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2023/12/28
大今里
めがねは2007年に公開された日本映画です。
この映画、とにかく登場人物が全員めがねをかけています。めがねをかけることに何か意味があるのか調べてみましたが映画のタイトルめがねにこれといった特別な意味はなく、タイトル決定後に登場人物にめがねをかけさせることにしたそうです。
でも実際の“メガネ”というものは目の屈折異常を補正したり、目を保護したり、着飾ったりするためにつけるものですから映画の内容的にも関係するのでは…と思わされます。
「私も普段、めがねですが、小林さんもめがねでプロデューサーもめがね。打ち合わせをするたびにみんなめがねで、これは『めがね』かな、と」(完成試写会における荻上監督の談話)
めがね 予告編
都会から島にやってきた女性タエコ:小林聡美
島の高校教師ハルナ:市川実日子
タエコを追ってきた青年ヨモギ:加瀬亮
島の宿“ハマダ”の主人ユージ:光石研
不思議なかき氷おばさんサクラ:もたいまさこ
宿マリンパレスの女性主人森下:薬師丸ひろ子
犬のコージ:ケン
監督・脚本:荻上直子
都会から南の島にやってきた一人の女性タエコ。分かりにくい地図を片手に浜辺の宿ハマダにたどり着き、宿の主人ユージに「ここで暮らす才能がある」と言われとまどいます。
地図はユージの描いたもので、迷わず宿までたどり着いた人として3年ぶりだったのです。
ユージは、夕食はみんなで外で弁当を食べようとタエコを誘いますが、彼女は一人で食事がしたかったので断ります。タエコは夕食に食べる物がないので、しかたなく庭でバナナを食べます。
翌朝、タエコが部屋で目を覚ますと正座した女性がタエコを見ているので驚きます。タエコはかなり戸惑い、二度寝をします。
目を覚まし散歩に出掛けると、海辺でさっきの女性サクラと子供達、ユージが不思議な体操をしています。「メルシー体操」なるものだと教えられ、タエコも誘われますがまたもや断ります。
海辺では小さな小屋でサクラが店を開いており、タエコは飲み物を買いたいと思いましたが、ハルナにかき氷以外のメニューは無いと教えられます。タエコはかき氷が苦手だったのでサクラにかき氷を勧められても食べませんでした。
夕暮れ時、タエコが編み物をしていうとサクラが来て、黄昏中にに邪魔して悪いが夕飯の時間だと言います。タエコは黄昏ているつもりはなかったので気まずく感じます。
干渉されたくないタエコは後で食べるとサクラの誘いを断りますが、お腹が空いて宿へ戻ると庭ではサクラとユージとハルナがバーベキューをしています。皆で“黄昏ること”について語ります。タエコはハルナにこの町に何をしに来たのか聞かれ返答に困ります。
翌朝、タエコはまた昨日と同じようにサクラに起こされ、何かと干渉してくる人達に我慢ならなくなります。朝食も食べずタエコは別の宿に移動することを決めます。
タエコが次に移った宿、マリンパレスでは朝から畑仕事、夜には勉強会を行うことが決まっており、ついていけないと感じたタエコは宿を飛び出します。スーツケースを引きずりながら長い砂利道をひたすら歩き、空腹と疲労でスーツケースの上に座り込んでいると、サクラが自転車に乗って迎えに来てくれます。タエコはスーツケースをそのまま道に置いて後にし、小さな鞄を持って自転車の荷台に座りハマダに戻ります。
翌日、ハマダにタエコのことを先生と呼ぶ一人の青年(ヨモギ)が訪ねてきます。
昼食はユージが友人から貰った伊勢海老を皆で食べ、ハルナにヨモギは誰なのか尋ねられますがタエコは知らないふりをします。
ヨモギは自分は黄昏る事が得意でこの場所で飲むビールと黄昏は最高だと言います。
タエコは黄昏るコツをユージに尋ね、ユージにとってサクラのかき氷は特別であると知り、かき氷を食べることにします。この時からタエコが変化し始めます。
かき氷の代金は食べた人達が何かしらの贈り物をして支払うことになっており、ハルナとユージはマンドリンの演奏で支払っています。何も贈る物が無いタエコは戸惑います。
翌日、タエコは宿で小豆を煮ているサクラに小豆を煮るコツは焦らないことだと教えられます。次第にタエコは島の生活に馴染んでいき、メルシー体操にも加わるようになります。
ヨモギは一足先に帰っていきます。タエコはかき氷のお礼にサクラに手編みのマフラーを渡します。サクラも雨の降る日に帰っていきました。
タエコも帰ることにします。
ハルナに送ってもらい、3年前にこの島にたどり着いた客はハルナだと知ります。窓から街並みを眺めていると、うっかりめがねを落としてしまいますがタエコはもう取りに戻ろうとは思ませんでした。
翌年の春。
タエコはユージとハルナと一緒に海辺の小屋の準備をしています。すると、タエコがあげた赤くて長いマフラーを巻いたサクラが訪れ、ヨモギの姿もあります。
またこの島での黄昏る生活が始まります。
映画めがねのサントラはエメラルドブルーの海や青い空、白い砂といったリゾート気分が味わえる音楽です。音楽を担当した金子 隆博(かねこ たかひろ)は米米CLUBのメンバーでサクソフォーンやキーボードを担当し、米米CLUB解散後は多数のアーティストの楽曲に演奏・アレンジ・作曲などで参加してきた人です。テレビドラマや映画、舞台の音楽も手がけ、活躍されています。
主題歌「めがね」を歌うのは大貫妙子。
今とっても流行っているオシャレめがね。女子が気になるのは作中で小林聡美さんがかけていたメガネかもしれませんね♡
映画 めがねの中で小林聡美さんがかけていたメガネ、調べてみました。
このメガネ、OLIVER PEOPLES(オリバーピープルズ)というLAのブランドの物だそうです。「古き良き時代と現代の融合」をコンセプトとしているそうです。素敵ですね♡
このめがねという映画は究極のゆる~いリラクゼーション映画だと思います。取り立てて映画のストーリーに引き付けられるということはなく、映画をみている間はただゆるりとした時間が過ぎていきます。
現代人は忙しい毎日でストレスも溜まり勝ちだと言われています。
この映画はとても美しい景色が溢れているので癒されること間違いなしですよ♡
最近ちょっとお疲れ気味のアナタ、映画めがねを観て是非のんびりゆったりしてみてください♡
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