ジョジョの奇妙な冒険・第3部の魅力を余すことなく紹介します!
2015/10/09
supatako
ジョジョ「3部」とは、正式名称「ジョジョの奇妙な冒険 Part3 スターダストクルセイダース」という漫画家・荒木飛呂彦による大人気シリーズ「ジョジョの奇妙な冒険」第3部のことを指しています。
この「スターダストクルセイダース」というのは連載当時にはなかった副題で、実際に連載されていたときは「ジョジョの奇妙な冒険 第三部 空条承太郎 ―未来への遺産―」というタイトルでした。
このジョジョ3部では、ジョースター家の因縁の宿敵であったDIOと、空条承太郎率いる仲間とのバトルが描かれています。
ジョジョは1部から3部まではアニメ化もされ、そのアニメ化は本来3部を放送したかったものの交渉した際に「ジョジョ3部をやるなら、1部からでないとだめ」という回答があったと言います。
「3部だけを作りたい」と思わせる程、このジョジョという漫画はそれぞれのシリーズで1つの壮大なストーリーがあり、1部から続いている部分も多くある作品です。
今回は、その3部にスポットをあて、登場するキャラクターやスタンドについてまとめます。
Part2『戦闘潮流』から約50年後、1987年の日本から物語は始まる。
ある日突然「悪霊」にとりつかれ、困惑し留置場に自ら閉じこもった空条承太郎のもとに、祖父・ジョセフ・ジョースターとその友人・モハメド・アヴドゥルが訪れる。
ジョセフとアヴドゥルは、承太郎の「悪霊」は精神エネルギーが具現化した「スタンド」というものだと説明する。
これより数年前のこと、かつてジョセフの祖父ジョナサンと戦った吸血鬼・DIOが海底から引き揚げられていた。
彼はジョナサンの首から下を乗っ取り、鋼鉄の箱に入って海底に沈んで眠っていた。
そしてジョセフや承太郎にスタンド能力が発現したのは、彼が復活したことと関係があるのではないかとジョセフは語る。
一方、復活したDIOはスタンド使いの配下を増やし、世界を支配する野望を再び巡らせていた。
その配下の中には「肉の芽」を用いて洗脳したスタンド使いもいた。
宿敵DIOは、承太郎達の血筋であるジョナサンの体を乗っ取ることで復活。
そういった流れから、承太郎達にもスタンドが発現しました。
承太郎の母親・空条ホリィが高熱を出して倒れてしまう。
ホリィの背中には茨のようなスタンドが走っており、DIOの存在で覚醒したものの闘争本能が弱いため押さえつけることができず、彼女の肉体を蝕んでしまっていた。
ホリィの命は持って約50日。
その期間内にDIOを見つけ出し倒すしか彼女を救う手段はない。
ジョセフが念写したDIOの写真は暗闇だけで手がかりがないと思われていたが、承太郎は自身が有するスタンドの精密動作でDIOがエジプトに潜んでいることを明らかにする。
ホリィを救い出すため、彼女の看病をスピードワゴン財団に任せた上で、承太郎たちは回復した花京院も加えてエジプトを目指す。
その一方でDIOはジョースター一族との因縁に決着をつけるため、エジプトから次々に刺客のスタンド使いたちを承太郎たちに差し向ける。
話の始まりはホリィが倒れたところからでした。
そこから50日間。
ホリィの命を救うため、宿敵DIOとの戦いが始まります。
当初承太郎たちは飛行機を乗り継ぎ直接エジプトへ向かう予定であったが、DIOの刺客によって墜落させられたため、以降海路・陸路を中心にエジプトに向かうことになる。
その旅の中で洗脳されていたスタンド使い・ジャン=ピエール・ポルナレフを仲間に加え、タロットカードの暗示を受けた刺客を跳ね除けながら香港島、インド、パキスタン、紅海を経由してエジプトに入る。
海路、陸路で様々な敵と出会い、また仲間も増やしながら、旅が進んでいきます。
エジプトではスピードワゴン財団が捕獲したスタンド使いの犬・イギーをさらに仲間に加えるが、送り込まれる刺客もまたエジプト九栄神の名を冠する強力なスタンド使いとなっていく。
それらを撃退しながらアスワン、ルクソール、ギザを経由して北上し、ついに一行はカイロにてDIOの潜伏する館を発見。
100年の因縁に決着をつける時を迎える。
ざっとしたジョジョ3部のあらすじはこういったものになっています。
果たしてDIOとの対決はどういった結末を迎えるのか!
仲間達は、ホリィは…どういった結末になるのか!
見どころが多く、また、名台詞も数多く生んだジョジョ3部。
ジョジョ3部だけでもコミックスはかなりの巻数発行されていますが、是非!一度手にとって読んでみてください。
世界観にどんどん引きこまれていくこと間違いなしです!
「スタンド」とは「パワーを持った像」であり、持ち主の傍に出現して様々な超常的能力を発揮し、他人を攻撃したり持ち主を守ったりする守護霊のような存在である。その姿は人間に似たものから、動物や怪物のようなもの、果ては無機物まで千差万別。一言で言えば超能力が具現化したものである。
作者の荒木飛呂彦によれば、スタンドとは超能力を目に見える形で表現したものである。
例えば、「曲がるスプーン」や「破壊される壁」などといった超能力の影響を受けた物体を描くのではなく、超能力そのものに姿を持たせて絵に描くことができるようにしたものがスタンドである。
荒木はかつてインタビューで「裏づけというか説得力というか、そういうものが欲しかったんです。『ムッ』と念じるだけで物がバーンと割れるんじゃなくて、他人には見えないんだけど実際に何かが出てきて、そいつが物を割ってくれる、みたいな」と述べている。
その結果、さまざまなスタンドが姿を見せた状態でさまざまなバトルを繰り広げるという形になりました。
ジョジョ3部には、さまざまな魅力的なキャラクターが登場します。
ここでは、その中でもメインキャラクターであるジョースター家とその仲間をまとめます。
東京都在住の男子高校生。3部の時点では17歳です。
このジョジョ3部における主人公です。
スタンド名:スタープラチナ
(このスタンドはジョジョの中でも最強の位置づけだと作者自らが発言しました)
ジョジョ2部の主人公でした。
承太郎の祖父ということで、年老いた姿で3部は登場しました。
スタンド名:ハーミットパープル
ジョセフの友人で、20代後半の男性。
占星術師の仕事をしており、生まれつきスタンドが使えました。
スタンド名:マジシャンズレッド
承太郎の高校に転校してきた転校生です。
生まれつきのスタンド使いで、エジプトに家族旅行で出かけたときにDIOと出会い、洗脳された状態で承太郎の最初の刺客として登場。
敗北後、スタープラチナで体に埋め込まれた「肉の芽」を取り除かれ、正気に戻ったことで仲間となりました。
スタンド名:ハイエロファントグリーン
妹のシェリーを3年前に惨殺されており、その犯人である両右手の男を探していました。
その途中、DIOに肉の芽を埋め込まれ、ジョースター一行の刺客として送り込まれました。
敗北後、肉の芽を取り除かれ正気に戻ったことで、仲間に加わりました。
直情的で女好き、自信家な面もあり、トラブルに巻き込まれやすい体質をしています。
ジョジョ3部での、コメディ担当といった役回りでした。
スタンド名:シルバーチャリオッツ
血統書付きのボストン・テリアで、元々は飼い犬でした。
ですが、知性が高く飼い主を含め人間を見下すようになり、家出したという過去があります。
アブドゥルに捕まえられ、後にジョースター一行の助っ人として(半ば無理やり)仲間に加わりました。
このイギーはジョジョ3部全体を通して、どんどん顔つきが変わっていったキャラクターです。
最初は犬らしい犬、といった風貌でしたが、どんどん人間の表情に近付いて行きました。
スタンド名:ザ・フール
ジョジョ3部には、DIOの配下としてさまざまな敵が登場しました。
一気にざざざっとご紹介!
1期OP STAND PROUD
2期OP その血の記憶〜end of THE WORLD〜
1期ED Walk Like An Egyptian
2期ED Last Tain Hom
やれやれだぜ
承太郎の口癖にもなっている「やれやれだぜ」
呆れた時に使ってみましょう。
オラオラオラオラオラオラオラオラ!
スタープラチナの決め手技、連続殴りの時に使われるセリフ。
殴り合いの喧嘩になった時に使いましょう。相手がジョジョ好きなら喧嘩が収まります。
ドゥーユーアンダスタン?
敵キャラ、ラバーソールの名言。
理解の悪い相手に使いましょう。
多分嫌われます。
てめーは俺を怒らせた
承太郎が宿敵DIOにキレた時に放たれた名言。
キレそうになったら使ってみましょう。
レロレロレロレロ
舌の上でさくらんぼを転がす花京院の名言。
さくらんぼを食べる時はやってみましょう。
実は以前にもOVAとしてジョジョ3部はアニメ化されていました。新ジョジョ3部と見比べてみると面白いかもしれません。
承太郎の声が……自分の耳で確かめてみてください。
いかがでしたか?
このジョジョシリーズは、3部以降もずっとシリーズが続いており、現在は「ジョジョリオン」というタイトルで第8部が連載されています。
まことしやかに4部のアニメ化も囁かれるなど、今後も漫画にアニメにジョジョの新しい展開から目が離せません!
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