エルフの女王？アルビノのモデル、ナスチャ・クマロヴァとは？

モデル・ナスチャ・クマロヴァをご紹介する前に、まずアルビノについて詳しく見ていこうと思います。

アルビノとは、目と皮膚と毛髪をはじめとした全身、または目のみが、先天的にメラニン色素をつくれない、もしくは少ししかつくれない体質のことをさします。

アルビノの人は、世界で約2万人に1人の割合でいると言われており、メラニン色素が不足しているために肌が白く、髪や体毛は白や褐色、金色などです。また、目の色も青や茶色、灰色です。

また、動物のアルビノ、植物のアルビノも存在します。

アルビノに対して、理解がまだまだ浅く、偏見やいじめなどに悩む人も多く、アフリカなどでは肉体の一部を手に入れると幸運になれるとの迷信があり、手足を切断されるなどのアルビノ狩りが頻繁に起こっている現実もあります。

アルビノの症状は、全て先天性のものであり非進行性です。

目に関しては、強い光を受けると不快感を感じたり、傷みが生じることがあります。皮膚に関しては、紫外線発癌伴った皮膚がんの発症リスクが高いとされています。

ともに、紫外線に気を付けて、対応することで軽減することができます。アルビノに対して両親に正しい知識が無いと、紫外線対策をせず、海などに連れていきひどいやけどを負わせてしまったなどという事例もあるそうです。

アルビノは、通常より視力が弱いケースが多く、メガネなどをかけても矯正視力がほとんど上げられないのだそうです。

それでもスマホやパソコンなど使用には特段問題は無いのだそうですが、光の量をうまく調整できないことから普通の人より過度に眩しさを感じてしまうそうで、外出すると見え辛さに困ることもあるそうです。

それでは、モデルとして活躍しているアルビノのナスチャ・クマロヴァについて、詳しく見ていこうと思います。

• 本名：ナスチャ・ジジョコ
• 出身地：ロシア・モスクワ
• 生年月日：1996年10月29日
• 年齢：25歳
• 身長：165cm
• 体重：42kg
• 職業：モデル

ナスチャ・クマロヴァさんは、17歳の頃からモデル活動を始めます。

そのきっかけとなったのは、当時付き合っていた彼氏がナスチャ・クマロヴァを撮った写真がモデルエージェントの目に留まり、モデルにと声がかかりました。

ナスチャ・クマロヴァは、アルビノということで、いじめや差別を受けた経験がありますが、今は、ひときわ際立つ彼女の美しさや神秘さがモデルへの道に繋がり、アルビノが彼女の強みとなっています。

ナスチャ・クマロヴァは、両目を閉じた写真が多いのですが、アルビノであり色素が薄いため、目に光を入れるのが辛いことが理由なのだそうです。

インスタの写真も眩しそうなものが多く、フラッシュなどの強い光は辛そうです。

モデルとしては、フラッシュが苦手だと仕事に支障をきたしそうですが、それでもモデルとして必要とされているのがナスチャ・クマロヴァなのでしょう。

ナスチャ・クマロヴァの本名はナスチャ・ジジョコです。クマロヴァというのは、元カレの名前から取られたという話があります。

「ナスチャ」は、本名のアナスタシアからつけたあだ名で、「クマロヴァ」は以前交際していた元カレの苗字であると言われています。

続いては、ナスチャ・クマロヴァが親日家であるという件について、詳しく見ていこうと思います。

ナスチャ・クマロヴァは日本が好きなことで有名です。

日本にも仕事やプライベートで訪れています。また、「日本語の音が好き」と日本語も学んでおり、とても流暢な日本語を話します。

ナスチャ・クマロヴァは、日本人のマナーを大切にする文化が好きで、日本人のマナーや丁寧な態度、そして日本の「ぶつかり合いを避ける文化」などが好きなんだそうです。

しかし、日本は日差しがきついので来日はなかなか難しいという話もあります。

ナスチャ・クマロヴァは小林喜美という日本名を名乗っています。由来はどこからきたのか調べてみましたが、詳しい事は分かりませんでした。

『きみちゃん』というTwitterアカウントがあり、日本語で投稿をしているのですが、ひらがなだけでなく、漢字も使いこなしています。

日本語を本当によく勉強していることが分かります。

ナスチャ・クマロヴァは、インタビューで好きな日本食は、おにぎり、焼き肉、天ぷらであると話しています。

続いては、モデルとして活躍しているナスチャ・クマロヴァについて見ていこうと思います。

『VOGUE』は、世界18か国で発行されている女性向け、ファッション、ライフスタイル、デザインなどのテーマに関する記事を掲載している雑誌です。

日本ではVOGUE JAPAN（ヴォーグ・ジャパン）として発売されています。創刊は1892年と歴史のある雑誌です。

ファッションモデルが有名になる登竜門ともなっています。

ナスチャ・クマロヴァも、『VOGUE』に登場しています。

エルフとは、ゲルマン神話に起源を持つ、北ヨーロッパの民間伝承に登場する種族で、J・R・R・トールキンの『指輪物語』では、賢明で半神的な種族である「エルフ」が活躍し、それ以降現代のファンタジーによく登場する存在となりました。

ナスチャ・クマロヴァは、類まれな美貌、その神秘的な雰囲気から『エルフの女王』と呼ばれています。

続いては、ナスチャ・クマロヴァのコスプレの趣味について見ていこうと思います。

ナスチャ・クマロヴァはアニメが好きで、日本アニメも大好きなのだそうです。インタビューには「アニメオタクである」と日本語で答えています。

アニメが好きということで、コスプレをすることもあります。

• ボーカロイド「鏡音リン」のコスプレ
• Fate「プリズマ☆ファンタズム 」イリヤのコスプレ
• 「とある魔術の禁書目録」インデックスのコスプレ
• あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」本間芽衣子（めんま）のコスプレ

などのコスプレ写真が公開されています。

また、ロリータファッションやセーラー服のコスプレもしており、公開された写真には多くのファンから称賛の声があがっています。

ナスチャ・クマロヴァのコスプレは、有名ですが、ロシア人で有名なコスプレーヤーがいます。ナスチャんという方で、アニメ「ガールズ&パンツァー」のプラウダ高校 カチューシャのコスプレで有名です。

名前が「ナスチャ」の部分がかぶるので、間違えられることがあるようですが、別人です。

ナスチャ・クマロヴァは『キキ』というニックネームを使っていることから、ジブリ好きという話があります。

ナスチャ・クマロヴァは、『おそ松さん』もお気に入りなのだそうです。

『おそ松さん』のグッズのショップに行き、顔ハメパネルで記念写真を撮る楽しそうなナスチャ・クマロヴァの写真も公開されていました。

続いては、現在のナスチャ・クマロヴァについて、紹介します。

ナスチャ・クマロヴァは、2021年現在もモデルとして活躍しています。ツイッターでは、仕事の話題も度々発信されています。

ナスチャ・クマロヴァはインスタグラムもやっていて、現在のフォロワー数は13.6万人です。こちらは、英語中心での更新となっています。

アルビノで、モデルとして活躍しているナスチャ・クマロヴァについてご紹介してきました。

美しさ、神秘的な雰囲気からエルフの女王とも呼ばれ、ファッション誌『VOGUE』などで活躍するモデルです。

親日家で日本語も堪能であるナスチャ・クマロヴァの日本での活動も期待したいですね。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。