2024/02/16
r.y6
ブリーチの草鹿やちるの正体について、ブリーチファンの間で様々な憶測が飛び交っています。
やちるとは一体何者なのか、その正体は?最後は死んだのか?やちるの正体に関するある興味深い伏線と共に調査してみました。
草鹿やちるといえば、ピンクのショートカットで幼い容姿、無邪気で人懐っこいキャラクターでブリーチに登場する死神の中でも人気のキャラクターです。
十一番隊隊長の更木剣八の肩にいつもちょこんと乗っており、戦っているところは描かれていませんでした。
更木剣八との出会い以外は、彼女についてあまり詳しくは語られておらず、ブリーチきっての何者!?というキャラなのです。
そんな草鹿やちるの正体について、ブリーチファンの間では物議を醸しており、様々な憶測が飛び交っています。
また、最後は死んだのかどうかについても議論が交わされています。
草鹿やちるとは、一体何者なのか、最後は死んだのか生きているのか、ブリーチを読み返して伏線など調査してみました。
二人の出会いは、まだ更木剣八が名前を持たない流人として流魂街を歩いている時でした。女の子が殺されそうになっていたので、周りにいた男たちを更木剣八が皆殺しにした時です。
どこから来たのか問う剣八を怖がることなく、近寄ってきて血で真っ赤に染まった剣八の刀に触ったのがやちるでした。その刀に触っていることに伏線があります。
特別な状況で出会った二人。
お互い孤独な存在であったこともあって、お互いに親愛の情を持つようになります。
そして、実はこの出会いのシーンに、やちるの正体が分かる伏線があるようです。
ブリーチ第576話で、ついに剣八の斬魄刀の名前が判明します。
その名は野晒(のざらし)です。
その名前が判明した時に、ブリーチの作中では剣八とやちるの出会いのシーンが描かれ、互いに名前がないというエピソードが強調されます。
ブリーチ第668話で、行方不明になっていたやちるが再び姿を現します。
聖十字騎士団の一人、ジェラルド・ヴァルキリーに苦戦し倒れた剣八の目の前にやちるが現れます。
驚く剣八にやちるはこう言います。
「剣ちゃんがあたしをちゃんと使えば、斬れない奴なんかいないんだから。」
そして、やちるが剣八の手を握ると霊圧が流れ込んでいきます。
「お前ェ今何をした?力が・・・」と驚く剣八に、やちるが言います。
「その力の名前はね、卍解だよ。」やちるの目には野晒のシルエットが映っています。
実は、剣八は卍解ができないので、日本刀の形状のまま戦うという、隊長の中でも異例な存在でした。
剣八が刀の名前を知り、始解と共に姿を消し、卍解の力を与えるために再び姿を現したやちる。
ということは、やちるの正体は?
以上のことから、やちるの正体はどうやら「剣八の斬魄刀が具象化したもの」と結論付けることができそうです。
根拠は他にもあります。
卍解した剣八は、凄まじい力でジェラルドを一刀両断します。
その際に、腕が裂けてしまった剣八に、やちるが「ごめん剣ちゃん、剣ちゃんの力、解放しすぎちゃった」と言います。
これはやちると剣八が斬魄刀と死神の関係だからこそのセリフではないかと思われます。
伏線から考えると、おそらくやちるは剣八が呼ぶ名前によって、その姿を変えているのではないでしょうか。
つまり、二人が出会った時は、やちるは名前がない=持ち主のいない斬魄刀が具象化した姿で、野晒と名前を呼ばれたことで本来の斬魄刀の姿に戻った。
だから姿を消したように描かれた、そう考えることはできないでしょうか。
やちるが野晒の姿を見たときに剣八との出会いがリフレイン(伏線)している描写も納得ができます。
おそらくブリーチ作者は、本当の名前を呼ばれたことで、やちるが自分が斬魄刀だったことを思い出したということを伏線を含めて描きたかったのではないでしょうか。
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