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【ネタバレなし!!】東野圭吾のおすすめ小説10点をご紹介します!

東野圭吾と言えば、もはや知らない人は居ないと言うぐらい有名な小説家。何を読んでも面白いので、本当におすすめの作家。書店でも東野圭吾コーナーを作っておすすめしています!今回は多数ある東野圭吾作品の中でも特におすすめの物を10点厳選してご紹介していきます!

通称【ドル箱作家】、東野圭吾とはどんな人?

皆さん一度は東野圭吾さんの名前を聞いた事があるのではないでしょうか?
書店でも東野圭吾コーナーが設けられ、沢山の作品がおすすめされています。そんな有名な東野圭吾さんについて、簡単にまとめてみました。

作家 東野圭吾

職業 : 小説家
出身 : 大阪府大阪市生野区
誕生日 : 1958年2月4日
活動期間 : 1985年~
ジャンル : ミステリ、サスペンス

1958年、大阪市生野区に生まれる。当時の街が1999年に刊行された『白夜行』や『浪花少年探偵団』シリーズの舞台となっているなど、作品には自身の体験が幅広く取り入れられている。また、東野という名字は、最初は「とうの」と読んでいたが、圭吾の父親が「ひがしの」と読み方を変えたらしい。

出典:https://ja.wikipedia.org

以来その地で育ち、大阪市立小路小学校、大阪市立東生野中学校に進学。この頃の体験などを綴った自身のエッセイ『あの頃僕らはアホでした』などによると、成績は「オール3」であり、また読書少年でもなかった。

出典:https://ja.wikipedia.org

作家となってからは、著作が増刷されずに終わることも珍しくないなど、なかなかヒットに恵まれず、また文学賞に15回も落選するなど、厳しい時代が続いたが、1996年に『名探偵の掟』で『このミステリーがすごい!1997』の3位になるなど、にわかに注目を集め、1998年に『秘密』を刊行すると、一気に大ブレイクする。同書は映画・ドラマ化されたほか、第52回日本推理作家協会賞(長編部門)を受賞する。

出典:https://ja.wikipedia.org

東野圭吾さんは意外な事に、デビューからしばらくは賞などにも選ばれず、ヒット作品にも恵まれなかったようです。今では考えられませんね。
また、これだけ沢山の小説を書いていらっしゃるのに、読書をあまりしなかったと言うのにも驚きです。

そんな東野圭吾さんの数多くの作品、個人的には全ておすすめなのですが、中でも特に厳選したおすすめの作品を10点ご紹介していきます。
(文庫版・ハードカバーを区別しておりませんので、書店に並んでいる本とこちらに掲載している画像が異なる場合があります。予めご了承下さい)

おすすめの東野圭吾作品① 【泣ける編】

秘密

出版社:文春文庫

『秘密』(ひみつ)は、東野圭吾の小説である。文藝春秋より1998年9月に刊行された。
1999年、滝田洋二郎監督、広末涼子[1]・小林薫主演によって映画化されている。

出典:http://ja.wikipedia.org

長らく大きなヒットに恵まれていなかった(ともに仕事をした編集者の結婚披露宴における東野自身のコメント「キャリアは二十年だが、十四年間売れなかった」[2])東野圭吾が、ブレイクすることとなった出世作である

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杉田平介は自動車部品メーカーで働く39歳。妻・直子と11歳の娘・藻奈美との3人で暮らしていた。
1985年冬、直子の実家に行くために、直子と藻奈美の2人が乗ったスキーバスが崖から転落してしまう。直子と藻奈美は病院に運ばれたものの、直子は死亡してしまい、藻奈美は一時は回復不能といわれたにもかかわらず、奇跡的に助かる。しかしそれは、仮死状態になった娘・藻奈美の身体に、死んでしまった妻・直子の魂が宿っていたのだった。藻奈美の身体に宿った直子に、平介は戸惑いながらも周囲には決してバレないように生活する。

出典:https://ja.wikipedia.org

東野圭吾さんがヒットするきっかけとなった作品。
広末涼子さん主演で映画化されているので、知っている人も多いと思います。
非現実的な設定の作品ですが日常の中に描く事で、実際そう言う状況になったら、そう言う風になるんじゃないだろうか?と、想像してしまう、おすすめの一作です。

手紙

出版社:文春文庫

『手紙』(てがみ)は、東野圭吾の小説。これを原作とした同名の日本映画が2006年に公開された。
犯罪加害者の親族の視点に立って、その心情の動向を丹念に追った作品である。

出典:https://ja.wikipedia.org

「毎日新聞」日曜版に2001年7月1日から2002年10月27日まで連載され、2003年3月1日に毎日新聞社から単行本が刊行された。第129回直木賞候補作である。映画化に合わせて、2006年10月10日に文春文庫版が刊行された。文庫版は1ヶ月で100万部以上を売り上げ、同社最速のミリオンセラーとなり、2007年1月時点で140万部を超えている。

出典:https://ja.wikipedia.org

弟の大学進学のための金欲しさに空き巣に入った武島剛志は、思いがけず強盗殺人まで犯してしまう。突然独りぼっちになり、途方に暮れる高校生の武島直貴だったが、謝罪するつもりで訪れた被害者の家の前で、遺族の姿を見かけただけで逃げ出してしまう。高校の卒業式の2日前の直貴の元に、獄中の兄から初めての手紙が届く。

出典:https://ja.wikipedia.org

犯罪を犯すと言うのはどういう事なのか、と考えさせられる作品。
山田孝之、玉山鉄二、沢尻エリカ主演で映画化されています。
一度はぜひ読んで欲しい、感涙と言うのとは違う意味で泣ける、おすすめの作品です。

時生

出版社:講談社文庫

『時生』(トキオ)は、日本の作家東野圭吾のSFファンタジー小説。2002年7月に『トキオ』の題名で講談社から単行本が発行された。講談社文庫版が2005年8月に発行された際に改題された。

出典:https://ja.wikipedia.org

「あの子に訊きたい。生まれてきてよかった?」
悩む妻に夫が語る、過去からの伝言

不治の病を患う息子に最期のときが訪れつつあるとき、宮本拓実は妻に、20年以上前に出会った少年との想い出を語りはじめる。どうしようもない若者だった拓実は、「トキオ」と名乗る少年と共に、謎を残して消えた恋人・千鶴の行方を追った――。過去、現在、未来が交錯するベストセラー作家の集大成作品。

出典:http://www.amazon.co.jp

キャッチコピー
・あの子に訊きたい。生まれてきてよかった?
・明日だけが未来じゃない
・悩む妻に夫が語る、過去からの伝言

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ストレートに感動できる作品。東野圭吾の作品としては珍しいかも知れません。
読んでいて、ラストまでとにかく目が離せなくなるおすすめの作品です。読後感もすばらしいです。

おすすめの東野圭吾作品②【科学編】

探偵ガリレオシリーズ

出版社:文春文庫

『ガリレオシリーズ』は、日本の推理作家東野圭吾原作の推理小説で、物理学者・湯川学を主人公とした連作ミステリーシリーズの総称。他に『探偵ガリレオシリーズ』(たんていガリレオシリーズ)、『物理学者湯川シリーズ』(ぶつりがくしゃゆかわシリーズ)とも呼ばれている。

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作者が理系出身であることを生かし持っている知識をフル活用して書いた作品で、検証こそされていないが原作中に登場するトリックはすべて理論的には可能なものである。

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天才物理学者・湯川学が、大学時代の友人である刑事・草薙俊平の依頼を受けて、一見超常現象とも取れる不可解な事件を科学によって解決していく。また、シリーズ第2作以降は論理的な推理によって、解決するものもある。

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言わずと知れた東野圭吾作品の中でも著名の作品。福山雅治主演によるドラマ化が、著名になるのに大きな功績をあげました。
おすすめの東野圭吾作品に、まず挙げられる小説です。
とにかく東野圭吾さんの科学知識に驚かされます。上記にトリックは理論的には再現可能とありますが、決して実行しないように。ドラマも面白いですが、小説もおすすめです。

天空の蜂

出版社:講談社文庫

『天空の蜂』(てんくうのはち)は、東野圭吾の書き下ろし長編クライシスサスペンス小説。1995年11月7日に講談社から単行本が刊行され、1997年11月6日には講談社ノベルス版が発刊された。第17回吉川英治文学新人賞候補作であった。

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奪取された超大型特殊ヘリコプターには爆薬が満載されていた。無人操縦でホバリングしているのは、稼働中の原子力発電所の真上。日本国民すべてを人質にしたテロリストの脅迫に対し、政府が下した非情の決断とは。そしてヘリの燃料が尽きるとき……。驚愕のクライシス、圧倒的な緊追感で魅了する傑作サスペンス。

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2015年、TRICKや20世紀少年、SPECなどで有名な堤幸彦監督により映画化もされている作品。
原子力発電所とテロをメインに描かれる、まさに現代に問題提起するような、現代の状況を予知したかのような作品となっています。
単純な原発批判ではないこの作品、おすすめです。

ブルータスの心臓

出版社:光文社文庫

『ブルータスの心臓-完全犯罪殺人リレー』(ブルータスのしんぞう かんぜんはんざいさつじんリレー)は、東野圭吾の推理小説。単行本は光文社から1989年に刊行され、1993年に光文社文庫版が刊行された。2009年に新装版が刊行された。

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産業機器メーカーで人工知能ロボットの開発を手がける末永拓也。将来を嘱望される彼は、オーナーの末娘・星子の婿養子候補になるが、恋人・康子の妊娠を知り、困惑する。そんな矢先、星子の腹違いの兄・直樹から、同僚の橋本とともに、共同で康子を殺害する計画を打ち明けられ…。大阪・名古屋・東京を結ぶ完全犯罪殺人リレーがスタートした。傑作長編推理。

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主人公の心理が、東野圭吾の巧みな筆力によって臨場感満載で伝わってきます。
東野圭吾さんの知識と技量に、これまた驚かされます。
とにかく読んで欲しい、おすすめの一冊。

おすすめの東野圭吾作品③【問題提起編】

さまよう刃

出版社:角川文庫

『さまよう刃』(さまようやいば)は、東野圭吾による長編小説。『週刊朝日』にて連載された。現在まで、150万部を超すベストセラーとなった。
2009年、東映により、益子昌一監督、寺尾聰主演で映画化された。

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自分の子供が殺されたら、あなたは復讐しますか?
長峰重樹の娘、絵摩の死体が荒川の下流で発見される。犯人を告げる一本の密告電話が長峰の元に入った。それを聞いた長峰は半信半疑のまま、娘の復讐に動き出す――。遺族の復讐と少年犯罪をテーマにした問題作。

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著者からのコメント

他人事ではない
明日にでも、この物語の『誰か』に
なるかもしれない
その時あなたの『刃』は
どこに向けられるだろう?

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これは強く推します。おすすめの中のおすすめ、キングオブおすすめです。
東野圭吾が現在の少年法に真向切り込んだ作品。とてもメッセージ性が強く、深く考えさせられる作品です。読後感は良い意味で「最悪」なので、東野圭吾が意図した『さまよえる刃』の作品作りとして成功してると言えるのではないでしょうか?
子どもが居る人も居ない人、また特に未成年の人に特に読んでもらいたいおすすめの作品です。

赤い指

出版社:講談社文庫

『赤い指』(あかいゆび)は、2006年に刊行された東野圭吾の推理小説。著者が『容疑者Xの献身』で直木賞を受賞後に発表した書き下ろし長編小説でもある。

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加賀恭一郎シリーズの第7作であり、加賀が練馬署の刑事として活躍する最後の作品となる。

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少女の遺体が住宅街で発見された。捜査上に浮かんだ平凡な家族。一体どんな悪夢が彼等を狂わせたのか。「この家には、隠されている真実がある。それはこの家の中で、彼等自身の手によって明かされなければならない」。刑事・加賀恭一郎の謎めいた言葉の意味は?家族のあり方を問う直木賞受賞後第一作。

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こちらも、テーマと題材がかなり衝撃的な物となっています。
2011年、阿部寛主演の『新参者』のシリーズ物としてテレビドラマ化されました。同じ加賀恭一郎シリーズの『麒麟の翼』にも「大人が子どもを守るのは良いが、間違ってはいけない」的な似たような要素が込められています。こちらも強くおすすめしたい作品です。

その他、おすすめの東野圭吾作品

天使の耳

出版社:講談社文庫

名探偵の掟

『天使の耳』(てんしのみみ)は、東野圭吾による日本の短編推理小説集。『交通警察の夜』という題名で1991年に実業之日本社より初刊行され、1995年に改題されて講談社文庫より発売された。

出典:https://ja.wikipedia.org

深夜の交差点で車同士の衝突事故が発生。一方の運転手は信号は青だったと証言。もう一方の運転手は死亡。果たしてどちらの車が信号無視をしていたのだろうか。その時、死亡した運転手の後ろの座席に乗っていた盲目の妹が兄は事故の被害者であると主張し始めた。

出典:https://ja.wikipedia.org

全6篇から成る、交通事故に絡んだ事件を集めた短編集です。短編集と聞くと嫌煙する人も結構多いのですが、こちらは最後まで一気に読み進んでしまうほど面白いので、本当におすすめです!

出版社:講談社文庫

『名探偵の掟』(めいたんていのおきて)は、東野圭吾の短編小説集である。1996年に講談社より単行本が刊行され、1999年7月15日に講談社文庫版が刊行された。2009年にテレビドラマ化された。

出典:https://ja.wikipedia.org

完全密室、時刻表トリック、バラバラ死体に童謡殺人。フーダニットからハウダニットまで、12の難事件に挑む名探偵・天下一大五郎。すべてのトリックを鮮やかに解き明かした名探偵が辿り着いた、恐るべき「ミステリ界の謎」とは?本格推理の様々な“お約束”を破った、業界騒然・話題満載の痛快傑作ミステリ。

出典:http://www.amazon.co.jp

松田翔太主演でドラマ化もされている作品。松田翔太は今作品が連続ドラマ初主演なのだそう。
この作品は東野圭吾の小説の中では肩の力を抜いて気楽に楽しめる部類です。ミステリ界の文壇を揶揄するような内容でありながら、その文壇である有栖川有栖や北村薫の絶賛を受けたと言うミステリファンにもおすすめの作品です。

本当に面白いからおすすめ!東野圭吾の小説

以上、おすすめの東野圭吾作品を10点ご紹介していきましたが、いかがでしょうか?
有名作品に偏ってしまったのですが、どれも文句なしに面白いと保障できるおすすめの作品ばかりです。
全てご紹介できないのが残念で仕方ないのですが、もちろんこれ以外にもおすすめの東野圭吾作品は沢山あります。そして今後も、全ての方におすすめ出来る作品をどんどん生み出して行ってくれると期待しています。

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