダラパーのBOSEさんと交際していたといわれています。2人が交際していたとされるのは、川越美和さんがまだ無名の頃。また、スチャダラパーもまだメジャーなグループではなかったということです。

     

    そのため、2人の交際については目撃情報が報道されたわけではなく、信ぴょう性が高い噂があっただけということになっていますが、川越美和さんは、この破局によって精神的に参っていたのではないかといわれています。

    芸能界引退後不動産会社のテレアポの仕事に就く

    川越美和さんは芸能界を引退した後、テレフォンアポインターの仕事をしていました。会社の人たちは、川越美和さんの突然の入社に驚いたようですが、時給1,400円で契約1本につき5万円という給料の中、とても良い成績を残していたそうです。

     

    しかし、その仕事も半年で辞め、社宅のアパートも出ていったということです。

     

     

    金銭トラブルがあった

    川越美和さんは芸能界にいた頃、芸能関係の悪い人に騙されて借金の保証人にされてしまったといいます。それから借金の請求が来るようになって金銭トラブルが続くようになり、自己破産に追い込まれたといいます。

     

    さらに、テレフォンアポインターの仕事を辞めた後には、愛犬が会社の部屋の壁や床をひっかいたということから80万円の請求があったといいます。そのこともあり、精神的にとても病んでいたといわれています。

    家賃滞納で最後は風呂なしのアパートで孤独死

    金銭トラブルがあった後、川越美和さんは品川区のアパートに引っ越したものの、家賃が払えずに3~4カ月で引っ越すことになり、最後は大田区の成田空港に近い、お風呂もない木造のアパートで暮らしていたそうです。

     

    生活は苦しく生活保護を受けていたのですが、引っ越ししてから1週間後の2008年4月に孤独死をしていた川越美和さんが発見されました。当時は死後3~4日経過していたということです。

    川越美和の代表曲3選

    芸能界では輝かしい活躍をしていた川越美和さん。当時はどんな曲を歌っていたのでしょうか。代表曲について振り返ってみましょう。

    「夢だけ見てる」

    「夢だけ見てる」は、川越美和さんの4枚目のシングルで本人も出演したTBSの「時間ですよ・平成元年」の挿入歌です。川越美和さんは、この曲で日本レコード大賞新人賞を受賞しています。

     

     

    「涙くんさよなら」

    「涙くんさよなら」は、1991年のTBSドラマ「天まで届け」の主題歌です。このドラマは高視聴率をたたき出し、主題歌の知名度も一気に上がりました。

     

    「天まで届け」はシーズン6まで放送されましたが、全シーズン全ての主題歌は、川越美和さんのこの曲で、涙くんさよなら'95バージョンも公開されています。

     

     

    「大好きをあげたい」

    ドラマ「天まで届け」は大人気のドラマとなり、「天まで届け2」も放送されています。このドラマの主題歌も川越美和さんが担当し、10枚目のシングルとなっています。

     

    長年に渡り人気ドラマの主題歌を担当した川越美和さんは、老若男女問わずに人気の歌手に成長していました。

    川越美和の出演ドラマ・映画3選

    歌手としてだけでなく女優としても活躍していた川越美和さん。川越美和さんが出演していたドラマや映画を振り返ります。

    ドラマ「スクールウォーズ2」

    1990年の学園ドラマ「スクールウォーズ2」は大ヒットした有名作の続編です。このドラマに川越美和さんは沢村洋子役で出演していました。

     

    沢村洋子は、ドラマの中心人物である少年の恋人ということで注目された川越美和さんでしたが、病気により亡くなる悲劇のヒロインを見事に演じ切りました。

     

     

    ドラマ「HOTEL2」

    1992年など90年代は数多くのドラマに出演した川越美和さん。人気ドラマ「HOTEL2」への出演もその頃で、フロントクラークの並木裕美役を演じました。

     

    並木裕美は、主人公ホテルマンの後輩にあたる役で「スマイル」を大切にする酒豪の明るい役でした。

    映画「ゲゲゲの鬼太郎」

    川越美和さんは、2007年に公開された映画「ゲゲゲの鬼太郎」においてヒロインの母親役を演じ、その後、芸能界を引退することになりました。

     

    撮影当時の川越美和さんを知る人の話では、この頃から異変が見られたといいます。突然ロケ現場で泣き出したり、上の空であったりしたそうです。また、「裸にもされて、もうボロボロなんです」などと言っていたり、撮影途中で「辞める」と言い出したことも。その結果、事務所の人とも音信不通になり、出演シーンを大幅にカットすることになったということです。

    数々の名作を残した川越美和

    華々しいデビューを飾り、一気にスターダムへと上り詰めた川越美和さん。しかし、その裏には誰にも言えないような辛いことを抱えていたのではないでしょうか。

     

    誰にも知られずに1人で亡くなった川越美和さんのご冥福をお祈りせずにはいられません。今でも偲んでいるファンは多いことでしょう。

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