2024/02/16
r.y6
麻生祐未さんは、演じるキャラクターの幅が広く、おっとりとした祖母、巷の商店街のお節介な女性、時代劇で凛とした女性とカメレオンのように演じ分けています。
役によって年齢設定が異なりますが、違和感なく演じる演技派であることから、良い意味で年齢不詳です。ドラマのオフィシャルサイトなどで、オフショットの画像を見るととても若々しく、むしろ可愛らしいとも言える女性です。
実年齢は、2019年現在で55歳になりました。若々しい見た目は、50代後半には見えず近年よく取り上げられる美魔女という言葉がありますが麻生祐未さんにはピッタリです。
麻生祐未さんは、1983年に映画「あいつとララバイ」で女優デビュー後にテレビドラマ、映画、MV、CMと数々の本数に出演しています。若かりし頃はグラドルというポジションでした。
いつしか主人公の母親役としてドラマを引き締める役回りが多くなり、演技力を評価されています。おっとりした役から、過激なセリフがある役でも違和感なく演ずることから憑依型女優という呼ばれ方をしています。
そんな麻生祐未さんが演じるドラマの作品の代表作品をご紹介します。
NHKの月曜日のドラマ枠で放送されていた「少年たち」は、シリーズ物のドラマです。扱うテーマは、暴走族や援助交際、オヤジ狩りなど、放送当時の社会問題をタイムリーに取り上げていました。
初回の放送は1998年12月とかなりの年月が経過していますが、現在も再放送の要望が多い人気シリーズです。家庭裁判所にて調査官を務める主人公が犯罪に手を染めた少年少女たちと向き合い事件の真相を解明していくミステリーです。
この主人公の「広川一」役を務めたのが上川隆也さんです。麻生祐未さんは、広川一の同僚として家庭裁判所の主任調査官役を演じました。
後年、インタビューで麻生祐未さんは、「撮影現場はいつも熱意に溢れてエネルギッシュであった」と楽し気に語っています。
当時少年役として出演していた高橋一生さんや、山下智久さんが大人の男性として人気の役者になったことに対して、「当時は、まだ初々しい少年だったのに、驚きですね」と、年月の経過の早さに思いを馳せていました。
NHKの朝ドラ「カーネーション」において、ヒロインの尾野真千子さんが演じる「小原糸子」の母親役として、小林薫さんが務める気難しい職人気質の夫を立てる妻の「小原千代」役を演じます。
小原千代は、設定として神戸の実家はかなり裕福な家庭環境で、お嬢さんとして育ったことから世間知らずな一面を持ち、いつもおっとりとした母親に見えますが、陰ではしっかりと娘と夫を支える、可愛らしさと逞しさの2面性をもつ、ある意味難しい役でした。
麻生祐未さんのインタビューによると、自身の性格をせっかちであると言及しており、小原千代の役とは真逆な性格であったことから、日頃もなるべくノンビリと行動するように気を付けることで役を作っていたそうです。
また、放送当時は2011年の東日本震災が起こった年で、世間は色々な困難に立ち向かっていました。視聴者に、どんなことも肯定してくれる存在の役として、常に笑顔を絶やさないように気を付けていたそうです。
2012年に放送された「優雅な生活が最高の復讐である」はNHKの土曜プレミアムで放送されたドキュメンタリードラマです。作詞家として多くの楽曲を提供した、安井かずみさんが55歳という年齢で肺がんを、患い夫である加藤和彦さんと共に闘病生活を送った1年を綴っています。
安井かずみさんは、病気の宣告を受けた時に延命治療をキッパリと拒否して、最後まで優雅に生活を送ることを望んだそうです。麻生祐未さんは、安井かずみさん役を演じて、病魔と闘い不安や葛藤を見事に演じて高い評価を得ています。
ドラマの役を引き受けるにあたり、麻生祐未さんは不安に思ったこともあったそうです。安井かずみさんはテレビや雑誌で拝見するカッコイイ存在として、尊敬の念を持っていました。
ドラマのオファーがあった時にはまだ、安井かずみさんが亡くなってあまり時間が経過していなかったという背景もありました。
視聴者にとってイメージ通りの役を演じることができるのかという不安や、自分で良いのだろうかという申し訳のなさなど様々な思いがあったそうです。
2017年に放送された「みおつくし料理帖」は、NHKで放送された土曜時代劇枠の連続ドラマです。天才肌料理人である主人公の「澪」役を和風美人の黒木華さんが演じました。
麻生祐未さんは、庶民的な長屋で暮らす「おりょう」役として澪の活躍を一緒になって喜び助ける役割を演じています。
2018年にNHKの朝ドラである「半分、青い。」にも出演しています。ヒロインは、オーディションで2366人の中から選ばれた永野芽郁さんが演じています。
麻生祐未さんは、藤村麦という名前の女性でヒロイン永野芽郁さんの結婚相手の男性で、間宮祥太朗さん演じる「森山涼次」の叔母の役を演じました。
2人が結婚した際に居候させてもらったのが藤村家であったことで重要な役割を担っていますが、野鳥オタクという設定の強烈なキャラクターでした。
麻生祐未さんは、実は本名ではないそうです。本名の苗字は奥村であるそうなのですが、歌手として有名な奥村チヨさんと親族であると言われています。麻生祐未さんの生まれや、奥村チヨさんとの関係について調査しました。
麻生祐未さんの本名は奥村祐未さんという名前です。馴染みの深い、麻生性は芸能人として活動するための芸名です。
歌手の奥村チヨさんの兄弟の娘が麻生祐未さん、という間柄です。麻生祐未さんから見ると叔母に当たり、奥村チヨさんから見ると姪に当たります。
麻生祐未さんと、奥村チヨさんは2人とも大阪生まれです。麻生祐未さんは、時期は不明ですが、長崎県長崎市へ引っ越しています。
奥村チヨさんの夫は、作曲家の浜圭介さんです。1974年に2人は結婚したことをきっかけに、奥村チヨさんは、一度芸能界の一線を退いたこともありました。
芸能活動を再開したのは1980年になってからですが、かつてのような積極的な音楽活動ではなく、マイペースにシングルをリリースする控え目なものでした。2人の間には子供はいません。
奥村チヨさんは、2018年1月マスコミ各社に「2018年12月いっぱいで芸能界を引退する」と所属事務所によって発表されています。
奥村チヨさん自身のコメントにおいては「楽しくお仕事をさせて頂き大変幸福でした」と、これまでの感謝の意を表わしています。
麻生祐未さんには離婚履歴があります。過去に俳優の永澤俊矢さんと結婚していました。2人の馴れ初めから、子供の出産についてご紹介します。
麻生祐未さんと永澤俊矢さんは、NHKの朝ドラ「ほんまもん」で共演したことがきっかけで交際して、結婚に至っています。放送された期間は2001年10月から2002年3月まででした。ヒロインは池脇千鶴さんで料理人を目指す女性を演じました。
池脇千鶴さんが演じるヒロイン「木葉」の同僚として麻生祐未さんは共演しています。その旦那の役に永澤俊矢さんが出演しました。2人はドラマだけではなく、リアルでも夫婦になったのです。
2004年に麻生祐未さんが結婚を発表した時に、妊娠していました。2人の結婚は、俗に言う「授かり婚」でした。
結婚を発表した麻生祐未さんは、当時39歳の初産であったことから「授かり婚で、高齢出産」という話題性のある結婚として注目を浴びていました。
永澤俊矢さんは、高校を卒業後は美容師をしていた時期がありましたが、21歳の時に単身アメリカに渡っています。三宅一生さんのモデルを始めました。
モデル開始当初は、アメリカのショーを中心に活動していましたが、パリや東京でもモデルの活動範囲を広げていきました。
俳優業を始めたのは1992年のことでした。映画「豪姫」に出演後、地道に俳優としてキャリアを重ね2006年にテレビ朝日の人気ドラマ「相棒」に出演してブレイクします。
NHKの大河ドラマ「平清盛」にも出演しています。数多くのドラマに出演し、名わき役として知られています。
麻生祐未さんは2004年に授かり婚をして、男児を出産しています。その数年後に離婚を発表しました。気になる離婚の原因や、子供のその後についてご紹介します。
麻生祐未さんは、結婚してわずか2年後に別居報道がされています。さらに2年後の2008年に永澤俊矢さんとの離婚を正式に発表しています。2人の間に生まれた子供は、当時4歳でした。
2人は離婚原因について詳しく語る事はありませんでした。結婚後に永澤俊矢さんは、女性と一緒にいる場面を週刊誌にスクープされています。このことから女性問題が、浮上したものと言われています。
離婚した後で問題になるのは、子供の親権や養育費ですが、麻生祐未さんが息子の親権を持ち、現在もシングルマザーとして子供を育てています。なお、養育費や慰謝料の発生はありませんでした。
子供の性別は、明かしているものの個人を特定できる情報を非公開としているため、通っている学校などの情報は不明です。
麻生祐未さんは、女優の波留さんと似ているという話を耳にします。どのような、きっかけで浮上したのでしょうか。本当に似ているのかを検証しました。
2017年にネットで、麻生祐未さんと女優の波留さんが、よく似ていると話題になりました。きっかけは、TBSで放送されたドラマ「あなたのことはそれほど」で親子の役を演じました。
2人で仲良く映っている写真を見たファンが、2人が良く似ていると気が付き話題になりました。
2人で顔を寄せ合って微笑む写真を見ると、共通点が多いのです。色白で唇の形や、鼻筋の通り方がとても似通っています。2人とも清楚な美人なので雰囲気も良く似ています。親子の役がとてもシックリきています。
麻生祐未さんは、若い頃、まだデビューする前から美しさが際立っており有名だったそうです。麻生祐未さんの美しさに関するエピソードをご紹介します。
若い頃の麻生祐未さんは、かなり奇麗な女子生徒として有名だったようです。学生時代を知る教師によると、美しさが際立っていることで、他の学校の生徒がわざわざ出向いて麻生祐未さんを見に来る男子生徒が後を絶たなかったそうです。
麻生祐未さんの女優デビューは、「あいつとララバイ」という映画作品でした。その頃の麻生祐未さんは髪型をショートカットにしており、元気な女性というイメージが出ています。美しいだけではなく可愛らしさも兼ね備えた絶妙なバランスを保っていました。
2008年以降には、年齢を重ねて落ち着きのある大人の女性として妖艶さがアップしています。和服姿を披露する機会がある際には、佇まいを見たファンから絶賛の声が上がっています。
麻生祐未さんの美しさは、天性だけのものではありません。日々の生活習慣によって保たれている美貌なのです。麻生祐未さんが実践していることは、食べすぎ防止のために食事の前に豆乳を飲んでいるそうです。
豆乳は大豆イソフラボンが、女性ホルモンの活性に役立てている役目をしていますので、一石二鳥になります。その他には、ジムで体を動かしたり、加圧トレーニングを習慣化しているそうです。
麻生祐未さんは、芸能界にデビュー時には別の名義で活動していたことをご存知でしょうか。デビュー後の改名の経緯をご紹介します。
麻生祐未さんが女優デビューしたのは青山学院大学在学中のことでした。デビュー作品は「あいつとララバイ」という漫画が原作の映画です。
この作品ではヒロインの「樹由美子」の役を演じています。芸名も作品にちなんで、樹由美子として活動をスタートしています。
デビューした翌年には、芸名を現在の麻生祐未に改名しています。当時の人気バラエティ番組の「オールナイトフジ」の司会として抜擢されています。
さらに、カネボウ水着キャンペーンガールにも選ばれたことで知名度も上がり、その美しさは、夏目雅子さんの再来とも言われて称えられることになりました。
麻生祐未さんの本名は、奥村祐未さんです。大物歌手の奥村チヨさんの姪にあたります。若い頃は、樹由美子として女優デビューしており、可愛らしさと美しさをバランス良く持った女優としてスタートしています。デビュー翌年に麻生祐未として改名しています。
近年は、朝ドラを中心に主人公の母親役を務めることが多くなり、演技力に定評があります。私生活では、2004年に永澤俊矢さんと結婚して子供を出産しましたが数年で離婚しています。
現在は、シングルマザーとして息子を育てながら女優業を継続しています。今後も高い演技力でドラマや映画への出演が期待されています。
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