木村良平さんの結婚相手がバラされた事件の真相は?子供がいるのかも解説
2023/12/28
大今里
大阪府箕面市で起きた、幼児暴行死事件をご存知でしょうか。この記事においては、当事件の概要や背景、犯人とされる松本匠吾らについて迫っていきます。この事件について知ることで、この様なことが今後起きないようになれば幸いです。
まずは、松本匠吾らの起こした虐待死事件の概要について見ていきましょう。一体どうして、そしてどの様にしてその惨劇は起こってしまったのでしょうか。事件の顛末を確認していきたいと思います。
事件のことを知らなかったという方も、詳細を知り同じ様な悲劇が起きないように心に留めておいてください。
部屋には歩夢ちゃんの弟もいましたが、この弟にも全身に殴られたあざがありました。しかし、命を脅かすほどではなかったのです。兄である歩夢ちゃんの身体には50か所以上にも上るあざが発見されていて、犯人らとの同居をするようになった2017年11月頃から、暴力を普段から受けるようになったとされています。
母親以外の2人は、事件後部屋から逃げましたが交番に出頭して殺人容疑で逮捕となっています。
続いては、容疑者達の素性などについてご紹介していきます。情報等が多くはありませんが、容疑者である松本匠吾やその内縁の妻とされる被害者・歩夢ちゃんの母、そして同居人の男について伝えます。
松本匠吾は歩夢ちゃんの母親の内縁の夫とされています。事件当時24歳であり、無職でした。2017年11月より歩夢ちゃんの母親ともう一人の逮捕された男と同居するようになっています。
Facebookが特定されており、無職とされているもののとび職をしていたという話もあります。また、松本匠吾は奈良県奈良市の出身とされています。今回の事件に関しては、『しつけのつもりでやった』と言っています。
筒井歩夢ちゃんの母親は筒井麻衣といい、事件当時26歳でした。当事件では『今回は殴っていない』と本人は容疑を否認していますが、自らの目の前で歩夢ちゃんが殴られるのを、傍観していたということになるでしょう。
それに、日常的な暴力はあったものと推測されます。それは、本人が"今回は"と言ったからです。
松本匠吾と共に事件後に部屋から逃げたのが、大倉敏弥です。事件時は20歳であり、無職でした。さほど詳細は明らかになってはいないのですが、大倉敏弥もFacebookのアカウントは発覚していて、奈良県出身であるとされています。
物音や声などが燃え聞こえることで、近隣の方が虐待に気付いて児童相談所に通報するケースも多くあるでしょう。今回の事件の場合も例にもれず、以前から数回にわたり歩夢ちゃんの虐待の件で通報があったのです。
その詳細について、迫っていきます。
筒井歩夢ちゃんの母親である筒井麻衣は、2016年の5月から6月頃は池田市に住んでいて、その頃にネグレクトの疑いにより2回ほど児童相談所に通報されています。その際には歩夢ちゃんらは一時保護をされましたが、親族が支えてくれるとのことで筒井麻衣のところに帰っているのです。
また、箕面市に転居した後の2017年1月にも”子供の泣き声や母親の怒る声が聞こえる”との通報があり、児童相談所の職員が自宅を訪問しています。しかし、ある程度は改善されていると判断しそれ以降の対応に関しては、箕面市に任せたのでした。
それだけに留まらず、2017年5月には兄弟は保育所に入所していますが、7月になると保育所側が歩夢ちゃんらが風呂に入っておらずにさほど着替えもしていないと気づきます。それから家庭訪問をするようになったとされています。
さらに11月の中頃には兄弟が通ってこなくなり、12月上旬に児童相談所の職員が面会したところ歩夢ちゃんの弟の頬にはあざがあり、これには階段から落ちたのだと説明していました。
事件があったなら、当然ながら捜査が行われます。ここでは、当事件が起こった後の捜査や容疑者達の刑罰等について紹介します。
当事件においては、松本匠吾らは普段より行き過ぎてしまったとしていて、死ぬ可能性はあると理解はしていました。ただ、そう理解していながら止められなかった点については、疑問が残ります。
殺人容疑での逮捕ではあったものの、大阪地検では事件のいきさつでは殺意があったのかを裏付けられないとし、傷害致死罪での起訴になっています。殺人罪の刑罰だと死刑もしくは5年以上の懲役でありこれには無期懲役も含むのです。
傷害致死罪では3年以上の懲役となるでしょう。無期はなく有期であるのが必須です。
今回の事件に関しては、松本匠吾らの供述からは殺意を証拠立てられないと判断されたものと見られます。殺人罪は、殺意が明確でなければ適用されないのです。歩夢ちゃんが命を落とすことなく救えなかったことが、無念でなりません。
筒井歩夢ちゃんが虐待によって亡くなった当事件に関して、世間ではどの様に感じているのでしょうか。あまりにもいたましすぎる、この事件について皆さんが思ったこととは何だったのかに迫ります。
世間やネットの声では、『児童相談所が何をしているのだ』や『仕事をしていない』といった声があがっています。確かに、児童相談所ももっと危機を持って対応できたのではないかと思われます。
また、『こういう事件を起こす人間は、見た目が皆似たり寄ったりの気がする』とする声もあります。そして『子供を殴りたいという気になるのが理解できない』という方もいます。これが通常の感情ではないでしょうか。
容疑者らの刑罰については、「こうした事件が、『殺意はなかった』として刑が軽くなることがある。子供を虐待死させるなどは、通常の殺人よりも刑を重くすべきではないか」とする声もあります。
この声の理由としては、「小さな子供は親に何をされたとしても、逃げることはできないから」としています。子供にとっては、例え虐待を受けていたとしても頼れるのは両親しかいないのです。
酷い目に遭っていたとしても、きっと大好きで慕っていたのかもしれません。また、過激かもしれませんが「こうした犯罪者に関しては、同じ目に遭わせることをずっと続けていけば良い」という方もいるほどです。
まだ20代前半だった松本匠吾は、虐待死事件を起こしてしまいました。被害者である筒井歩夢ちゃんが自分の子供ではないとはいえ、同居する幼い子に対して暴行を加えるなど、本来ならあってはならないことです。
なぜ死に追いやってしまうほどに、暴行をしてしまったのか理解に苦しみます。なぜ、ここまでエスカレートするまでに歩夢ちゃんの命を救えなかったのかと思うと、悔やまれます。一度保護をされた時点で、親元に返すべきではなかったのではないでしょうか。
こうした事件が、今後2度と起こらないことを望みます。
この記事に関する記事
Copyright© 運営事務局
2017年のクリスマスに、大阪府箕面市に住む筒井歩夢ちゃん(当時4歳)が死亡するという、悲しい事件で母親など3名が殺人の罪で逮捕されていたのが、傷害致死に切り替えて起訴されました。
このクリスマスに起きた悲劇は、24日の夕食で歩夢ちゃんが食事を零したことに立腹したことで、暴行が開始されたのです。この暴行は8時間もの間、引っ切り無しに続いたとされています。
母親以外の2名がずっと殴っていると、歩夢ちゃんは呼吸停止となります。すると、母親は110番に通報をしつつも2人を逃がすという、驚愕の行動をとったのでした。それから歩夢ちゃんは救急車で病院に救急搬送されますが、腹腔内出血において死亡が確認されています。