2016/08/26
natu634
稲垣 吾郎
生年月日 1973年12月8日
出身地 日本 東京都
血液型 O型
所属 ジャニーズ事務所
1987年 ジャニーズ事務所に入所。
2006年 アニメ映画『ONE PIECE THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵』に声優として出演。
同年、日本で開催されたFINAシンクロワールドカップの公式サポーターとしてマーメイドプリンスを務める。これは自身初の単独公式サポーターである。2007年も世界競泳2007の公式サポーターとしてマーメイドプリンスを務める。
2010年 映画『十三人の刺客』で第23回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞助演男優賞、第65回毎日映画コンクール男優助演賞を受賞した。
1981年5月公開のオリジナル版のリメイクとして1993年3月6日公開。
日本・アメリカの合作映画として制作され、舞台は日本になっている。
稲垣吾郎が出演していることもあり、アイドル映画的なつくりとなっている。
佐藤健(稲垣吾郎)はアメリカン・ハイスクールに通う父と二人暮しの一八歳の少年。父、武史(夏木陽介)は多忙で出張も多く、留守中は運転手の大場(柄本明)が世話をしてくれる。夏休みの間フランス語をマスターするように言われた健の前に、美しい家庭教師ソフィー・モーガン(ジョアナ・パクラ)が現れ、健は彼女に夢中になってしまう。しかし彼女は大場が一計を案じ送り込んだ女だった。健をドライヴに誘ったソフィーは彼を誘惑するが、彼女の行動は大場がすべて計画したことだった。いつしか純粋な健を愛し始めていたソフィーは、約束が果たせないなら金を返せと大場に脅迫される。心のおもむくまま自然に結ばれた健とソフィーだったが、数日後、二人の行為を撮ったビデオテープを手に、健は大場に五〇〇万円を要求される。健はそれに応じ、父の金庫から金を持ち出してしまう。そんな彼のもとへソフィーが訪ねてきた。彼女はルームメイトが事故に遭い、その治療費を得るため大場の計画に乗ったことを告白し、今は本気で健を愛していると語ると部屋を出ていった。健は一計を案じ、上京した大場の父(ハナ肇)に、健の父の車を持ち出して見栄を張る大場の姿をビデオで撮影して、大場からテープを取り戻した。そして夏が終わり、少し大人になった健はソフィーと別れるのだった。
主演は稲垣吾郎さん、ヒロイン役はジョアンナ・パクラさん。
他に、中居正広さん、夏木陽介さん、ハナ肇さん、ステイシー・エドワーズさん、高田純次さん、ポール牧さん、柄本明さんなどが出演している。
面白い映画でした。
豪華なストーリーで、魅力感じました。
ありそうでも、なかなか無い夢の世界みたい・・・。
そして、その余韻に浸っていたい。
私もその中に・・・。
----つーかそんな世界に憧れるな。
何度か見る夢か、はたまた見たストーリーか。
これはクリステルのオリジナルと違い、まったくエロシーンは皆無だったと記憶している。困ったことに「ジョアンナ・パクラ」まったく脱ぎなしでいいとこなし。ジャニーズ事務所のジャニー喜多川の影響力もハリウッドの映画業界相手にはやっぱり全く、効果なかったみたいだwwww。これは稲垣の今となっては黒歴史っぽいのかも知れない。その証拠に、DVD化がいまだに1度もされない。
1999年に公開された日本映画。
原作は松岡圭祐の小説『催眠シリーズ』。
映画の続編として2000年にTBSでテレビドラマ版が放送された。
やや理知的で催眠を真面目に考証した原作と異なり、異常な事件が起こるサスペンスホラー映画として製作される。 ヒロインの入絵由香は特に大幅に変更され映画『リング』シリーズの山村貞子のような描写も登場する。監督は世にも奇妙な物語シリーズなど多くのドラマを演出してきた落合正幸が担当している。
東京都内で奇妙な自殺による変死事件が多発する。死亡者はいずれも「緑の猿」という謎の言葉を残していた。刑事の櫻井孝典は心理カウンセラーの嵯峨敏也に捜査の協力を求める。捜査を続けていると、エセ催眠術師の実相寺則之に捕らわれた入絵由香という女性が「緑の猿」に怯えていることがわかる。 やがて、由香と事件の調査が進む内に嵯峨は自分が底知れない恐怖に襲われることになる。
主演は稲垣吾郎さん、ヒロイン役に菅野美穂さん。
他に、宇津井健さん、大杉漣さん、小木茂光さん、升毅さん、渡辺由紀さん、などが出演している。
部屋の窓にはカギをかけましょう。
いやー菅野さんの怪演には頭が下がります。この人は映画になると怖い役、ドラマだと真逆の普通の女の子(でもちょっと変わってる)に変わるのでまさに「自由自在の七変化女優」ですね。他レビューでも十分誉められているのでこの辺で…
ホラーは怖いけどサイコ・サスペンスとつくと奇妙なお話かしら?と思ってみるんだけど本当に怖いときもあるんですよね。(カッコ)で括っておいて欲しいものです。
で、「催眠」ですが最初から意味不明な緑のサル。何じゃそりゃ?暗号かなにかですか?催眠実験の下りはちょっと面白かったけど、ゴローちゃんが振り向くと菅野さんがいるみたいな。ドッキリビックリしますよ。可愛い人ほど変わると怖いですね。
夜1人で見たら叫んでしまいそうなのでもうこういった類は明るいうちに見ようと心に誓って。(毛布は被ってください)
結局何がなんだかわからないままだけど、逆にはっきりわかっちゃったら面白くないですから。菅野さんの演技が凄かったのひとことに尽きます。なので☆2.5
続きは「千里眼」で。
千里眼にも出てくる「緑のサル」。なんだかな~・・。微妙な物語なんだけど、こちらも俳優に助けられてる作品だわ!まあ特に言う事もない普通の出来で、2時間ドラマ気分で観れるモノですわね。
ゴローちゃん。。。
一時はSMAPでいっちゃん光ってた彼。
目を細めて「ふっ‥」とため息を漏らすような
決め顔がクールでしたね。
今ではスマスマでのショートコントの落ち役として
アイドルとしては微妙な立ち位置にいらっしゃると
感じているのはわたしだけか。
この作品はホラーとしてはNG。
でもね、稲垣吾郎・主演というところである程度の
覚悟で観てたんで、別にそんなのはよかった。
それでもちょっとこれは作品としてはあんまりではないかな。
ストーリーもへったくれもなく
「緑の猿」も「ねずみ」もストーリーに絡ませたこと事態が
意味不明でした。
ひどい言い方をしますが、怖がらせるための思いつきで
挿入したような印象を受けます。
ゴローちゃんの起用については
こちらもゴローちゃんの演技力を知った上でこの作品を
観たので、クレームつける気は毛頭ありません。
ちゃんとこの作品でも、ゴローちゃんは相変わらず
「ふっ‥」の表情で終始演技なさってますし‥。
他のレビュアーさんと同様に、菅野美穂がそれを補って
余りある演技を全身全霊つぎこんでます。
この作品がNGなのは、そもそもお話ができあがってない。
いや、伝わってこないところ。
升毅、大杉漣、小木茂光、甲本雅裕と怪しい俳優を
もってしてそれらしい雰囲気は一応作れたが
そこから迫ってくる恐怖はなかったです、残念。
「催眠」を小道具に持ってきたところは面白いと
思いましたけど、もう最後はグチャグチャでした。
宇津井健・渡辺由紀のコンビがダメでしたね。
ホラーでは欠かせない緊張の糸をブッツリと切ってました。
特に渡辺由紀はひどい。ひどすぎる‥。
宇津井健の熱演が浮いてしまって気の毒でした。
終盤の稲垣吾郎×菅野美穂の対決は面白かったし
「催眠」によって死んでいく人たちのその死に方なども
工夫を凝らしていたところは評価できます。
特典映像にはその辺りへのスタッフのこだわり・意気込みが
収録されてましたが、細部よりも大きな部分の一貫性にこそ
こだわってほしかったです。
あぁ、悪いことばかり書いてしまったような。
ごめんなさい。
2010年公開の日本映画。
1963年の映画『十三人の刺客』を三池崇史の監督によりリメイクした作品。
PG12指定。
キャッチコピーは、『戦わなければ,変わらない。命を燃やせ。』
時は江戸時代後期の弘化元年(1844年)。将軍の異母弟にあたる明石藩主松平斉韶は暴虐・無法の振舞い多く、明石藩江戸家老間宮図書は老中土井大炊頭屋敷前にて切腹、憤死した。幕閣では大炊頭を中心に善後策を検討したが、将軍の意により、斉韶にはお咎めなし、となった。斉韶の老中就任が来春に内定していることを知る大炊頭は、やむなく暗黙のうちに斉韶を討ち取ることを決意し、御目付役の島田新左衛門を呼び出した。新左衛門は大炊頭の意を受け、自身を含めて13人で、参勤交代帰国途上の中山道落合宿にて斉韶を討つことにした。
主演は、役所広司さん。
他に、山田孝之さん、松方弘樹さん、沢村一樹さん、石垣佑磨さん、近藤公園さん、高岡蒼甫さん、六角精児さん、波岡一喜さん、伊原剛志さん、古田新太さん、窪田正孝さん、伊勢谷友介さんなどが出演している。
稲垣吾郎がすごかった!
すごかった。
江戸時代末期、暇つぶしに庶民を殺したり、半殺しにしたりしている明石の藩主がいて、それを見かねた侍たちが、彼を殺す命を受け実行する、という物語なんですが、
永井豪の「バイオレンスジャック」の人犬が実写で登場したと思えばルキノ・ヴィスコンティの「山猫」に通じる没落する者たちの哀愁まで感じるすごい映画だった。
まずは映画の冒頭。
非情で残忍な藩主の傍若無人っぷりを、ホラー映画さながらに描いてるのがすごい。通りすがりの女を手篭めにして、その夫を無感情に殺害。とある家族全員を庭に置き、弓矢の的の代わりにして殺害。その辺の百姓の娘の手足を切り落とし、その状態でもてあそび、飽きたら捨てる(舌も抜かれてる)。どうなの、この残忍っぷり。
そんな明石藩主を演じるのがSMAPの稲垣吾郎。大げさに演技してまっせーと熱演しているわけでもなく、と見えるように演じているのが、すごい。無感情な狂気っぷりは、震えるくらい素晴らしかった。
ど肝を抜かれたのは、参勤交代の前夜のシーン。
キレイに盛られた食事を静かに食べていたかと思いきや、おもむろにお盆の中でぐちゃぐちゃに混ぜ始め、手を使わずに犬食いしたかと思いきや、ふと顔を上げて「今宵はオナゴ2人といこう、、、」と遠い目で無感情に言い放つ。狂ってる!
これほどまでに虚無感と狂気が漂うシーンは、映画史に残る名シーンになるんじゃないだろうか。
吾郎ちゃんはまだまだ狂っていて
暗殺を逃れる策を練っている部下に対して「迷わず愚かな道を選べ、そのほうが楽しい」と虚無と好奇心と狂気の目つきでつぶやいてみたり、刺客に襲われている最中に「戦国とはこのような状態が毎日だったか? 私が殿になったら戦国を再び起そう」とか、ついには「今まで生きてきた中で今日が一番楽しい」とか言う。
ここまでくると、気づきます。
この映画は、時代の虚無感がテーマなんだ、と。
侍といえども、人を斬ったことなど一度もないような安泰な時代。
それでも志を持ち、威厳を保とうと生きているが、身分相応の仕事は特にないむなしさ。だから彼らは刺客の命を嬉々として受けたのだ。
大娯楽として楽しめる映画だし、すべての役者が素晴らしいかったのだけれど、稲垣吾郎がとにかくすごかった!
それぞれの生き様、死に様に痺れます。傑作。
63年版がとても好きで楽しみにしていましたが期待以上でした!!
娯楽性が格段アップ+オリジナルの何故??と思った部分(浪人の最期等)が納得の行く演出に変わっていて三池監督らしさも満載。
文句なしに面白く、13人とその敵と。一人ひとりの生き様死に様にただただ痺れます。
ラストの戦いで刺客達が弓を捨て、刀を手にする場面は震えるような感動。
エンターティメントに徹しながら見終わった後も深い余韻が残るというなかなかお目にかかれない傑作でした。
昨日、札幌の試写会で見てきました。男女比半々くらい、色々な年齢の方が会場を埋めており、少し前に見た同局某時代劇の試写の時とは明らかに違う、支持層の厚さを感じました。あちらも良かったですが。
しかし凄かった。
役者、展開、映像etc.自分がこんな感じ?と予想してたものとはまるでレベルが違うものを見せてもらいました。流行りの3Dなんかじゃなくても、本物の迫力が見る者の目にこれでもかと飛び込んで来ます。三池作品は当たり外れが極端というけれど、今回は大当たりではないかと。役者は様々な世代やタイプから絶妙かつ贅沢に配されていて、この豪華さだけにお金を払っても惜しくないくらいです。なのにこの興奮や完成度。タダで見てしまって申し訳ない気分。この作品、見所を全編にちりばめてあるのが嬉しいです。
主演の役所さん、さすがでした。お役目を引き受けた場面の、何とも言えない笑みをたたえたあの表情が忘れられません。役所さんの確かな演技と誠実さがずっとベースにあるので、この作品はブレることなく、どっしりと安定しています。
だからこそと言えるのですが、実直な役柄の出演者達の中で、三池監督お得意の遊び心を任され期待に応えた人物の独創的で刺激的な演技が際立っており、それがこの作品を実に面白くしています。
まず一人目はキャスト一覧を見た時から目を引いた稲垣吾郎さん。この殿様がとにかくいい。この役柄、人でなしだけど身にまとう高貴さも必要で、狙い過ぎて狂い過ぎ・やり過ぎてしまっては安っぽくなる。けど、あれだけの死闘を招いた元凶として狂気が欲しい場面には存分に欲しい。戦闘の場では浮世を離れた、まるで少年のような一面も露呈する。見ると分かりますがこの悪役、美味しいだけじゃない。稲垣さんはこれらの条件や場面で、期待値以上のものを常に繰り出し続けていたように思います。あの独特さは天性のものもあるんでしょうが、見事でしたね。彼を抜擢した人物の評価まで上がるんじゃないでしょうか。
二人目は伊勢谷友介さん演じる野人小弥太。この方は同じ三池監督のスキヤキ・ウエスタンジャンゴでも飛び切りの存在感でしたけど、今回も岸部一徳さんと共に、この作品のオアシスとも言える遊び心満載のキャラを伸び伸びと演じ切っています。いささか監督の遊びが過ぎると感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、試写会場でも男性を中心に笑い声が上がり、この作品が月並みな満足感では終わらないことに大いに貢献しているのではないでしょうか。
特筆すべきはこの方々だったけど、とにかく全員が、代わりがきかない嵌まりよう。
山田孝之さんはまだあの若さなのに何をやらせてもストンとくる、もはや仕事人ですね。
十三人はとても愛すべき、男気溢れる面々ですから、人々の為に一人また一人と命が燃え尽きていくさまは、本当に切ないです。ですが、瞬きも惜しい程の激闘の中では、こちらも悲しみに浸ってる暇などありませんでした。歴史に残る大スペクタクルシーンを少しも見逃す訳にはいきませんからね。でも、命を落としても、必ず次の者へと繋ぎ託していった彼らの意志と信頼のバトンが、見る側に悲しみより、強い勇気と感動を与えてくれた事も大きかったのではないでしょうか。
敵対した双方の生きざまは、どちらも強烈なインパクトと余韻を残してくれました。少し時間が経ってから胸にズシンと落ちてくる感情もあります。素晴らしい傑作に巡りあうことが出来ました。三池監督、役者陣、やってくれましたね。公開されたら必ずまた見に行きます。
1983年に放送された橋田壽賀子原作、NHK 朝の連続テレビ小説「おしん」を2013年に映画化。
放送開始から30年となる節目の今年、「おしん」の物語が新たな装いでスクリーンに登場する。本作では、奉公先で苦労しながらも、ひたむきに生きる少女時代に焦点を絞り、おしんの成長する姿から、逆境を生き抜く力、親子の絆、戦争と平和といった、あらゆる世代の心に響くテーマが描かれる。
主人公のおしんには、約2500名の応募者の中から選ばれた、宮崎県出身の少女、濱田ここねが演じる。
明治40年(1907年)早春。山形県最上川上流の寒村は、まだ根深い雪に覆われていた。この村で小作農を営む谷村家に生まれたおしんは、父・作造、母・ふじ、祖母・なかと共に、兄の庄治、弟の正助や妹のコウたちと、すきま風が吹きすさぶ、藁葺きのみすぼらしい家で暮らしていた。凶作続きで、大根めしさえ腹一杯食えない貧乏な大所帯だが、大勢で肩寄せ合った生活はあたたかいものだった。7歳のおしんは、春が来て、学校へ通う日を心待ちにしていた。
しかし作造の一存で、おしんは“口べらし”のために、川下にある材木店へ1年間の年季奉公に出されることが決められていた。幼い頃から貧しさに慣れたおしんは、食べるものが乏しくても、たいしてつらいとは思わなかった。だが、父や母、祖母の元を離れることは、7歳の少女には酷すぎた。泣いていやがるおしんを手元に残すため、ふじは冷たい川に浸かり、お腹の子どもを堕ろそうとする。そんな母の姿を見て、おしんは奉公に出る覚悟を決めるのだった。
中川材木店では、早朝から夜遅くまで、ろくな食事も与えられず、働き詰めの毎日を強いられた。女中頭・つねのきついしごきに耐えながら、おしんは我慢強く奉公を続けた。しかし店の財布から50銭銀貨がなくなり、盗みの疑いをかけられたとき、ついにおしんの忍耐の糸が切れた。「雪とげたら、家さ帰れる……」と言い聞かせて、健気にがんばってきたが、吹雪の中、おしんは黙って店を飛び出した。
店から逃げ出して、山中で雪に埋もれていたおしんは、俊作という猟師に命を助けられる。山奥の炭焼き小屋で、松造爺と住む俊作は、実は脱走兵だった。年端のいかないおしんには、その罪の重さを知る由もない。むしろ山での暮らしは、満ち足りた幸せな時間だった。野うさぎやきじを食べてひもじい思いもせず、読み書きや算術、ハーモニカなど、いろいろなことを教わった。何より俊作や松爺のやさしい心に触れられて、おしんはうれしかった。幼心にも、俊作の説く戦争の愚かさ、命の尊さに共鳴した。やがて山に春が訪れて、俊作たちとの別れの日がやって来た。そしておしんの下山に同行した俊作は、憲兵に見つかり、おしんの目の前で射殺されてしまうのだった……。
死んだものと諦めていた、おしんの突然の帰宅を、ふじは驚きと喜びで迎えてくれた。しかし、作造は奉公を投げ出したとして、おしんに厳しく当たるのだった。さらにその年も不作は続き、谷村家では生まれたばかりのおしんの妹・スミが養女に出された。貧しい実家におしんの居場所などあるはずもなく、おしんは再び奉公に出る決心をする。
今度はどんなに辛いことがあっても、年季が明けるまでの2年間は辛抱するのだという思いを胸に抱き、おしんは2番目の奉公先となる酒田の米問屋・加賀屋の門を叩いた。材木店で仕込まれた根性を発揮して、健気に働くおしんは、大奥様のくにから可愛がられた。
加賀屋には、跡取り娘の加代がいた。あるとき、加代の部屋にあった本がどうしても読みたくて、軽い気持ちで持ち出したおしんは「泥棒」と厳しく糾弾される。せっかく奉公できた加賀屋を追い出されてしまうと絶望するおしん。
くにや加代との出会いから、いろいろなことを吸収して一段と成長したおしんだが、またもや居場所を失くしてしまうのか……。
主演は濱田ここねさん。
他に、上戸彩さん、稲垣吾郎さん、泉ピン子さん、岸本加世子さん、井頭愛海さん、小林綾子さん、満島真之介さん、乃木涼介さん、吉村実子さん、ガッツ石松さんなどが出演している。
学校が休みの日に時々観て、悲しいシーンばかりで泣いていた記憶があります。確かに、ここねちゃんの演技は素晴らしいです。それに、テレビ版を知らない世代の方々にも鑑賞しやすく工夫されています。でも、おしんの家が清潔すぎで、俊作あんちゃんも綺麗すぎかな?後、最後の主題歌は、おしんのテーマをアレンジすべきだったように感じた
一世を風靡した名作でもあり、当然どのような物語なのかは大まかには把握していましたが、改めて観るとわりと普通というか、ある意味幸せな暮らしなのではないかと思わせられるお話しでもありました。
やはり"今時キャスティング"で安っぽく感じられてしまう部分は少なからずありましたが、おしん役の濱田ここねさんに限ってはとても素晴らしい演技を見せてくれました。
ピン子さんも、役者というか人生のレベルでありとあらゆる役をこなしてきたような、演技を超えた演技を見せて頂きました。
映画よりは、やはりこの作品は小説や連続ドラマといったもののほうが楽しめるように思います。
それはそうと、これ、振り返ってみるとほんの100年前頃のお話しなんですね…
洋画に観るべきものが少なく、最近は邦画を観る機会が多い。かつてNHKの連続朝ドラで、さんざん泣かされた記憶のある50代の年配としては、どうせ二番煎じだろうけど、ともかく泣かされてみようか・・・と本作を観ることにした。
・・・結果、想定以上だった。泣いた、泣いた、ともかく泣いた。多分、これまで観た映画の中で流した涙の量が最も多かったのではないだろうか。
濱田ここねの体当たりの演技は素晴らしかった。泉ピン子も重厚だった。今、この時代に何故「おしん」なのか? 何故、「おしん」にこれほど泣けるのか、静かに問うてみたい。私なりの想いもあるが、本作を是非とも若者に観てもらいたい。そして彼らの感想を聞いてみたい。「おしん」・・・この時代だからこそ、観るべき作品だと思う。
2015年2月18日発売!『華麗なる逆襲/ユーモアしちゃうよ』
SMAPのNewシングルが好評発売中!!
『華麗なる逆襲/ユーモアしちゃうよ』
2015年2月18日に発売!
『信長のシェフ2』DVD&ブルーレイ好評発売中!
SMAPとして歌手活動だけでなく、俳優としての活躍も見せる稲垣吾郎さん。
今後の彼の活躍を更に期待します。
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