松たか子が映画「HERO」に出演！その胸中は？キムタクの気遣いとは？
2016/08/03
konpitsu
歌手29853
2015/10/04 更新
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Mr.Childrenの代表曲『HERO』に込められた桜井和寿の想いとは？
Mr.Childrenの代表的な名曲『HERO』。『HERO』は、2002年に病に冒されたMr.Childrenのボーカリスト・桜井和寿さんの病気療養からの復帰作として発表され、『HERO』には、桜井さんの想いが込められていますので、この記事で、ご紹介します。
Mr.Children（ミスターチルドレン）とは？
Mr.Childrenは東京で結成された4人組ロックバンド。ポップロック・フォークロックが中心で、伸びやかで奥深い味のあるボーカルと洗練された美しい心に染みるサウンドが特徴。
バンド名の由来は単語「チルドレン」に正反対のMr.を付けたもの。
Mr.Childrenのメンバー4人のプロフィール
画像の右から
桜井和寿（さくらいかずとし）
担当：ボーカル
生年月日：1970年3月8日
出身地：東京都
血液型：O型
田原健一（たはらけんいち）
担当：ギター
生年月日：1969年9月24日
出身地：福岡県
血液型：O型
中川敬輔（なかがわけいすけ）
担当：ベース
生年月日：1969年8月26日
出身地：長崎県
血液型：A型
鈴木英哉（すずきひでや）
担当：ドラムス
生年月日：1969年11月14日
出身地：東京都
血液型：A型
Mr.Childrenのデビューからの主な活動
1992年5月10日、ミニ・アルバム『EVERYTHING』でメジャー・デビュー。
1993年発売の4thシングル「CROSS ROAD」がロングヒットすると、1994年発売の5thシングル「innocent world」で初のオリコンチャート1位を獲得し瞬く間に人気となる。その後、6thシングル「Tomorrow never knows」と1996年発売の10thシングル「名もなき詩」はダブルミリオンとなるなど、これまでにシングル10作品でミリオンセラーを達成している。さらに、「innocent world」と「名もなき詩」はオリコン年間チャート1位を獲得している。
『日本レコード大賞』をバンドとしては初めて2度受賞している（1994年は「innocent world」、2004年は「Sign」で受賞）。
2002年（平成14年）
7月22日、渋谷公会堂公演延期と大阪でのイベント参加中止を発表していたが、桜井に小脳梗塞の疑いがあり、さらなる検査と充分な静養が必要であると診断されたため、予定していたホール・アリーナツアーの開催中止を発表。
12月11日、24thシングル「HERO」発売。
12月21日、横浜アリーナにて一夜限りのライヴを開催。
この記事では、Mr.Childrenの名曲『HERO』について、ご紹介したいと思います。
Mr.Childrenの名曲『HERO』といえば、このジャケットが印象的ですよね。人形のようなものが写っています。Music Videoでも同じキャラクターが用いられています。
これは、クレイアニメといって、クレイ・アニメーション（clay animation）の略だそうです。
ストップモーション・アニメーションのうち、被写体の主な材料として、粘土を用いて作成されているものだそうです。
桜井が小脳梗塞から復帰した後に発売された、前作から約5ヶ月ぶりのシングル。初回限定盤は開くと飛び出る絵本のようになっている。
曲自体は休養前にほぼ完成していたが本格的な活動再開には間に合わなかったため、メンバーを写すPV撮影やプロモーション活動をほぼ行なっていなかったが、桜井復帰の話題性からかオリコンチャートで32週チャートインするロングヒットとなった。2003年度のオリコン年間シングルランキングで9位にランクインし、「Everything (It's you)」以来6年ぶりに年間TOP10入りを果たした。Mr.Childrenはこの年から6年連続でシングル年間TOP10入りを果たしている。
作詞・作曲:桜井和寿 編曲:小林武史＆Mr.Children
NTTドコモ「NTT DoCoMo Group 10th Anniversary」キャンペーンCMソング。
親から子へ向けたラブソングである。
Mr.Children「HERO」Music Video
PV（監督：村田朋泰）はMr.Childrenでは初のクレイアニメで、このPVは「SPACE SHOWER Music Video Awards 03」で「BEST ANIMATION VIDEO」を受賞、後にライブビデオ『wonederful world on DEC 21』にも収録された。
Mr.Childrenの桜井和寿さんが病に倒れたのは、32歳の時だったそうです。桜井さんが冒された病とは、“小脳梗塞”だそうです。
この若さで小脳梗塞に冒されるのは、めずらしいことなんじゃないでしょうか。
桜井和寿さんは、Mr.Childrenのデビュー10周年として予定していたライブツアーを含めた音楽活動をすべて休止して、病気療養に入りました。
しかし、約5か月ぶりの2002年12月11日、24thシングル「HERO」を発売しました。
更に、病気療養から復帰し、音楽活動を再開して、一夜限りのMr.Childrenライブ「TOUR 2002 DEAR WONDERFUL WORLD IT'S A WONDERFUL WORLD ON DEC 21」を成功させました。
桜井和寿さんの生命力はすごいですね。それ以後は、病気の後遺症や再発はなく、現在に至るみたいです。
桜井さんが小脳梗塞になった2002年は
ミスチルのデビュー10周年の年でした。
この年は、新年から
シングル「君が好き」をリリースし、
ちょうどデビューした5月10日に合わせて
10枚目のアルバム「IT'S A WONDERFUL WORLD」
をリリースし、これも100万枚を突破しています。
このニューアルバムを
引っさげた全国ツアーが予定されていた矢先の
出来事が桜井さんを襲った小脳梗塞という病気
全国ツアーは全て中止となり
デビュー10周年の記念のライブは
幻となり、非常に残念だったのを覚えています。
ただ、桜井さん自身は
幸いにも命に別状はなく
後遺症もなかったため、現在も
勢力的に音楽活動をされています。
年末に復帰シングルとして「HERO」が
発売されますが、病気後に作られた曲ではなく
既にあった曲だったようでした。
まだ、完全な復活とは言えないためか
テレビでもプロモーションは行われませんでした。
名曲『HERO』の作詞・作曲は、もちろんMr.Childrenのボーカル・桜井和寿！！
Mr.Childrenの桜井和寿さんには、よほどの才能があるのでしょうね。
Mr.Childrenがデビューしてから、2015年で23年を迎えていますが、Mr.Childrenは常に第一線で活躍を続けています。
CDシングル・アルバムは売れ続けていますが、それらに収録されているMr.Childrenのほとんどの楽曲を桜井和寿さんが手掛けているのです。
売れる曲を作る術を心得ているのでしょうね。ものすごい才能です。
私は、Mr.Childrenの『HERO』は、大好きな曲なので、いつもドライブをしながら、よく聴いているのですが、『HERO』の歌詞の意味については、深く考えたことがなかったです。
しかし、今回初めて、Mr.Childrenの『HERO』の歌詞の意味について、調べてみたのですが、この曲が「我が子に対する思い」を歌っているとわかりました。
それがわかった上で、改めて『HERO』を聴いてみると、なるほどな～と思いました。『HERO』の歌詞の意味の詳細については、以下でご紹介します。
歌詞で未来を予言？
また、桜井さんは自身が書いた歌詞が予言めいたものになる経験が結構あるという、常人には理解しがたいことを語っている。確かに、桜井さんが小脳梗塞に倒れた後に発売した「HERO」はこのエピソードに当てはまる。この曲は生まれたばかりの我が子に対する思いを歌っており、「病気後に我が子のことを思い書いた」と思われがちだが、実際は病気前に「HERO」が出来上がっていた。
ちなみにこのエピソードは雑誌「ワッツイン」における宇多田ヒカルとの対談で話されていたのだが、対談相手の宇多田はこの桜井さんの話にとても共感していた。まさに天才同士、分かりえるのだろう。
Mr.Children『HERO』歌詞全文
例えば誰か一人の命と
引き換えに世界を救えるとして
僕は誰かが名乗り出るのを待っているだけの男だ
愛すべきたくさんの人たちが
僕を臆病者に変えてしまったんだ
小さい頃に身振り手振りを
真似てみせた
憧れになろうだなんて
大それた気持ちはない
でもヒーローになりたい
ただ一人 君にとっての
つまずいたり 転んだりするようなら
そっと手を差し伸べるよ
駄目な映画を盛り上げるために
簡単に命が捨てられていく
違う 僕らが見ていたいのは
希望に満ちた光だ
僕の手を握る少し小さな手
すっと胸の淀みを溶かしていくんだ
人生をフルコースで深く味わうための
幾つものスパイスが誰もに用意されていて
時には苦かったり
渋く思うこともあるだろう
そして最後のデザートを笑って食べる
君の側に僕は居たい
残酷に過ぎる時間の中で
きっと十分に僕も大人になったんだ
悲しくはない 切なさもない
ただこうして繰り返されてきたことが
そうこうして繰り返していくことが
嬉しい 愛しい
ずっとヒーローでありたい
ただ一人 君にとっての
ちっとも謎めいてないし
今更もう秘密はない
でもヒーローになりたい
ただ一人 君にとっての
つまずいたり 転んだりするようなら
そっと手を差し伸べるよ
Mr.Children『HERO』の歌詞の意味とは？
上が、Mr.Children『HERO』の歌詞
下が、Mr.Children『HERO』の歌詞の解釈
「愛すべきたくさんの人たち」には、我が子も当然含まれていますし、妻やその他の家族も含まれているのだと想います。
ここでいう「臆病者」というのは、決して悪い意味ではなく、大事な我が子にとってのヒーローになりたいがために、リスクのあることができなくなるという意味だと思われます。
上が、Mr.Children『HERO』の歌詞
大切な人ができればできるほど、
守らないといけないものができればできるほど、
何も背負わない頃のように、急に退職しようとしたりと、
大胆なことはできなくなるんですよね。
臆病者…それでも、、ただ一人、大事な君にとってのヒーローになりたい
下が、Mr.Children『HERO』の歌詞の解釈
上が、Mr.Children『HERO』の歌詞
下が、Mr.Children『HERO』の歌詞の解釈
桜井和寿さんにとって、“ヒーロー”とは、「その子にとって、一番身近にいる両親なのでは…」と考えたそうです。
そして、そのような“ヒーロー”の存在を桜井さんにとって、違和感のない存在として、作詞したのが、『HERO』だったのです。
Mr.Childrenのベストアルバム『Mr.Children 2001-2005 <micro>』のブックレット（文・小貫信昭）参照
上が、Mr.Children『HERO』の歌詞
ヒーローという言葉を聞いて、ふと頭によぎったのは、イチローがでした。
WBCで決勝戦、最後の最後に決勝打を放つその姿は、ヒーローとしてふさわしい姿だったように思います。
ヒーローという言葉には、何か特別なことを成し遂げた英雄に使われる言葉のようにいます。
HERO…この曲が発売されたのは、今から１０年前の２００２年
その１年前に、９.１１テロが起きていました。
その中で、警察や消防などが、アメリカでヒロイズム化された姿を見て、
桜井さんは、どこか違和感を感じたと言いいます
でもそんなことより、普段着の汚い格好でも、子供を公園で遊ばせている
お父さんや、お母さんの方が、その子にとってのヒーローなんじゃないか？
そんな考え方をしたんです。自分もそうありたいと思ったし。 （別冊カドカワ総力特集Mr.Children (カドカワムック 198)）
そうして作られた歌詞が、多くの人に支持される存在ではなく、
たった一人でも身近な人に とっての、大きな存在としてのHEROです。
下が、Mr.Children『HERO』の歌詞の解釈
上が、Mr.Children『HERO』の歌詞
下が、Mr.Children『HERO』の歌詞の解釈
人生を料理に例えて、スパイスをいくつもの壁に例えているんですね。桜井和寿さん、巧いし、すごいです。素晴らしい比喩ですね。感動します。
上が、Mr.Children『HERO』の歌詞
１０年前、聞いた時、ただ聞き流していたこの歌詞が、
今、改めて見つめてみて、自分の意識がこの歌詞で止まるようになりました。
生きていく中で、辛いこともあれば、壁にぶつかることもあって、
ただ、そういったものも、人生の一つで、人生という料理を深く味わうためには、
なくてはならないものの一つなのだと思います。
この歌詞を聞くと、逆境も前向きに捉えることができます。
下が、Mr.Children『HERO』の歌詞の解釈
上が、Mr.Children『HERO』の歌詞
下が、Mr.Children『HERO』の歌詞の解釈
この歌詞は、人生の最後、あるいは死を感じさせますね。桜井さんは、人生の最後、死を意識していますよね。
このことから、小脳梗塞発症後に書かれた歌詞だと思われがちですが、小脳梗塞発症前に書かれた歌詞だそうです。
だから、桜井さんが書いた歌詞は、予言めいているといわれるのですね。
上が、Mr.Children『HERO』の歌詞
ここも、意識を止めてみると、ただ一緒に居たいってだけではなくて、
人生の最後の『時期』を一緒に笑って過ごしたいともとれるし、
もっと焦点を当てると『最期』のデザートを笑顔で食べるのを、一緒にいたいともとることもできるんですね。
前者のようなイメージしかしてなかったですが、もっと具体的に後者のように、
死を目の前にっていう意味も含まれているのかなって思います。
この曲は桜井さんの小脳梗塞後に、発表されたものですが、
病気前に作られていた曲ということで、何か暗示的な印象さえ受けてしまいます。
下が、Mr.Children『HERO』の歌詞の解釈
いかがでしたでしょうか？
Mr.Childrenの代表的な名曲『HERO』について、ご紹介しました。
2002年、Mr.Childrenのボーカルリスト、ギタリストである桜井和寿さんは32歳のときに、小脳梗塞という病気を発症しました。
病に冒された桜井さんは、7月、その年予定していたライブツアー等の音楽活動をすべて休止して、病気療養に入りました。
その5か月後に発表したのが、Mr.Childrenのシングルが『HERO』でした。その10日後に、桜井さんは、一夜限りのライブで、見事に復活し、音楽活動を再開させます。
『HERO』の歌詞には、桜井さんの想うHERO像が書かれており、桜井さんの会心の傑作となっています。
Mr.Childrenは、現在も第一線で活躍しています。今後ともご活躍されることを期待しております。
