小栗旬は一児の父になりました、小栗旬の父はどんな人でしょう?
2018/05/10
まりあぐらちあ
生年月日:1982年12月26日
血液型:O型
出身:東京都
身長:184cm
所属:トライストーン・エンタテイメント
「内田有紀と共演したい」という理由で、小学校6年生の時にオーディションに応募し、しばらくエキストラとして活動。
1998年フジテレビドラマ「GTO」吉川のぼる役で連続ドラマに初めてレギュラー出演。
CX 「GTO」
NTV 「ごくせん」
CX 「救命病棟24時」
NHK 大河ドラマ「葵」「義経」「天地人」「八重の桜」
CX 「電車男」
TBS 「花より男子」
CX 「花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~」
NTV 「貧乏男子 ボンビーメン」
CX「東京DOGS」
TBS日曜劇場「獣医ドリトル」
TBS「荒川アンダーザブリッジ」
テレビ朝日「BORDER」
CX「信長協奏曲」
TBS「ウロボロス」
「あずみ」
「キサラギ」
「クローズ ZERO」
「花より男子 ファイナル」
「ごくせん THE MOVIE」
「TAJOMARU」
「踊る大捜査線 THE MOVIE 3」
「岳ーガクー」
「キツツキと雨」
「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」
「少年H」
「ルパン三世」
「信長協奏曲」
大河ドラマから漫画の実写ドラマまで幅広い作品に出演している小栗旬。舞台での活躍ぶりを見てみましょう。
2003年10月3日~20日 「宇宙でいちばん速い時計」(白井晃 演出)
2003年11月16日~12月14日 「ハムレット」(蜷川幸雄 演出)
2004年3月29日(月)~4月3日(土) 「JOKER」 (作:生瀬勝久 演出:水田伸生)
2004年4月8日(火)~4月14日(水)彩の国シェイクスピア・シリーズ第14弾 喜劇「お気に召すまま」(蜷川幸雄 演出)
2004年8月6日~8月21日 「偶然の音楽」(白井晃 演出)
2005年10月31日~11月20日 彩の国シェイクスピア・シリーズ第15弾 「間違いの喜劇」(蜷川幸雄 演出)
2006年2月3日~2月19日 「タイタス アンドロニカス」(蜷川幸雄 演出)
2006年4月21日~5月7日「お気に召すまま」(蜷川幸雄 演出)
2007年7月5日~7月29日 「カリギュラ」(蜷川幸雄 演出)
2007年11月7日~30日 「ムサシ」(蜷川幸雄 演出)
2009年3月~「時計じかけのオレンジ」(河原雅彦 作・演出)
2011年8月 劇団☆新感線 いのうえ歌舞伎「髑髏城の七人」(いのうえひでのり 演出)
2013年5月「あかいくらやみ~天狗党幻譚~」(長塚圭史作・演出)
2014年7月「カッコーの巣の上で」(河原雅彦演出)
2015年8月21日(金)~10月4日(日)「RED」(小川絵梨子 演出)
ドラマや映画だけでなく舞台でも精力的に活躍している小栗旬。彼の出演した作品を見てみましょう。
『世界で一番速い時計』(2003年)
遊◎機会オフィスプロデュース
作:フィリップ・リドリー
演出:白井晃
会場:シアタートラム
俳優としてこの仕事をやっていこう、芝居と向き合っていこうと思ってからの初めての舞台でした。演劇の世界に初めて本格的に入っていくことで僕自身もいっぱいいっぱいだったのに、僕の相手役だった人が降板しちゃったりしてホントに大変な稽古場だったんですよ。
この作品までは児童劇団やドラマのエキストラをやっていた小栗旬にとって、初めて本格的に舞台に向き合った作品です。
演出家・俳優 白井晃
俳優として幅広い作品に出演されているほか、演出家としてオペラ、ミュージカル、音楽劇からストレートプレイまで幅広い作品を発表し、その緻密な舞台演出が高く評価されています。
2014年より神奈川芸術劇場(KAAT)のアーティスティックディレクターに就任されました。
演出の白井晃さんも鼻血流しながら演出をつけていた思い出が(笑)。つい先日、白井さんと食事をして当時のことを話したりしたんですけど、“旬が俳優としての覚悟を持って臨んでくれた舞台だったけど、僕もどうしよう~!とテンパっちゃってたからね”なんて笑ってました。
俳優 浅野和之
舞台を中心に、テレビ、映画、CMと様々な現場でされている演技派俳優。
2005年に「紀伊國屋演劇賞個人賞」、2006年と2011年に「読売演劇大賞最優秀男優賞」を受賞されています。
当時、共演の浅野和之さんに“朝10時に来い”と言われて、連日本稽古の始まる前に浅野さんが稽古をつけてくれたんですよね。“浅野和之のストレッチ”から始まって(笑)。浅野さんは僕にとって、舞台について最初に教えてくれたお師匠さんのような人ですね」
演出家の白井晃と俳優浅野和之の二人に鍛えられた小栗旬。当時19歳だった小栗旬にとって、この経験が後の舞台の活躍につながっていきます。
『ハムレット』(2003年)
演出: 蜷川幸雄
出演:藤原竜也、鈴木杏、井上芳雄、小栗旬、高橋惠子、西岡徳馬
小栗旬は、物語の最後に登場するフォーディンブラス役として出演します。
旬君は、たつやくんの舞台を観に行った楽屋で蜷川さんと出会い、
たつやくんに「こいつも芝居やるんですよ。」と紹介されて、
その時の旬君は、髪を結んで、スケボーを背負って、背が高くて都会的でパンクでかっこよかったらしく惚れこまれて
その場で蜷川さんに「ぼくの舞台に出ないか?」と言われ、
後日正式に旬君の事務所にオファーがあり
スウェーデンの王子フォーティンブラス役をすることに
「宇宙でいちばん速い時計」の公演中に、舞台「ハムレット」の稽古が始まってしまいます。旬君のフォーティンブラス役は、最初の頃、他の方が代理を務めていたそうです。
演出家の言葉を聞けないまま、途中から稽古に参加します。
演劇界の鬼才 演出家・蜷川幸雄
舞台において、最も小栗旬と仕事をした演出家です。小栗旬を舞台俳優に鍛え上げた方です。
「高校1年のときに『GTO』に出て、必要な単位を取得できなくて、仮進級となったんです。そこで学業に専念することにしたのですが、2年生になるとサボるようになった。学校で学ぶことに興味が持てなくて…。仕事場では色々な年齢の人たちがいて刺激的だったのに、急に行けなくなって、つまらなくなってしまったんです」
蜷川さんは、高校時代をそんな風に過ごしてしまった僕の知的レベルを上げてくれたんです。言葉の大切さやアートと人間の関わりなど、1つ1つ教えてもらった時間は、僕の財産です。
11歳から児童劇団に入り、高校時代はドラマの仕事が忙しくなった小栗旬。
芝居や演じる楽しさと魅力を実感するようになったのは、蜷川幸雄の存在が大きかったのです。
『タイタス・アンドロニカス』(2006年)
作:ウィリアム・シェイクスピア
演出:蜷川幸雄
出演:吉田鋼太郎、麻実れい、小栗旬、真中瞳、壤晴彦、鶴見辰吾
僕の中ではそんなに覚えていないんですが、蜷川さんが4年くらい前に僕と初めて会ったときに、すごく僕がズレていたらしいんですね。あまり蜷川さんが会ったことのない若者だったらしくて。そのとき僕、スケボーばかりやっていたころで、髪の毛をひっつめて、いろんなものをジャラジャラつけて歩いていたんですよ。「エアロンを演るときには、あのころのお前を持って来い、ブッ飛んでやれ」と言われています。
吉田 技術的にも、経験値的にもってことでいえば、まだまだなのかもしれないけど(笑)。でもこの間、『お気に召すまま』を一緒にやったときに、小栗の芝居、あるいは小栗の目を見ていたら、なぜか泣けてきちゃってね。稽古中だからそれほど気合が入っていたわけでもないし、テンションが高かったわけでもなかったんだけど。なんていうか、ものすごくピュアなものを持っていて、オーラがあるというか。ちょっと普通の人にはない、なにかがあるような気がしますね。もしそれが彼の資質だったら、すごい役者になるかもしれないなという気がします。僕には全然ないものなので、うらやましいですよ!(笑)
ギラギラとした攻撃的な空気を発散する、その鍛えられた浅黒い体と、虚ろなのに鋭い目。ただ無言で“居る”、空を半眼で睨むその目に釘付けだったわ・・・。
そして、ひと度自分のシーンになったら、ギラギラしたものに、更に、豹のような身のこなしと、色気が・・・。既に、若々しいとか、瑞々しいとかじゃなく、冷たい色気が突き刺さるよう。
シェイクスピア作品の中で最も残虐と称される本作。そして小栗旬の演じたエアロンは徹底した悪役として描かれている難役。それを小栗旬は力強く演じ、高い評価を得ました。
小栗旬自身の役作りの幅が大きく広がったのも本作品からです。
『ムサシ』(2009年)
作:井上ひさし
演出:蜷川幸雄
出演:小栗旬、藤原竜也 ほか
藤原 (小栗旬は)僕が絶対的に手を触れていない芝居をすんなりとする人。そんな小栗とゼロから作り出すことが楽しい。
小栗 演劇的な振る舞いは、やっぱり竜也には及ばない。かわすとかユルい感じの芝居は僕が得意で、竜也は真っすぐな芝居がすごい。オレらがフュージョン(融合)したら、お互いのできない部分を補え合えると思う。
藤原 全く違うね。もう、芝居やキャラクターから違う。それが面白いし、それを脚本家の井上先生がよく見ていてくれてる。面白い小次郎と武蔵で、そのセリフを掛け合っている。本当にそのまんま小栗と藤原って感じなんです。
この『ムサシ』という作品は、劇作家井上ひさしがこの舞台のために書き下ろした、まさに小栗旬と藤原竜也のために書かれた作品です。ハムレットの共演から6年、巌流島での武蔵と小次郎のように、舞台の2人は互いの演技を認め合いながら切磋琢磨する関係となりました。
劇団★新感線 いのうえ歌舞伎『髑髏城の七人』(2011年)
作:中島かずき
演出:いのうえひでのり
出演:小栗旬、森山未來、早乙女太一、小池栄子、勝地涼、仲里依紗 ほか
小栗演じる捨之介のたたずまいは、ため息が出るほど格好いい。白地に髑髏の絵をあしらった着流し姿は、パンフレットなどでも見られるのだが、目の前で繰り広げられる3Dの生の舞台だと、その魅力が一層増す。裾がめくれるのもお構いなしで動き回る姿に目を奪われる。
いかかでしょうか?舞台に出ている小栗旬はとても生き生きしていて、芝居が好きなんだと感じることができます。ぜひ生でその姿を見て応援してみてください!
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
Copyright© 運営事務局