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2023/12/28
大今里
本田圭佑というと、日本代表を長く牽引してきたサッカーのカリスマです。2018年現在も選手としてや様々に活躍しています。そんな彼には、バセドウ病ではないかという噂がまことしやかに囁かれていました。
そこで今回は、本田圭佑がどういった選手なのかをご紹介しつつバセドウ病がどの様な病気であるのか、本当に本田圭佑はバセドウ病なのかに関して考えていきます。
まずは、本田圭佑がどういった人なのかについてご紹介いたします。ご本人への理解を深めた上で、バセドウ病との関係について探っていきましょう。
2018年現在は、オーストラリアのメルボルンが本拠地の、ビクトリーFCで活躍しています。指導者としては、大阪に2012年に『SOLTILO FAMILIA』というサッカースクールを開校したりしています。
そして、2018年には何とカンボジアの代表監督に就任しました。
本田圭佑が患っていると噂された、バセドウ病がどういった病なのかについて、ここでお伝えいたします。概要や症状を見ていきましょう。
バセドウ病は、甲状腺機能亢進症という甲状腺ホルモンが作られ過ぎる状態となる病気を言います。女性に多いのが特徴であり、本田圭佑のような男性が罹患する比率は、男性1人につき女性が5人から6人となっています。
甲状腺に関する病気としては、割と男性が罹る比率が高いです。そして多くが20代から50代で発症していて、特に30代から40代の方に多くなっています。この病気を研究したカール・フォン・バセドウというドイツ人医師にちなみ名付けられました。
バセドウ病では、甲状腺腫や眼球突出、頻脈といった症状が主として現れます。3種類全て現れる方もいれば、そうではない方もいます。甲状腺腫は甲状腺が腫れる症状であり、『びまん性甲状腺腫』という甲状腺が全体的に腫れるのが特徴です。
また眼球突出は、目の症状であり目が飛び出すものとなっていて、バセドウ病では良くみられます。それに甲状腺ホルモンが多くなっている状態であれば、新陳代謝がかなり高くなってしまい、食欲がより増したり多汗、体重が減少するといった症状が見られる可能性があります。
内臓も活発に動くようになり、頻脈や軟便、下痢といった便通に関する異常も現れるでしょう。それ以外には、手足が震えたり怠さなども出てくるかもしれません。
病気について知る上で、原因や治療法を把握しておくことは大事です。バセドウ病にどうして罹ってしまうのかや、どの様にして治療が行われるのかについて迫ってみましょう。
バセドウ病というのは、様々な要因が絡んで発症するものとされています。バセドウ病を患っている方の中で15%はご家族に同じ病気の方がいるのです。そうしたことから、遺伝での要素も考えられるでしょう。
ところがそれだけではなく、出産など体調の変化が機になったりと遺伝が要因ではないケースもあります。
バセドウ病の治療にはまず、抗甲状腺薬が挙げられます。これは甲状腺ホルモンが合成されるのを抑える薬です。その種類は、メルカゾールかチウラジールもしくはプロパジールの2種類になります。チウラジールとプロパジールは成分が同様なのです。
病状次第で適した量の薬を服薬して、大体1か月から3か月ほどで甲状腺ホルモンが正常の値となれば、症状も収まってきて生活も元通りになるでしょう。定期的に甲状腺ホルモン値を測って、状態を見極めてそれに見合った薬を飲んでいくことがカギとなります。
内服での治療は短くても2年ほどを要し、もっとかかる可能性もあります。
食べ物に含まれるヨウ素は、甲状腺にまとまり甲状腺ホルモンを作る元として使われます。アイソトープも甲状腺ホルモンにまとまる特徴を持っていて、このまとまったヨウ素は放射線の力により甲状腺細胞を減少させて、甲状腺ホルモンが作られる数自体を減らすのです。
放射性ヨウ素のカプセルを飲み、大体2か月から6か月後には甲状腺ホルモンが少なくなり、甲状腺ホルモンが分泌される量も抑えられていくでしょう。治療による効果に関してはその人によって異なります。治療をしてから甲状腺機能が正常化し、放射性ヨウ素での治療が必要なくなる方もいます。
低下症となって甲状腺ホルモンの薬を飲み続けなくてはいけないケースもあるのです。治療の前や後にはヨウ素の制限をしなくてはならず、抗甲状腺薬もしくはヨウ素薬をストップさせることも大事になります。
バセドウ病の治療法には、手術をする手段もあります。甲状腺ホルモンを分泌しすぎている甲状腺組織を、外科の施術により切除して、甲状腺ホルモンの分泌が過剰になっているのを、改善させるのが目的です。
前であれば、僅かに甲状腺ホルモンを残す"亜全摘術"が行われていたものの、甲状腺機能亢進症を再び発症してしまう可能性が高いので、甲状腺組織を残さない全摘手術を行う病院があります。
手術の次の日から甲状腺ホルモンを下げられる抗甲状腺薬を中止できますが、手術をしたら甲状腺ホルモン薬を飲まなければいけません。甲状腺ホルモン薬というのは、副作用が現れるのも考えにくくて飲む量が安定すれば長く処方してもらえます。
ここでは、本田圭佑がなぜバセドウ病であると言われたのか、その理由について考えていきます。謎を解き明かしましょう。
本田圭佑は、過去にレーシック手術という目の手術を受けたという報道がありました。その手術は失敗したとの見方もあります。それは、眼球が突出しているように見えるようになったからです。
しかし実際には、レーシックの失敗ではないともされています。バセドウ病ではないのかという噂も持ち上がったのです。以前であれば、サッカーの試合での走行距離は通常と変わりませんでした。
しかし、試合で走っていないと言われたりもしました。バセドウ病は疲れやすくなることや1日動悸を感じるような病気のため、スポーツをするのは困難であるとされています。本田圭佑が走らないというのも、そうした理由からでもありバセドウ病ではないかと言われるのです。
また、本田圭佑の首にバセドウ病の手術を受けた方に見られる、手術痕があったことも彼がバセドウ病ではないかと言われる原因でしょう。上記していますが、バセドウ病では甲状腺ホルモンを再生させる細胞を切除する手術法があります。
この手術では首の下方に痕が残るのです。なので、『もしかしたら』と思われる方もいるのかもしれません。
本田圭佑は、首の手術痕について記者に聞かれたことがありました。その際には『何でもない』と流していて、何の病気なのかやいつ手術したのかは語っていません。それに、本人も病気について何も公表したりしていませんし、これからも語られることはないのではないでしょうか。
ただ、バセドウ病である可能性はないとは言い切れないということです。
バセドウ病とは、スポーツ選手が患うとそのスポーツをしていくのも困難なものです。本田圭佑は、以前よりも幾らか眼球突出が見られたりバセドウ病の手術痕のようなものが首にあったことから、バセドウ病ではないかと言われていました。
それでも、ご本人は病気について語っていませんし、バセドウ病なのかどうかははっきりとしていないのです。これからも、本田圭佑選手の動向に要注目です。
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本田圭佑は、2018年で32歳になるサッカー選手です。大阪府摂津市の出身であり、幼い頃は摂津FCでプレーを磨いていました。1999年から2001年まではガンバ大阪のユースでプレーをして、高校は石川県の星稜高校へと進学しました。
高校3年生の頃には、サッカー選手権大会において石川県の高校として初めてベスト4入りしています。高校を卒業後には、名古屋グランパスエイトでプロ生活をスタートさせました。
それから2008年にはオランダのVVVフェンローに移籍し、2010年からはCSKAモスクワでプレーしました。そして、2013年にイタリア・セリエAのACミランに移籍、2017年にはメキシコのCFパチューカへと移籍しています。日本代表としては2008年にデビューしています。