木村良平さんの結婚相手がバラされた事件の真相は?子供がいるのかも解説
2023/12/28
大今里
今なお語り継がれる伝説のスーパーグループ、ビートルズ。オノヨーコさんはビートルズのリーダー、ジョンレノンさんの妻でした。
1950年代から前衛芸術活動を行っていたオノヨーコさんは、ジョンレノンさんとの結婚以降、ジョンレノンさんとさまざまな音楽活動や平和活動を行い「世界で最も有名な日本人女性」と言われるほどになりました。
そんなオノヨーコさんの若い頃やジョンレノンさんとの馴れ初め、そしてジョンレノンさんの死後も積極的に活動を続ける現在のオノヨーコさんについてご紹介します。
オノヨーコさんの生い立ちについて調べてみると、豪華絢爛な家系だったようです。まず、オノヨーコさんの母、小野磯子さんの祖父は安田善次郎さん。安田善次郎さんは三井、三菱、住友、安田という日本4大財閥の1つ、安田財閥の創始者です。
安田善次郎さんは安田銀行を設立したことでも知られています。安田銀行はのちの富士銀行となり、さらに現在のみずほフィナンシャルグループ、損保ジャパン、明治安田生命保険へと発展していきます。
そして、母の父は貴族院議員だった安田善三郎さんです。
ジョンレノンさんとオノヨーコさんが結婚したのは1969年3月20日、そしてビートルズの解散が1971年3月12日でした。
世間では、ジョンレノンさんとオノヨーコさんの結婚後すぐにビートルズが解散したことから、オノヨーコさんとの結婚がビートルズの解散の原因だったのではないかと噂しました。
オノヨーコさんがジョンレノンさんの人間性や音楽性を変え、さらにソロで活動することをすすめたと「ヨーコがジョンをビートルズから引き離した」と非難しました。
しかし、オノヨーコさんは46年の時を経て、2016年にアメリカの週刊誌「US Weekly」のインタビューで「ビートルズの解散は自分ではない」と話しています。
さらに、ポールマッカートニーさんも、2012年10月に「ヨーコがビートルズをバラバラにしたんじゃない。ビートルズは自らバラバラになったんだ」とオノヨーコさんがビートルズを解散させた説について否定しています。
ポールマッカートニーさんによると、ビートルズの解散の原因は、グループ初期の立役者であったブライアン・エスプスタインさんが亡くなったことであり、彼の死後グループのまとめ役がいなくなったことが原因だということです。
若い頃のオノヨーコさんの画像が不気味だとネットで話題になっています。実際はどうなのでしょうか。若い頃のオノヨーコさんの画像を検証してみましょう。
今はショートカットにサングラス姿がトレードマークのオノヨーコさんですが、昔は真ん中分けのロングヘアーというヘアスタイルでした。
このヘアスタイルだと、たしかに顔が覆い隠されて表情が分からず不気味に見えるのかもしれません。
真ん中分けのロングヘアースタイルが「貞子」に見えるという説もありますが、こうして見てみると「モナリザ」にも似ていませんか?
すくなくともこの画像を見るかぎりスタイルも抜群だし、そんなに不気味だとは思われません。
若い頃のオノヨーコさんが不気味と言われているのは、他の人にはない独特なミステリアスな雰囲気を醸し出していたせいかもしれません。また、50代までずっとノーメイクだったことも原因の1つかもしれませんね。
ちなみに、ジョンレノンさんと出会う前の清楚系のオノヨーコさんの画像もあります。
オノヨーコさんとジョンレノンさんは常に二人で活動していたため、ツーショット写真がたくさん残っています。
これは、オノヨーコさんとジョンレノンさんが行った「ベッドイン」という平和活動パフォーマンスです。
このパフォーマンスは二人が新婚旅行で訪れたアムステルダムとモントリオールで行われました。
オノヨーコさんとジョンレノンさんは、どうせ自分たちの結婚が話題になるならこれを平和活動に利用しようと考え、記者たちを自分達が泊まったホテルに呼び、平和を語り合うパフォーマンスを行ったそうです。
これは日本の有名カメラマンである篠山紀信さんが撮影したオノヨーコさんとジョンレノンさんの写真です。
この写真はジョンレノン&オノヨーコとして日本でリリースされたアルバム「ダブルファンタシー」のジャケット写真にもなっています。
親日家としても知られていたジョンレノンさんは、オノヨーコさんとたびたび日本を訪れています。着物など日本の伝統芸能にも強い興味を持っていたそうです。
二人が柔道着を着ているツーショット写真です。もちろん、日本のコスチュームだけでなくアメリカでのコスプレ写真もあります。下の写真は、二人がUSアーミー姿に扮している写真です。
オノヨーコさんとジョンレノンさんが出会ったのは、1966年11月9日です。ジョンレノンさんはロンドンのインディカギャラリーの個展前日に訪れた時、ある作品に心魅かれます。
それはオノヨーコさんの作品「天井の絵」という作品でした。脚立にのぼって天井を虫メガネで覗くと、そこには「YES」というメッセージが…。
後に、ジョンレノンさんは、これがNoや意地悪な言葉ではなく、YESだったから魅かれたと語っています。この出会いがきっかけで、二人は文通などを通して愛を育んでいきます。
しかし、オノヨーコさんもジョンレノンさんも当時既婚者でした。
オノヨーコさんは1956年に音楽家の一柳慧さんと、1963年に映像作家のアンソニーコックスさんと、二度の結婚歴があります。ジョンレノンさんは、1962年にシンシアパウエルさんと結婚していました。
オノヨーコさんに夢中だったジョンレノンさんは、シンシアさんが旅行中にオノヨーコさんとの同棲をスタートします。そして、二人はお互いの配偶者と離婚し、一緒になります。
2019年に86歳となったオノヨーコさん。現在のオノヨーコさんはどうしているのでしょうか。2016年に倒れて病院に運ばれたニュースが話題になりましたが、真相はどうだったのでしょうか。
オノヨーコさんの病気が心配されたのは、2016年にオノヨーコさんが突然倒れて救急車で運ばれたというニュースが世界中を駆け巡った時のことです。
この時はインフルエンザだったということでしたが、2017年にはセントラルパークでかなり痩せた姿で車椅子に乗っているオノヨーコさんが報じられました。
そして、オノヨーコさんの弟である小野啓輔さんが、オノヨーコさんがレビー小体認知症を患っていることを告白しました。
認知症のなかで最も患者数が多い認知症はアルツハイマー型認知症です。そして、レビー小体型認知症はその次に患者数が多い認知症だとされています。
レビー小体型認知症とは、神経細胞にレビー小体というたんぱく質ができる病気で、幻覚や幻聴、歩行困難などの症状を引き起こします。
ただ、オノヨーコさんは現在もインスタグラムでオシャレやアートを楽しむ姿を投稿し続けています。画像を見る限り、認知症を患っているようにはみえません。
2018年9月にオノヨーコさんは、乳がんにより亡くなった樹木希林さんの葬儀に別れのメッセージを送っています。
樹木希林さんとオノヨーコさんとは、樹木希林さんの夫の内田裕也さんを介して知り合い、40年にわたる親交があったそうです。
1964年に発表されたオノヨーコさんの「グレープフルーツジュース」という作品は、想像することをモチーフにしたインストラクションアート(指示芸術)作品です。
「想像してみなさい。千個もの太陽がいっぺんに輝いているところを…」など、全て命令形で書かれたこの作品は、ジョンレノンさんに影響をあたえ、「イマジン」が生まれたそうです。
そんなオノヨーコさんの名言を3つご紹介したいと思います。
「夢と呼んだら叶わない。だから、目標と呼ぶことにしている。」
平和活動、奉仕活動などさまざまな活動をしているオノヨーコさん。夢をかなえるために必要な気持ちをあらわした言葉ではないでしょうか。
「この世界は、今の人生がいつも最高なの。過去が最高だと思うなら、あなた、危ないわよ。」
昔の栄光にしがみつくことなく、常に前に進み続けるオノヨーコさんらしい名言です。
「一人で見る夢は夢でしかない。しかし誰かと見る夢は現実だ」
オノヨーコさんが手掛けた作品である「イマジンピースタワー」は、アイスランドにある光の塔です。空に伸びる光には世界平和への願いがこめられています。
オノヨーコさんには二人の子どもがいます。一人は1975年10月9日にジョンレノンさんとの間に誕生したショーン・タロー・オノ・レノンさんです。
そして、ジョンレノンさんとの結婚以前に誕生したキョーコ・チャン・コックスさんという娘もいるそうです。
キョーコさんは、オノヨーコさんが二番目に結婚していたジャズ・ミュージシャンのアンソニー・コックスさんとの子です。
オノヨーコさんは1962年に離婚する際、キョーコさんの親権をとろうと法廷闘争まで起こしています。しかし、離婚原因がジョンレノンさんとの不貞だったことから、キョーコさんはそれを拒否、二人は長年連絡をとっていませんでした。
その後、キョーコさんが出産を機に「子どもがおばあちゃんとの接点が無いのは不憫」だとヨーコさんに連絡をとり、二人は再会します。現在の関係は良好だということです。
ジョンレノンさんは生前、オノヨーコさんのことを「世界で最も有名な無名アーティスト。誰もが彼女の名前を知っているが、誰も彼女がしていることを知らない」と評していました。
しかし、最近はオノヨーコさんの芸術性が認められ、2001年にアメリカで最優秀美術館展賞を受賞、2009年にはイタリアで金獅子賞を受賞しています。
音楽活動においても、2003年4月に発表した「ウォーキング・オン・ジ・アイス」を皮切りにダンスクラブ・プレイのチャートで8曲のNo.1ヒットソングを持つミュージシャンです。まさに、時代が彼女に追いついたという感があります。
ジョンレノンさんと結婚したことで、「世界で最も有名な日本人女性」となったオノヨーコさんは、同時に「世界で最も有名で最も嫌われている日本人」だとも言われてきました。
しかし、今はビートルズ解散における誤解もとけつつあります。そして、優れた芸術性や音楽性も認められています。また、ジョンさんの死などいくつもの苦しみや悲しみを乗り越えたオノヨーコさんの名言には心を打たれます。
現在はレビー小体型認知症を患っているようですが、まだまだ入院生活や家で引きこもる生活とは無縁のまま、SNS等で元気な姿を見せてもらえたらいいなと思います。
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