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斉藤とも子と芦屋小雁のホラー離婚!子供は?現在は介護の現場で大活躍?

斉藤とも子さんは、1970年代の清純派で可愛らしい女優です。当時は、ドラマに映画に引っ張りだこの人気女優でした。そんな、斉藤とも子さん今現在何をされているのでしょうか。もうテレビで見かけることはなくなりましたが、どんな仕事をされているのでしょうか。

斉藤とも子とは?

斉藤とも子さんをご存知ですか?1970年代に映画やテレビドラマで活躍していた清純派の女優です。『ゆうひが丘の総理大臣』などの学園ドラマの優等生の役がはまっていましたね。最近はあまりテレビでお見かけしませんが、現在も芸能活動をされているのでしょうか?今回は斉藤とも子さんの経歴やご家族、現在のお仕事についてご紹介します。

斉藤とも子のプロフィール

__________________________

本名(ふりがな):斉藤友子(さいとうともこ)

所属事務所:アニマ・エージェンシー

生年月日:1961年3月14日

現在年齢:58歳

出身地:兵庫県神戸市北区

血液型:AB型

身長:159cm

体重:48kg

活動内容:女優

所属グループ:ー

家族構成:ー

女優を目指すきっかけはドラマ『微笑』

斉藤とも子さんは小学校6年生の時に母親を癌で亡くしています。1975年に放送された日本テレビ系列のドラマ『微笑』は卵巣癌に侵された主人公の闘病記と献身的な夫の愛、子供達とのふれあいを描いた作品です。主役は昭和の大女優、高峰秀子が演じられました。

ご自分の境遇と重なる部分もあり、このドラマを観て励まされた斉藤とも子さんは、『自分も人の心を元気にできる女優になる』と決心されたそうです。

中3の時に医師をされていた父親の転勤で東京に引っ越し、その後に女優デビューを果たしました。

1976年に女優デビュー

斉藤とも子さんは1976年にNHK『少年ドラマシリーズ』の一作である『明日への追跡』で女優デビューを果たしています。斎藤さんが演じたのは主人公の中学生落合基(もとい)の同級生でガールフレンドの椿芙由子という重要な役どころでした。若干16歳のデビュー作で大きな役を射止めたのは、演技力が認められ将来を期待されてのことでしょう。

このドラマは1話、9話、最終話だけが現存しており、DVD化されているそうです。初々しい斉藤とも子さんのデビュー作、観てみたいですね。

芸名を変更

斉藤とも子さんは1979年に芸名を現在の斉藤とも子に変更しています。デビューして3年、18歳の頃ですね。それ以前は本名の斉藤友子で活動されていました。芸名をとも子に変えた理由は占い師さんのアドバイスがあったからだそうです。

芸名を変えたせいかどうかは分かりませんが、その後も斉藤とも子さんは仕事に恵まれ、ますます活躍されました。

1979年にCDデビュー

斉藤とも子さんは1979年に『風のように』という曲でレコードデビューされました。その後も『青春プラスアルファ』、ドラマ『それゆけレッドビッキーズ』の挿入歌『私は、今…』の2枚のシングルを発表されました。

また、1979年に『ありがとうあなた』と1980年に『たけくらべ』の2枚のアルバムもリリースしています。この2枚のアルバムはどちらも2014年にCD化されています。

そして1981年、二十歳になった斉藤とも子さんは『20ANS(ヴァンタン)』というCDアルバムを発表しています。収録曲のタイトルは『 紅恋夜曲』、『合鍵』、『堕天使』等々。それまでの清純派のイメージとは少し違って、大人びた感じの曲が多いようです。

清楚で可愛らしい女優

宮本典江 (斉藤友子)

動画は1978年に日本テレビで放送された学園ドラマ『青春ド真中』で女子高生・宮本典江を演じる斉藤とも子さんです。清純で清潔感に溢れ、可愛らしいですね。この動画では悲しくて切ない表情が多いですが、清楚でありながら芯の強さを感じさせる女優です。

斉藤とも子は結婚している!

1976年にデビューしてから順調に女優の道を歩まれ、人気を博していた斉藤とも子さんですが1985年に結婚しています。結婚した相手の方やお子さんについて調べてみました。

芦屋小雁と結婚

斉藤とも子さんが結婚した相手は喜劇俳優の芦屋小雁さんです。結婚当時芦屋小雁さんは53歳でした。28歳年下の斉藤とも子さんを射止めた小雁さんは当時『熟年の星』と言われ世の男性の羨望の的でした。一方、ショックを受けた斉藤とも子さんのファンも多かったのではないでしょうか?

お二人の馴れ初めは舞台での共演だそうです。芦屋小雁さんは17年間別居状態にあった最初の奥様と離婚し、直後に斉藤とも子さんと再婚されました。交際はマスコミはもちろん仕事仲間や事務所にも秘密にされていたようで、突然の結婚発表は世間を驚かせました。

結婚報告の記者会見では、『年齢差は感じません。一生離しません』と語る小雁さんに負けじと、『どうしてもこの人と一緒に歩きたいと思いました。』とのろける斉藤とも子さんでした。

ホラー離婚した

そんなお二人でしたが8年後の1995年結婚生活にピリオドを打たれました。『ホラー離婚』と報道され、当時話題になりましたね。芦屋小雁さんはお若い頃からホラー映画やSF映画の収集をされていて、1985年当時のコレクションは500本にも及びテレビ局から貸し出しの依頼を受けるほどだったそうです。

斉藤とも子さんはこのコレクションを嫌がったので、小雁さんは大半を処分したそうです。しかし小雁さんのホラー映画熱は冷めることはなかったようです。仕事が多忙な上、帰宅しても深夜までホラー映画を見続ける日が続いたため家族とのすれ違いが多くなり、離婚に至ったそうです。

斉藤とも子さんはその後再婚していませんが芦屋小雁さんは離婚の翌年1996年に30歳年下の女優の勇家寛子さんと再婚されています。

斉藤とも子の子供は?

芦屋小雁さんとの結婚生活は8年しか続きませんでしたが、お二人の間にお子さんはいたのでしょうか?斉藤とも子さんの子供について調べてみました。

男の子と女の子

芦屋小雁さんとの結婚生活の間に斉藤とも子さんは二人のお子さんに恵まれています。男の子と女の子だそうです。年齢や氏名などの詳しい情報は公表されていませんが、お二人とも一般人として生活されているようです。

2人の子供を引き取る

芦屋小雁さんとの離婚後、斉藤とも子さんは二人のお子さんを引き取り育てられました。小雁さんと結婚していた頃は斉藤とも子さんはあまりテレビや映画に出演されていなかったようです。主婦業や子育てに専念するため、芸能活動はセーブしていたのかもしれませんね。離婚後またドラマなどに出演されています。

シングマザーとして二人のお子さんを育てるのは並大抵の苦労ではなかったと想像できますが、今ではお二人とも立派に成人されているようです。

長男は警察官

斉藤とも子さんの長男は警察官をされてるそうですが、所属部署などの情報は得られませんでした。斉藤さんの娘さんは芸能の裏方のお仕事をされているそうです。お二人が結婚されているのか、お子さんがいらっしゃるのか等も確認できていません。

斉藤とも子の現在は?

今年58歳になられた斉藤とも子さん、女優として芸能活動は続けられているようですが、他にはどのような活動をされているのでしょうか?

介護施設で働いている

斉藤とも子さんは女優業のかたわらデイサービスで介護士の仕事をなさっています。高校を2年で中退していた斉藤さんは、離婚後に大検を経て1999年に東洋大学社会福祉学科に入学、卒業後は大学院に進学されました。社会福祉士と介護福祉士の資格を取得されています。

シングルマザーになって女優の仕事と育児を両立させるだけでも大変そうですが、さらに学業と介護の仕事もされていた斉藤とも子さんはまさにスーパーウーマンですね。現在も週に2回ほど、介護の仕事をされているそうです。また、親和女子大学で客員教授もされています。

社会福祉士を目指していた

斉藤とも子さんが改めて大学で学びたいと思ったきっかけは95年に経験した阪神大震災とその直後に仕事で訪れたタイのスラム街で見た人々の生活でした。『自分は何のために生きているのか。何をやってきたのだろうか。』と考えさせられたそうです。

その時に生きていくための勉強がしたいと思うようになり、社会福祉士の仕事に興味を持ちました。小6で母を亡くした時に身近なお年寄りに助けてもらったり、巡業先で出会ったお年寄りにお世話になったこともあり、社会福祉士になればこれから出会うお年寄りの役に立つことで自分が受けた恩を返していけるのでは思ったそうです。

介護施設はわからない

現在も週2回程度デイサービスで介護の仕事をされている斉藤とも子さんですが、どちらの介護施設で働いているのかは公表されていませんので分かりませんでした。

2016年にテレビ出演

斉藤とも子さんは2016年3月25日放送のTBSテレビ『爆報!THEフライデー』あの美女は今…大追跡SPに登場しました。バラエティー番組への出演はおよそ30年ぶりだそうです。

この番組で斉藤とも子さんは芦屋小雁さんとの結婚と離婚、二人のお子さんが誕生したこと、離婚後大検を経て大学に合格したこと、デイサービスで働きながら女優の仕事を続けられたことなどを語られました。

久しぶりにテレビの画面で見る斉藤とも子さんの姿に興奮されたファンの方も多かったようです。年齢を重ねた今も可愛くて素敵ですね。

斉藤とも子の出演映画・テレビ

それでは、斉藤とも子さんの主な出演作品を見ていきましょう。数多くのテレビドラマや映画に出演し大人気の女優さんでしたが、ナレーションやインタビュアーなどのお仕事もされていました。ここでは斉藤とも子さんの出演作/番組の中から代表的なものをご紹介します。

学園ドラマで優等生役

『優等生アイドル』とあだ名が付くほど学園ドラマでの優等生役がはまっていた斉藤とも子さんですが、特に『ゆうひが丘の総理大臣』の岡田君子役の印象が強いですね。

『ゆうひが丘の総理大臣』は1978年~79年に日本テレビ系列で放送された学園ドラマで中村雅俊さんが主役を演じられました。斉藤とも子さんはこのドラマでちょっとイケイケな女子高生・藤村春子役の藤谷美和子さんと人気を二分していました。

40代・50代の方には懐かしいドラマですね。毎週水曜日を楽しみにされていた方も多かったのではないでしょうか?

若い広場『マイブック』コーナーで聞き手を務める

斉藤とも子 【 マ.イ.ブ.ッ.ク 聞き手 】 2015

斉藤とも子さんはNHK教育テレビ『若い広場』の『マイブック』というコーナーで1978年から3年間聞き手を務められました。毎回著名人をゲストに迎え愛読書を紹介してもらうという企画ですが、まだあどけなさの残る斉藤とも子さんがゲストの顔をしっかり見つめて話に聞き入る表情はとても可愛いですね。

この動画の15:52から現在(2015年放送当時)のご本人が登場されます。放送当時の裏話をされていますのでご覧になってみてください。このコーナーの斉藤とも子さんを観るだけのために『若い広場』を観ていたファンもいたようです。この番組で注目を集めた斉藤とも子さんは、後に優等生アイドルとしてブレイクしていきます。

男たちの旅路・車輪の一歩で主役を演じる

男たちの旅路 車輪の一歩 ラストシーン 山田太一脚本 1979年

『男たちの旅路 車輪の一歩』は1979年NHKで放送されたドラマです。身体障害者に対する厳しい現実を描いたこの『車輪の一歩』は『男たちの旅路』シリーズのなかでも特に評価の高かった作品です。斉藤とも子さんはこのドラマで車椅子の少女を演じられています。

斉藤とも子さんの、そしてテレビドラマ初出演だった斎藤洋介さんの名演技に日本中が涙しました。斉藤とも子さんご自身も『車輪の一歩』は特に印象に残っている作品と語っています。時代を超えた傑作との評価が高いおすすめのドラマです。

最近の出演作

ここまで斉藤とも子さんのお若いころの出演作をご紹介してきましたが、最近も映画やドラマで活躍されています。

2013年に公開された映画『永遠の0』に出演されていましたね。大ヒットしましたのでご覧になった方も多いのではないでしょうか?

2015年公開の『海難1890』ではノブ役を好演されています。あまりの老けメイクに斉藤とも子さんとは気付かなかった方もいらっしゃるでしょう。同年公開の『向日葵の丘・1983年夏』、『この国の空』にも出演されています。また2016年公開の『無伴奏』では主人公の母親役を演じられました。

斉藤とも子さんは2018年8月に放送されたNHK BSプレミアムのドラマ『花へんろ特別編 春子の人形』に出演されました。また今年の3月放送のNHK土曜ドラマ『浮世の画家』では主人公小野益次の母親を演じています。

出演の頻度は高くありませんが、コンスタントにドラマや映画に出演されています。また舞台の仕事も精力的にされているようです。

永遠の『優等生』斉藤とも子の活躍に期待!

いかがでしたか?『永遠の優等生』斉藤とも子さんについてまとめてみました。ご本人は優等生と呼ばれることに抵抗があったようですが、成績、品行が特に優れているという意味では間違いなく優等生です。

なりたいと思って女優になれただけでも凄いことですが、33歳でシングルマザーになってから社会福祉士というなりたい職業に出会い、実現された斉藤とも子さんの姿に励まされる女性も多いでしょう。

これからも社会福祉のお仕事と芸能活動を両立させて、素敵な演技を見せていただきたいですね。

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