2015/10/08
yasuyuki
小林幸子さんといえば、演歌界の大御所。
紅白歌合戦でのド派手な衣装が有名ですよね。
そんな小林幸子さんがボーカロイドの初音ミクの歌う「千本桜」を歌った、と話題なんです。
え、演歌の大御所なのに………!?
まずはそんな小林幸子さんのプロフィールからどうぞ!
きらびやかで派手な小林幸子さんの衣装がすごい!
1953年12月5日生まれ、新潟県新潟市出身。演歌界では珍しく、本名で大成した歌手。
1964年、9歳にしてTBS主催の歌唱コンテストで優勝し、そのままデビュー。デビュー時こそ、美空ひばりを手本とした高い歌唱力から、ひばりの再来と話題を呼んだが、その後15年間ヒット曲に恵まれず、1979年、「おもいで酒」が200万枚を超すヒットを記録し、日本レコード大賞最優秀歌唱賞受賞、「ザ・ベストテン」集計ランキングの年間1位を獲得。紅白にもようやく初出場を果たす。2010年現在、紅白への連続出場回数32年は紅組最多である。
紅白恒例となった、もはや大道具と呼ぶ方がふさわしいレベルの衣装は、1980年代後半から始まったもの。
前述のように2004年は自粛したが、2007年に新潟県中越沖地震が発生した際は、こういう時だからこそ楽しませてほしいと、逆にファンからの後押しで例年通りの衣装使用を決めた。
かつて、さだまさしが衣装をデザインしてあげると約束していたものの、双方のスケジュールが折り合わずに破談となってしまい、さだがお詫びとして新曲を書き下ろして提供した、という噂もある。1993年にシングルリリースされた「約束」がその対象。
2009年紅白歌合戦の衣装
衣装もセットもすごすぎる!
紅白歌合戦でのド派手な衣装がいつも話題となる小林幸子さんですが、
このド派手な衣装が発端となって、
紅白歌合戦に出場できない事態に……
それが全ての始まりでした。
大御所の演歌歌手で、ネット世代よりも上の年齢の小林幸子さんが
ボーカロイドの曲の「千本桜」を歌うことになるなんて、
普通考えられませんよね。
小林幸子さんが「千本桜」を歌うまでには色々な経緯がありました………
彼女が紅白の定番になったド派手な衣装。
それが騒動の発端になったそうです。
小林さんが結婚された林明男さんが、
「衣装代が高すぎる」
と口を出した事から騒動が起き、
小林さんが旦那さんに味方した事で
小林さんと長年共に仕事をしていた
小林レーベルの社長を突然解雇。
その事がきっかけで紅白に出場がほぼ絶望的になってしまったのです。
その騒動でスキャンダルなどの噂が次々に噴出し、
小林さんは徐々にテレビから姿を消していったのです。
いったい小林幸子に何が起きたのか。この間の経緯を振り返ってみよう。小林が紅白はもちろん、芸能界からも追放されそうになったのは2012年のこと。小林の個人事務所である「幸子プロモーション」の女性社長と専務が社を去り、それが表沙汰になった途端、小林の転落が始まったのだ。当初は、前年に結婚した小林の夫が、芸能界のしきたりを理解せずに幸子プロモーションの経営に口を出したことで、小林と元社長・元専務の溝が深まったと報じられた。
しかし、「週刊文春」2012年4月19日号(文芸春秋)では、元社長・元専務の2人に任せきりにされていた社の経理が不明瞭で、小林は自身のグッズの収支すら一切把握できていなかったことが明らかになり、双方の主張が対立する泥沼のお家騒動へと発展していったのだ。
事態を重く見たレコード会社が新曲発売の延期を決め、レコード会社との契約解消する事態に追い込まれた。
作詞家・作曲家といった音楽関係者もバーニングを敵に回した小林との仕事を敬遠し、スタジオさえ借りられなかったために、別の歌手の名前を使ってレコーディングに及んだという。周囲に圧力をかけて小林を孤立させる......まさにバーニングの常套手段といったところだろう。
普通なら、ここで完全に消え去ってしまうか、バーニングに屈服して元の鞘におさまるところだが、小林はどちらも選ばなかった。小林が活路を見出したのは、それまでまったく縁がなかったオタク界隈だった。
芸能界のゴタゴタの騒動のおかげで、紅白歌合戦に出られなくなり、芸能界を干されそうになってしまった小林幸子さん。
そんな小林幸子さんでしたが………
この”逆境”が小林幸子さんが「千本桜」を歌うという、新たな道へのきっかけになったのですね。
元々、密かにオタクに人気があったという小林幸子さん。
もともと、小林は紅白でおなじみの「火の鳥」や「メガ幸子」といった巨大衣装がRPG系のゲームに出てくる「ラスボス」のような威圧感だとオタク界隈でひそかな人気があった。小林はそのことに気づいて、騒動直後の2012年にニコニコ生放送に出演を皮切りに、ニコ動に積極的にかかわりはじめる。その年の年末には、ニコ動の年越しイベントに動画コメントの形で参加し、13年9月には、ニコニコ動画に"歌ってみた"動画を初投稿した。すると、わずか2日あまりで100万回再生を突破。これで、小林は完全に覚醒し、オタク路線を本格化させた。
ニコニコ動画に「歌ってみた」を小林幸子さんが投稿したことによって、
新たな道が開けました。
夏コミに参加した小林幸子さん。
猛暑の中、たくさんの人が小林幸子さんのCDを買いに長蛇の列に並びました。
夏コミに参加した小林幸子さんの”神対応”もあり、小林幸子さんの人気はうなぎのぼりに。
演歌歌手の小林幸子が、8月に東京ビッグサイトで開かれる同人誌即売会「コミックマーケット86」(通称:コミケ)に初参加することを7月14日に発表した。
イベント最終日の8月17日に東4ホール「シ-88b」のブースで参加。最新シングル「さちさちにしてあげる♪」(1000円)を販売する。収録楽曲は、「さちさちにしてあげる♪」「吉原ラメント」「紅一葉」「J( ‘ー`)し カーチャン」「千本桜」の5曲。
いずれも初音ミクなどの歌声合成ソフト「ボーカロイド」の人気曲を小林がカバーしたもの。「さちさちにしてあげる♪」は「みくみくにしてあげる♪」の替え歌バージョンだという。
夏コミで売られたCDの収録曲の中に「千本桜」もありますね。
【4K画質】初音ミク 「千本桜」 PV 歌詞付
「千本桜 feat.初音ミク」(せんぼんざくらフィーチャリングはつねミク)は、2011年黒うさPが作詞・作曲・編曲し、ボーカルに音声合成ソフト「初音ミク」を使用してインターネット上で公開した楽曲。
現在、VOCALOIDオリジナル曲でミリオンを達成している曲の一つである。
2011年10月29日に自身3曲目となるミリオンを達成。投稿から41日は歴代7位の早さである。
2012年1月7日に、ダブルミリオンを達成。
同年4月8日にトリプルミリオンを達成。
同年8月12日にクアドラプルミリオンを達成。
2013年1月13日にクインティプルミリオンを達成。
KARENTレーベルよりダウンロード販売が行われている。
インターネットを中心とするVOCALOID初音ミクの人気ボカロ曲(VOCALOID楽曲)の一つとして知られ、2012年8月に行われた、レコチョクによる「好きなボカロ曲ランキング」調査において、1位を獲得した。
カラオケ曲としても人気があり、2012年度カラオケランキングではVOCALOID至上初となる総合カラオケランキング3位を獲得する。公開後3年たった2014年においても、JOYSOUNDカラオケランキング2位を記録し、配信後常にボカロ曲ナンバーワンの人気を維持している。
同楽曲のミュージカル化や小説化も行われ、千本桜のキャラクターのコスプレやライブも数多く開催されており、「歌ってみた」「演奏してみた」等の二次作品制作も盛んに行われている。
歌詞は、明治維新後の西欧文化を取り入れた時代を舞台とし、現代を諷刺する暗喩的な内容である。投稿されたニコニコ動画の映像は、大正浪漫の雰囲気を醸し出しており、カラオケでも同映像が使用されている。
2013年には、TOYOTA『AQUA』のCMソングとして、「まらしぃ」演奏のピアノ曲が採用された。
2015年4月3日、テレビ朝日「ミュージックステーション」に和楽器バンドが出演、同曲が演奏された。
小説・マンガ化・ミュージカルにもなっている人気曲です。
昨年からニコニコ動画などにボカロ曲などを投稿し、沢山の反響を皆さんからいただき、「歌手」としてではなく「歌い手」として純粋に嬉しい気持ちでいっぱいでした。同じように「歌い手」や曲を創作している皆さんともっと交流をもちたい、もっとボカロ曲を歌ってる私、小林幸子を聞いてほしい そして皆さんと一緒に楽しみたい!と思い今回のコミケへの初参戦を決意いたしました。
小林幸子さんは2015年の夏コミにも参加!
2015年8月16日の『コミックマーケット88』(C88)にてサークル名『5884組』として参加した歌手の小林幸子さん。お昼すぎには用意していた頒布物『さちへんげ』(2000円)が2500部完売したことは既にお知らせしました。
紅白歌合戦には出場することのなかった小林幸子さんですが………
ニコニコのカウントダウンライブに出場!
「千本桜」などを熱唱しました。
そして、午前0時を前に『蛍の光』を歌唱すると、「今年はニコ動のみなさんにお会いできたことが嬉しいです」とメッセージを寄せ満面の笑みを見せることに。
無事新年を迎え、小林は「いろんなお仕事をさせて頂きました、いろんな歌を歌いました。その中で心に残っている歌があります」というと、『ポケットモンスター』の楽曲『風といっしょに』のしっとりした歌唱を見せた。その後も、『千本桜』などの初歌唱とニコ動ユーザー胸熱の展開となった。
小林幸子 千本桜 【カウントダウンLIVE】
小林幸子さんの歌う「千本桜」。
ほ、本物だー!!!!
“ラスボス”小林幸子、豪華衣装で「千本桜」熱唱!初の武道館公演「50周年記念 小林幸子in日本武道館~夢の世界~」(2)
千本桜を熱唱する小林幸子さん!
「私も面白がるほうですから(笑)。躊躇しなくてわりとスッと入っていく性格なもんですから、大スベリするかもしれなかったんですけど、やっていったことが受け入れていただけたのかなって思います。とりあえずやってみる、というのが、今回の新しいことに全部つながっていった感じですね。」
「ひとつはボカロPのような新しいクリエイターとの出会いで、奇跡的な化学反応を起こしたい。もうひとつは、リアルなバンドと、アレンジからスタジオに入って作品を作りたい。そして夢を言うと、世界に出たい。着々と計画しています。日本のシンガーとして〈SXSW〉とか出ようと真面目に思っています。」
2015年7月23日には、小林幸子の歌声を元にした、VOCALOID4女性歌声ライブラリ「Sachiko」の発売が発表された。このライブラリには独自の機能として「Sachikobushi」という演歌歌手ならではのプラグインが搭載されている。なお、このVOCALOIDを使用して自身が調教した動画が投稿されているが、調教してみた本人の感想は「自分で歌った方が早い」とのこと。そりゃそうだ。
流石、一般の歌い手とはレベルが違うと感じさせる「千本桜」ですよね。
この年で大御所なのに批判を恐れず何にでもチャレンジする精神をすごく尊敬する
やっぱり上手いし原曲より歌詞がすんなり聞き取れる
アニソンだろうがボカロだろうが偏見なく歌いこなすのはさすがプロ
事務所のごたごたがあったりしたんでしがらみでTVに出れなくなった
でも地道に色んな方面で活動続けてニコニコ方面で人気出たことにより
TVにもちょこちょこ顔出すようになった
あんなに幸子使わないって言ってたのに、人気出ればTV局なんて手のひらクルーですわ
こういうのは第一人者になることが必要。
大御所の歌ってみたなんてこの人の投稿以前は無かったからな。
それと、自分がネットで元から多少人気のあった所を上手く昇華していったのが大きい。
更にこの人は自分から積極的にボカロの文化に触れて、かつ大御所であるにも関わらず、嫌味の無い感じがかなり好感を得てるのだと思う。
管理人の言う、他の有名人がマネしても、この人ほどの人気は出ないと思うぞ。
知名度も入れ込み具合も中途半端だと、結局擦り寄ったという印象で終わるからな。
…とまあ褒めちぎってるが、別に信者では無いからな?
2015年9月17日に発売される小林幸子さんのアルバム。
2014年の夏コミにて配布された小林幸子×ボーカロイドのコラボレーションCD。
「千本桜」も収録されています。
いかがでしたか?
小林幸子さんの歌う「千本桜」の動画や
演歌界の大御所である小林幸子さんがなぜボーカロイドの曲である「千本桜」を歌うことになったのか、その経緯を紹介してみました。
色々な逆境を乗り越えて、新たな道として「千本桜」を歌う小林幸子さんの姿はキラキラとしていて本当に好きなことをやっているんだなぁ、と感じられてとても好感が持てます。
そして、やっぱり小林幸子さんの歌唱力は流石ですね。
「千本桜」すごいです。
これからも小林幸子さん、頑張って欲しいですね。
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
Copyright© 運営事務局