2015/10/09
kiyo_7
『地獄少女』(じごくしょうじょ)は、2005年から2009年にかけて放送された地獄送りをテーマとしたミステリーホラーテレビアニメ(全3作)。また、それを原作にした永遠幸の漫画、テレビドラマ、ライトノベル、コンピュータゲームなど含むシリーズ作品の総称。
都市伝説の名は地獄少女。真夜中、地獄通信というサイトに、呪う相手の名前を書くと、地獄少女が現れ、呪いを実行してくれるという。その伝説は本当であった。現れた地獄少女は、呪いの藁人形を依頼者に与える。その人形の赤い紐をほどいた時、呪いの契約が結ばれる。ただし、「人を呪わば穴二つ」、その代償は、依頼者の死後本人を地獄に導く。
閻魔あい
本作の主人公
小柄で、どこかやや古風なデザインの黒いセーラー服を着たおとなしそうな長髪の少女。地獄通信にアクセスした依頼人の怨みの感情に共鳴すると、黒地に菊の花をあしらった振袖を「変身」するが如く瞬時に着て「地獄少女」となり、依頼を忠実に遂行する。
輪入道(わにゅうどう)
三藁の1人
三藁の中では最も(妖怪)人生経験豊富と思しきリーダー的存在。三藁の中で最初にあいの使い魔となったらしく、当時は雲水のような姿をしていた。最も貫禄のある台詞を言うことが多い。通常態は和装(山高帽に袴)を粋に着こなす、禿頭の好々爺。正体は車輪の形をした妖怪。藁人形態の色は黒で、首に掛けている赤い襟巻きを巻き付けて変身する。
骨女(ほねおんな)
三藁の1人
通常態の容姿は主に露出度が高いオフショルダーの着物(『二籠』では艶やかな牡丹柄の振袖)を妖艶に着こなす、妙齢の美女。正体は骸骨で、身体の一部を白骨化させることが可能(主に地獄流しの際に相手を脅すため、変化させる場合が多い)。また、炎を纏わせたクナイを放つ攻撃もする。藁人形態の色は赤で、首に赤い帯締を器用に巻き付けて変身する。
一目連(いちもくれん)
三藁の1人
通常態の容姿は主にパーカーとズボンというカジュアルな服装をラフに着こなす今時の好青年風で、かなりの美形に描かれている。両耳に銀色のピアスをしている。藁人形態の色は青で、身に着けているペンダントへのキスで変身する。妖怪になる前は、数多くの人に斬殺目的で使われてきた刀の九十九神であった。やがて戦場に廃棄されていた所をあいと出会い、青年の姿になって行動を共にするようになる。
『地獄少女』(じごくしょうじょ)は、テレビアニメ『地獄少女』を原作とした永遠幸による日本の漫画作品(コミカライズ)。講談社『なかよし』で連載、『なかよしラブリー』で不定期掲載された。
アニメ『地獄少女』の企画が停滞していた時期にスタッフが『なかよし』の編集者と知り合い、編集者側がアニメの企画内容興味を持ったことからアニメ化に先立っての漫画化が決定し『なかよし』2005年11月号から連載が開始された。
ファンシーな少女達が描かれる明るい作風の目立つ同誌において、連載作品陣では異彩を放ちつつも相応の人気を獲得し、連載開始時は奇数月のみ掲載の隔月連載を予定していたが2006年1月号の第2話より毎月連載となった。
『地獄少女』(じごくしょうじょ)は、アニメ『地獄少女』を原作として日本テレビと静岡第一テレビで2006年11月4日から2007年1月27日の深夜に「黄金の舌」枠内で放送されたテレビドラマ。全12話。
出演者の相互交流を始め、制作発表はアニメ『二籠』・ドラマ両方同時に行われた。なお、放送期間中(一時期)、次回予告のテロップでアニメ版の放送局であるTOKYO MXがドラマ版の放送告知を、ドラマ版の放送局である日本テレビがアニメ版の放送告知をするなど、実写版とアニメ版が連動した試みも行われた。
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深夜アニメとしては異例の高視聴率を誇った(毎日放送にて最高4.9%)最初のシリーズ。依頼者のターゲットとされる人物は基本的に悪人として描かれ、勧善懲悪調のスタンスになっている。
第1期放送前は、内容がダークなために企画が滞ったこともあったそうですが、実際にアニメを放送してみるとかなり好評だったようです。確かに、地獄少女はなかなか無いタイプの少し怖いもの見たさで見るような夜アニメにぴったりかもしれません。
また、アニメ第1期では最終話に進むにつれて主人公・閻魔あいの過去が明らかになります。地獄少女にはとても哀しく辛い過去があったのでした…。
正体は、安土桃山時代に村のためと称して「七つ送り」の人柱にされた少女・あいである。しかし好意を寄せていた幼馴染・仙太郎と共に七つ送りの掟を破り、罰として両親共に地中へ埋められて人柱とされる。その際、仙太郎が村人に強要されてあいへ土を被せてしまったことから、自らは仙太郎と村人達への強い恨みを抱きながら一旦は力尽きるが、その後に蘇って故郷・六道郷(むつみごう)へ火を放って村民を虐殺するという大罪を犯す。この罪はあまりにも重すぎて地獄でも償いきれず、罰として地獄少女として働く責務を課せられる。その中で、自分に与えられた使命について考え続けていた。
新キャラクターとして「きくり」が登場する。演出やスタンスが様変わりし、地獄流しの演出やエピソードのどんでん返しなど、前作とは違った新しい試みが多く行われている。本作をもって「閻魔あいを主人公にした」物語は完結の形を取っているが、最終話のラストシーンで新たなる展開を示唆する描写も見られ、次作も製作されることになった。
アニメ版では『二籠』第一話、漫画版では第16話から登場。あいとは対照的に青く大きな目を持ち、頭に椿の花を飾り、濃紺の無地に黒襟の短い着物、濃い紫の帯、下には白い越中褌で下駄を履いた幼女。詳しい正体や目的は不明だが、人面蜘蛛に憑依されていたことが『二籠』最終話で判明する。
アニメ第2期できくりが登場したことにより、キャラクター陣の関係性にも新たな動きがあり、見所の一つと言えるでしょう。きくりちゃん可愛いですよね!!
『二籠』最終話では掟に背き、悪辣な住民から迫害されていた拓真を助けるため、地獄流しから解放して現世で過去の自分と同様に白襦袢姿の人間へ戻った後、自らの大罪や地獄流しに対する結論を出す。その結論とは、自らの死で怨みの連鎖を断ち切ることであった。やがて両親の魂が開放される中、自らが地獄へ消えていくことで、遂に責務を終える。
アニメ第2期の最後で、あいはあろうことか起き手を破って人間の男の子を助けるために自らが地獄に流されることを決意します。永遠にいなくなってしまったかのように思われたあいでしたが、最終話では続きを予想される描写もあったそうな…?
『三鼎』では、霊として現世と冥界の狭間を彷徨うゆずきへ地獄少女としての役割を引き継ぐため、彼女に憑依することで復活を果たす。依頼遂行の際の「変身」も、ゆずきの絶叫と共に彼女の体内からチョウの羽化のように出現し、輪入道に乗らないままターゲットの元へ参じるなど、過去2作とは全く異なるものとなっていたが、六文燈籠の日に地獄界から魂を送られたことで、ゆずきの身体から幽体離脱した。
『三鼎』から新たに登場する使い魔。通常態は長袖のシャツと短パン姿の、大人しい少年。第一話において、銭湯で働いていた一目連の前に突如現れた。藁人形の色は黄色で、頭に葉を乗せて変身する。
『三鼎』におけるキーパーソン。市立賽河原第四中学校三年生のごく普通の少女。性格は内気で大人しいが、物語終盤では、強気な性格になっていき、特にあいに対しては攻撃的な態度をとるようになる。両親は別居しており、団地で一人暮らし。次の地獄少女となる運命を負っており、ある日突然あいに依り代として憑依されてから、地獄少女に翻弄されていくこととなる。そのせいで柴田つぐみと同じように、地獄通信を通じてあいと接触を図る者達が見える能力を持つことになる。
アニメ第3期では、また新たな一面を見せた地獄少女。閻魔あいは人間の少女に憑依したかたちで復活します。一体ストーリーはどんな形ですすんでいくのでしょうか??
いかがでしたでしょうか??
アニメシリーズが原作の地獄少女についてご紹介しました。
気になる方はぜひレンタルショップへ!夜に見ると、きっとますます楽しい時間を過ごせること間違いなしですよ。
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