2015/10/08
まぁぴょん
松雪泰子さんと芦田愛菜さんが出演したドラマ「マザー」。
”芦田プロ”と呼ばれる芦田愛菜さんの演技は流石です。
『Mother』(マザー)は、2010年4月14日から6月23日まで毎週水曜日22:00 - 22:54に、日本テレビ系の「水曜ドラマ」枠で放送された日本のテレビドラマ。主演は松雪泰子。
完全オリジナルストーリーで脚本の坂元裕二による書き下ろし作品。ハイビジョン制作。
現代を生きる女性の「母性」をテーマにした社会派サスペンス作品。キャッチコピーは「母性は女性を狂わせる。」。
松雪泰子にとっては約3年ぶりの連続ドラマ出演で、主演は約12年ぶりである。
田中裕子は1986年にTBS系列で放送された『花嫁人形は眠らない』以来、24年ぶりに民放の連続ドラマに出演。
また、NHK朝の連続テレビ小説『ウェルかめ』の主演で注目を浴びた倉科カナは民放のプライムタイムでの連続ドラマは初出演、これまでドラマ・映画の単発出演が多かった尾野真千子は地上波民放の連続ドラマでは初のレギュラー出演となった。
また、子役の芦田愛菜の出世作にもなっている。
室蘭市で渡り鳥の研究をしていた鈴原奈緒は、大学の研究室の閉鎖によりやむなく小学校教諭となり、産休教師の代理として担任を任される。奈緒は他の児童たちと少し違った言動を行う道木怜南を苦手に思い、彼女が虐待を受けている様子に薄々気付くも傍観者の立場を取っていた。
もとの研究職に戻ろうとしていた奈緒は、別の大学の研究室を紹介してくれた准教授と待ち合わせる途中、極寒の中薄着一枚でゴミ袋の中に入れられ捨てられていた怜南を発見する。奈緒は怜南を抱きしめ、誘拐して「母親」になることを決意する。まず漁港で怜南が海に落ち行方不明になったように装い、警察の大捜索が始まる中、二人は夜行列車に飛び乗り東京へと逃避行を開始する。車内で奈緒は怜南を自分の「娘」とし、鈴原継美と名付ける。
途中の駅で、不注意から荷物と所持金を盗まれ途方に暮れた奈緒は、以前自分が入所していた児童養護施設「桃の家」に向かう。しかし施設は荒れ果てており、認知症を患った園長の野本桃子が一人いるだけだった。奈緒と継美はしばらくそこで過ごすが、桃子は福祉施設に引き取られる事となり、桃子は一時的に記憶が戻り奈緒との思い出を語りながら別れていく。
奈緒は自分を7歳のときに引き取ってくれた里親である鈴原籐子の経営する会社を訪ね金を借りるが、籐子からは鈴原家に戻るよう諭される。その際偶然すれ違った実母・望月葉菜は奈緒に気付き、また継美を奈緒の子だと思ってしまう。やがて継美は図書館で出会った葉菜を「うっかりさん」と呼び仲良くなる。ある日葉菜は、新聞記事で継美が「室蘭で行方不明の子供」と知り、その上で奈緒に味方する。
一方奈緒は彼女がかつて自分を捨てた実母と知り怒る。同じ頃、事件を追う雑誌記者の藤吉駿輔も奈緒と一緒にいる継美を見付け、奈緒を恐喝する。しかし継美を守るためどんな手も厭わない奈緒の形相に対し、藤吉はかつて取材対象であった虐待児を救えなかった過去を告白し、この結末を見届けたいとの理由から、これ以降奈緒に協力的になる。
奈緒と継美は鈴原家に住むようになり、妹の芽衣、果歩も継美を奈緒の子と思い可愛がるものの、いつまでたっても小学校の転校手続きをしない奈緒に籐子は不審感を抱く。悩む奈緒に葉菜が救いの手を差し伸べ、特例による身分を明かさず小学校に編入する方法を教え、継美は登校ができるようになった。
その頃室蘭では、死んだとされた怜南の葬儀を終え、怜南の実母である道木仁美は警察から虐待を疑われ一人おびえる暮らしをしていた。ある日、鈴原家にかかった電話を継美がとり、電話の主である仁美の声に思わず「ママ」と答えてしまう。それを聞いていた籐子に、奈緒は継美の素性を明かす。凍り付く家族に、奈緒は鈴原家からの養子離縁を申し出て家を出る。
また継美は皆の迷惑にならないよう室蘭に帰ろうと一人家を出てしまうが、奈緒は藤吉の協力のもと見つけ出し、葉菜は二人を守りたいと申し出、自宅の理髪店に住まわせた。三人での生活が始まった中、葉菜は奈緒を捨てた理由は、夫への殺人放火で逮捕される前日まで奈緒と一緒に逃げていたためと告げる。
一方、怜南が生きていることに気付いた仁美は、東京に来て怜南を取り戻そうと理髪店に現れる。そこで怜南=継美は再会した仁美に対し「好きでも嫌いでもないよ。もうママじゃないから」と答える。観念した仁美は室蘭に帰るが、事情聴取に訪れた警察に、娘は誘拐されていた事を告発する。
葉菜は継美のために闇取引で戸籍を買い、三人で新たに家族として暮らすことを奈緒に提案する。戸籍の入金のため伊豆に向かうが、既に警察の捜査の手は伸びており、奈緒は継美と葉菜の目の前で未成年者略取・誘拐罪として逮捕されてしまう。
奈緒の逮捕が報道された後も、籐子は奈緒の養子離縁届は提出しておらず、家族で奈緒を守ることを誓い合う。警察の取り調べでも奈緒の継美に寄せる強い「母性」は揺るぎなく、裁判の結果、奈緒は執行猶予付の判決がおり、継美は室蘭の養護施設「白鳥園」に引き取られていく。同じ頃、仁美もまた保護責任者遺棄罪で逮捕された。
奈緒の出所後、葉菜は今まで隠していた急性骨髄性白血病のため入院。あと数日の命と知らされると奈緒は彼女を理髪店に連れて帰る。そのとき継美が室蘭の施設から脱走し、理髪店に現れるのだった。束の間の楽しい時を過ごしたその夜、葉菜は眠る間際に子供のころの奈緒の手を引く情景を思い出し、そのまま息を引き取った。
葉菜の葬儀を籐子に任せ、奈緒は継美を室蘭に帰す事を決断。いやがる継美に奈緒は「必ずまた会える」と諭し、室蘭で別れ際に手紙を託す。そこには、12年後の成人した継美に宛て、二人がいつか再会する日への思いが綴られていた。
Mother 「感動のシーン」
個人的 ドラマMother感動シーン
今見ても泣けてしまうドラマ「マザー」………
ドラマ「マザー」で鈴原 奈緒を演じるのは松雪泰子さん。
鈴原家の長女。室蘭市の大学で渡り鳥の研究をしていたが、施設の閉鎖により小学校の教諭となる。これまで渡り鳥以外のことに興味・関心を示さず、誰に対しても無愛想で冷たく、人と関わることや会話、子供の相手を苦手としていた。また10年以上も東京の家族と離れて北海道に住み、芽衣の結婚式に欠席を示したり、籐子からの電話には出ないなど、家族とも距離を置いていた。
5歳のときに母親に捨てられ、7歳になるまで児童養護施設で育ち、当時子供のいなかった鈴原夫妻に引き取られている。実の母親の顔を覚えておらず、何故自分が捨てられたのかを知りたがっている。生年月日が1975年1月31日だという事実は産みの親以外の誰も知らず、本人も施設に入った日(8月14日)を誕生日にしていた。
産休の教師の代理として渋々一年生を受け持つことになり、教え子の怜南に懐かれる。初めは彼女を疎ましく思ったが、会話をしていく中で徐々に気になる存在となる。怜南が虐待を受けている事に気付き、ある夜、ゴミ袋に入れられ放置されていた怜南を助けたことをきっかけに彼女の「母親」になることを決意。怜南を誘拐し、渡り鳥の一種である鶫から「継美」と名付けて、疑似親子として逃亡生活を送ることとなる。東京へ向かったもののすぐに生活に行き詰まり、妹達に継美(怜南)の存在が知られたため、「自分の娘」として実家に連れ帰り身を寄せる事になる。その際、実母とは知らずに望月葉菜とも再会する。
怜南との生活を続けるうちに、彼女の「母親」になるという気持ちは次第に確固たる意思へとなって行き、彼女に献身的な愛情を注ぎ、時として自らを省みない行動を取る事もある。また葉菜との長年のわだかまりも次第に解けていったが、仁美の告訴により、伊豆で未成年者略取容疑で逮捕され執行猶予つき判決を受ける。釈放後に怜南と再会するが、程なく彼女を養護施設に戻す決断をする。
ドラマ「マザー」の圧倒的な演技力で一躍有名になった芦田愛菜ちゃん。
奈緒の教え子。誕生日は2002年8月3日。子供ながらどこか現実的な言動をしたり、冷静な態度を見せるなど、学校からは「不思議な子」と認識されている。自分の好きな物をメモ帳に書き記し「すきなものノート」として常に持ち歩いている。仁美や真人から虐待を受けながらも健気に耐え、まともな食事を与えられない栄養失調が原因で、小学校一年生にして身長104cm、体重15kg、靴のサイズ16.5cmと他の子供より発育面で下回っている。
ドラマ「マザー」撮影当時の芦田愛菜ちゃんの年齢は5歳。
小学一年生の役で年齢的にオーディションの参加資格が芦田愛菜ちゃんにはなかったそうですが、圧倒的な演技力に脚本などを一部変更して、栄養失調で発育不全であるという設定にし、彼女を採用したということです。
夜の喫茶店に一人でいる奈緒と会い、懐くようになる。その後自宅で仁美に叩かれ、ゴミ袋に入れられ夜の屋外に放置されていたところを奈緒によって助けられる。札幌にある赤ちゃんポストに連れて行ってほしいと懇願するが、「あなたのお母さんになる」という奈緒と共に家を出る。港で怜南を見かけた漁師に海に落ちたと警察に連絡され、行方不明事件として報じられたあと死亡扱いになった。自身も今後を「鈴原継美」として生きていく決意をする。仁美のことは「ママ」、奈緒のことは「お母さん」と呼ぶ。
東京で奈緒の妹達に知られ、「奈緒の娘」として奈緒の実家に身を寄せ可愛がられている。図書館で出会った「うっかりさん」こと葉菜にも懐いており、彼女の機転により学校にも通えるようになる。幼いながら奈緒をはじめ大人に非常に気を遣う面があり、奈緒の事を考え一人で室蘭に帰ろうとした事もあった。
奈緒が逮捕された後は室蘭の養護施設に預けられ再び「怜南」として生活している。施設に入ってからはそこに馴染み、楽しく暮らしているかに見えたが、奈緒を母親として思う気持ちは揺るがないものとなっており、再会を懇願していた。後に一人で奈緒のもとに向かい、一晩だけの再会を果たす。
ドラマ「マザー」で虐待する母親を演じたのは尾野真千子さん。普通の母親がだんだんと子供を虐待する鬼母になっていくのは見ていて切なかったです。
怜南の実母。夫とは出産後に離婚したが、怜南には「天国に行った」と説明している。その後スナックで出会った真人と付き合う。怜南の相手をまともにせず、私物を勝手に処分したり食事も満足に与えないなど、ネグレクトに近い状態だった。真人が怜南を性的対象として見ているかのような場に遭遇すると、怜南を逆恨みして叩いた上にゴミ袋に入れ外に放置した。怜南が行方不明になった後は、虐待が明るみに出るのを恐れ、以前にもまして深酒を繰り返していた。
かつては良き母親として、手料理をふるまい怜南に愛情を向けて育てていたが、母子家庭による周囲からの圧力や寂しさを一人で抱え込み、徐々に鬼母へ変貌していった。しかし心の底では怜南に対して罪悪感を持っている様子もある。怜南が奈緒のもとにいる事を確信し東京で再会するも、怜南の心が既に自分には無い事を知った後、奈緒を警察へ告訴するが、自身も怜南への虐待容疑で警察に逮捕される。
主役の奈緒の養母を演じたのは演技派女優の高畑淳子さん。
鈴原三姉妹の母。東京にある会社を経営している社長。女手一つで三姉妹を育て、何よりも娘たちのことを優先し大事にしている。音信不通となっている奈緒を心配している。東京に戻った奈緒から継美(怜南)の存在を告げられ困惑するも、孫が出来たと喜び可愛がる。実は奈緒とは血の繋がりがなく、7歳の時に引き取った。当初は心を開かない奈緒を引き取るのを周囲から勧められなかったが、迎える決断をし、強い愛情を向けて育てた。その為か奈緒に対して特段、親子の繋がりを強く意識した行動が目立つ。葉菜とは面識があり時おり会う事もあるが、奈緒を手放した葉菜の行動を強く非難しており、葉菜が奈緒や怜南に近づいている事を知り激昂する。しかし鈴原家を出た奈緒が再び葉菜といることを知ると、葉菜と奈緒の絆を感じ、互いに理解し合う仲になる。
奈緒を捨てた奈緒の実母を演じるのは田中裕子さん。
理髪店「スミレ」を経営している。奈緒を捨てた実母で、その理由はある事件を起こして懲役15年の実刑判決を受け、栃木刑務所に13年間服役していたからだと告白する。
東京に戻った奈緒とすれちがい、ひと目でわが子と悟った。籐子から奈緒とは一切会わないよう言われていたが、継美(怜南)を奈緒の娘だと思い、ついつい一緒に遊ぶなどしてしまう。怜南からは「うっかりさん」と呼ばれている。
急性骨髄性白血病に侵されているが、自分の体の事は常に後回しで、怜南が「室蘭で行方不明の子供」だと知った後も、辛い思いをさせた奈緒に償うかのように、奈緒と怜南が普通の暮らしを手に入れるため全力で行動する。その為には手段を厭わず、戸籍売買などの行動にも走る。最後は奈緒、怜南と家族のように束の間の楽しい時を過ごした後息を引き取った。自身の事件についての真相は最後まで誰にも口外せず、胸にしまい込んでいた。
奈緒の周りを嗅ぎまわる記者役は山本耕史さん。のちに奈緒母子を助けるように。
雑誌「週刊サプライズ」の記者。仕事柄、相手に対して失礼な事も平然と言う無遠慮な面がある。鋭い観察力・観察眼の持ち主で、怜南の行方不明後も仁美が悲しんでいないことを一目で見抜いた。大学で兄の健輔を待っている奈緒と会ったことがあり、怜南の事件について取材をしていく中で奈緒が関わっているのを知り、口止め料を要求し二人に付きまとうようになる。その真の理由は、以前に幼児虐待の取材で知り合い懐かれていた被害児童が父親に蹴り殺されるという事件を経験していたためであり、奈緒のしている事はかつて自分が出来なかった事だと考え、その行く末を見届けたいと奈緒に告白する。その後は、虐待児を救えなかった自身の後悔に報いるかのように、様々な場面で奈緒や鈴原家に積極的に手を貸す存在となる。
愛菜ちゃんをこのドラマで初めて観た時、なんてうまい子役なんだ!と驚いた。
当時今より知られていなかった尾野真千子さんも、知らない人だけど役に合ってていいなぁと思った。
確か綾野剛がヒモ彼氏だったような…
とんでもない演技みたいな人が出ていなくて、ある意味安心して観ていられるドラマだった。
毎週かかさず観ていました。
ストーリーは重いけど、考えさせられるドラマだったし、結構泣かされた。
つぐみが電話で「もう一回誘拐して」って泣くシーンは忘れられない…
オーディションで小学生くらいの子を選ぶつもりが、5歳の愛菜の演技力があまりに凄すぎて虐待されていて栄養失調っていう設定に変えたんですよね。愛菜の演技本当に凄かった!!
ドラマ「マザー」での芦田愛菜ちゃんの演技には泣かされました……
本当に芦田愛菜ちゃん可愛かった!
子役の演技が上手すぎてびっくり!
高畑淳子のお母さん役も良かったです!
確かに最初は重そうなドラマだなぁ~って思って見てたけど最後の松雪さんのセリフ
クリ-ムソーダは飲み物です。に笑っちゃった!
ほのぼのとした最終回で良かった印象的なドラマ
オノマチの最初は子供に愛情があったのに
状況の変化からどんどん精神が変わっていってしまう過程がとてもよく出来ていた。虐待に至るまでの母親の苦しさ、親に虐待される子供の苦しさ、見ていて辛かった。
ドラマ「マザー」には綾野剛さんも出演。
毎回ティッシュを準備して観てました。凄く重いドラマでしたが、色々考えさせられるドラマでした。全てのキャストの演技の上手さに驚き、脚本、監督全てドラマに関わった方に、こんなに感動を与えてくれて本当、良いドラマでした。私も子供がいる母親で、観ていた当時は結婚していたしたが、今はシングルマザーです。母親が幸せになる事は、決して悪い事ではありませんが、女性になると子供が時には、疎ましく思う事もあると思います。でもこのドラマの待つ側の子供の描写を見てると、母親は、女性である前に母なんだと自覚して貰えたらと。虐待や育児放棄が無くなる世の中になってもらえたと、このドラマを通して感じました。
ドラマ「マザー」の感想はとにかく芦田愛菜ちゃんの演技がすごかった!天才子役という呼び名に納得!という声が大多数。
主演の松雪泰子さん、芦田愛菜ちゃんはもちろん、周囲を固める役者陣も皆演技が巧い!
ドラマ「マザー」は「児童虐待」がテーマの重いドラマだけど、皆が見るべきドラマだと思います………
いかがでしたか?
ドラマ「マザー」についてまとめてみました。
もう五年前に放送されたドラマですが、今振り返ってみても衝撃的・印象的なドラマでした。
「マザー」は「児童虐待」という重く暗いテーマのドラマでしたが、その問題を深く、じっくりと考えさせられる素晴らしいドラマだったと思います。
芦田愛菜ちゃんはじめ、出演者の演技も大変素晴らしく、当時はドラマにのめり込んでしまいました。そして本当に芦田愛菜ちゃんの演技は圧巻です!今や日本だけでなく海外での映画出演も果たした彼女の演技だけでも見る価値はあるかもしれません。
ドラマ「マザー」を見た方はもう一度見返してみては……?
まだ未見の方はぜひ一度視聴してみてください!
とてもいいドラマですよ!
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