2023/12/15
take79
NSC大阪校10期生で、1991年11月に山下しげのりさんと共にお笑いコンビ『ジャリズム』を結成した世界のナベアツ。
千原兄弟のコントライブにも出演したこともあります。
世界のナベアツはボケ担当でした。
同期は、ココリコ、TKO、メッセンジャーです。
世界のナベアツは、1998年に一度コンビを解散し、放送作家として活動を開始しました。
放送作家としては、めちゃイケなどを手掛けていたこともあり、コントを披露するバラエティー番組に携わることが多かったことから『コント作家』とも言われていました。
【放送作家として携わった番組】
2004年にルミネtheよしもとで『元ジャリズム祭り』を開催しました。
その際に再結成を宣言した世界のナベアツ。
コンビ、ピン芸人としてもさまざまなテレビ番組に出演するようになりました。
2011年2月に、落語の修行をするために『ジャリズム』を再び解散することを発表しました。
「落語をやりたい。落語をやるためにはコンビを続けられない。ごめんやけど、解散してください」と相方の山下しげのりさんに告げたようです。
突然の報告に山下しげのりさんは、テレビのドッキリ企画だと思ったようです。
多数の番組で披露したネタで、大ブレイクを果たしたお笑い芸人の世界のナベアツ。
真似する人も多く、面白すぎると高評価だったネタです。
世界のナベアツさんのネタはどのようなネタだったのでしょうか。
世界のナベアツは『3』というワードが特徴となる芸を持っていますが、『3秒』というキーワードは出てきません。
よく『3秒』というキーワードも一緒に検索されますが関係ありませんでした。
世界のナベアツが扱っていたネタは、『3の倍数と3の付く数字の時だけアホになります』というものです。
1から順に数を数えていき3の倍数と3の付く数字の時に、奇声を発し顔芸をするというものでした。
ピン芸ネタとして世界
世界のナベアツはネタの前後に決め台詞として、面白いという意味の『OMORO!』と言っていました。
この言葉は、相方だった山下しげのりさんが生んだギャグでした。
そのため、落語家に転身する際に山下しげのりさんに決め台詞の『OMORO!』を返上しています。
2007年12月に、世界のナベアツは『爆笑レッドカーペット』で第5回レッドカーペット賞を受賞しています。
世間からも非常にウケが良く、真似する人が続出しました。
お笑い芸人から落語家として転身した世界のナベアツ。
第二の人生を歩き始めましたね。
落語家としての世界のナベアツはどのような活動をしているのでしょうか。
2011年3月に桂文枝(当時の桂三枝)に18番目の弟子として、弟子入りをした世界のナベアツ。
落語家に挑戦したのは「良い芸人さんになるために必要だった」と語っておられました。
落語家としての講座名は『桂三度』に決まりました。
師匠である桂三枝さんとともに会見を開きは発表に至りました。
「漫才師としてこの世界に入り、続いて構成作家としても活躍した。これが三度目の正直となるように」との期待を込めた名前になりました。
桂三枝さんは記者会見で「弟子の名前を発表するのに、こないに大層にやるというのは異例のこと」と言っておりました。
吉本興業に所属している芸人としては、月亭方正さん以来の落語家です。
お笑い芸人として、多数のバラエティー番組で活躍していた山崎邦正さんのことですね!
落語家になった今でもテレビでも活躍をしています。
芸人の先輩である東野幸治さんに落語家を勧められ、40歳の時に転身しました。
「一生落語家として続けていく?」との問いに力強く頷いておりました。
落語家には10年間も憧れ続けた末に、初監督映画『さらば愛しの大統領』の公開後に、桂三枝さんへの弟子入りを決意した世界のナベアツ。
何事もチャレンジする世界のナベアツの評価は高いようです。
2011年に突然の解散をしたジャリズム。
世界のナベアツの相方は、山下しげのりさんでした。
山下しげのりさんは解散後、どのような人生を送っていたのでしょうか。
一回目の解散から見てみましょう!
1998年にジャリズムが解散し、本名である『山下しげのり』という名でピン芸人として活動していました。
2001年に友野英俊と『ガリッパナ』を結成したものの、残念ながら2003年に解散しています。
2012年にうどん店『山下本気うどん』を開店させました。
店名は堺正章さんが命名しております。
今田耕司さんと宮迫博之さんから出資を受けての開店となりました。
2017年6月に芸人を引退し、吉本興業を退社しました。
現在は、うどん店を経営しつつ女性自身の記者となっておりました。
そして、同年の12月には女性自身の専属を離れてフリーとなり、これを機にインタビューマン山下と名乗るようになりました。
世界のナベアツは当時人気すぎて、写真集を出版しておりました。
その写真集の内容が面白いと話題になりました。
世界のナベアツの写真集について調べました。
世界のナベアツは人気絶頂期の2008年6月に、写真集を発売しています。
お値段は、税込価格で1,047円。
現在もAmazonなどで購入が可能です。
写真集のタイトルは世界のナベアツのネタである『3の倍数と3がつくページだけアホになります』となっております。
ネタに関して「ナベアツの様々なアホ」が詰まったとっておきの一冊。
購入した方のレビューを見てみると、「面白かった」「大笑いしてしまいました」という声や、「こんな最高な写真集出してたなんて、存じ上げませんでした。」という声が多数!
お笑い芸人として多数のネタ番組で評価されていた世界のナベアツ。
現在は落語家となりテレビで見ることがなくなってしまいました。
世界のナベアツは一体どのような人生を送っているのでしょうか。
世界のナベアツは、以前に比べてふっくらとした体型になったものの、2020年現在も高座に上がる落語家として活躍をしていました。
テンポも良くて、凄く聞きやすく、面白さも抜群で落語家としても高評価でした。
2018年には『NHK新人演芸大賞』を受賞しています。
4度目の挑戦で大賞に輝きました。
「ずっと、この大会で優勝できたら落語家としてのスタートラインに立てると思っていたので、やっとスタートを切ることができました。一生懸命、精進したいと思います」と謙遜的なコメントをしております。
おめでとうございます!
世界のナベアツはツイッターを利用しています。
このツイッター名は「桂三度」で、落語家として告知などの情報がたくさん上がっています。
フォロワー数は1.9万人もいました。
「3の倍数と3のつく数字の時だけアホになります」の持ちネタで大ブレイクを果たしたお笑い芸人の世界のナベアツについて調査しましたが、いかがでしたでしょうか。
多数のネタ番組で人気を勝ち取った世界のナベアツでしたが、2011年に落語家に転身しておりました。
現在は「桂三度」という名で、落語家として様々な活躍をしています。
世界のナベアツは、今後どのような活動を見せてくれるのでしょうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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