かっこいい?人気映画ハリーポッターの魔法についてまとめてみた!
2016/08/03
陸奥雅人
『ハリーポッター』の世界観を彩る用語をまずはご紹介。
魔法世界への入り口の一つ。魔法使いは勢いよくこのレンガの中に突っ込んでいくのです。実在する駅に登場するため、『ハリーポッター』人気にあやかり、ホントに作っちゃいました。大概のファンが取っ手部分をつかんで記念撮影するようです。
「魔法界」でも随一の学校。いたるところに絵画が飾られていますが、絵は生きているし、幽霊はいるし、階段は気まぐれに動くしと、オカルト好きにはたまらない場所。全寮制で、休暇の時以外は寮で生活し、学校の食堂で食事をとるようです。ちなみに寮は四つ(グリフィンドール、スリザリン、レイブンクロー、ハッフルパフ)あり、新入生は「組分け帽子」で適性を判断されて、各寮に振り分けられるのです。
新入生がホグワーツに到着です。すっかりお馴染みとなるキャラクターも、この中に紛れ込んでいる、かも?しかし夜でも昼でも映えますね、この学校。
ハリー目線での『ハリーポッター』の物語が動き出したと言っても過言ではない、入学許可証。本人が受け取るまでしつこく、何通でも送られてきます。
「うーん、君は・・・グリフィンドール!」で有名なシーンですが、公開当時はCMを見て「グリフィンドールって何だ」と思ったものです。組分け帽子もシワが顔になっていたり声に味があったりとナイスなキャラクターだと思うのですが・・・。2作目でも「君はスリザリンでもよかったんだよ」的なこと言ってましたし。
魔法省の皆さん。早く言えばお役所ですね。大変なのは分かるんですけど、いけ好かないキャラクターも幾名かいましたね。
どこの世界もお役所って大変なんですね。そこのところも『ハリーポッター』という物語を面白くさせています。
魔法使いではない一般人のこと。基本的に魔法のことは知らないことになっていますし、もしもの場合は「忘却術」で記憶を消されます。魔法の才能があればマグルの家系でも入学は許されますが、「純血主義」の魔法使いにいじめを受けることも。森番ハグリット曰くマグル生まれは最近じゃ珍しくないし、ハーフ(魔法使いとマグルが結婚して生まれた子)も多いそうな。『ハリーポッター』だけの造語のようですが、ちゃんと意味がある模様。
魔法界でも恐らくもっとも手厳しい刑務所。何か網走刑務所(その昔、北海道の網走(あばしり)には「囚人の終着駅」といった形容の刑務所がありました)を想像しちゃいますが、それの『ハリー・ポッター』版といったところでしょうか。
魂、というか「楽しい思い出」を吸い取って魂の抜け殻にするというキャラクター。『ハリーポッター』3作目で登場。ある呪文でのみ防御が可能なようです。
『ハリーポッター』シリーズにおける最大の敵、ヴォルデモートの部下集団です。
ヴォルデモートに対抗すべく組織されたものです。
言わずと知れた主人公。入学許可証が来るまで意地の悪い親類の家にいて、両親のことは「事故死」としか聞かされておらず。額の稲妻型の傷が示すように、赤子の頃から過酷すぎる運命を背負っているキャラクターです。ちなみにポッター家は純魔法族の家系の模様。
汽車で出会い、そのまま仲良くなった「親友」の一人。一緒に過酷な目に遭っていますが、ストーリーを重ねるごとに「ハリーのおまけ」とふてくされてみたり。純魔法族のうぃーズリー家出身ですが、兄弟が多いため家計は苦しい模様。冴えない印象でしたが、一作目から意外なチェスの腕と勇気を見せてくれたキャラクターです。
両親ともにマグルですが、努力家の優等生です。いけ好かないキャラクターかと思いきや『ハリーポッター』一作目から、トイレで出泣くなどかわいい面や、頭の良さを「悪知恵」という形で発揮する面もあり、一筋縄ではいかないキャラクターに。しかしそんな彼女もお年頃になると女性らしい心情を語ることも・・・。
ハリーを迎えに来たホグワーツの「番人」です。巨漢ですが優しい上に、動物好き。ただ買ってる動物の大半が「どーやって育てんの・・・」と聞きたくなるような代物だったりするんですよね。ドラゴンとか。調べたら『ハリーポッター』界のドラゴンは生まれたての赤ん坊でもかなりの大食漢のようです。動物やハリーに向ける目は暖かいですが、同時に「ギャップ萌え」も誘発してくれます、このキャラクター。
ハリー入学時のホグワーツ校長。ずっとハリーを見守り、味方になってくれもしました。一作目では荘厳な印象でしたが、回を重ねるごとにハリーと大して変わらない身長になっていったりしました。『ハリーポッター』という作品が単なるファンタジーでないことを物語る部分だと、印象的かつ象徴的でしたね。
何かつかみどころがないというか。さりげないアドバイスをくれたり、実はお菓子が大好きだったりというキャラクター。ちなみに最初にこのキャラクターを演じた役者さんは亡くなっており、交代しています。
一人称吾輩、1年で辞職状態になる「闇の魔術に対する防衛術」の授業をやりたがるなど陰湿というかしっとりと怖い印象の先生でした。ハリーの両親とは少なからぬ、いや大きな因縁を持ったキャラクターであることが後々明らかに。
『ハリーポッター』3作目登場。殺人鬼としてアズカバン送りとなり、ホグワーツへ。犬に変身する動物もどき(自分の意思で変身可能、変身後も理性が残っている存在)です。ハリーの名付け親で、両親とは親友だった模様。
子供のころはぽっちゃりさんだったのに段々イケメン化していった奇跡のキャラクター、ネビル。単なるおどおどしたキャラクターかと思いきや『ハリーポッター』という物語においてそれなりに重要なキャラクターでもありました。ある事情で祖母と二人暮らしです。
神秘的でかわいい。私見ですが『ハリーポッター』界の癒しのマドンナなんて言葉が浮かんじゃいます。表裏がないんでしょうね、このキャラクターは。
優しくされて泣き出す、自分をお仕置きするなど最初は「いろいろ面倒くさいキャラクター」などと思ってましたが、彼が受けた所業を見るに仕方のないことかもですね。『ハリーポッター』2作目初登場の「屋敷しもべ」というキャラクターです。2作目のラスト部分は絶対「今までの恨み」補正が入っていたと思います。こう見えて魔法の力は強く、再登場時も活躍してくれました。
ホグワーツの教師。厳しい先生かと思いきや意外とかわいい所が。ハリーのホウキの才能を知って上級生を授業から連れ出したり、重要なことを言わなかったり。『ハリーポッター』界のナイスマダムです。調べたら結婚歴あったんですね。
悪役ですが、ある意味では『ハリーポッター』という物語の始まりともいえるキャラクター。父親がマグルであることにコンプレックスがあったのか、悪に走っちゃいました。若いときはイケメンだったのに、どうしてこうなった。いろんな意味で。名前を呼ぶことさえ恐れられているため、「例のあの人」もしくは「あの人」と呼ばれます。
ネット上でいじられたりしてますが、最初はジャイアンとスネ夫を足したような意地悪キャラクターでした。典型的な「純血主義者」で、ハーマイオニーを蔑称で呼んだりしてましたが・・・真の悪党にはなれなかった感があります。私見ですけど。
『ハリーポッター』界の萌えおばさん(生きた絵画)です。高音ボイスでグラスを割ろうとするのはいいんですけどうるさい上に結局自力で割るというナイスキャラクターでした。グリフィンドール寮の門番的な存在で、合言葉を言うと入れてくれます。
『ハリーポッター』1作目から衝撃の登場をしてくれたゴーストです。ゴーストなのに怖くない、むしろかわいいってどういうことでしょうか。でも食事時に「ほとんど首なし」と呼ばれる理由を見せてくれるという、お茶目なんだかブラックジョーク浮き何だかよくわからないキャラクターです。
『ハリーポッター』におけるザ・俗物一家にして、ハリーの養家先です。父バーノンは魔法の類を一切否定、その割にハリーを追い出さないのは何故なんだぜ・・・と思ったらちゃんと理由があったんですね。息子のダドリーはいとこで、わがままな性格のキャラクターです。母親のペチュニアが、ハリーの叔母にあたるようです。
ペチュニアさんです。『ハリーポッター』作中では、夫同様息子のご機嫌を取るなどしていましたが、こうしてみると優しそうな顔の女優さんですね。
多彩なキャラクターにより紡がれた『ハリーポッター』という物語、そのヒットの要因は「魔法世界」に託された成長等を描いているからではないでしょうか、もっと言えば、普遍的な何か。それらをけん引したキャラクターたちみな輝いていました。いい意味でも、悪い意味でも。物語自体は「完結」・・・と思いきや、ネット上では続編の話が。『ハリーポッター』キャラクターの試練はまだまだ続く?今度はどんな風に魅せてくれるんでしょうか?
『ハリーポッター』第8巻、だそうです。キャラクターたちはどうなっているのか、どんな話になるのか・・・?乞うご期待です。
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