【追悼】高倉健の名作は映画やドラマだけじゃない!高倉健CMまとめ
2016/08/01
NANAT197
高倉健(たかくらけん)
本名 小田 剛一 (おだ ごういち)
生年月日 1931年2月16日
没年月日 2014年11月10日(満83歳没)
出生地 福岡県中間市
死没地 東京都
身長 180 cm
血液型 B型
活動期間 1955年 - 2014年
配偶者 江利チエミ(1959年 - 1971年)
小林稔侍(こばやしねんじ)
本名 小林 稔侍 (こばやし としじ)
生年月日 1941年2月7日(74歳)
出生地 日本の旗 日本・和歌山県伊都郡かつらぎ町
身長 180 cm
血液型 A型
活動期間 1962年 -
活動内容 1962年:東映ニューフェイス
著名な家族 小林健(長男)
小林千晴(長女)
事務所 鈍牛倶楽部
東映時代の高倉健と小林稔侍のお二方は、若々しくて、懐かしいです。
映画「網走番外地」にも小林稔侍さんは出てます(主演:高倉健)
映画「網走番外地」でも多数の作品で、お二人(高倉健と小林稔侍)は出ていらっしゃいます。
高倉健と小林稔侍。ドラマ「あにき」
高倉健と小林稔侍が共演。TBS系にて'77年10月7日から12月30日迄、毎週金曜午後10時から10時55分迄の「金曜ドラマ」枠内で放送されたテレビドラマ。最高視聴率は21.5%だったとか。
無骨で不器用だが義理人情に厚いという、定番の高倉健。そこに共演したのが、小林稔侍。
中学生の頃からファンの高倉健は、東映に入って以後大部屋時代からの恩人であり、何度も小遣いをもらったり、小林が家を建てた時や結婚する際に保証人になってもらったという。高倉に対する恩や思い入れは強く、長男に「恩を一生忘れないこととありがとうの思いを込めて」、高倉と同じ「健」と名付けたり、「健さんのためなら腎臓を一つ提供しても構わない」と思っているほどである
通り一遍のご関係ではなく、小林稔侍さんは、高倉健さんに恩義を感じていたし、尊敬もしていたと言うことです。
映画「鉄道員」で共演(高倉健と小林稔侍)
高倉健と小林稔侍のお二人は、映画「鉄道員」でも共演しました。
『鉄道員』が公開した後に、志村けんの番組でトークコーナーに小林稔侍が出演した際にはVTR出演して、志村の演技を絶賛する一方で、東映時代から懇意にしてきた後輩で、弟同然の付き合いをしている小林稔侍には「セリフを覚えて来ない、気持ちを引き締めてほしい」といったことを、真顔で苦言を呈しながらもユーモラスに茶化して、小林稔侍を赤面させています。
健さんを慕う人たち
健さんの趣味や交友関係でも、高倉健と小林稔侍は先輩後輩です。
映画「鉄道員」(高倉健と小林稔侍)
これも鉄道員で共演した、高倉健と小林稔侍のお二方の写真。
主人公の佐藤乙松(おとまつ)は、北海道の道央(十勝・空知と推測されるが、あくまで架空)にある廃止寸前のローカル線「幌舞線(ほろまいせん)」の終着駅・幌舞駅の駅長である。鉄道員一筋に生きてきた彼も定年退職の年を迎え、また同時に彼の勤める幌舞駅も路線とともに廃止の時を迎えようとしていた。彼は生まれたばかりの一人娘を病気で失い、また妻にも先立たれ、孤独な生活を送っていた。
ある雪の日、ホームの雪掻きをする彼のもとに、忘れ物をしたと一人の鉄道ファンの少女が現れる。乙松が近所にある寺の住職の孫だと思い込んだ彼女の来訪は、彼に訪れた優しい奇蹟の始まりだった。
鉄道員の粗筋です。(ここでも高倉健と小林稔侍のお二人は、ご共演)
「夜叉」の小林稔侍と高倉健
映画「夜叉」で共演したお二人(高倉健と小林稔侍)
ビートたけしとは1985年(昭和60年)の『夜叉』で共演して以来親交があって、互いに大ファンでもあります。2012年(平成24年)9月8日放送の「プロフェッショナル 仕事の流儀 高倉健スペシャル」の中でも、撮影の合間に、健さんがたけしに「えぇ、たけちゃん、えぇ、勝新太郎です。会いたいよー」と冗談まじりに
夜叉で高倉健と小林稔侍は出てますが、その映画にビートたけしも出ていて、それから仲良くなったそうです。
「人斬り夜叉」と呼ばれた、大阪・ミナミの伝説の男、修治は、女の為にヤクザから足を洗い、若狭湾に面した小さな港町で漁師となって妻子と暮らして15年。ある冬のこと、ミナミから螢子という女が流れてきて小さな居酒屋「螢」を開く。螢子の都会の刺激と香りに満ちた妖しい魅力に男の心が揺れ動く。
夜叉は、田中裕子さん、いしだあゆみさんが、共演されたいい映画でした。(高倉健と小林稔侍も出ています。)
映画「冬の華」で共演した高倉健と小林稔侍
「冬の華」という映画で、高倉健と小林稔侍はご共演されました。池上季実子さん主演の任侠の話。
殺した相手の娘を気にかけ、伯父と偽り文通を続ける一方、堅気になれずヤクザの世界で破滅していく男の姿を描いたドラマ。関東の東竜会幹部、加納秀次は、会長を裏切り、関西の暴力団に寝返った松岡を殺害する。しかし、松岡には3歳になる洋子という一人娘があり、加納は洋子を舎弟の男に託して服役した。服役中、加納はブラジルにいる伯父と偽り、洋子と文通を続けその成長を見守る。やがて、15年の刑を終え出所した加納は堅気になることを決意するのだったが……
高倉健と小林稔侍は、いい味出していましたね。
2012-0039
予告篇:「冬の華」
キネ旬ベストテン(1978年)8位
監督:降旗康男
出演:高倉健と小林稔侍
高倉健が演じる主人公が、刑務所から出所して、音楽喫茶へ行ったとき、チャイコフスキーのピアノコンチェルトが流れているのにもかかわらず、その曲をリクエストしたのは、クスっと笑いました。小林稔侍さんは、やくざを引退して板前の役だった。無口な演技が高評価を得ました。
いくら小林稔侍さんがお年を重ねられても、高倉健さんには頭が上がらなかったようです。それは、先輩後輩としてだけではなく、人間として、高倉健を尊敬していたからだと感じました。小林稔侍さんは、高倉健さんの恩を忘れることなくこれからも、いい役者を続けて行かれることでしょう。
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