2021/11/24
AYAKA12321
韓国映画といったらどんなイメージがありますか?大ブームを巻き起こした猟奇的な彼女を始めとしたラブロマンス作品のイメージが強い韓国映画ですが、独特の恐怖を醸し出すホラー映画も一台ジャンルとして確立しているんです!
韓国のホラー映画はあまり印象にないという人も多いかもしれませんが、ハリウッドでリメイクされるなど韓国映画の良質なホラー作品はたくさんあるんですよ。
そんな韓国映画のホラー作品とはどんなイメージなのでしょうか?
芯からゾッとする映像表現は日本のホラーと似た物があります。韓国ホラーの一番の特徴は、そこに至るまでの悲しい物語が語られるところでしょう。「どんでん返し」の落ちも特徴の1つと言えます。
恐怖だけを愉しもうとするとコリアン・ホラーは、それを拒否し、物語の結末(異常愛の結末。あるいは殺戮の折り合い)がどのように解消されているかに着目させようとする。
そのため恐怖体験を重視するジャパニーズ・ホラーのように恐怖を体験しようと執拗に反発するとコリアン・ホラーは愉しめないのである。コリアン・ホラーを愉しむためには、幽霊となった殺人鬼、いや殺人鬼となった幽霊の登場や、大掛かりな複数のミステリーを前提とし、異常性愛(時折見せるロリコン趣味)に身を任せ、その〝慣例〟となった「お決まり」を魅力として受け止めることに他ならない。
物理攻撃を仕掛けてくる幽霊やミステリー色の強い脚本など、独特の雰囲気を持った韓国映画のホラー作品。恐怖描写もやはり独特でショッキングなシーンが多い印象です。
そんな韓国映画のおすすめホラー作品を紹介していきます!
長期入院から帰ってきた仲の良い姉妹(イム・スジョン、ムン・グニョン)を、若く美しい継母ウンジュ(ヨム・ジョンア)が迎える。冷ややかな継母の表情に敵意を覚えるスミ。やがて、家のあちこちで怪奇現象が起き始める……。
恐怖の背景として、悲しみや継母によるイジメなどドラマ性に重点が置かれています。美少女姉妹に対する、父親の鈍感さがある意味、一番恐ろしいと感じます。韓国映画独特のくどさや恨みの部分が少なく、あっさりした印象。
おすすめポイント!
ドラマ性重視で韓国映画のホラー作品にありがちなショッキングな恐怖演出があまりないので、韓国ホラーの入門編として特におすすめです。
史上最高額でスピルバーグがリメイク権を獲得した韓国映画としても話題になりましたよね。
むごたらしい遺体が発見されたが、警察は自殺と判断。しかし、その死んだWEB漫画の編集長は、死の直前に見たジユン(イ・シヨン)の漫画の内容と完全に一致する殺され方をしていた。他殺を疑う担当刑事のギチョル(オム・ギジュン)に、ジユンは事件とは何の関係もないと否定するが、再びジユンのWEB漫画同様の死に方をした遺体が発見される。
ホラー作品を描くWeb漫画家のカン・ジユンの描く絵がとにかく怖い。冒頭の惨殺シーンは実写から絵に切り替わり描かれているのですが、絵に迫力があって、十分怖い。いや、かえって絵にしたのが良かったかも。
おすすめポイント!
マンが大国としても台頭してきた韓国のホラーWeb漫画の怖さはじわじわネットで評判になっていますが、そんなホラー漫画を題材にした韓国映画のホラー作品。惨殺シーンが漫画で表現されているため若干マイルドな表現になっているのでスプラッターが苦手な人も挑戦してみては?
漢江から突如上陸した黒い両生類のような怪物(グエムル)は、河原の人々を捕食殺害し、露店の男カンドゥの娘、ヒョンソを捕まえて水中へ消えた。ヒョンソは怪物の巣の下水道から携帯電話で助けを呼ぶ。一方、在韓米軍は怪物は未知の病原菌を持ち、感染したとみられるカンドゥを捕えようとする。カンドゥと一家はヒョンソを救う為に追われながら怪物を探す。
今年のカンヌ国際映画祭で、絶賛を浴びたそうです。
もっと怖いパニック映画かと思えば
喜劇であったり、悲劇であったり、家族愛がテーマの人間ドラマでした。
おすすめポイント!
日本でもいお知台センセーションを巻き起こした韓国映画のホラー作品。モンスターパニックに分類される本作ですがモンスターうんぬんよりも批判や風刺が満載の社会派映画という見方もできる韓国映画。また、親子の絆や人生の悲喜劇も描かれていてホラーと呼ぶには怖くない不思議な映画になっています。
16世紀末の「阿娘伝説」を基に作られたミステリー・ホラー。
3つの連続殺人事件が起きる。現場で発見された糸口といえば、被害者たちのコンピュータに表示されているミンジョン(キム・ヘイン)という少女のホームページだけだ。
停職から復帰したばかりの女刑事ソヨン(ソン・ユナ)は、新米刑事ヒョンギ(イ・ドンウク)とコンビになり、この事件を捜査することになる。
観客動員100万人を突破し、同 時期に公開された
ホラーの鬼才アン・ビョンギ監督の アパートメント& nbsp;よりヒットしてしまいました。
意表を突く展開に観客はみな、唸らせられたようです。
せつなく、悲しい真相に.... しばらく声も失います。
見事な伏線に感嘆。
おすすめポイント!
ホラー映画と一口にまとめてしまうにはあまりにも悲しいストーリーに涙なしには見られないと評判の韓国映画。
ただし之は韓国映画のホラー作品にありがちなパターンなのですが、ラストシーンがいまいちという感想が大多数を占めているんです。感性の違いなのかもしれませんね。
厳格な授業と受験勉強に支配された女子高を舞台に、謎の死をめぐって繰り広げられる血塗られた惨劇…。
生徒から“古狐”とアダナされる女教師パク・キスク(イ・ヨンニョ)が、ある日、「ジンジュが生きている」と謎の言葉を残して首吊り死体で発見される。
この事件を皮切りに、野蛮な担任教師“狂犬”オ・グァング(パク・ヨンス)、ガリ勉のキム・ジョンスク(ユン・ジヘ)までが突然の死を遂げ、学校は騒然となる。 生徒たちの中に9年前に死んだはずのジンジュの影が…。
新米教師であり、ジンジュの親友だったホ・ウニョン(イ・ミヨン)にはかつての忌まわしい出来事がよみがえる…。
妙な紹介になりましたが、韓国モダン・ホラーの秀作として自信を持ってお勧めできる作品です。ただのお化け映画ではなくて人間の深層心理を巧みに付いた考えさせられる、そして味わい深い脚本。特撮は最小限に控え、巧みな編集と緻密に計算されたカメラワークで恐怖感を演出してます
おすすめポイント!
現在の韓国ホラーブームの火付け役となった「女校怪談シリーズ」の第1作目。現在の韓国映画のホラー作品の原点を味わう事が出来る1作です
女性ジャーナリスト、ジウォンは以前手掛けた援助交際に関するスクープ記事が発端で、脅迫電話に悩まされていた。会社取締役を夫に持つ親友のホジュンが、そんなジウォンの身を案じて自分の別宅を隠れ家に提供してくれた。ホジュンのアドバイスで携帯番号も替えたジウォンだったが、ほっとしたのも束の間、ある日まだ誰にも教えていないはずの携帯が鳴り出した。その時ちょうどそばにいたホジュンの幼い娘ヨンジュが電話に出てしまう。その途端、彼女は全身を痙攣させ絶叫する。慌てて携帯を奪い取ったジウォンの耳には不気味なノイズが鳴っていた…。
この監督のいう工夫とは、音響で恐怖を演出するというなのであるが、これは確かにグッドアイデアだ。最近の遊園地やゲームセンターには、暗闇でヘッドフォンをつけて怖いドラマを聞くアトラクションがあるが、あのアイデアを映画に取り入れている。
音響設備のいい劇場でこの映画を見ると、非常に手の込んだ音響演出をしている事が良くわかるだろう。携帯電話の無機質な呼び出し音が、ドキッとするほど怖く感じる。
おすすめポイント!
ジャパニーズホラーの影響を色濃く感じる韓国映画のホラー作品の代表格ともいわれるのがこの1作。子役の演技が怖すぎるCMが日本でも大きな話題になりましたよね。
保険会社に入社したばかりのジュノ(ファン・ジョンミン)は、ある日、自殺志願者と思われる顧客からの電話を受ける。人のいい彼は何とか彼女を思いとどまらせようと、マニュアルを無視して自分も過去に弟が自殺し、苦しんだことを話してしまう。数日後、彼は初対面の顧客(カン・シニル)から名指しされ、彼の自宅を訪れるが……。
まぁ、突っ込もうと思うと幾つかそう言うシーンはあるけれど、何よりも夫婦の異常さやサイコパスをも
ちゃんと表現できていたのでは?
この作品も、読めたら原作を読むべきなんだろうなぁ~。
私の個人的な感想としては、オリジナルよりもキッチリホラー作品になっている、「リメイク版」の方が断然好きです。
おすすめポイント!
日本でも映画化された貴志 祐介原作のホラー小説「黒い家」の韓国版。「日本版よりこっちの方が好き」「どちらかと言ったら韓国版の方がおすすめ」と好評なサスペンスホラーの韓国映画です。
ソウルで働く独身の女性ヘウォンは、抱えているさまざまな問題を忘れるために人口たった9人の美しい弧島へ。そこで、純粋で人のいい幼なじみ、ボクナムと再会する。しかし、ボクナムは夫や住民から奴隷のように扱われ、果てには男の相手をさせられていた。何とか島から抜け出そうとするボクナムだったが、ある日、悲劇が起き……。
こういう恐ろしく後味の悪い傑作映画が
毎年のように作られる韓国という国は、正直すごいと思います。
この映画を見ている間中、私の眉間はずっとシワが寄っていました。
とにかく9割以上、気分の悪い話なんです。
二人の女性の主人公のシーンには救われますが、それもはじめだけです(笑)
こういう映画をどうして作るんだ?何か意味があるのか?
と、頭では考えているのに、先が気になって引き込まれてしまうのです。
それだけ脚本がよく出来ているのです。たぶん。
おすすめポイント!
肉体的な痛みもさることながら、精神的な嫌悪感がすさまじいと評判のバイオレンスホラー。出演者の鬼気迫る演技に引き込まれたという感想が多い本作は間違いなく傑作ですが、その分見る人を選ぶ韓国映画とも言えるでしょう。
10年以上も犯罪のない山奥の小さな村サムメリで、ズタズタに切り裂かれた死体が発見される。死体は古いガンショップを経営する元ハンター、チュンの孫娘であることが発覚。警察は被害者が何者かに殺害されたと断定するが、チュンは人喰猪に襲われたのだと言い張る。関係者からは、山で開かれる週末農業を中止すべきだという声があがるが、村長たちは強引に進めてしまう。そして週末、第二の犠牲者が!村長は人喰猪の捕獲を、有名なハンター、ペク・マンベとそのチームに依頼。彼らはすぐに巨大な猪を捕まえ、村人たちを安心させるが、チュンだけは本当の人喰猪はまだ森の中にいて、やがて村を襲いにくると警告する。村人たちはチュンの警告に耳を傾けず、公民館で捕まえた猪のバーベキューを開催。お祭り騒ぎがクライマックスに達したとき、突然、想像を絶する巨大猪が公民館を襲い、公民館は血みどろの地獄絵図と化す。
確かにこれはイノシシが人を襲うパニックホラーなんだけど、本質はコメディ映画。イノシシに食われたバラバラ死体や頭部は韓国映画特有のリアルさ100%や巨大イノシシのCG描写ができがよかったりするけど、ミスターBooシリーズ的なお笑いが連続する作品なのだ。
おすすめポイント!
ホラー映画上級者ならはずせないおバカホラーコメディな本作。B級・・・いや、C級といっても過言ではない韓国映画作品ですが意外と出来のいい巨大イノシシのCGなど、マニアックなホラーファンなら絶対楽しめるおすすめの1作です!
韓国の障害者施設から、18人が犠牲となった連続猟奇殺人事件の容疑者の男が脱走する。その後、男から電話で呼び出された韓国人女性ジャーナリストは、いまはは廃屋となっているマンションである映像を見つける。そこには、男の独白とともに衝撃的な映像が収められていた。
白石監督の他作品との繋がりを感じさせるのも、ファン的にはうれしかったです。例えば、白石監督本人が演じる“カメラマンの田代”は「戦慄怪奇ファイル コワすぎ!」シリーズの主要登場人物だし、「タイムスリップして過去に干渉する」という展開は「戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 史上最恐の劇場版」っぽい(あっちは「予定された行動」でしたが)。「“神の声”を聞いて反社会的行動を起こす」というのは、やっぱり「オカルト」を連想しちゃうし…。
おすすめポイント!
「ノロイ」「口裂け女」などでカルト的な人気を誇る白石晃士監がオール韓国ロケで作り上げた日韓合同作品。白井監督のファン以外の方にもおすすめのホラー作品です。
おすすめの韓国映画のホラー作品はいかがでしたか?
韓国ホラーを見たことがないという方は、ぜひ今回おすすめした作品で韓国映画のホラー作品を味わってみてくださいね。ジャパニーズホラーとはまた違った怖さを楽しめる韓国ホラー作品は紹介したもの以外にもまだまだたくさんあります!あなたのお気に入りの映画が見つかりますように♪
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