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    東野圭吾 2015年秋公開予定『天空の蜂』最新情報ピックアップ

    「探偵ガリレオ」「プラチナデータ」の作者、東野圭吾さんの今秋公開予定の「天空の蜂」についての最新情報をまとめてみました。1995年11月に講談社より刊行された長編クライシスサスペンス小説「天空の蜂」が堤幸彦監督により映画化の予定

    東野圭吾のプロフィール

    1958年2月4日大阪生まれ、大阪府立大学工学部卒。
    1985年に「放課後」で第31回江戸川乱歩賞を受賞する。
    1998年に「秘密」を刊行、第52回日本推理作家協会賞(長編部門)を受賞し、映画化された。
    以後、2006年「容疑者Xの献身」で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞(小説部門)を受賞する。

    高校2年生の時に小峰元の「アルキメデスは手を汚さない」を読み、推理小説に嵌る。1983年に「人形たちの家」を第29回江戸川乱歩賞に応募するが結果は二次予選通過であった。1984年に「魔球」が第30回江戸川乱歩賞の最終候補に残るが落選してしまう。
    翌1985年に「秘密」で第31回江戸川乱歩賞を受賞し、小説家としてのキャリアをスタートさせた。

    2015年秋公開予定 天空の蜂

    1995年に刊行された長編クライシスサスペンス小説。第17回吉川英治文学新人賞候補作であった。2015年秋、堤幸彦監督により映画化の予定。

    天空の蜂 あらすじ

    錦重工業小牧工場試験飛行場の第三格納庫から、軍用の巨大ヘリコプター「ビッグB」がテロリストに奪取された。その日は、海上自衛隊への正式納入を間近に控えた領収飛行が行われる予定だったが、「ビッグB」は大量の爆薬物を満載したまま、テロリストの遠隔操縦によって、福井県の高速増殖炉「新陽」の上空へ飛び去った。日本政府へ届いた脅迫状は、現在稼動中や建設中の原発を全て停止しろ、さもなくば巨大ヘリを「新陽」に墜落させる、という驚くべきものであった。その上、奪取された「ビッグB」の機内には、子供が取り残されているという、テロリストにとっても予想外の事態が判明する。燃料切れによる墜落というタイムリミットが迫る中、自衛隊が原子炉の真上でホバリングしたままのヘリから子供を救うという難しい任務に挑む。一方、原発の安全神話を掲げてきた政府は、テロリストの要求にどう対応するか逡巡するのだった。

    出典:http://ja.wikipedia.org

    天空の蜂 キャスト

    湯原一彰役に江口洋介。三島幸一役に本木雅弘が主演として出演。

    湯原一彰 役 江口洋介

    三島幸一 役 本木雅弘

    三島幸一の恋人・赤嶺役に仲間由紀恵、その他に綾野剛、柄本明、國村隼、石橋蓮司、竹中直人、向井理、佐藤二朗、光石研、落合モトキ、やべきょうすけ、手塚とおる、永瀬匡、石橋けい、カゴシマジロー、松島花、前川泰之、松田悟志、森岡豊が出演

    赤嶺 役 仲間由紀恵

    堤幸彦監督

    代表作
    ・20世紀少年3作品
    ・劇場版SPECシリーズ
    ・エイトレンジャー1,2
    ・悼む人

    天空の蜂 原作の評判・今後の期待

    分厚いけれど一気に読みふけってしまう!
    奪取された超大型特殊ヘリコプターには爆薬が満載されていた。無人操縦でホバリングしているのは、稼働中の原子力発電所の真上。日本国民すべてを人質にしたテロリストの脅迫に対し、政府が下した非情の決断とは。そしてヘリの燃料が尽きるとき…。驚愕のクライシス、圧倒的な緊迫感で魅了する傑作サスペンス。

    出典:http://review.rakuten.co.jp

    昨年の自分なら手に取ることはなかったでしょう。
    細部に渡り、取材を重ねたであろうストーリーは
    生々しく緊迫感漂い、心を動揺させました。
    また事故前の、原発に無関心でいた自分に対して、
    頬を叩かれた気分にもなりました。
    これが10年以上も前の作品だと思うと感服です。
    ただただ凄いの一言です。
    厚さがあり、登場人物が多かったり、専門的な用語も難しかったりしますが、
    一読の価値はあると思います。

    出典:http://review.rakuten.co.jp

    天空の蜂は10年以上かかれた作品であるにもかかわらず、今なお人気の作品である。
    登場人物たちがどのように事件に関わっていくのかが丁寧に描かれており、とても多いページ数にもかかわらず一気に読みふけていくことができます。
    映画公開前に原作を読むのをお勧めいたします。

    東野圭吾と堤幸彦監督のコメント

    東野は「20年前に私が発したメッセージが、今どのように受け止められるか、見守りたいと思います」とコメント。堤監督も「この作品は社会と人間の在り方を問う問題作です。あらゆる神経を動員して向き合いたいと思います」と意気込んだ。
    江口の大胆でひたむきな姿と、本木の緻密で奥深い佇まいが激しくぶつかりあい、その瞬間を堤監督の研ぎ澄まされた演出と編集が切り取っていく。 原作に忠実でありながらも、東日本大震災の原発事故を経験した現代の日本に放つに相応しい、映画ならではの要素が加わる予定だという。

    出典:http://mdpr.jp

    原作「天空の蜂」

    「天空の蜂」は1998年11月に講談社文庫より発売された長編クライシスサスペンスである。圧倒的な緊迫感で迫る傑作であり、10年以上たった今なおその人気は消えていない。

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