2024/02/16
r.y6
1996年に3月29日に、82期生として宝塚歌劇団に入団しました。初舞台は月組の『CAN-CAN』であり、その後の同年5月8日には雪組へと配属されています。そして紺野まひるは、入団1年目にして『虹のナターシャ』において新人公演のヒロインを経験しました。
さらに、エトワールを経験したこともあるタカラジェンヌだったのです。エトワールとはフランス語で“星”を指し、花形スターのことでもあります。
紺野まひるは現在、『FLaMme(フラーム)』という事務所に所属しています。『FLaMme』は、広末涼子や戸田恵梨香、有村架純などが所属している事務所です。女性タレントを主にマネジメントをしている点が特徴の事務所となっています。
宝塚歌劇団で雪組のトップ娘役を張っていた紺野まひるですが、2021年現在はどうしているのでしょうか。紺野まひるの今についてご紹介いたします。
紺野まひるは宝塚歌劇団で活躍をしていましたが、トップ娘役となった2002年の9月23日に宝塚歌劇団を退団しました。続いては、紺野まひるがなぜ宝塚歌劇団を退団するに至ったのかについて、迫ってみたいと思います。
紺野まひるが宝塚歌劇団を退団したのは、病気が原因ではないかという噂がありました。ところが宝塚歌劇団の退団理由は、相手役を務めていた絵麻緒ゆうの退団が関係していたのです。人気の男役トップスターであった絵麻緒ゆうは、宝塚歌劇団の方針で『追憶のバルセロナ/On the 5th』の公演を最後に退団が決まっていました。
それに合わせる形で、紺野まひるも退団することになったのです。紺野まひるが大劇場でトップ娘役として出演したのは、『追憶のバルセロナ/On the 5th』1作品のみでした。
紺野まひるは、病気をしていたというのは事実です。彼女は、元から酷い生理痛に悩まされていたといいます。そして、20歳の頃には子宮筋腫の診断を受けていました。10年ほどそれを放置していたのですが、それにより腫瘍が大きくなってしまっていたのです。
そうして、これから先に妊娠することも考えて30代で子宮筋腫の手術を受けました。
宝塚歌劇団を退団してからは、紺野まひるは女優として活躍しています。2020年にも、幾つかのドラマに出演しているのです。例えばスペシャルドラマですが、10月に原田泰造主演の『はぐれ刑事三世』に、IT企業『ロマンティック製作所』社長の大角芽衣(おおすみめい)役で出演しました。
続いては、紺野まひるのプライベートについて見ていきたいと思います。彼女の結婚した夫や子供をご紹介しましょう。夫はどんな人で、どういった馴れ初めなのでしょうか。
紺野まひるは、2008年の11月末に結婚をしています。相手の男性は航空会社に勤務するパイロットであり、2008年11月28日に都内のホテルで挙式したのです。
紺野まひると夫は中学生の頃からの同級生であり、共に雲雀丘学園高校に進学しています。しかし、紺野まひるが宝塚音楽学校に入学した1994年から疎遠となっていたのでした。その後、彼女が宝塚歌劇団を退団した後に会合がきっかけで再会し、交際に発展したのです。
紺野まひるは、子宮筋腫の手術を受けた1年後に第一子を妊娠しました。2012年8月初旬に無事第一子の長女を出産しています。そして、2015年9月8日には第二子の次女も授かりました。素敵なご主人と、可愛いお子さんたちに囲まれて暮らしていることが想像できるでしょう。
ネット上に、紺野まひるの夫が亡くなったという噂が流れました。しかしこれは全くのデマであり、夫がパイロットということから”墜落して亡くなった”という不穏な噂を流した人物がいたものと考えられるでしょう。
続いては、宝塚歌劇団を退団してからの紺野まひるの出演作品について迫ってみたいと思います。彼女は、どういったドラマや映画に出演しているのでしょうか。
ドラマの人気シリーズ『相棒』の、スピンオフ映画『鑑識・米沢守の事件簿』が2008年に上映されました。この映画のヒロインであり、1人2役という重要な役柄で紺野まひるが出演しています。役柄は、映画の主人公である米沢守の“逃げた女房”とその逃げた女房にそっくりな女性でした。
2019年には、ドラマ『緊急取調室』の3rd SEASON第2話に、ベテラン女流棋士で6段でもある宗形あずさ役で出演しています。主演は天海祐希なので、元宝塚同士の共演したこともあって話題となりました。ネット上には、『紺野まひるさんのメガネ姿、ステキ。』や『紺野まひるさん、美人』などの声が上がっています。
2019年のNHK朝ドラ『スカーレット』に、紺野まひるは『橘ひろえ』役で出演しています。橘ひろえは信楽窯業研究所の職員であり、ヒロインの幼馴染の両親が営むカフェにやってきたお客でした。そして、そのサニーというカフェで使われていたコーヒー茶碗(ヒロインの喜美子が作った)を気に入るのです。
その後に、喜美子を指名して同じコーヒー茶碗を大量注文したいと持ち掛けたのでした。この時には諸事情から喜美子に辞退されてしまいますが、後にまた夫の会社関係者の結婚式の引き出物として、絵付け小皿5セットを40組喜美子に注文しています。
2020年にはドラマ『姉ちゃんの恋人』に出演しています。岸本沙織役を演じていて、有村架純演じるヒロイン・安達桃子の同僚という役どころでした。
最後に、紺野まひるの2021年最初の出演作品を見ていきたいと思います。2021年はまずどういった作品に出演しているのでしょうか。
香取慎吾主演で2021年1月25日からスタートするドラマ『アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~』に、紺野まひるがゲスト出演します。このドラマは、ネットを介した誹謗中傷などなどのトラブルがテーマとなっているのが特徴です。
パソコンのキーボードから入力し投稿される誹謗中傷により、人を苦しめるという“指殺人”にスポットを当てているのです。こうした犯罪を取り締まるという内容のドラマとなっています。
紺野まひるは第3話に出演予定となっていて、片山百合絵役を演じています。片山百合絵は、未成年にして殺人犯となってしまった息子を持つ母親という役どころです。この当事者である息子・蓮を、青木柚が演じています。
ドラマに出演し、紺野まひるは『万丞渉(ばんじょうわたる・主人公で香取慎吾が演じている)がどんな過去を歩んできたのか』という点が気になったとコメントしています。また、自身が出演していない他の回についても、観るのを楽しみにしているとも語りました。
紺野まひるは、宝塚歌劇団の娘トップスターにまでなりましたが、退団をしてしまいました。しかしその後も、女優として多くの映画やドラマなどに出演し、活躍をし続けています。私生活では、病気を患ったこともありましたが、それも克服し今では2人の可愛い娘たちの母親でもあるのです。
そんな紺野まひるは、これからも女優として輝いていくものと考えられます。演じる役どころも、幅が広がっていく可能性もあるでしょう。今後も、輝き続ける紺野まひるから目が離せません。
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