2024/02/16
r.y6
つみきみほさんは、1985年の中学校在学中にオーディション「The Audition’85-吉川晃司主演映画 第3弾ヒロイン募集」で、10万人の中からグランプリを獲得して芸能界入りを果たし、映画「テイク・イット・イージー」(1986年)でデビューしました。
ボーイッシュで目ヂカラの強い美少女としてブレイクし、映画「べっぴんの町」「精霊のささやき」やドラマ「時間ですよ 平成元年」「わたしは武蔵」など多数の作品に出演しました。
つみきみほさんは、主に女優として活動していましたが、1987年にシングル「森へ帰ろう」で歌手デビューもしました。シングル「少年」「時代よ変われ」「君はララバイ」、アルバム「つみきりほ」などをリリースしています。
| |
つみきみほさんは、20代半ばに舞台俳優の男性結婚して2人の子どもを出産しました。でも、2020年に離婚していたことを発表しました。そんなつみきさんの結婚や元夫のことを調べてみました。
つみきみほさんは、1996年に森博之さんと結婚し2人の子供に恵まれましたが、2020年にインタビューを受けたとき「去年、離婚しました」と告白しました。女優業を休業し、家事や子育てを一生懸命やっていましたが、森さんとは次第に子育てに関する考え方の違いとか小さな不満が積み重なっていったらしいです。
森さんの仕事の関係で石川県で暮らしていたそうですが、子供が成人したのを機に東京で1人暮らしを始め、2019年に離婚に至ったそうです。
つみきみほさんの元夫、森雅之さんは舞台を中心に活躍している俳優です。森さんはSNSをやっていないようで森さんの詳細は分かりませんが、つみきさんが舞台で森さんと共演したことで知り合ったと思われます。現在は、石川県を活動の拠点にしているらしいです。
つみきさんは、森さんと初対面の時から話が合って意気投合し、森さんと一緒にいられたらいいな。結婚したいなと思うようになっていったそうです。
上の画像右が森雅之さんです。左は舞台の共演者、小林桃子さんです。
つみきみほさんは、森さんと結婚したことを生放送バラエティ番組「笑っていいとも」の「テレフォンショッキング」で発表しました。なんでも、つみきさんの方から森さんの両親に「息子さんをください」と逆プロポーズしたらしく、そのことが話題になりました。
つみきみほさんは、結婚・出産後、10年ほど女優業をから退いていましたが、女優復帰しています。きっかけは、ママ友から「子供向けの音楽会に、朗読コーナーがあるので、やってみます?」と声を掛けられ、ボランティアで朗読したことだそうです。
つみきさんは、朗読するのが好きだったそうで、自分の好きなことや経験を生かせたらいいなと思うようになり、芸能活動を再スタートさせたらしいです。
そして、子供が20歳になって独立したのを機に東京でひとりで暮らすことを決め、本格的に女優としての活動を始めました。
つみきみほさんは、「テイク・イット・イージー」で芸能界デビューしましたが、その後も数々の出演作品で印象的な役柄を演じています。そんなつみきさんの若い頃の出演作品を紹介しましょう。
つみきみほさんは、14歳の時に「テイク・イット・イージー」で女優デビューしました。役柄は、吉川晃司さん扮する主人公・民川の近所に住む少女と、民川が北への旅に出て出会うジャズピアニストの真弓(名取裕子さん)を慕う少女の二役を演じています。
つみきみほさんは、1988年に高口里純さんの漫画を映画化した「花のあすか組!」で主役のあすかを演じました。近未来の歌舞伎町を舞台に、謎の少女あすかによって巻き起こる不良グループたちとの闘争を描いたバイオレンス・アクションです。
つみきさんは、凄みある演技を披露し一気にブレイクしました。共演は、武田久美子さん、美加理さん、葛城ユキさん他。
つみきみほさんは、1990年に女子高校の演劇部の人間模様を描いた吉田秋生の漫画を映画化した「櫻の園」で杉山紀子役を演じました。
つみきさんは、他校の生徒と喫煙しているのを見つかり補導されて、演劇部の公演が中止になりかかって孤立していく杉山役を好演し高評価を得ました。つみきさんは本作の演技で、毎日映画コンクール女優助演賞を受賞しています。
共演は、中島ひろ子さん、白島靖代さん、宮澤美保さん他。
つみきみほさんは、1992年にドラマ「愛はどうだ」に出演し、妻に先立たれた主人公・三崎(緒形拳さん)の3人の娘の次女かなえ役を演じました。父の会社の部下の矢沢と付き合い、矢沢の子を身ごもってしまう役柄で、矢沢を演じたのはデビューして間もない福山雅治さんでした。
共演は、清水美砂さん、渋谷琴乃さん、井原剛志さん、伊東ゆかりさん他。
つみきみほさんは、女優に復帰してから「新・おみやさん」「検事・沢木正夫2」「まく子」「ルームロンダリング」など様々なドラマや映画に出演しています。そんな、つみきさんの近年の出演作品を紹介しましょう。
つみきみほさんは、2011年に水谷豊さん主演の人気ドラマ「相棒 season9」の第15話「もがり笛」に出演しました。つみきさんの役柄は、医療刑務所内で看護師をしている井上洋子役でした。
つみきみほさんは、安部夜郎さんの漫画をドラマ化した「深夜食堂」(主演:小林薫さん)の2014年に放送された第三部・第8話「きんぴらごぼう」に出演しました。つみきさんは、“めしや”の常連客ゲンの高校時代の恩師、市川千鶴役です。
NHKで放送されているアメリカのテレビ・アニメ「おさるのジョージ」で、つみきさんは、ジョージの都会での友達スティーブとベッツィーの伯母、マーガレットの声優を務めています。とても寛容で心優しいキャラクターです。
つみきみほさんは、2017年公開の映画「話す犬を、放す」で26年ぶりに主演を務めました。つみきさんは、俳優スクールで教えながら芝居を続ける売れない女優・下村レイコ役です。
レイコに映画出演のチャンスが舞い込みますが、一人暮らしの母ユキエ(田島令子さん)がレビー小体型認知症を発症し幻視に悩んでいたことが分かり、映画出演と母との生活を両立させようとするヒューマンドラマです。共演は、眞島秀和さん、木乃江祐希さん他。
つみきみほさんは、2020年公開のUUUMクリエイター制作の映画「明日、キミのいない世界で」に出演しました。Youtuber「アバンティーズ」のそらちぃが高校三年生の主役を演じる、ひと夏の出来事を描いた青春ドラマです。
つみきみほさんは、ヒップホップ・アーティストSEEDA(シーダ)さんが2006年に発表した伝説的アルバムを原案にした2020年公開の青春音楽映画「花と雨」に出演しました。主演は、「羊とオオカミの恋と殺人」の笠松将さん。
つみきみほさんは、女優業をベースにしながら福祉の勉強やボランティア活動を行っているそうです。なんでも、つみきさんの妹さんが長年、介護の仕事を行っていて、つみきさんが体調を崩したこともあり、福祉に興味を持ち介護の資格をとったのだそうです。
実際にヘルパーとして働くこともあるらしく、これからも女優を続けながら福祉に尽力を尽くしていくと思われます。
| |
この記事に関する記事
Copyright© 運営事務局