2016/08/26
natu634
生年月日 : 1973年10月11日
出身地 : 台湾・台北
日本国籍。日本人の父と台湾人の母との間に生まれる。
身長 : 180cm
血液型 : O型
高校時代にスカウトされCMに出演し芸能界デビュー。
日本語・台湾語・広東語・中国語(北京語・四川話)・英語が堪能で、
主に日本・中国・中国香港・台湾の東アジア地域で、
映画・ドラマ・CM出演など幅広く活躍している。
主な出演作品
--映画
●恋する惑星(1994年)
●天使の涙(1995年)
●暗黒街/若き英雄伝説(1997年)
●不夜城 SLEEPLESS TOWN(1998年)
●LOVERS(2004年)
●レッドクリフ Part I(2008年)
●K-20 怪人二十面相・伝(2008年)
●レッドクリフ Part II -未来への最終決戦-赤壁:決戰天下(2009年)
--CM
●ライフカード (1996年 - 1998年)
●日本アジア航空(1998年 - 2001年)
●CITIZEN 『ATTESA』(2012年 - )
●エバー航空(2013年)
その他、アジア人として初めてプラダのワールドキャラクターに。(1998年)
そして、エンポリオ・アルマーニの広告塔も務めた。(2008年)
また、ゲーム好きであり、『鬼武者』シリーズの主人公、明智左馬介役(CGモデルと声優)として自ら出演、制作にも参与。
「THE CROSSING 太平輪:乱世浮生」
---1949年1月、上海から台湾に向かっていた大型客船・太平輪号が沈み、1000人近い乗員・乗客が犠牲になった実話をもとに、50年に渡る時間の間、3組のカップルたちを中心に戦争と災難という混沌の歳月、その中で生じた愛に関する物語を描いた作品である。---
1組目は、昼間は看護婦、夜は街頭に立つ女に身をやつす于真(チャン・ツィイー)と国民党の通信兵・佟大庆(トン・ダーウェイ)
2組目は、台湾籍の日本軍軍医・厳澤坤(金城武)とかつて台湾で心を通い合わせた志村雅子(長澤まさみ)
3組目は、抗日戦争の英雄・雷義方(ホアン・シャオミン)と富豪の令嬢・周蘊芬(ソン・ヘギョ)
一見無関係に見える3組の男女が太平輪号で巡り合い運命を交錯させる。
金城武さんは、台湾籍の日本軍軍医である「厳澤坤」役を演じた。
「ジョン・ウー監督とは「レッドクリフ」でも仕事を一緒にしましたが、今回の「太平論」はまったく異なる作品でした。感情表現がとても複雑で役になりきることがとても難しかったです。監督は撮影中もとてもやさしく気遣ってくれました。こちらが感謝の気持ちを示さなければならないのに申し訳ない気持ちでいっぱいです。この作品が伝える哀愁ある世界観はまさにジョン・ウー監督の手によって生み出されたものですね。」
ジョン・ウー(呉宇森)
■生年月日 : 1946年5月1日
■出身地 : 中国/広州
1971年にショウ・ブラザースに入社、73年の「カラテ愚連隊」で監督デビュー。
1986年に「男たちの挽歌」を発表し香港で記録的ヒットとなる。
1993年より活動拠点をハリウッドに移し、「ブロークン・アロー」、「フェイス/オフ」、「M:I-2 ミッション:インポッシブル2」といったアクション大作を次々と世に送り出している。ハトと二丁拳銃、そして舞い踊るようなアクション・シーンをスローモーション撮影するのがトレード・マーク!
「自分は恋愛映画も撮れる監督」
「創作力が枯れないうちにぜひ撮ってみたかったテーマ」
「ずっと歴史的事件を題材にした作品や中国と台湾の両岸の思いを込めた作品を作りたいと思っていた。同作品には感動的な場面が数多くある。『レッドクリフ』の時に、シナリオライターのワン・ホイリン(王蕙玲)に出会った。彼女のおかげでたくさんの構想ができた。歴史的ストーリーだけでなく、登場人物も真実に即しており、最初のシナリオの時点で非常に気に入った。また、時代背景を描くだけでなく、人々の一途な愛を描き、『不穏な時代ほど愛の偉大さが際立つ』ということを伝えている」
金城武
長澤まさみ
チャン・ツィイー(章子怡)
トン・ダーウェイ(佟大為)
ホアン・シャオミン(黄暁明)
ソン・ヘギョ 他
■太平輪沈没事故
1949年1月27日に発生した海難事故である。
上海から台湾に向かっていた豪華フェリー「太平輪」は、夜間航行の際に明かりをつけずにいたため木材と石炭を満載した貨物船「建元輪」と衝突、2隻の船はともに沈没し乗員乗客932人が犠牲となった。
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ジョン・ウー監督は、2008年よりこの太平輪事故についての映画の構想を練っていたようで、脚本はワン・ホエリン(王蕙玲)が担当することも明かしていた。
ウー監督は2008年、『グリーン・デスティニー』(00)の脚本を務めたワン・ホエリンからこの太平輪沈没事故の悲話を聞き、本作のアイデアを得たそうだ。
この時の仮タイトル「1949」が「太平輪」に変更された。
1964年生まれ。
台湾,台北 出身
主な著書に
●『恋人たちの食卓(飲食男女)』(1994年)
●『グリーン・デスティニー(臥虎蔵竜)』(2000年)
●『色戒(ラスト、コーション)』(2007年)
初めてこのシナリオを読んだとき、素晴らしいと思いました。その後もう一度読み返したんですが、そのときは素晴らしいとは思わなかった・・・"凄く"素晴らしい、と思いました。王惠玲先生はこれまでも多彩なシナリオを作ってこられました。『太平輪』のこの役は、きっとこなせると思いました。自分の限界に挑戦できるんじゃないか、と。たまたま日本語と台湾語を話さなければならない役どころでしたから、そこは自分の強みでもあったし、役になり切れば何か新しい発見があるんじゃないかという気持ちでした。
中国の映画は言葉の響きや映像がキレイであこがれていた。
本当にこの作品に参加できてラッキー。
ジョン・ウー監督には「皆家族みたいなものだから、家族の一員みたいに思ってリラックスして」と言われ感激した。
金城さんは子供のころからテレビでいつもみていて、まさか競演できるとは思ってなかった。
自分の役柄は、昔の日本の女性が映し出されたような、意志が強く、器の大きい、そんな役柄。
「苦しみを抱えるつらい女性です。この役を演じたことで、現在の生活がどんなに大切か教えられた。」
「今後はさらに親孝行をしたいという意識を持った。」
「両親をはじめとした家族や友人に出演作品を見てもらう時、何より幸せを感じる。」
「戦場の将軍を初めて演じ、『英雄役』の夢がかなった。初めて軍服を着て出演したのは『風声(The Message)』(2009年)。でも、あの時は日本の軍服だった」
映画自体3Dの効果で戦争の描写に迫力がありました。
また、台湾語、上海語、日本語、中国語(普通語)と色々な言葉が出て来るのでリアリティがあるように思えます。
膨大な製作費をかけているだけあって戦闘シーンもふんだんに盛り込まれている。
映像的には飽きさせないし、物語のスケールが大きいのも魅力的ではある。
戦闘シーンには、わざわざ特殊効果監督として、罗礼贤が招かれている。
ハリウッド映画との違いは、ハリウッドではCGを使うけれど、この『太平轮』では、全部実写ということだそう。実写でしか出せない迫力を追求したという。
そこのところは、成功していると思う。すごいスケール感だもん。どれだけ、火薬使ったんだろう。
実写は、シーンに入り込まされてしまう力がある。終わったら、肩に力入りすぎて肩こってた。
ネタバレになってしまうのであまり語れません!
しかし、黄暁明さんの演技とかっこよさには、金城武(武ちゃん)ファンの私でも二度、泣きました。
ぜひ、この作品を日本でも観たいです!!!!
この映画のクランクイン前、ジョン・ウー監督はリンパ癌だと診断され、已む無く撮影が延期されたそうです。その後念願の復帰を果たした監督が、自信をもって公開に踏み切ったこの映画。
現在公開されているのは前編で、後編に続くそうです。
後編は2015年5月以降公開予定
残念ながら今のところ、日本での公開は未定だそうです。
中国での後編公開も詳しくは発表になっていないようです。
これだけの豪華キャスト、撮影スケールの大きさが評価されている映画なので、是非とも日本でも公開してほしいですね♪
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