【レンタル】震えるほど怖い!恐怖のホラー映画★まとめ【上映中】
2021/12/06
AYAKA12321
2015/02/19 更新
「寄生獣」や「神さまの言うとおり」など、最近では映画化やドラマ化されることも多いホラー漫画。おすすめのホラー漫画をまとめました。普段、ホラー漫画を読まない人も、この機会に手に取ってみてはどうでしょう。
作者:岩明均
連載:『月刊アフタヌーン』(1990年1月号~1995年2月号)
受賞:講談社漫画賞受賞
ごく普通の高校生・新一は、ある晩部屋で、ヘビのような生物を発見する。叩き潰そうとしたその生物は、新一の右手に侵入してきた。その生物の正体は、他の動物の頭に寄生して神経を支配する寄生生物だった…! 寄生に失敗し、新一の右手に寄生したミギーと新一の奇妙な生活が始まる。やがて二人は、お互いの命を守るため、人間を食べる他の寄生生物と戦い始める…。
読者の感想は…
誰もが一読して嵌ってしまう名作である。
ストーリーについてはあまりに有名であるし、未読の方の楽しみを奪うのも気が引けるので割愛し、この「完全版」の判型についてレビューしてみたい。
オリジナル版、この完全版、そして先月から刊行開始の新装版、更にはこの秋から刊行開始の文庫版の4形態が、しばらくの間流通媒体となるものと思われる。
完全版はその中で最も判型が大きい。本作品の絵柄は割合シンプルなものが多いが、大胆なコマ割りで読者にショックを与えるよう計算されたシーンなどは、広い紙面が実に効果的に働いている。映画のワンシーンのような迫力が味わえるのだ。
またカラーページの再現も、完全版の魅力の一つだろう。カラーページには寄生生物のアップが描かれているシーンが多いので、読者のイメージ喚起に資するのではないか。
唯一の難点は、電車内やトイレ内(失礼)にて読む場合に、片手で保持できるギリギリのサイズということか。掌が小さめの方は、親指と小指の動きでページめくりをするのが難しいかもしれない(腕にミギーがいてくれたら解決するだろうが)。
結論としては、少々場所を取るサイズではあるが、視覚的にも本作を楽しみたい方には一番お勧めしたい判型である。
我が家に全巻揃ってるよシリーズ2
これ本当に面白い!
ヒストリエや短編もぐっとくるから、私は岩明さん好きなんだなぁ。
哲学的、とても。
グロいの平気な人は是非読んで欲しい作品。
兄が師と仰いでいるミギーですが、私は一番の萌えキャラだと思う。
仕草とか動きとか可愛いし、聡明で強くて格好いいんだ。しびれるぜっ。
素晴らしい作品だと思います。 そして読み進みていくと ミギーが段々可愛く見えます(笑) 最初は新一にとって厄介ものとしかなかった 寄生獣のミギーが敵寄りの人間と共存していくうちに 知性の成長や心の変化があったり敵でありながらも 新一の右手として相棒として協力し合う場面は 冷血な寄生獣とは違い関心するところがありました。 戦いや協力を重ねながらお互い味方として認識していく 過程は絆というものを考えさせられました。 完結が近付くにつれ寂しい思いはありましたが すごく読み応えのある漫画で面白かったです。
原作:貴志祐介
作画:烏山英司
連載:『good!アフタヌーン』(2012年21号~)
先生も、生徒も、親も、みんな怪物!頻出するトラブルを解消すべく、とびきり有能な英語教師が暗躍する。その果てに待っていたのは、犯罪史上に残る未曾有の大事件だった!!
読者の感想は…
原作自身が非常にセンセーショナルな内容で
単純に「怖い」だけでなく、現代社会の教育の
実情(大量に教員採用し自覚のない教師採用をした
歪や生徒たちも娯楽の変化に伴う勉強に関する関心
など)を鋭く指摘しているもので、このコミックの
出だしはまさに嵐の前ような静けさで、今後の展開
が楽しみです。
今後もスピーディにならず、原作にある内容の奥行
き残して展開してもらいたいです。
映画でやるのであらすじを見て気になり購入。読んでみたら映画のあらすじとイメージが違い随分主人公が頭脳で戦ってて面白かった。あらすじ通りだと今後違う方向になるだろうけど1巻の限りでは頭脳戦ものという感じ。
作者:松本光司
連載:『週刊ヤングマガジン』(2010年35・36合併号~2014年35号)
宮本青果店の店長の息子である宮本明は、数年前に彼岸島で行方不明になった兄・宮本篤を捜す為、友人と共に彼岸島に渡った。しかし、そこは吸血鬼が跋扈する地であった。兄を捜し出し、本土に連れ帰る為に奮闘する。
読者の感想は…
けっこう人気があるみたいなので
もっと内容(設定)が濃い(しっかりしてる)ホラー漫画かと思いました
買って読んでみると、、、
展開が強引で行き当たりばったり、、、
地形から法則、前のコマ割りさえも完全無視、、、
30巻まで来ましたがドリフを彷彿とさせるほどのギャグ漫画、、、
まったくつじつまが合ってないのに
読んでしまうのはある意味凄い!
小さな島のはずだったんですけどねぇ、、、
キャラや勢いだけでここまで来ました
ほんと続ける事は力なり?だよ
何時終わるんだろ
作者:今市子
連載:『ネムキ』(1995年~)
不可思議な力を持っていた幻想作家・飯嶋蝸牛。その孫である飯嶋律と従姉の飯嶋司、広瀬晶は祖父からの遺伝で魑魅魍魎と触れ合う能力を持つ。そして有る出来事から命を落とした律の父・孝弘の体を借りた妖魔青嵐、庭の桜の木に住む酒好きな使い魔尾黒・尾白と生活していく中で、常人の目に映らぬ世界に住む妖怪や妖魔らと関わる様子を幻想的なタッチで描いている。
読者の感想は…
怖くて読めない,というレビューもあるようですが,何故か私は心温まります.「人間としての分をわきまえる」姿勢に感銘を受けます.妖怪を,敵対するものでなく,(祖父の教えに従って)共存するものとして受け入れる生き方をする主人公は,単なる臆病ではなく思慮深いものだと思います.何にでも興味を示し首を突っ込むのではなく,踏み込んではいけない領域があることを認識して生きていく姿勢は,自分の平凡な日常生活にも応用できるところがあるなぁ~と,妙に納得します.
妖ものの中で一番好きな作品。
自分にとって、この本との出会いが人生を変えたといっても過言ではない。
何度か読み返さないと理解が難しい話もあるけど、読み返すことがまた楽しい。美麗な絵も素晴らしい。
ハマりました。青嵐やばい律かわいい妖怪やばいきもい面白い雀かわいいザワザワ怪奇な雰囲気にのまれます。途中で読むのがやめられない面白さです、ぜったいこれハマるんでポイントいっぱいある月初めに読んだ方が良いでしょう!
作者:梅田阿比
連載:『週刊少年チャンピオン』(2008年49号~2010年12号)
中学2年生の少女・朝灯は、父・陽の再婚相手と共に暮らすために、彼女たちの住む神緒町(かみおちょう)に引っ越してくる。その町には不思議な民間伝承があり、人と動物の精霊が婚姻するという「異類婚」が一昔前まで続けられており、今もなおその子孫が残る、と言われる土地であった。そこを訪れた朝灯は、突然激痛の発作に苦しむことに。発作に苦しむ中、陽の再婚相手・巴の連れ子である邑と出会い、その原因を巡って朝灯は母子の不思議な能力を知る事に…
読者の感想は…
私は確信しました。
梅田先生は私にとって、特別な漫画家です。
そう思ったのは、吾妻ひでお様、ふくやまけいこ様に次いで三回目です。
今後、総ての出版物を入手します。
「フルセット!」とガラッと変わり、妖艶さが漂う絵柄です。
一方、弱者や異端者、少数者などを躊躇いなく受け止める温かさが、物語の底に流れています。
この温かさこそ、私の信奉する梅田クオリティーです。
ヒロインの朝灯ちゃんは、めちゃんこ可愛いくて、優しいです。
彼女は梅田先生の代弁者なのかなと思います。
表紙の朝灯ちゃんが気に入ったら、それだけでこの本を買っても後悔しないと思います。
(あくまでも私の意見です。)
ストーリとしては不思議物語、内面的には心の温かさの物語として、今後の展開に期待しています。
人と動物の精霊が結ばれる『異類婚』の風習が微かに残る田舎町へ、
ヒロインが父親の再婚で引っ越して来る。
新しい母とその息子には人に言えない秘密があった…。
力の秘密を知り、会得してしまったヒロインを守るため、
主人公が自ら精霊の受け皿となって妖怪変化を退治するたぐい。
いかにも少年誌向けらしい設定と展開。
というか中二病設定全開である。邪気眼系。
眼球舐めプレイフェチにはたまらない設定アリw
それでも以外とあっさりしているのは絵柄とその雰囲気のせいかな。
精霊憑依者同士のバトルモノになりそうなのがおそれる所。
まだわからん。
妖怪とかがでてくるので怖いのかな?と思いきや、恋愛話がとても羨ましくてドキドキしましたー! 少し無口で「仕方がないな…」と言いながら守ってくれるそんな男の子です、こんな人がいたらなぁ…笑
原作:香月日輪
作画:みもり
連載:『good!アフタヌーン』(2008年~)
5年生にして上院小の番長を務めるてつし、てつしの幼なじみで右腕的存在のリョーチン、短気なてつしをサポートする軍師役の椎名の三人組は、上院町内じゃ知らぬ者などいない「町内イタズラ大王三人悪」。彼らはいつからか、町外れにある不気味な薬屋・極楽堂、通称「地獄堂」のおやじと親交を結ぶようになった。おやじによって異世界の力を与えられた三人悪は、術師として様々な霊や妖怪たちと対峙していく・・・。
読者の感想は…
もともと、昔から私はこの漫画の原作の作品がとても好きでした。
なので、漫画化は昔からずぅっっと待ち続けていました。
絵も丁寧で綺麗ですし、内容も原作を全く壊していません。
話はもちろん、絵でも楽しめるのは、漫画ならではです。
原作のほうを読んだ方も、読んでない方でも楽しめます。
また、この漫画から原作を読んでみるのもよいと思います。
面白い。
子供らしさもありながら、正義にまっすぐな主人公。
頭脳明晰な友人と、泣き虫な友人。
三人で事件を解決していく話です。
性格はありがち。上記のままなのでよくあります。
しかし、ストーリーがそこそこ怖いし、深い。
色々な漫画のいいところをまとめたようにも見えますが、見せ方がうまいし気にならない。
昔のゲーム、噂を解決していく夕闇通り探検隊を思い出しました。
原作を自分が小学生だった時に読んだことがあります。懐かしいなぁと思いながら読みました!原作の絵の雰囲気も好きですが、主人公たちが可愛くなって読みやすくていいですね^ ^ 今の時代にも、てっちゃん達みたいなパワフルで友達思いで、心が素直な子どもたちが増えたらいいなぁと思います。なんだか元気をもらいました!
原作:神永学
作画:小田すずか
連載:『月刊Asuka』(2009年8月号~)
読者の感想は…
小説→コミックの流れの方とは評価が分かれるようですが、コミックスから
入った派としては楽しめましたよ♪
まず、作画がとてもキレイです。
表紙と中のイラストの差が激しいコミックをよく目にしますが、この作品に
限っては期待を裏切らないと思います。
細々したコマもなく、描きこみすぎということもなく、読みやすいです。
あすかコミックスという女性読者をターゲットとしたジャンルで、
かつ晴香視点で描かれている以上、どうしても演出は少女コミック寄りに
なるのかなぁと思います。
「心霊探偵八雲」のタイトルは知っていても、小説は読んだことない!
興味はあるけど、小説(文字)は若干気が引ける…という方の入門編に
良いのではないでしょうか。
かく言う私はこの作品を読んでから興味を持ち、小説を読み始めたクチです(笑)。
気にはなっていたけれど、ホラー漫画かなと思って手を出せずにいました。
NHKでアニメとして放映されていて、見てみたら、ホラー的要素少ないじゃないですか!
で、マンガも購入しました。
ゆるい感じのヒロインと、クールな主人公の組み合わせが、良いです。
それなのに、甘いもの好きで似合わない感じもイイ!
原作:金城宗幸
作画:藤村緋二
連載:『週刊少年マガジン』(2013年7号~)
青山仙一と明石靖人はかつて同じ演劇部に所属していた小学校以来の親友同士。大学進学を控えた冬のある朝、青山と明石は進学後も演劇を続けるか否かで大喧嘩してしまう。2人はかつて地方大会の決勝戦で勝利を逃したという苦い過去を抱えていた。勇気を出して挑み敗北の原因となった青山、立ち向かうことに臆して勝負から逃げた明石。その過去を克服させるかのように試練は降りかかる。青山にはもう一度勝利のチャンスを与えるかのように、明石には一度は逃れた試練に立ち向かわせるかのように。
青山は教室に閉じ込められ、クラスメイトと共に「だるま」の試練に挑む。しかし生き残ったのは、だるまを止めた青山ただひとりだった。絶望に暮れる青山、だが試練は次々と襲い掛かる。
読者の感想は…
参考になるかわからんけど、テラフォーマーズと同じくらいにはこのシリーズ好き。
バンバン死ぬ。人の命は軽い、正直個人的に人の命はかなり軽いと思うのでこの評価。
少々グロい感じに人が死んだりする場面があるので苦手な方は要注意です 話の内容はかなり面白くてどんどん読み進めてしまいます。先がよめなくてまたそこも良い1巻だけ読みましたが続きがものすごく気になります
作者:松本光司
連載:『週刊ヤングマガジン』(2010年35・36合併号~2014年35号)
明達「人間軍」は、雅から47日後の6月17日に日本本土にウイルスを保持した蚊を撒き散らす計画を知った。その計画を阻止するため、明達人間軍と雅率いる「吸血鬼軍」との、人類の存亡を掛けた戦いが始まった。
読者の感想は…
突然の新章ではあったけど思っていた以上に面白かった。
明も同じ事を言っていたけど、亮介たちの言動を見ていると明がこの島に来たときの事を思い出して懐かしくなった。また1巻から読もうかな。
この話は結構深いです! 新しく出て来る女の子が 吸血鬼になってしまい、彼氏と初Hをしたあとに自ら死を決意します 本当に悲しいシーンです グロいけど感動シーンも多くありいい作品です!
原作:真倉翔
作画:岡野剛
連載:『週刊少年ジャンプ』(1993年38号~1999年24号)
この世には目に見えない闇の住人達が、時として牙をむいて君達を襲ってくる…。だが、そんな奴らから君達を守る正義の使者がいる。あらゆるものを無に帰す力を宿した「鬼の手」を持つ鵺野鳴介は、子供達から「ぬ~べ~」と呼ばれて親しまれる日本で唯一の霊能力教師。普段は頼りないが、子供達を悪霊から守るために命を懸けて戦う!!
読者の感想は…
アニメ化までした人気マンガですね! ホラーなのかな?王道の少年マンガの良さと、さらさら読めるテンポの良さが良いところだと思います。 打ち切りじゃなくちゃんと完結していて、内容もちょうど良い長さ! しかし生徒たち発育が良すぎじゃないですか?(笑) これで小学5年生?(笑)
未確認少年ゲドー」などの作品も手がけた岡野剛氏の代表作。
左手に「鬼の手」を持つ霊能力教師「ぬ〜べ〜」が妖怪から生徒を護るために戦う作品。
基本的に一話完結の構成になっているが、巻が進むと数話かけて強大な敵と戦うような話も登場する。
ホラー、お笑い、ラブコメディ、博学など様々な要素を採り入れ、
バリエーションに富んだ展開と個性豊かなキャラクターが
繰り広げるストーリーは読み進んでも飽きがこない。
また画力も相当に高い水準にあり、戦闘シーン、お色気シーンも見どころ満天だ。
少々古いがジャンプ史上に名を残す名作。
絵柄が特に上手いというわけでもないのですが、ものすごい魅力を感じます
妖怪など出てきますが、絵柄もあまりホラーちっくってわけでもないので、異常な怖さはありません
怪談話の漫画はぬーべーに限らず1話完結ものが多かったりで読みやすい事と、すでに怪談な時点で非現実的なので展開が読めない場合など結末が気になったりなどで、結構熱中して読めるものが多いと思います
今は持ってませんが、ぬーべーもコミックを買ってた気もしますし、そもそもこの頃はジャンプを買ってましたので雑誌で間違いなく読んでる事もあって最後まで読んだはずなんですが、最後どうなって終わったのかあまり記憶がありません
また読み返したい漫画のひとつです
原作:金城宗幸
作画:藤村緋二
連載:『別冊少年マガジン』(2011年3月号~2012年11月号)
高畑瞬がこの世に生を授かって16年。ごく普通のありふれた高校生として粛々と、つつがなく平穏な日常を生き続けてきた。今日もいつもと同じような時間を過ごし、いつもと同じような退屈に気を倦ませていた。
そんなある日、瞬たちの目の前で教師が死亡し、教室が隔離され一体の「だるま」が出現した。クラスメイトが次々とだるまに射殺されていく中、これが「だるまさんがころんだ」だと気づいた瞬はクラスメイトと共にこれをクリアする。しかしクラスの中で生き残ったのは、だるまを止めた瞬ひとりだけだった。
同じようにだるまの試練をクリアした別のクラスの秋元いちかと共に、体育館で行われる次なる試験「まねきねこ」に挑む。ふたりの力によってこれをクリアするが、学校の問題児天谷武も生き残っていた。その直後、外部との隔絶が解けた体育館に警察が駆けつけ、病院へ強制連行される。
病院で目覚めた瞬は、同じように連れてこられた生き残りたちと試練の本質について調べ始める。しかし病院に巨大な立方体が衝突し、新たな試練「こけし」に挑むことになる。こけしの試練を経て新たな仲間たち、そして天谷と再び合流し、瞬たちは立方体の内部へ招待される。
立方体内では他の生き残りたちと「しょうべんこぞう」の試練に挑む。一方で、裏で一連の試練を取り仕切る謎の男・神小路かみまろの正体が明らかになり、この試練が全世界で行われていることが発覚する。 最後の試練「うらしまたろう」をクリアした瞬たちは日常を取り戻す。しかし立方体を脱出した者は「神の子」として崇められ、彼らの知る日常はそこにはなかった。すべての立方体での試練が終わった時、かみまろが瞬たちの前に登場し、瞬たちに試練の真相を明かす。
後日、「神の子」らが再び立方体に召集される。そこで更なる試練「うんどうかい」が行われることになる。瞬は天谷と協力してかみまろに報復を与えようとするも、かみまろの力により失敗。ふたりは立方体の外、上空から地上へと落とされてしまった。
読者の感想は…
ある条件を満たすまで生存できず、条件を満たすまで人が死に続けるデスゲームの話。
例えば「だるまさんが転んだ」では動いた者の首が爆発します。
人がわんさか死にますし、下手をしたら死ぬという緊張感がとても面白い。
1巻の終盤では異常な精神を持つ新キャラが出てきて主人公が揺さぶられますし、人間関係の面でも先の展開が楽しみです。
また、本作はある作品(名前は伏せますが)の模倣と言われています。私自身も読んでいて「かなり似ている」と思いましたが、私は「面白ければOK派」なので気にしません。それに漫画なんてたくさんあるんですから、多少似通った作品があるのは不思議ではないです。私は本作を支持します。
なお、グロ度はそこまで高くありません。たくさん死にますが特別グロい死に方ってわけではないです。
ガンツの「未知な敵」と、進撃の巨人の「(少年漫画のルールから外れた)誰にでもおとずれる死の不条理さ」と、カイジの心理戦を綺麗に混ぜたような少年漫画。
画力は『進撃〜』の比にならない上手さで、しかも一話ごとに目に見えて進化している。
もっとキャラ描写を細やかに描けば、
そのキャラが死ぬ時のカタルシスを倍増出来ると思う。
しかし別冊少年マガジンの攻めてる姿勢は凄い。少年漫画は、王道を邪道が乗っ取る日も近いのでは。
皆さん言う程グロくないです。全く。と言うか、『この程度でグロいの?』って感じです。まあデスゲームモノはここ数年よく見られますが、この漫画で他と違うのは、民謡や伝統的な遊びが絡んでくるところでしょうか。達磨とかは色々逸話もありますしね。 デスゲームの火付け役って、やっぱり“バトル・ロワイヤル”ですかね。映画にも漫画にもなりましたが、あれは原作本が一番想像力にズガーンときましたね。映画つまんなかったけど。 この『神さまの言うとおり』は映画も魅せてくれるのかな?
作者:巴亮介
連載:『ヤングマガジン』
悪魔の蛙男、“私刑”執行。“ドッグフードの刑”“母の痛みを知りましょうの刑”“均等の愛の刑”“針千本のーますの刑”“ずっと美しくの刑”――。すべては、ある1つの裁判から始まった。超戦慄連続猟奇サスペンスホラー、絶望大解禁!!!
読者の感想は…
異様な殺され方をした被害者が見つかる殺人事件を描いた話。
冒頭からインパクトのある展開で一気に引き込まれる。
被害者の殺され方が独特で、次に何が起こるのかという緊迫感が続く。
中盤の被害者の描写があっさりしすぎなところもあるが、
全3巻というボリュームもあってスピード感を維持したまま一気に読めた。
筒井哲也の「マンホール」「リセット」などに似た作風のため、
それらの作品が好きだった人は同様に楽しめるだろう。
2・3巻にそれぞれ独立した短編作品が収録されているため、
実質の長さは3巻に満たないのが残念だが、
サイコパス系や猟奇事件を扱った話が好きな人にオススメ。
不気味なカエル面の男による連続猟奇殺人!大小様々な「罪」を「私刑」によって裁いていくカエル面の男。果たして彼の目的は?そして、刑事・沢村はこいつを捕まえられるのか!?
本屋で見かけて衝動買いした作品です。衝動買いした中ではかなりの当たり作品。次巻が楽しみです。
原作:蔵石ユウ
作画:イナベカズ
連載:『月刊少年ライバル』(2011年10月号~2014年7月号)
どこにでもいるごくごく普通の少年、前田義明。しかし彼はある日突然、無実の罪を着せられ、無期懲役の判決を受けてしまう。絶望の中、関東中の不良が集まる青少年矯正施設、松嵐学園に収監された義明は、学園内でもかなりの曲者である吉岡、岩倉、山野井と同室の監房に入ることになり、さっそく、暴力と理不尽な日常の渦に容赦なく飲み込まれていく。しかし、その日々もあっさりと終わりを迎える。学園内で発生した事故の現場に突然現れたのは、とてもこの世のものとは思えない、人間を貪り食らうゾンビだった。義明たちはいやおうなしにゾンビや黒幕との戦いに挑むことになった。
読者の感想は…
最近はまりました。現在5巻まで読み終わりました。
絵がとても綺麗でキャラもみんな個性的で素敵です、
早く続きが読みたくて仕方ありません。
しかし、一つ言うならばもう少しキャラ同士の日常会話の絡みを加えて欲しいと思いました。
そのキャラの精神的状態なども。
それ以外はとても魅力的な漫画です。
バイオみたいなゾンビ系のアクション話が好きな人は絶対に気に入る作品
最初は絵が拙い感じで買おうか迷ったが、買って良かった
大当たりだった
この絵柄はむしろゾンビ達の嫌悪感を引き立たせている
冤罪で施設に送られた未成年の主人公、主人公と同室の未成年の3人
この4人のぎこちない友情や、ゾンビとの戦い
4巻までしか読んでないのに8巻位は読んでるんじゃないかと思わせる濃い内容
本当に買って良かった、今一番気に入っていて続きが気になる作品
絵がとても綺麗で話もしっかりしてます。読みやすくて思わず一気読みしてしまいました。お気に入りのゾンビ漫画です。グロいのに耐性があるのなら是非読んで頂きたい漫画。
作者:波津彬子
連載:『ネムキ』(1991年~)
入口に大きな柳の木がある骨董屋「雨柳堂」。そこへ集まるのは、様々な“想い”を持った品々。骨董と人の織りなす愛情と因縁。主人の孫息子・蓮は、それらの“想い”を感じ取る不思議な力を持っていた…。
読者の感想は…
かなり有名な作品だとは思うが、好きな作品なので一言書きたい。まず、「ネムキ」に連載されていたが怖い系の話ではない。あくまでも不思議な世界のお話だ。日本人が惜し気もなく捨ててきた古いものたちにまつわる物語の数々。私自身は文明にどっぷり浸って生きている人間だから、懐古趣味はないが、それでも古い物を見て歩きたくなった。もう感覚的には、当時の外国人と同じかもしれない。
主人公「蓮」の敵役(とも言い切れないが)が和服を着崩した素敵なヤツで、彼のファンになったおかげで焼き物にも興味が広がったし、植物にも目がいくようになった。お茶をやっている方も、おもしろく読めると思う。お宅に蔵が残っているというラッキーな方、ぜひどうぞ。
連載の方は、ここで一時休止ということらしい。惜しい気もするが、それでいいような気もする。
雨の降る日、緑茶を片手にふっと読み返したくなる、そんな珠玉の作品集、手にとって損はない。
妖や物に憑いた念とそれを感じる蓮のシリーズ。
基本的には1話完結ものではありますが
謎の男と少女の話はシリーズになっています。
発行頻度が現在2年に1回程度で、作者自身が
最終回が無いかもしれない(急にやめるかもしれない)
と言っているくらい気の長い作品です。
絵は好みがあるかもしれませんが美しいです。
主人公がレベルアップしたり、誰かと恋仲になるわけでもない。 静かな世界が好きです。 そっちの世界に住みたいぐらい。 淡々としているわけではなく、盛り上がりもある。 分類はホラーですが、別に怖くもなかった。 美しいものが好きな人にお勧め。
作者:篠原千絵
連載:『Betsucomi』(2004年~2005年)
修学旅行中のバス転落事故でたった一人生き残った二階堂六花。彼女が助かった理由、それは単なる幸運ではなかった―。体調が回復した彼女を信じられない出来事が次々と襲う!!水の中から現れたもう一人のリッカとの出会いが六花の新たな運命の扉を開くが!?
読者の感想は…
篠原千絵先生特有の事件(何か)が起こるシーンからはじまり、いわゆる恋人役、ねらう役、その取り巻き達・・と、始まっていく。「闇のパープルアイ」「天は赤い河のほとり」などで一斉風靡したこの先生の内容の濃さ、絵の綺麗さは変わっていない。文字通り今回は「水」がテーマ。一貫ではまだまだ叙情にすぎないストーリーの深さだ!
篠原先生の作品はやっぱり面白い!
途中で飽きることなく最後まで読めます。
ストーリーもキャラクターも作りこまれてて好きです。
今回は主人公の六花より立花の方に感情移入しちゃいました。特にラスト。
黒龍に止めを刺した立花の心情を考えると、はじめは憎しみだけがあったのかと思ったけど、直前で白龍に黒龍が生き返る可能性をたずねているあたり、最後まで愛しい気持ちは残っていたんだなって思いました。
きっと立花は黒龍に止めを刺すことで、愛しい人に愛されることもなく、何百年と生き続けてきた自分の人生に存在意義を持たせたんだと思います。
立花は種を呑み続けるのかな?
黒龍が白龍みたいに人として生まれ変わって、立花と結ばれればいいな~と妄想してみました。
他の方のレビューが今一つだったので、読むか読まないかずっと迷っていた作品でした。最後が呆気ないという意見が多いですが、別にこれはこれで良いかと。確かにお話やキャラクターの深みにちょっと物足りなさはあります。が、誰も考えつかないような、また聞いた事もないような不思議な物語で、その伝奇的な部分に大いに惹かれました。
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