面白いアニメはいっぱいある!時代に関係なくおすすめのアニメ!
2016/08/01
yasuyuki
「蟲師」は、漫画家・漆原友紀先生によって1999年から連載していた作品です。2008年に完結していますが、特別版が作られるなど、今でもファンを楽しませています。
今後もまだまだ続いてほしいと思える、少し不思議な感覚を味わえる世界観の作品です。
蟲師のファンの中には、あのなんとも言えない読後感が好きだという人もいるのではないでしょうか?
ハッピーエンドで終わるものばかりではない、というのも、この蟲師の特徴のひとつですね。
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そんな「蟲師」がアニメ化したのは、2005年からでした。
2005年に2クール(全26話)放送され、その後2014年にアニメ2期として、2クール(全20話)。
更に、2014年の連続アニメ放送前には特別版として、「日蝕む翳」というサブタイトルのアニメが1時間番組で放送されました。
この「日蝕む翳」は2013年に原作が発売され、その後アニメ化したという流れで、印象としてはアニメの為に書きおろした特別版のストーリーといったもの。
アニメが原作とそこまで相違ないというのは、蟲師の特徴の一つといえます。
原作を丁寧に映像の世界へ移しこんだこの「蟲師」は、セリフが大量にあるアニメというよりは、セリフ、音楽、映像、すべてが一つになってさまざまな効果を生み、楽しませてくれるという作品です。
アニメ版蟲師は、今人気絶頂の声優を使うというわけではなく、子どもの声は実際に子どもが吹き替えしていたり、落ち着いた声の声優を起用するなど、そういった点も最近よく見かけるアニメとは違う点と言えます。
全体的に静かに、スーッと流れていく一つの話を傍で一緒に見ているという感覚に陥れる作風なのも、魅力のひとつです。
OPも静かな曲を使用しており、作品の雰囲気にマッチしています。
Mushishi OP「The Sore Feet Song」
こちらは1期の「蟲師」のオープニングです。
静かで聞いていて気持ちのいい曲なのが特徴的ですね。
蟲師 続章 OP
こちらは2期にあたる「蟲師 続章」のオープニングです。
静かな中でこれから始まる物語に期待が高まるような高揚感もある不思議な曲。
仕事などで疲れた時に、のんびり眺めているだけでも楽しめる。
そんな作品でもあります。
アニメ「蟲師」には様々な蟲が登場します。
動きも、群れている数も話数によってさまざま。
そんな、アニメ「蟲師」に登場する蟲は、すべて手描きで描かれています。
「蟲師 続章」Blu-ray&DVD第一巻発売告知 CM
このCMでいえば、序盤の黒い揺れ動くものと、最後に出てくるさまざまな形状のもの。
これが、「蟲」です。
CGでの処理が多くなっている昨今、手描きでここまでの映像を作りあげるというのはすごいことです。
それだけでも、スタッフの力の入り具合が伝わりますね。
中には、狂気を感じる程の蟲の群れも登場するアニメ蟲師。
こういったスタッフの仕事を知っていると、より一層楽しめますよ。
たとえばコレ。映像では見つからなかったので画像ですが、本当に細かくさまざまな蟲が描かれています。
さらに、この透明感のある蟲。
この蟲がすーっと動いていく様は目を見張るほど綺麗なんです。
アニメ「蟲師」は、原作では表現しきれない雰囲気を音楽という効果を使って演出しています。
原作のもつ独特な雰囲気を壊さない音楽の世界で、アニメ「蟲師」は彩られています。
蟲の音
こちらは、アニメ蟲師放送中に放送された特別番組です。
キャストやスタッフが出演して、アニメ蟲師についてトークをした番組ですが、その中でアニメ蟲師の音楽を実際に再現するというコーナーがありました。
アニメ蟲師に使われる音、音楽はこうした細かな作業で作られています。
他の作品では見かけないような楽器などを用いて、アニメ蟲師ならではの「音」を作りだす。
その結果、アニメ「蟲師」のあの独特な世界が生まれるというわけですね。
いかがでしたか?
この「蟲師」という作品は、原作・アニメ共にすごく丁寧に作られている作品です。
原作を読んでいなくても、アニメだけでも充分一つの作品として楽しめる蟲師ですが、原作を読んでから見るとその再現度に感動すら覚える程!
興味をもたれた方は、是非原作を手にとって、アニメをご覧いただきたいです!
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