ビートたけしが芸能界引退?事故で顔面麻痺の過去や映画作品を紹介
2023/12/28
大今里
山本太郎さんは、高校1年生だった1990年に『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』の『ダンス甲子園』に出場し、芸能界入りをしました。当時大人気だったこの番組で、奇抜なキャラクターで人気を集めました。
その後、1991年に、映画『代打教師 秋葉、真剣です!』の準主役で俳優デビューを果たし、その後は数々の作品に出演しました。素朴さと強面の両方のイメージを持っている山本太郎さんは、役者として存在感を示していました。
そして、山本太郎さんは2012年4月に、横浜にある『ソーラーリフォーム社』に太陽光発電の営業として就職しました。この時期の山本太郎さんは、反原発運動を積極的に行っていたのため、俳優としての仕事が激減していました。また、2011年には所属事務所を退社していました。
そして、山本太郎さんは2012年に『新党 今はひとり』の立ち上げを表明し、第46回衆議院議員総選挙に出馬しましたが、落選しました。主に反原発、反TPP等を訴えていました。しかし、翌年7月の第23回参議院議員通常選挙で当選を果たしています。
2019年4月10日に、山本太郎さんは『れいわ新選組』を設立し、7月に代表になりました。この年の参議院選挙には落選したものの、選挙期間中には大きな話題を呼びました。山本太郎さんの政見放送や街頭演説の動画がネット上で多くの人に閲覧され、「れいわフィーバー」と評されました。
次に、山本太郎さんが在日韓国人であるという噂について見ていきます。この噂の元がどこにあるのかについても確認します。彼の言動は注目を集めているようです。
山本太郎さんの本名は「山本太郎」です。また、出身地は兵庫県宝塚市です。タレント時代に関西弁で知られていたので、やはり関西出身だという感じですね。本名は、よくある日本人の名前で、芸名ではなかったようです。
山本太郎さんは在日韓国人ではないようです。在日韓国人が多いとされる兵庫県宝塚市出身ということなどから疑惑が出ましたが、事実ではないようです。発言が韓国寄りだと捉えられたことや、在日韓国人を描いた映画への出演も、噂の出所になったようです。
2008年に出演した『たかじんのそこまで言って委員会』では、収録時の山本太郎さんの発言が大幅に編集され、問題視された部分のみがクローズアップされました。そのため、発言の真意が伝わらず、左寄りのように思われてしまいました。実際は愛国的な内容のコメントだったといいます。
韓国の礼儀作法に「朝鮮飲み」というものがありますが、これを山本太郎さんがしていました。そして、朝鮮飲みをする国会議員は在日韓国人だといわれました。しかし、実際はこれを根拠に在日韓国人だと言えるようなものではなかったようです。
2013年の秋の園遊会に山本太郎さんが招かれた際に、当時の天皇陛下に直接手紙を渡そうとして、問題になりました。山本太郎さんは強い思いを伝えたかったようですが、「政治家としてあるまじき行為」、「天皇の政治利用」だとして批判されました。
母親は山本乃布子さんといい、シングルマザーとして山本太郎さん等、子供たちを育てました。ペルシャ絨毯の輸入業をしている方で、フィリピンの貧しい家庭の子ども達を支援するボランティア団体に所属しています。山本太郎さんもフィリピンでこれを手伝ったことがあるといいます。
続いては、山本太郎さんの学歴を確認します。山本太郎さんは高校を中退していますが、それには芸能活動が関係しているようです。また、山本太郎さんは大学へは進学したのでしょうか?
山本太郎さんは、大阪にある箕面自由学園高校に進学、在学中に留年し、その後に中退しています。この高校は部活動が盛んで、特にチアリーディング部は強豪としてメディアにも取り上げられています。山本太郎さんは剣道部に所属していたといいます。
山本太郎さんは高校時代、前述の『ダンス甲子園』に『アジャコング&戸塚ヨットスクールズ』のグループ名で出演しました。海パン一丁の奇抜なパフォーマンスだったことから、学校の保護者から苦情が来たことなどの影響で、留年の末に中退しています。
その後、山本太郎さんは他の高校に入りなおすこともしなかったことから、大学へも進学していません。タレントとして多忙になってしまったので、学業どころではなかったのかもしれません。ただ、政治家になる前から政治的な発言が目立っており、政治、社会の在り方には興味を持っていたようです。
政治家としての山本太郎さんの実績は、どのようなものなのでしょうか?議員としての活動を記録したサイトと、本人の著書を紹介します。これらによって、議員活動の実態を知ることができます。
山本太郎さんの参議院議員時代の実績を知ることが出来るサイトがあります。『国会議員白書』内の『山本太郎 参議院議員 在職中の活動実績』というページです。このページにアクセスすれば、本会議や委員会での発言回数、質問主意書を何本提出したか、会派履歴など、議員としての活動を細かく知ることができます。
2019年には山本太郎さんの書籍『僕にもできた! 国会議員』が発売されています。6年間の国会議員としての活動における、成長や実績について綴られています。また、この本を読めば、彼がいかに強い使命感によって議員活動をおこない、地道に現場に足を運び、政治家としてのスキルを身につけていったかが分かるといいます。
山本太郎さんは映画「カイジ」に出演しています。この項では、その役どころについて確認します。また、役作りについても見ていきます。
山本太郎さんは、2009年の映画『カイジ 人生逆転ゲーム』と2011年の映画『カイジ2 人生奪回ゲーム』の2作品に出演しています。個性派ぞろいのキャストの中で、異彩を放っています。
山本太郎さんが演じたのは、藤原竜也さん演じる主人公のカイジをカモにする、姑息なペテン師の船井譲次役です。妖しい存在感でこの役を好演しています。
この役を演じるにあたり、山本太郎さんはマジシャンから実際に技術指導を受けました。その結果、クセの強い原作漫画の映像化の成功に一役買っています。得意の関西弁を駆使して、観客をイラつかせる役柄を演じました。
続いては、山本太郎さんの結婚について見ていきます。最初の奥様と離婚した後、別の女性との間に男の子が生まれています。その女性とは、現在結婚しているのでしょうか?
山本太郎さんは、2012年に元妻と離婚しています。元妻は結婚当時19歳の、プロサーファーの女性です。結婚後3ヵ月での離婚でした。交際1ヶ月での結婚でしたので、二人が一緒にいた期間はかなり短いですね。
また、元妻とは別の女性との間に、2013年に男児が誕生しています。離婚と同時に女性の妊娠が発覚しています。この女性は脱原発運動を通じて知り合った、1歳年上の一般女性です。
男児の母親の女性とは入籍しておらず、事実婚の状態です。お子さんの認知はしており、女性と男の子は西日本で暮らしています。「制度に疑問を持っていて、形にこだわりたくなかった」というのが、結婚していない理由といいます。
政治家に転身する前の山本太郎さんは、主に俳優としての活動で世間に知られています。しかし、役者以外で、バラエティ番組の司会、レポーター、ナレーション等、幅広く活躍していました。役を演じる俳優とは違い、「素」の自分で人前に出る点が、「ダンス甲子園」時代や政治家としての活動と共通しています。ありのままをさらけ出し、本音で語る姿が山本太郎さんの変わらない本質なのかもしれません。
政治家の山本太郎さんについて調べてみました。最後までお読みいただき、ありがとうございました。芸能界を経て、政治の世界に入って行った山本太郎さんは、今後も精力的に行動するでしょう。その言動には賛否両輪ありますが、我々一人ひとりが、それを見極めなければなりません。これからの山本太郎さんの活動を見逃さないようにしましょう。
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