裏話あり!舞台化もされる小説「火花」とは一体どんな作品なのか?
お笑い芸人でもある又吉直樹さんが生み出し直木賞受賞、さらに舞台化実現も果たすことで注目を集めた「火花」とはどんな小説なのでしょうか?そして、...
2018/01/25
mnemoto
お笑いコンビ「線香花火」として芸人デビューして2年経った頃、吉本興業の広報誌である「マンスリーよしもと」で若手芸人がコラムを書いて競い合うというコーナーで文章を書くことがありました。コーナーが始まった当初は10回優勝したら単独連載誌面を貰えるという話があり、なんと10回優勝しています! その後、2009年の6月になると知人の構成作家の紹介で知り合った人物と共著で「自由律俳句集~カキフライが無いなら来なかった~を刊行。これが又吉直樹さんにとって初めての書籍となった作品なんです。 また、同じタイミングで西加奈子の短編集「炎上する君」の帯を書く依頼を受けたり、中村文則と話す機会を得るなど、才能あふれる多くの人達との交流が増え作家としての経験を積んでいきます。そして、2011年11月にはついに初めての単著作品「第2図書係補佐」を刊行。 2012年になると、俳人の堀本裕樹とともに雑誌「すばる」にて「ササる俳句 笑う俳句」を連載しており、それに加筆と書き下ろし原稿を加えたものが「芸人と俳人」として、2015年に集英社より刊行されています。
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