【日本よ、これが映画だ。】大ヒット映画「アベンジャーズ」の魅力
2022/02/01
fujigasako
アベンジャーズ
監督:ジョス・ウェドン
脚本:ジョス・ウェドン
原作:スタン・リー
ジャック・カービー
日本での公開日: 2012年8月14日
日本での興行収入:36.1億円
「マーベル・コミック」の『アベンジャーズ』の実写映画化作品。
『アイアンマン』(2008年)
『インクレディブル・ハルク』(2008年)
『アイアンマン2』(2010年)
『マイティ・ソー』(2011年)
『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011年)
から成るアメリカン・コミックヒーロー映画のクロスオーバー作品であり、それら全ての作品を同一の世界観として扱う『マーベル・シネマティック・ユニバース』シリーズに属する作品に当たる。
地球戦略のカウントダウンが開始された時、人類の未来は、≪最強≫の力を持つ7人のヒーローたちに託された。そのメンバーは、戦う実業家“アイアンマン"、神失格の男“ソー"、超人ソルジャー“キャプテン・アメリカ"、魔性のスパイ“ブラック・ウィドウ"、苦悩の科学者“ハルク"、地上最強の射手“ホークアイ"、そして孤高の司令官“ニック・フューリー"。まさに究極とも言えるこの最強チームは、≪アベンジャーズ≫と名付けられた。
だが、意思に反して集結させられた彼らは、ひとつのチームとして戦うことを拒み続ける。次第に明かされる≪アベンジャーズ≫の知られざる過去と苦悩・・・。そしてついに、人類が未だかつて経験したことのない最大かつ最強の敵が現れる。はたして彼らは地球を救うことができるのか?それとも・・・?
この中にあのヒーローの姿が見えない…?
「日本よ、これが映画だ」という煽り文句が印象的だった映画「アベンジャーズ」
2015年には「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」という第二作目が上映されましたね。
内容はアメコミで有名な「マーベルコミックス」の「アベンジャーズ」のヒーローたちが協力し合いながら敵を倒すのですが、みなさん映画に出てくるヒーローたちを見て何か違和感に気づきませんでしたか?
原作のアメコミをはじめ、アニメ版でも大人気のマーベルコミックスのヒーロー「スパイダーマン」
映画「アベンジャーズ」にはスパイダーマンの姿が無かったのです。
スパイダーマンはアベンジャーズと同じマーベルコミックスのキャラクターです。
スパイダーマンは原作コミック「ニューアベンジャーズ」にも登場しており、スパイダーマンの映画自体も大ヒットしています。
それなのにスパイダーマンが出てこないってなんか違和感ありませんか?
スパイダーマンが出てこない理由には並々ならぬ事情があったのです。
スパイダーマンの映画化権はソニーピクチャーズが持っています。マーベルはその後、独自の映画部門マーベル・スタジオを立ち上げ、ディズニー傘下となります。そして一連のアベンジャーズ系の映画を作るわけです。
なので映画ビジネスにおいては、スパイダーマンとアベンジャーズは別会社のヒーローなのです。
マーベルコミックの中では、あるキャラクターが別タイトルに登場する“クロスオーバー”が頻繁に描かれているが、映画の場合、「スパイダーマン」はソニー、「X-MEN」「ファンタスティック・フォー」は20世紀フォックスという具合に権利を所有するスタジオが異なっていたため、スクリーン上でのクロスオーバーは困難だといわれていた。
「X-MEN」のウルヴァリン
ファンタスティック・フォー
スパイダーマンだけではなく、「X-MEN」のウルヴァリンや「ファンタスティック・フォー」がアベンジャーズに登場しないのも同じような理由です。
大人の事情って大変ですね。
今後スパイダーマンたちがアベンジャーズに参戦する日はくるのでしょうか。
マーベルコミックスのファンたちは「アベンジャーズ」にスパイダーマンが登場することを熱望していました。
しかし、以前から「アベンジャーズ」にスパイダーマンが登場することは不可能ではないと言われていました。
ソニーとマーベル(ディズニー)の関係は良好で、何らかの形で両社がコラボするという期待感はありました。マーベル・スタジオのキーマン、ケヴィン・ファイギは「アイアンマンとスパイダーマンの共演は不可能ではない」とコメントしたことがあります。
映画版に関する権利を持った映画会社が映画界の『アベンジャーズ』を結成し、共同で超大予算の映画を製作...という路線は正直難しいとは思いますが、互いに利益がある形であれば、特定のキャラクターを例外的に映画に出す権利などの交渉が行われ、権利の壁を超えた夢の共演が実現する可能性は十分あると思います。
米ソニー・ピクチャーズエンタテイメントが、マーベル・スタジオズとパートナーシップを締結したことを発表した。これにより、スパイダーマンが「アベンジャーズ」シリーズを中心とした“マーベル・シネマティック・ユニバース”に仲間入りすることになる。
マーベル・スタジオズの親会社であるウォルト・ディズニーの会長兼CEOのボブ・アイガー氏は、「スパイダーマンはマーベルのなかでも素晴らしいキャラクターのひとりであり、世界中で愛されています。ソニー・ピクチャーズとともにあのウェブスリンガーをマーベル・シネマティック・ユニバースにもたらし、そこから新たなストーリーとシリーズを築き上げられることになり、感激しています」と声明を発表した。
この知らせに世界中のファンは大歓喜しました。
ついにスパイダーマンが映画「アベンジャーズ」に参戦することが現実になったのです。
そして、スパイダーマンが出演する映画の名前も決まったのだとか!
キャプテンアメリカ シビルウォー
日本公開日:2016年4月29日
ついにスパイダーマンが映画「アベンジャーズ」シリーズに参戦します!
映画としては「キャプテンアメリカ」3作目ではありますが、一応アベンジャーズ2.5作目でもあるという見方です。
本作の基となっているのは「アイアンマン」や「キャプテン・アメリカ」の原作であるマーベルコミックスの人気クロスオーバーイベント、「シビル・ウォー」。ファンの間では非常に評価が高いエピソードとなっています。
その内容はというと、ヒーローたちが2つの派閥に分かれて互いに争い合うというもの。「Whose Side Are You On?」(君はどちらの味方だ?)というキャッチフレーズが印象的です。
トニースターク(アイアンマン)が主導となってアメリカ政府は「スーパーヒューマン登録法」を施行させます。その法律とは、全てのヒーローは政府に正体を明かし、政府の後ろ盾を得る代わりに意向に従う、というもの。
その法律を巡ってヒーローたちが二つの派閥に分かれます。
反対派の代表格はキャプテンアメリカ。
推進派の代表格はアイアンマン。
この2大ヒーローを頂点とした派閥がしのぎを削って争う..という展開。
あらすじは原作のものなのですが、映画版では色々と変わってくるのかもしれません。
スパイダーマンがどう活躍するのでしょう。
気になりますよね!
トム・ホランド
生誕:1996年6月1日(19歳)
出身地:イギリス
職業:俳優
活動期間:2008年 –
スパイダーマン役は新進気鋭若手俳優のトム・ホランド。
どんなスパイダーマンになるのか期待ですね。
ということで今回は「アベンジャーズ」に出てこないスパイダーマンの事情に関して色々とまとめてみました。
「キャプテンアメリカ シビルウォー」は2016年4月29日公開です!
スパイダーマンの出演をきっかけにウルヴァリンやファンタスティック・フォーの面々もアベンジャーズに参戦してくれたら嬉しいですよね!
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