2023/12/22
k_nanamru
まずは、キャットアイ症候群がどういった病気なのかについて迫ってみましょう。キャットアイ症候群の原因や症状、そして日本にもキャットアイ症候群の方はいるのかについて紹介していきます。
まずはキャットアイ症候群について知っておくのがポイントです。
なぜキャットアイ症候群と呼ぶのかというと、見た目がネコ科の動物のように見えるようになることが挙げられます。この病気は認知度が高くなく、日本においては猫の目症候群と呼ばれています。
キャットアイ症候群で猫の目のようになるのは、目の虹彩が欠損するのが原因となっています。通常であれば眼球が作られる過程において、最後に下方が閉じるのがポイントです。しかし、その形成が足りずに目の下の方が欠損してしまい、普通とは異なる形の目となってしまいます。
それだけでなく、口唇口蓋裂という症状も起きるのがキャットアイ症候群の特徴です。これは口唇もしくは口蓋の塞がりが完全ではなく生まれてきたことから、唇が離れている口唇裂になる上に、口蓋が分かれて口腔と鼻腔が繋がってしまう口蓋裂となります。
日本においてキャットアイ症候群の事例があるのかが気になるところです。しかし、現在はネット上において日本でのキャットアイ症候群の例は確認できません。とても珍しい病気であることが分かります。
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キャットアイ症候群でありモデルとして活躍している、Caitin Stickelsをご存知でしょうか。キャットアイ症候群であるCaitin Stickelsがどういった人でありどの様なきっかけでモデルになったのかなどについて、探ります。
Caitin Stickelsは、自身でインスタグラムに写真を投稿していましたが、Nick Knightという有名なフォトグラファーに見いだされて、「共に何かを作らないか」とオファーを受けました。
Caitin StickelsはNick Knightに撮影してもらい、『Vマガジン』というファッション雑誌において特集までも組まれました。そして色々なメディアで『常識を壊した』などと称賛を浴び、有名になっていったのです。
Caitin Stickelsは、今でもインスタグラム内でフォトグラファーの数々と関わっています。
『Vマガジン』に掲載された際には、Caitin Stickelsはコメントを残しています。Nick Knightと<Show Stusio>でライブストリームをしつつ『Vマガジン』の撮影をしたのは、夢に見ることすらなかったくらいに“ないだろう”と思っていたと語ったのです。
そして、彼女は自身がモデルになるということとか、ファッション業界に少しでも関わるなど一度たりとも考えなかったということも話しています。ファッション業界のことは、いつでも遠くから憧れを抱いていただけでした。
それでも、ファッションや写真、アートの面から自分を表現してはいたのです。Nick Knightとのコラボレーションは、自身の人生にとって一番感動する経験であると、Caitin Stickelsは語っています。
Caitin Stickelsの撮影したモデルとしての幻想的な写真を10個見ていきます。キャットアイ症候群であっても、堂々としたその美しさは目を惹くものがあるのです。それもあり、Nick Knightはコラボレーションを彼女に持ち掛けたのかもしれません。
Caitin Stickelsの美しさを、十分見てみてください。
背景はグレーですが、Caitin Stickelsの髪色や衣装に使われている赤、そしてほわっとしたピンクが映えて綺麗です。ポーズも躍動感を感じます。身体に描かれた模様は、実際に入れているタトゥーなのかも気になるところです。
鮮やかなピンクのネグリジェのような衣装が、とってもキュートです。女性らしさがより引き立つと考えられます。やっぱり女性にはピンクが合うと感じられるでしょう。
頭に花やチョウチョのモチーフを付けているのが可愛らしくて華やかさを添えています。Caitin Stickelsのヘアスタイルも、オンザの揃った前髪も可愛さを引き出しているでしょう。ヘアカラーのワインレッドも似合っていてオシャレです。
マーガレットと思われる花畑にポージングをして佇むCaitin Stickelsです。キラキラと光るゴールドのドレスが、彼女により一層華やかさを添えています。
何気なく目を閉じながら口元に手を当てているCaitin Stickelsですが、幻想的に見えるのが不思議です。
うさぎと共に横たわるCaitin Stickelsです。こちらに視線を向けていますが、何かを言いたげにも見えるでしょう。彼女が一体何を感じているのかを想像してみるのもいいかもしれません。
ややダークな印象の写真となっています。ヘアがブルーになっていますが、これはウィッグかと思われます。肌に描かれた模様のカラーとマッチしているでしょう。こうした暗めの印象となるCaitin Stickelsの写真も素敵です。
こちらの写真は、CDのジャケットにしても良いかもしれません。黒の分量が多い写真ですが、Caitin Stickelsのヘアカラーの赤とぼんやりとしたピンクが映えるでしょう。秀逸な写真であると考えられます。
ワインカラーの花が、ヘアカラーとマッチしています。身体に描かれているデザインは、どの写真にも見受けられるので、Caitin Stickelsがタトゥーを入れているのかもしれません。腕などもより華やかに見えるでしょう。
モノクロの写真でもCaitin Stickelsの女性らしさが際立ちます。衣装のドレスは女っぽいですが躍動感もあり面白い1枚かもしれません。
病気を抱えていても、前向きに堂々と人前で活躍をしている方もいます。自分の病気に臆することなく輝く人達を見ていきましょう。
Madeline Stuartは、ダウン症ですがファッションモデルとして活躍しています。デビューは2015年であり、ファッションショーにもこれまで60以上出演しているのです。ダウン症だけでなく先天性心疾患も患っていますが、自らモデルをやりたいと希望し努力を重ねたことと周囲の強力もあり、夢を叶え今も邁進しています。
Winnie Harlowは皮膚の病である『尋常性白斑』を患っていますが、ファッションモデルをしています。『尋常性白斑』は皮膚の一部の色素が落ちてしまう病気であり、肌がまだらになることがあるのです。
Winnie Harlowはこの病気が原因でいじめられた過去を抱えていて、幼いながらに自殺まで考えたほどだったとしています。しかし、この個性が注目されオーディションに合格しモデルとして活躍しているのです。
今では、世界で最も美しいまだら肌であると称賛されるほどとなっています。
Kenny George Bakerは、ジョージ・ルーカス監督の『スターウォーズ』シリーズにおいてR2-D2役を演じていた俳優です。彼は身長が著しく低い小人症という病気でした。しかし、ジョージ・ルーカス監督がKenny George Bakerを見てR2-D2役に抜擢したのです。
Kenny George Bakerは2016年8月13日に81歳で呼吸器系の疾患により死去しています。
Peter Mayhewは、巨人症を患っている俳優です。彼の身長は2メートル20センチとなっていました。Peter Mayhewもスターウォーズに出演していて、ジョージ・ルーカス監督は彼も一目でチューバッカ役に起用したとされています。
栗原類はイギリスと日本のハーフであり、ネガティブ過ぎるイケメンとして話題となりました。身長が181センチありモデルとして活躍しています。テレビに出演したりもしていましたが、現在では舞台演劇を主として役者としても活動をしているのです。
キャットアイ症候群は、22番染色体異常が原因とされています。そして顔が猫のようになり虹彩の欠損や口唇口蓋裂といった症状が現れます。キャットアイ症候群は珍しい病気であり、日本では報告がありません。
キャットアイ症候群のCaitin Stickelsはモデルとして活躍しており、その他にも様々な病に負けずに活躍をしている方がいるのです。病気も個性として捉えられれば、幸せなのではないでしょうか。
自信を持ちやりたいことができるようになるのが大事です。
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キャットアイ症候群は先天性の病気であり、染色体異常からきているとされています。この病気はシュミット-フラッカーロ症候群という名称でもあります。キャットアイ症候群は22番染色体の異常が主な原因です。生まれた時から22番目の染色体に異常があると、目や頭蓋顔面奇形、四肢奇形等の症状が起きる可能性があります。