2016/07/31
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エンタメ33687
女優・安達祐実
まだ赤ちゃんの時から芸能界に身を置いてきた女優・安達祐実。出演したドラマで見せる熱演は天才子役の名にふさわしく、涙無しでは観ることができないものばかりでした。ずっとつきまとっていた「子役」というイメージも払しょくし、母親役もこなす美しい女優に成長しました。
0歳時に子育て雑誌でモデルデビューし、後に子役としてCM等で活躍した。子役としてデビューしている為、同年代のタレント達よりはるかに芸歴が長い。本人曰く「ウッチャンナンチャン、TM NETWORKは同期」である。
デビュー当初は明るい性格の役が多かったが、『家なき子』以降演技に幅が出て、多種多様な性格の役をこなすようになった。また、10代の前半で30代の役を演じたり20歳近くなってから5歳前後の少女の役を演じるなど、通常ならかなり無理がある年齢設定の役も演じている。
ぶっ飛んでいる母親・安達有里の影響を受けず、地に足が着いているように見える安達祐実。お笑い芸人・スピードワゴンの井戸田潤との離婚も乗り越え、2014年11月13日にはカメラマンの桑島智輝と再婚しました。井戸田潤も安達祐実の大ファンだったように、今でも女優として根強い人気を誇る安達祐実。これまで出演したドラマで成し遂げた偉業を見てみましょう。
ドラマ「家なき子」
ドラマ「家なき子」で主演を務めた安達祐実は、家庭内暴力や貧困、いじめなど、とても耐えられそうにない困難を犬のリュウとともに乗り越えていく少女・相沢すずを演じました。いわゆる朝ドラヒロイン的な乗り越え方ではなく、生きる為に盗みを働いたり、人を脅したり死にかけたりするという過激すぎる内容で日本中が衝撃を受けました。
1994年、テレビドラマ『家なき子』で主人公の相沢すず役を演じ、12歳とは思えない演技力で一躍脚光を浴びる。同作品は最高視聴率37.2%を記録し、すずの台詞である「同情するならカネをくれ」は新語・流行語大賞にも選ばれるなど社会現象となった。
シリーズ第1作は平均視聴率24.7%、最高視聴率37.2%（最終話）を記録する大ヒットとなり、さらにシリーズ第2作も引き続き人気を保ち平均視聴率22.5%、最高視聴率31.5%（最終話）を記録している
あどけない安達祐実！
こんなに可愛い顔なのに、「同情するなら金をくれ！」と怒鳴る安達祐実。確かに普通の子役ではありませんでした。いつも安達祐実のそばを離れず、ピンチの時に大活躍する犬のリュウも大変人気となりましたが、ドラマの続編「家なき子2」では死んでしまいました。
ドラマヒットでかなり稼いだ？
ドラマも大ヒットしまだ幼いながら押しも押されぬ大女優となった安達祐実。当時の年収は5000万から8000万円ほどだったのではと言われています。しかし、当の安達祐実はお金のことについて何も知らなかったそうです。
女優の安達祐実（30）が中学生の頃は、年収が8000万円などと週刊誌で報道されていた。しかし当時は「取材1本で20円、ドラマ1本で100円」を母親からお小遣いとして貰っていただけで、実際はいくらのギャラだったのかは全く知らないそうだ。
安達さんは子役時代のギャラは知らなかったが当時、家の家財や車が新しくなっていくのを見て自分の仕事で家族が潤っていくことを感じていたらしい。
20歳になってやっと成人したからってことで
子役時代の貯金を自分で管理しようとしたら
母親の豪遊に全部消えてて1人暮らしする金すら
なかったって前に話してたよ
国民的人気の中でも、小遣いは普通の子どもと同レベルだったことになる。安達はその対応に「両親のおかげで、金銭感覚が狂わずに済んだなと思います」と笑顔で話した。
とはいえ、自身が稼いでいたギャラとの“差額”は、貯金されていたわけではないようで、「お家のことに使ったんじゃないでしょうか」と苦笑いだった。
非常に大人な安達祐実。好感が持てます。子役が大成するのは難しいなかで、安達祐実がずっとドラマや映画に出演し続けられるのは、自立している賢い女性だからかもしれません。
ドラマ「ガラスの仮面」
1997年と翌年、美内すずえの大ヒット漫画をドラマ化した「ガラスの仮面」で安達祐実は主人公北島マヤを演じました。北島マヤは女優として類まれなる才能を持った少女。まるで安達祐実本人の成長を見ているかのようなドラマでした。
ドラマ化大成功！
原作が人気漫画だとドラマ化が成功するのはとても難しいものがあります。しかし、まるで本物の北島マヤのような安達祐実を始め、月影先生役の野際陽子や姫川 亜弓役の松本恵などキャストが見事役にぴったりハマっていました。今でも「ガラスの仮面」で観た安達祐実の演技を忘れられない人が沢山います。
ガラスの仮面のドラマ版で安達祐実の人形の演技見た方いますか？
鳥肌立つくらい凄い演技だったんで、本当に人形を使ってるんじゃないかと思うくらいでした。
この『ガラスの仮面』。何度もアニメ化されたり、舞台化されたりと、場外活動も盛んなのですが、やはり私の中では安達祐実＆野際陽子主演で制作されたTVドラマ『ガラスの仮面』が一番強烈でしたね。
安達祐実さん主演で「ガラスの仮面」が連ドラになりました。
マヤを誰かが演じられる訳がないと思っていたので最終回近くになって観始めたのですが、彼女の演技にビックリ。
素晴らしくマヤを演じこなせていらして鳥肌が立ちました
同じキャストでドラマ化して欲しい！
「紫のバラの人」速水を演じた田辺誠一も見事でした。今から「ガラスの仮面」続編を安達祐実を含めた同じキャストで製作しても全然問題ないような気がします。
ドラマ「マザー・ゲーム〜彼女たちの階級〜」
2015年4月から放送されたドラマ「マザー・ゲーム〜彼女たちの階級〜」では、名門幼稚園を舞台に主婦たちのカーストが描かれましたが、安達祐実が演じたのは夫からDVを受けている主婦みどり。ドラマでしているヘアスタイルが可愛いと話題になりました。母親役に違和感のない大人の女性に成長したのですね。
ドラマ「デザイナーベイビー ～速水刑事、産休前の難事件～」
2015年9月下旬からNHKで放送されている黒木メイサ主演のドラマ「デザイナーベイビー ～速水刑事、産休前の難事件～」。安達祐実の役どころは赤ちゃんが病院から誘拐されてしまう陸上競技の元トップアスリートです。
唯一無二の女優
子役は大成しないというジンクスを打ち破り、ひねくれることもなく女優としてまっすぐ成長した安達祐実。現在活躍する子役たちにその秘訣を伝授してほしい人物です。芸能界広しと言えども、赤ちゃんの時に始めたキャリアを成功させている女優は他に存在しないのですから。
