元治元年(1864年)4月29日、京都。近藤勇(香取慎吾)率いる新選組隊士たちが、浪士取締りの御用改めに出動する。現場の細事を取り仕切るのは、副長の土方歳三(山本耕史)。不逞浪士が謀議企てのため集結している料亭に、長州藩の桂小五郎(石黒賢)が現われたとの知らせを受け、新選組の隊士たちは料亭を急襲する。沖田総司(藤原竜也)、斎藤一(オダギリ ジョー)らの剣技が光り、新選組による浪士捕縛劇は大成果を挙げる。しかし、肝心の桂は乱闘のさ中、現場から忽(こつ)然と姿を消し、隊士らを悔しがらせる。ことの顛末を定宿・寺田屋で耳にした坂本龍馬(江口洋介)は、近藤勇と初めて出会った10年前を思い起こしていた・・・。

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