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    【悲報】青春の味「さらしぼ」が生産終了!その理由や再販の予定は?

    ダイドードリンコのオレンジジュース、さらっとしぼったオレンジ=通称「さらしぼ」が惜しまれつつも生産終了に!人気のロングセラー商品に一体何があったのか?「さらしぼ」生産終了の理由は?今後再販の予定はあるの?など気になる疑問を調べてまとめてみました。

    あの青春の味「さらしぼ」が生産終了!人気商品に一体何が?

    ダイドードリンコのオレンジジュース、さらっとしぼったオレンジ=通称「さらしぼ」が惜しまれつつも生産終了となりました。人気のあるロングセラー商品に一体何があったのか?「さらしぼ」の誕生~生産終了までをご紹介していきます。

    「さらしぼ」ってどんな飲み物?

    まずはじめに、「さらしぼ」って何?どんな飲み物なの~?

    「さらしぼ」の歴史についてご紹介したいと思います。

    「さらしぼ」とは?

    商品名 :さらっとしぼったオレンジ
    販売開始:1996年
    生産終了:2018年
    販売会社:ダイドードリンコ
    種類  :清涼飲料水
    容量  :490g

    「さらしぼ」=”さらっとしぼったオレンジ”は”ダイドードリンコ”の自動販売機を中心に販売されていた清涼飲料水です。果汁10%でオレンジ果実の房を細かくしたオレンジパルプと天然水を使用して作られていました。

    パッケージは清涼感とすっきり感を表現するため、ホワイト・ブルー・オレンジの色がデザインされ使用されており、中高生を中心に発売以来20年以上の間、安定した人気を保ち続けていたため青春の味として定着していたようです。

    「さらしぼ」オレンジだけでない!

    「さらしぼ」といえば=オレンジ味!というイメージですが、今回調べていると過去のラインナップに”すりりんご味”が存在していたことがわかりました。

    「さらしぼ」すりりんご味

    商品名 :さらっとしぼったすりりんご
    販売開始:2015年
    生産終了:不明
    販売会社:ダイドードリンコ
    種類  :清涼飲料水
    容量  :275g

    ”すりりんご味”は果汁30%使用、ふじりんごの濃厚な蜜の香りをイメージしておりオレンジ味より本格的な味を再現してるのだとか。商品規格もオレンジ味と違いロング缶ではなく容量は275gで販売されています。

    ”すりりんご味”が登場したのは2015年ですが、製造販売元のダイドードリンコの商品ラインナップに載っていないため、こちらもすでに生産終了していると思われます。

    「さらしぼ」の製造会社ダイドードリンコって?

    「さらしぼ」を製造・販売していた会社ダイドードリンコについて、どんな会社なのか?他にどんな製品があるの?など調べてまとめてみました。

    ダイドードリンコの歴史

    会社名:ダイドードリンコ株式会社
    設立 :1975年1月→現在の新体制は2016年2月
    本社 :大阪府大阪市
    業種 :食料品

    1975年当時は奈良県に本社があった。元々の母体会社、大同薬品工業から清涼飲料部門を切り離し「ダイドー株式会社」として設立した。

    「ダイドー」は前身の大同薬品工業の“大同”をカタカナ表記したもの。英文字表記は「Dynamic(ダイナミック)」と「Do(ドゥ)」の意味で「DyDo」。「ドリンコ」は造語で、英語の「Drink(ドリンク)」と“仲間や会社”を意味する「Company(カンパニー)」を合わせたものだという。

    ダイドードリンコの清涼飲料の販売シェア

    ”業界動向サーチ”で調査された、清涼飲料の販売シェアの順位はコカ・コーラ、サントリー、 アサヒ飲料、 伊藤園、キリンビバレッジに次ぐ6位となっており、ダイドードリンコのシェアは3.1%でした。

    ちなみに、ダイドードリンコの品揃えの主力商品はコーヒーで、商品ラインナップの割合で内50%以上を占めているようです。他の大手飲料メーカーと呼ばれる会社は20%程度となっており、ダイドードリンコはコーヒーに力を入れていることがうかがえます。

    確かに、ダイドーの自販機にはコーヒーのラインナップが多いイメージがありますね。

    ダイドードリンコの商品は主に自販機で販売されている

    ダイドードリンコの商品は主に自販機で販売されているようです。その割合は80%以上になるのだとか。ちなみに他の大手飲料メーカーと呼ばれる会社は30%程度となっており、自販機に集中していることがわかります。

    確かに、言われてみればダイドードリンコの商品は自販機で買うイメージが強いように思います。
    「さらしぼ」も自販機で手軽に手に入るというところに人気があったのでしょうか。

    ダイドードリンコは自販機にポイントカードを導入している

    ダイドードリンコは1998年からポイントカード自販機の設置開始しています。

    CLUBDYDO(クラブダイドー)という専用のポイントカードがあり、商品を1個購入につき1ポイントが加算される仕組みで、50ポイント以上を貯めたカードを事務局に郵送すると、ポイント数に応じた希望の景品をもらうことができるシステムのようです。

    ポイントカードの自販機はご存知の方も多いと思いますが、20年以上も前から導入されているとは驚きですね。

    ダイドードリンコの自販機は面白い!

    「さらしぼ」の製造・販売していたダイドードリンコの自販機への取り組みは、他の大手飲料メーカーと呼ばれる会社と比較してもユニークなものが多い気がします。

    先ほどご紹介したポイントカード自販機以外にも、”スロットマシーンが搭載された当たり付きの自販機”や商品を購入してから取り出すまでの間、”おしゃべりする機能が付いている自販機”などもあり、商品を購入したお客さんを楽しませる工夫がされています。

    また最近では、自販機脇に「無料レンタル傘」を取り付け無料で貸し出すサービスもスタートし、設置を全国に順次拡大しているのだとか。自販機に傘とはありそうでなかった便利なコラボですね。

    「さらしぼ」生産終了の理由は?再販はあるの?

    さて、「さらしぼ」ってどんな飲み物?~「さらしぼ」の製造・販売をしていたダイドードリンコについてご紹介しましたが次は「さらしぼ」はどうして生産終了となってしまったのか?についてをまとめてみました。

    「さらしぼ」生産終了は自販機ビジネスが故の苦渋の選択

    「さらしぼ」の生産終了の理由についてとある取材で、ダイドードリンコの広報担当者が答えていたようです。

    さらっとしぼったオレンジはロングセラーなので売り上げは安定してたが、自販機では新商品が目を引きやすいという特性があるため、自動販売機のラインアップ全体の売り上げを考えたときに、売り上げ拡大の余地が少ない「さらっとしぼったオレンジ」が漏れ、苦渋の選択となってしまったとのこと。

    ダイドードリンコは自販機での商品販売が全体の80%ほどを占めている自販機ビジネスが故の苦渋の選択だったことがうかがえますね。

    「さらしぼ」の再販はネットの反響次第かも

    「さらしぼ」の再販について問われた広報担当者がお話された内容によると・・・

    まずは、インターネット上で寄せられた反響を適切に社内で共有させていただきますとのことだった。
    今後の反響次第でもしかしたら、「さらしぼ」が再販されることもあるかもしれませんね。

    「さらしぼ」ファンが買い溜め?

    「さらしぼ」の生産終了が決まった後、「さらしぼ」を買い溜めする人が急増!またメルカリやヤフオク!で通常の倍以上の高値で取引されることも!

    「さらしぼ」の買い溜めで自販機のはしごをする人が続出

    「さらしぼ」は予告なしの生産終了となったため、「さらしぼ」を求めてダイドーの自販機をいくつもはしごをして買い求める人のが続出したのだとか。SNS上では10本以上の「さらしぼ」を並べた写真がアップしたいた人も。

    中には、買い溜めしたのは良いがもったいなくて手が付けられないという人も見かけました。「さらしぼ」はこんなにもファンに愛されていたのですね。

    「さらしぼ」にメルカリで高額な値段が

    「さらしぼ」の買い溜めする人の中には転売が目的という人も!「さらしぼ」の希望小売価格は税込124円なのに対し、1缶あたり500円以上の値段で売買されていることがわかりました。

    この転売が話題となり、こうした動きについて広報担当者は・・・

    把握はしています、転売目的の買い占めが起きることは本意ではありません。私どもとしては、1人でも多くのお客様に、最後まで適正な価格で「さらっとしぼったオレンジ」を楽しんでもらいたいと思っていますと答えたという。

    「さらしぼ」の再販に期待!

    今回、「さらしぼ」について調べた結果・・・”さらしぼ青春の味!”そう話す人が多いことに気づきました。そんな人々の思い出がたくさん詰まった素敵なオレンジジュース。ネットでの反響も多く再販を望む声もたくさん見られました。

    『インターネット上で寄せられた反響を適切に社内で共有…』そうお話された広報担当者の方の言葉に「さらしぼ」の今後の再販を期待したいですね。

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