【世界も注目】TIME誌が選ぶ宮崎駿監督の映画ランキングベスト10
2018/03/05
ぱぱだむ
高倉 健[注釈 1](たかくら けん、1931年(昭和6年)2月16日 - 2014年(平成26年)11月10日)は、日本の俳優・歌手。愛称、健さん。福岡県中間市出身、身長180cm、体重71kg、血液型はB型[2]。高倉プロモーション所属。日本を代表する映画スターで、半世紀以上にわたり活躍してきた。代表作は映画『日本侠客伝シリーズ』、『網走番外地シリーズ』、『昭和残侠伝シリーズ』、『新幹線大爆破』、『八甲田山』、『幸福の黄色いハンカチ』、『野性の証明』、『南極物語』、『ブラック・レイン』、『鉄道員(ぽっぽや)』、『あなたへ』など。2006年に文化功労者、2013年には文化勲章を受章した。
報知映画賞では主演男優賞や日本アカデミー優秀主演男優賞、
日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞で主演男優賞、
そして天皇陛下から文化勲章まで数々の受賞歴がある高倉健さん。
これからも人生を愛する心、感動する心を養い続けたいと思いますと、天皇陛下をお話になられたようですが、その矢先に高倉健さんは病魔に侵されてしまいました。
映画に人生を捧げ、その命を全うした高倉健
主演となる次回作の映画『風に吹かれて』の準備をしていたが[30]、2014年11月10日午前3時49分、悪性リンパ腫のため東京都内の病院で死去[31][32]。83歳没。高倉の遺志により近親者によって密葬が執り行われ[33]、終わった同月18日に高倉プロモーションから「往く道は精進にして、忍びて終わり悔いなし」の言葉が添えられたFAXでその死が発表された[30][31][33]。5年ほど前に前立腺癌で手術を受けて寛解したものの、その定期検査で悪性リンパ腫が発見されて療養していた[30]。「入院中の姿を見せたくない」と親しい関係者だけにしか知らせておらず[注釈 6]、容体が急変して意識不明になったのは亡くなる数日前で安らかな笑顔で旅立っていた[30]。
映画に人生を捧げ続けた高倉健さんが逝ってしまいました。
悔いもなく、安らかな笑顔で旅立っていったことを知れただけでも映画ファンや高倉健ファンのみなさんは良かったのではないかと思います。
1977年(昭和52年)公開------幸福の黄色いハンカチ
刑務所帰りの中年男が、偶然出会った若い男女とともに妻の元へ向かうまでを描いた山田洋次監督によるロードムービー。過去を持つ主人公の物語と若いカップルのラブストーリーが北海道の四季とともにつづられ、1977年に公開されるや大ヒットを記録し、その年の映画賞を独占した。
北海道網走。夢だった新車を買って北海道をドライブする欽也は、途中女の子をナンパし、ふたりで旅を続ける。ある時、ひょんなことから出所したばかりの中年男・勇作と出会い、旅をともにすることに。やがて、ふたりは勇作から“自分を待っていてくれるなら、家の前に黄色いハンカチを下げておいてくれ”と妻と約束したことを打ち明けられる……。
この映画で高倉健さんは第1回日本アカデミー賞・最優秀主演男優賞を受賞したそうです。
1977年(昭和52年)公開------八甲田山
1902年(明治35年)に青森の連隊が雪中行軍の演習中に遭難し、210名中199名が死亡した事件(八甲田雪中行軍遭難事件)を題材に、一部創作を加えた作品である。いま観直しても、映画の発する磁力に目が釘付けになる力作であり、今後これほど内容の濃い大作を作るのは非常に難しいだろう。 映画の台詞「天は我々を見放した」は当時の流行語になった。
明治34年末、日露戦争を目前にして陸軍は寒冷地教育の不足を痛感していた。ロシア軍と戦うためには雪中行軍をして、雪とは何か、寒さとは何かを知らねばならなかった。その行軍の目標となったのが生きては帰れぬ冬の八甲田であった……。「小説吉田学校」「日本沈没」の森谷司郎監督が、高倉健を主演に、壮大なスケールで描いたドラマ。
ものすごい映画な気がしますね!
撮影が本当に大変だったと思います。
一度、吹雪に見舞われたことがありますが、息が出来なくて本当に死ぬかと思いました。
本当に事件があったくらいですからこの映画の撮影は高倉健さんは命がけで臨んだと思います。
1980年(昭和55年)公開------動乱
山田信夫の脚本を森谷司郎が監督した歴史ドラマ。高倉健と吉永小百合の奇跡の共演。本編は「海峡を渡る愛」と「雪降り止まず」の二部構成。昭和史の起点となった五・一五事件から二・二六事件までの風雲急を告げる時を背景に、寡黙な青年将校とその妻の愛を描いた作品。
わずか千円の借金のために芸者に売られようとする姉の薫を救おうと、初年兵の溝口が脱走するが故郷で逮捕され、揉み合った上司を誤って殺害したため射殺されてしまった。隊長の宮城は父に金を用立ててもらい、香典として千円を薫に渡す。東京では五・一五事件が発生し、部下から脱走兵を出した宮城は罰として朝鮮の前線に送られた。現地で宴に招待された宮城は、そこで芸者となった薫と再会。第一連隊に配属となった宮城は、薫とともに東京に戻るのだった。しかし時代は昭和維新に向かって着実に歩を進めていた。
吉永小百合さんが高倉健さんの3歩後ろをついて歩いています。
当時の日本の男女の関係の様子がこれだけで分かりますね。
1980年(昭和55年)公開------遥かなる山の呼び声
いわゆる民子三部作(1970年の『家族 (映画)』、1972年の『故郷 (映画)』、1980年の『遙かなる山の呼び声』)の第三作。北海道を舞台に、誤って人を殺して警察に追われる男と、牧場を経営する母子の出会いと別れを描いた作品。北海道東部の中標津町を舞台に見事な四季の映像を織り込んでいる。
北海道東部の酪農の町・中標津。風見民子は一人息子の武志を育てながら亡夫の残した牧場をひとりで切り盛りしていた。そんなある日、激しい雨の降る夜、一人の男が民子の家を訪れ、民子は納屋を提供する。その晩、牛のお産があり、男はそれを手伝うと、翌朝、去っていった。その夏、男が再びやってきて、働かせてくれと願い出た……。
この映画は、 日本アカデミー賞最優秀音楽賞、 日本アカデミー賞 最優秀主演女優賞、
高倉健さんは日本アカデミー賞 最優秀主演男優賞を受賞したそうです。
1981年(昭和55年)公開------駅 STATION
高倉健演じるひとりの刑事の周りで起きる事象をハードな視点で描いた渋い映画。北海道・増毛町、雄冬岬、札幌市などを舞台に、様々な人間模様を描き出した名作である。派手な大事件が起るわけでもないし華麗なアクションで見せるわけでもないが高倉健という金看板だけで見せるような半端なドラマではない。おおまか三部構成になっていて 各エピソードとも人が一生懸命生きるその情念がテーマ。
1967年。警察官の英次は過酷な仕事とオリンピックの射撃選手として練習が続いたことが原因で妻・直子と離婚した……。1976年。オリンピック強化コーチのかたわら、連続通り魔を追う英次。犯人として浮かんだ吉松五郎を捕まえるため、妹のすず子の尾行を開始する……。1979年。故郷の雄冬に帰る英次だったが、連絡船が欠航となったため仕方なく居酒屋“桐子”に入る……。
というか、武田鉄矢さん!
高倉健さんの映画にかなり出ていらっしゃるんですね!
1989年10月7日(平成2年 )公開------ブラック・レイン
ハリウッド俳優の意地と、日本人精鋭俳優陣の魂が、意地と意地がぶつかり合う映画でありながらも、日本(とくに関西)の風景とくに、食べ物(そば、おでん)や、ネオンサイン、剣道の稽古風景さらに、日本やくざの実態など、アメリカ映画の中の日本映画の血という魂が混ざっていて、とても素晴らしい。
出演:マイケル・ダグラス/高倉健/アンディ・ガルシア/松田優作/ケイト・キャプショー/若山富三郎/内田裕也/國村隼/安岡力也/神山繁/小野みゆき/島木譲二/ガッツ石松
マイケルダグラスと高倉健さんのW主演といった感じの映画でしょうか。
この映画が松田優作さんの遺作となったそうです。
1999年(平成11年 )公開------鉄道員(ぽっぽや)
高倉健が『動乱』以来19年ぶりに東映映画に出演する作品であり、広末涼子との共演や坂本龍一の起用なども話題を集めた。筋金入りの鉄道員(ぽっぽや)として気概と誇りを胸に生きてきた男が、定年目前になり自らの人生を振り返る
北海道のローカル線、幌舞線の終着駅・幌舞。駅長・佐藤乙松は筋金入りのぽっぽや。職務に忠実なあまり、生後2ヵ月で死んでいった娘や思いがけない病で死んだ妻を見取ることさえできなかった。佐藤は近く廃線になる幌舞線とともに定年を迎えようとしていた……。
この映画は第17回ゴールデングロス賞優秀銀賞、全興連会長特別賞を受賞したそうです。
広末涼子さんが出演したことでも話題になりました。
高倉健と降旗康男監督が再び顔を合わせ描く、戦争の傷跡を内に抱えて生きる夫婦の愛の物語。 東映創立50周年記念作品。桜島を望む鹿児島の小さな港町で静かに暮らす山岡と妻の知子。漁師をしていた山岡は、知子が14年前に腎臓を患い人工透析が必要になったのを機に沖合での漁をやめカンパチの養殖を始めた。時代が“平成”に変わったある日、山岡は藤枝という男が青森の冬山で亡くなったことを知る。藤枝は山岡と同じ特攻隊の生き残りで、彼が自ら命を絶ったことに山岡は愕然とする…。
桜島を望む鹿児島の小さな港町で静かに暮らす山岡(高倉)と妻の知子(田中)。漁師をしていた山岡は、知子が14年前に肝臓を患い人工透析が必要になったのを機に沖合での漁をやめカンパチの養殖を始めた。時代が“平成”に変わったある日、山岡は藤枝という男が青森の冬山で亡くなったことを知る。藤枝は山岡と同じ特攻隊の生き残りだった。山岡は再び“昭和”という時代を見つめることになる。
「鉄道員(ぽっぽや)」のスタッフ&キャストが再結集して作った感動の映画だそうです。
2006年(平成18年)公開------単騎、千里を走る。
中国雲南省を舞台に父と子のつながりを描いた中国・日本合作映画。1人の日本人が異国の地で体験する心の触れ合いを通して、人と人とのきずなの大切さを再認識していく物語。単身で中国の撮影隊に加わったという高倉健の現地の人々と素晴らしい交流が作品全体ににじみ出ている。中国の人と言葉が通じないことで生じるやりとりがなんともコミカルで笑いを誘う点にも注目
日本映画界の第一人者、高倉健と、アジアを代表する巨匠監督チャン・イーモウの夢のコラボレーションが実現したヒューマン・ドラマ。長年疎遠となっていた息子の余命が僅かと知った主人公が、息子の願望を叶えようと単身中国に渡り、困難な旅の中で中国の人々と心を通わせていく姿を綴る。
予告の文章を読んだだけで泣いてしまいました。
高倉健さんの映画は人々の心に響くような作品が多いですね。
2014年11月10日に死去してしまった高倉健最後の主演作品となった。205本目の出演映画となる。妻の遺骨を散骨するため妻の故郷へ旅立った男が、道中で出会った人々との交流を経て妻の真意を知る姿を描く。
高倉健が本作で20本目となる降旗康男監督とのタッグで贈る感動のロード・ムービー。先立った妻の遺言に従い、北陸から妻の故郷・長崎へと旅立った主人公が、道中で様々な人々との一期一会を重ねる中で、亡き妻の知られざる想いと深い愛情に気づく姿を叙情豊かに綴る。
出演:高倉健/田中裕子/佐藤浩市/草なぎ剛/余貴美子/綾瀬はるか/三浦貴大/岡村隆史/石倉三郎/根岸季衣/不破万作/山本哲也/大滝秀治/長塚京三/原田美枝子/浅野忠信/ビートたけし
この映画で高倉健さんは第37回2012年報知映画賞・主演男優賞を受賞されました。
岡村隆史さんの出演も話題になりました。
他にも南極物語や、網走番外地などなど、高倉健さんの代表映画はたくさんあります。
アクションなどの洋画もいいですが、たまには高倉健さんが出演している心に響く映画もご覧になってみてはいかがでしょうか。
高倉健さんのご冥福をお祈り申し上げます。
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