【5時に夢中】美保純が実はポルノ女優だったって本当?【エロい】
2016/04/10
chihiro
俳優・佐藤浩市
映画やドラマに引っ張りだこの実力派俳優・佐藤浩市。良い人も悪い人もこなせる演技力と182cmの長身から繰り出される圧倒的なオーラは観客を魅了します。1960年12月10日生まれの54歳。ますます渋みを増しています。
その演技力の高さから、舞台への進出も期待されますが、「自分は映像で際立つ役者である」として、映像作品にのみ出演しています。
「青春の門」とは
これまでに何度か映画・ドラマ化されている五木寛之原作の「青春の門」。佐藤浩市さんが出演したのは1981年に映画化されたもの。主人公・伊吹信介の高校生時代を演じ、ブルーリボン賞新人賞を受賞するという高い評価を受けました。
太平洋戦争真っ只中の昭和時代。九州・筑豊に、一人の少年が生を受けた。彼の名は、「伊吹信介」。父親はかつて働いていた炭鉱で、「昇り竜」と称されたが炭鉱内の事故で早逝。義母・タエに育てられている。やがて終戦を迎え、タエは病で倒れた。自分達を取り巻く人々とのふれあいや様々な出来事を経て、信介は波乱に満ちた人生を歩み始める。
翌年には映画続編が公開
「青春の門」第1作目で高い評価を受けた佐藤浩市は翌年公開された第2作目「青春の門・自立篇」で主役を務めました。
三谷幸喜映画『THE 有頂天ホテル』
佐藤浩市は三谷幸喜映画の常連俳優でもあります。渋い顔でみせるコミカルな演技がツボにハマってしまう方も多いのでは?『THE 有頂天ホテル』で佐藤浩市は人生崖っぷちの汚職国会議員を演じました。
三谷幸喜映画『ザ・マジックアワー』
映画『ザ・マジックアワー』で佐藤浩市は売れない三流役者を演じ、コメディアンっぷりを発揮。
三谷幸喜映画『清須会議』
2013年公開の映画『清須会議』で佐藤浩市が演じたのは織田家の家臣・池田恒興。
三谷幸喜&佐藤浩市
映画だけでなく三谷幸喜が脚本を務めたNHK大河ドラマ「新撰組!」に出演するなど、三谷幸喜との関係が良好な佐藤浩市。仲の良さそうな2人を見ていると安心します。
三谷コメント:池田は、彼がどっちにつくかというのが物語に関わってくるキーパーソン。僕はよく浩市さんがCMなんかで演じている良き上司の雰囲気が大嫌いなんです。浩市さんは、人間の二面性や嫌な部分を演じられる人。「今回の役は、山本薩夫監督の『金環蝕』という映画でお父様の三國連太郎さんが演じたような、したたかで腹の内を見せないイメージなんです」と本人に話したら「俺もそう思っていた」と言ってくれました。
2016年5月に前編が公開された映画「64」では、主役を務めました。コメディ、シリアス、両方演じられるのが魅力です。
通称「ロクヨン事件」と呼ばれる、昭和64年に発生した未解決の少女誘拐殺人事件。時効が迫った平成14年、現場慰問を行うため警察と被害者の父との交渉がされていた。
交渉担当の広報官三上(佐藤浩市)は、警察に対し不信感を持つ父親の態度から、独自で「ロクヨン事件」を捜査。
また「ロクヨン事件」をまねた新たな事件が発生、ふたつの事件は複雑に絡み合う展開をみせる。
佐藤さんの役どころは、かつて「ロクヨン事件」を捜査していた現広報室の警官。謎多き「ロクヨン事件」を捜査していきます。
ほかの役者さんもとても豪華!
主演の佐藤さんだけでなく、脇を固める俳優さんたちも、綾乃剛さんや榮倉奈々さん、瑛太さんといった若手から、三浦友和さんや椎名桔平さんなど、とても豪華になっています。
最後に、父・三国連太郎さんとの確執について、見ていきたいと思います。
佐藤浩市の父・三國連太郎
三國連太郎は日本の映画界を支えた大スター役者。「釣りバカ日誌」シリーズのスーさんといえばだれもがわかるはず。
しかし神がかった役者らしく私生活は奔放で、3番目の妻との間にできた子どもが佐藤浩市さんでした。ところが、佐藤浩市さんが幼い頃に家族を捨て家出。そのことで佐藤浩市さんとは確執があると報じられていました。
映画『人間の約束』で初共演
1986年の映画『人間の約束』で佐藤浩市さんは三國連太郎さんの出演する映画に初めて出演しましたが、親子で直接関わり合う場面はあまりありませんでした。
とうとう映画で直接対決!
1996年の映画『美味しんぼ』でとうとう佐藤浩市と三國連太郎が親子役で共演しました。この頃は佐藤浩市と三國連太郎の確執は解けておらず、記者会見では気まずい雰囲気も。
1996年に公開された映画『美味しんぼ』の製作会見では、互いを「三國さん」「佐藤くん」と他人のように呼び、佐藤が「俳優はサービス業」と発言すると、三國が「サービス業などという考え方は間違っている」と言い、映画の発表会見らしからぬ険悪な雰囲気となり、共演の羽田美智子も言葉を失っていた
佐藤浩市と三國連太郎の関係そのもの
佐藤浩市が演じた主人公・山岡士郎と、三國連太郎演じる主人公の父親・海原雄山も強い確執を抱える親子。佐藤浩市・三國連太郎そのもので、映画にはリアルな緊張感が漂いました。
雪解け
その後、時間をかけて佐藤浩市と三國連太郎の親子問題は解決したようです。
2008年には、ANAのCMに親子で共演。昔のような緊張感はなく、仲睦まじい姿を見せていたようです。
2009年に『徹子の部屋』に佐藤浩市さんが出演した際には、三国連太郎さんのことを、「努力の人」と語ったそうです。
三國連太郎との確執は映画での共演をきっかけに少しずつ雪解けを見たようで、三國連太郎の葬儀では佐藤浩市が喪主を務めました。
ますます渋みを増していく俳優・佐藤浩市、映画やドラマに欠かせません。真面目そうな見た目とのギャップからさらに笑わせるコメディ映画にも出演できる点では俳優・阿部寛と並んで貴重な俳優と言えるでしょう。
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