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2023/12/28
大今里
キリスト教系の新宗教『エホバの証人』をご存知でしょうか。名前は聞いた事があるが、よく知らないという方が多いのではないでしょうか。
日本では21万人ほど信者がいるとされています。エホバの証人に加入している有名人はいるのか、またエホバの証人とはどういった宗教なのか、迫っていきたいと思います。
それでははまず、エホバの証人の信者だと噂されている有名人から見ていきたいと思います。あまり一般的には話題に出る事が少ないので、調べてみると有名な方が信者と噂されていました。
あのミスター・ジャイアンツこと、巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄さんがエホバの証人の信者であると噂があります。
長嶋茂雄さんの妻、故・長嶋亜希子さんが熱心なエホバの証人信者であったという噂があり、長嶋茂雄さんも信者であるのではないかと噂が広まったようです。
ちなみに、長嶋茂雄さんの妻が信者になったのは長嶋茂雄さんの女性問題が原因だとも噂されています。
ジャニーズ事務所のKinki Kids・堂本光一さんもエホバの証人の信者ではないかと噂されています。
堂本光一さんの両親がエホバの証人の信者で、幹部をしているという噂があり、両親が熱心な信者であるなら、当然息子である堂本光一さんも信者なのではないかと言われています。
しかし、エホバの証人はテレビ番組や映画などの娯楽を禁止している宗教であり、エンターテイメントを仕事としている堂本光一さんが信者であるという噂は信憑性が低いように考えられます。
「キング・オブ・ポップ」と称されるマイケル・ジャクソンも、エホバの証人の信者だったと噂がありました。
母親がエホバの証人の信者だったようで、マイケル・ジャクソン自身も幼い頃から信仰していたと言われています。しかし、マイケル・ジャクソンは大人になってから、イスラム教に改宗をしています。
『ドラゴンボール』『ドラクエ』などで有名な鳥山明さんにもエホバの証人の信者だという噂が広がったことがあります。
鳥山明さん本人が、信者ではないと否定コメントを出されています。
ドラクエ3のキャッチコピーが『触れたら最後、日本全土がハルマゲドン』というものでした。
エホバの証人の考えで、現代の世界は悪魔サタンの支配下にありキリスト率いる神の軍団との大戦争(ハルマゲドン)により人類に対するサタンの支配を終わらせるというものがあるため、そこれとキャッチコピーを結びつけて噂が広まったのではないかという説があります。
ワタミグループ創業者の渡邊美樹さんにもエホバの証人の信者であるという噂があります。
渡邊美樹さんは、クリスチャンだと話しているそうですが、渡邊美樹さんと長らく親交のある人物によると、エホバの証人の信者だということです。
現在は、脱退しているとの噂もあります。
それでは、続いては『エホバの証人』についてご紹介します。エホバの証人とはどういった宗教なのでしょうか。また、危険と噂される理由とはなんなのでしょうか。
仏教・キリスト教・イスラム教は世界三大宗教と呼ばれいます。その中でもキリスト教の信者は、およそ20億人もいると言われており、世界で最も信仰されている宗教とされています。
エホバの証人は、そのキリスト教から派生した新興宗教です。「エホバの証人」は1870年代にチャールズ・テイズ・ラッセルによって設立されました。
現在の世界は、悪魔サタンの支配下にあり、やがて終わりの日にキリスト率いる神の軍団との大戦争(ハルマゲドン)により人類に対するサタンの支配を終わらせ、その後に楽園がやってくる。その楽園に行けるのは、エホバの証人の信者のみなので、エホバの教えに従って生きましょうという教えです。
エホバの証人は信者以外からは危険だと認識されている事が多いです。なぜ、そういう認識が広まることになってのでしょうか。
エホバの証人では積極的な勧誘活動を行っています。街角での勧誘だけではなく、訪問勧誘も行っています。
週末になると上品な格好をした二人組が「聖書には興味ないですか?」と家を訪ねてくるといった経験をされた事がある人は少なくないのではないでしょうか。
子育ての悩みや家族の悩みなどの解決の参考になるお話も載っていると冊子を渡されたりし、実際、悩んでいる人などはそこからエホバの証人への入信のきっかけになる人も多いと聞きます。
決して、無理やりに勧誘されることはあまりありませんが、はっきりと断らない限りは何度でも訪問してくるので、それに対して、嫌なイメージを抱く人が多いようです。
また、中にはしつこい勧誘もあるようで、ツイッターで『前回断ったのにまた来た』などと言った呟きも見られます。
エホバの証人は、禁止事項が極端過ぎであり、守ることも多いとされています。他の宗教と比べても排他的に感じる事が多い禁止事項にどういったものがあるのでしょうか。ご紹介していきます。
エホバの証人では、漫画、アニメ、テレビ番組、映画を試聴することを禁じています。少しでも性的、暴力的な内容を含むと見ることは禁止ですので、いつ映るか分からないので見れないという方が正しいでしょうか。
幼児・子供向け番組は現実に即した教育番組の一部は許容されるようですが、魔法や超能力などファンタジー要素のある番組や本などは禁止されています。
また、ゲーム関連も競い合う要素があると全て禁止となります。もちろん、ギャンブル全般も禁止です。
また、音楽に関しても、クラシックやエホバの証人の賛美歌以外は禁止されています。
エホバの証人と言えば『輸血禁止』と思う人もいるくらい、有名な禁止事項です。
エホバの証人は、聖書では輸血を禁止していると主張しているため、輸血は受け入れません。聖書では、確かに血は避けるようにとの記載はありますが、他のキリスト教の宗派では、それを輸血とつなげては考えていませんが、エホバの証人では禁止されていることです。
輸血に関しては、裁判になった事件も起こっており、この後詳しくご紹介します。
現在は、悪魔・サタンの支配化にあると考えているエホバの証人では、インターネットはサタンの影響下にある一般人からの悪い影響を受けやすいと考えられ、禁止されているそうです。
現在社会でインターネットを回避するのはなかなか困難な事だと思いますが、信者の方は守られているのでしょうか。
エホバの証人では、性的な欲求を心の中で抱くことすら禁止しています。街中で薄着の女性を見かけた場合は、見てはいけないとされています。
ですので、自慰行為が禁止されており、肌を見せること自体好ましくないとされていて、性が強調されるような服装も禁止されています。
あげるときりが無いほど、たくさんの禁止事項がありますが、両親が信者の場合、もれなく子供も入信している場合が多いようです。
そこで、学校生活に影響がありそうな禁止事項を挙げたいと思います。
【禁止事項】
フォークダンス
国歌斉唱
校歌斉唱
部活
信者ではない同級生との交流
例えば、運動会は人と争う事になるので、不参加とのこと。信者ではない同級生と親しくなる事も悪い影響をうけるという点で歓迎されるものではないようです。
校歌に関しては、学校を賛美する歌であるため、エホバだけを賛美するエホバの証人は歌えないとの理由があるそうです。
部活はエホバの証人の活動に支障が出るということで禁止されているとの噂もあります。
両親が信仰していて、物心つくかつかない時から入信させられた子供は、これが当たり前だと生活をしていくようです。
それでは続いて、エホバの証人の冠婚葬祭について迫りたいと思います。エホバの証人同士でなければ結婚できないのでしょうか。どういった結婚式やお葬式をおこなうのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
エホバの証人では、信者ではない人と交際することは「不道徳」の罪と呼ばれ、処罰の対象となります。信者ではない人と交際、結婚などとなった場合は、エホバの証人を追放されることになるようです。
信者ではない人が信者になるか、信者の人が信者を止めるかのどちらかの道を選ぶ事になるでしょう。信者の人は家族も信者の場合が多く、信者ではない人がそのまま入信せず結婚しようとする場合は、家族からの反対が大きく別れてしまう場合も多いようです。
家族の反対が無くても、宗教上の思考の違いがあると、上手く付き合っていく事が難しいようです。
性的欲求を頂くことを禁止しているエホバの証人ですので、女性は結婚するまで性交渉はもちろん禁止されています。
続いてはお葬式に関してです。エホバの証人では、日本で一般的に知られているようなお葬式とは違うお葬式が行われるようです。
エホバの証人の集会所(王国会館)で行うことが多いようです。火葬が済んでから『追悼式』が行われるそうで、遺影などもありません。
故人がどんな人だったか語られ、その故人が抱いていた聖書の希望についての話があるそうです。賛美歌 と 短い祈りで終了するそうで、30分ほどなのだそうです。
紺やグレーなどのダーク系スーツやワンピース等の少しきちっとしている格好で参加されるようです。信者ではない人が喪服を着て行ってもマナー違反ではないので、喪服で大丈夫のようです。
香典とは、仏式等の葬儀で、死者の霊前等に供える金品の事ですので、エホバの証人の追悼式では香典は受け取らないので、持参する必要はありません。
続いてはエホバの証人の特徴について詳しく見ていきたいと思います。エホバの証人はキリスト教系の宗教ですが、他のキリスト教系の教えとは一線を画している部分が見られます。
神は唯一神・エホバであり、イエス・キリストは神の子であり、神ではないとされています。キリスト教主流派が重要視する三位一体などの教義を否認していることから、カトリック・プロテスタント・正教会などから異教あるいは異端とされています。
エホバの証人は、唯一神エホバを崇拝する宗教です。唯一神ですから、エホバ以外は神として認めていません。
ですので、排他的で社会とつながることを制限し、信者同士のつながりがとても濃いものとなるようです。身内、友人、知り合いはみんな信者であるという話も耳にします。
エホバの証人の特徴、最後は偶像崇拝をしないことです。偶像崇拝とは『偶像や偶像的なものを宗教的対象として重んじ崇拝すること』です。
キリスト教では、偶像崇拝はしません。旧約聖書ではっきりと偶像崇拝禁止を記されているからです。
エホバの証人でも、偶像崇拝は禁止されていますが、エホバの証人では十字架すら用いません。
先ほどエホバの証人では輸血を禁止している事をご紹介しましたが、それが原因で裁判になった事件がありました。どういったものだったのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
1985年6月6日夕方、神奈川県川崎市高津区の駅前交差点で、自転車に乗っていた子供がダンプカーにひかれる交通事故が発生しました。大君(10歳)は病院に運ばれ、一刻も早い輸血が必要だと判断されましたが、エホバの信者だった両親は輸血を拒否し、同意書にサインをしませんでした。
その後、大君は亡くなってしました。「輸血を受けることは、聖書にのとって受けることはできません」というのが両親の見解でした。ハルマゲドン後の楽園での復活を信じていると話したと報道されています。
この事件、輸血をしていれば助かったかもしれませんし、手遅れだったとの声もありますが、問題なのは両親が信仰しているだけで、10歳の子供が自分の意思で輸血を拒否するでしょうか。
大きくマスコミにも報道され、エホバの証人の名前が広く知られるようになるきっかけの一つとなりました。
1992年に東大病院にて起こった事件です。宗教上の理由で輸血を拒否していたエホバの証人の信者が、手術の際に無断で輸血を行った医師、病院に対して損害賠償を求め民事訴訟を起こしました。
手術を受けた信者は、病院側から再三の輸血に対しての説得にも断固として輸血を拒否していました。もし、輸血をせずに命を落としても病院側の責任は一切問わないという書面も提出していました。
そんな信者に対し、病院側はもし、命の危険に陥ったときには輸血をする方針で手術に挑む事を信者には説明せず、手術を行い、実際には輸血をしました。
日本においてインフォームド・コンセント(「十分な情報を得た(伝えられた)上での合意」を意味する概念。)が注目されるきっかけになった事件です。輸血拒否や自己決定権について争われた法学上著名な判例で、この後、同じような民事訴訟が起こっています。
ここまで、エホバの証人について迫ってきましたが、戒律の厳しい新興宗教であるといった印象が強かったのではないでしょうか。
命に危険があっても輸血はしないなど、信者以外からはなかなか理解しがたい教えであっても信者にとっては当たり前の事なのかもしれません。
一部では危険な宗教だと考える人もいますが、宗教とはその人が何を信じるかによるもので、人によって捉え方は様々です。
エホバの証人について、ご紹介しました。
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【この記事は2019/11/29に更新されました。】