仮面ライダー1号と共に戦う仮面ライダー!仮面ライダー2号とは!?
2015/10/08
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葦原涼が変身ベルト・メタファクターの力で変身する仮面ライダー。劇中で「ギルス」の呼称が使われたのは闇の力による1回のみで、涼本人を含めほとんどの人物が「ギルス」の名称を知ることはなく、名指しでは呼ばれないものの「アギト」として扱われる。モチーフはカミキリムシ。基本カラーは2形態共通して緑。デモンアイズ(複眼)の色は赤。また、「ギルス(gills)」という名が鰓に由来するように、ピラニアの如く野性的なフォルムが特徴。
設定ではギルスとなっているのに呼ばれないのもこの仮面ライダーの境遇のよう
仮面ライダーアギトの不完全体、もしくは別の進化を遂げた形態らしい。そのためか変身後は身体に老化現象が起こるなどの副作用が見られる。涼はこの力が原因で劇中では不遇な人生を送る事になる。
一度死んでしまうというのは壮絶
緑の体色で生物感溢れる風貌をしている。複眼は赤でOシグナルは黄色。頭部の角は、仮面ライダーアギトとは逆に、パワーの減少に応じて短くなるという特徴があり、短くなって戦闘力が低下した姿は、仮面ライダークウガのグローイングフォームを連想させる。涼が初めて自分の意志で仮面ライダーギルスに変身し、戦闘を行った際には、変身に慣れていなかったためか、初めから短い状態だったが、戦闘中にパワーが全開、長く変化した。クラッシャーは開閉できる。腕と踵に爪がある。
生物がモチーフの仮面ライダーですが、生物のイメージがはっきりしているライダーです
当初はポーズらしいポーズは存在しなかったが、「自分も変身!と叫んでポーズを取りたい」という中の人のこだわりによって、物語の途中から、両腕をクロスさせながら「変身!」と叫んで変身するようになる。変身ポーズを取るようになる以前も以後も、「涼の横に、次第に仮面ライダーギルスの姿が並び立つように出現し、入れ替わりに涼の姿が消える」といった演出がなされている。
仮面ライダーを演じるならポーズはしたいですね
仮面ライダーギルスの基本形態。頭部の角・ギルスアントラーは、仮面ライダーアギトのクロスホーンとは対照的に仮面ライダーギルスのパワーが極度に減少すると萎縮する。
変身時には、涼の隣に幻影のような仮面ライダーギルスが並び立ち涼の姿が消えて仮面ライダーギルスが残る(中盤以降では体が光ってギルスへ変わることも)。仮面ライダーアギトと同じ「光」の力を根源とするが、仮面ライダーアギトの不完全体である。闇の力からは「アギト、いやギルスか。珍しいな」と言われ、「あかつき号」の生存者と沢木哲也の会話で「彼もまた、アギトの一種だ」と沢木は語っている。
設定上打撃・跳躍力ともに仮面ライダーアギトのグランドフォームを上回っており、仮面ライダーアギトのトリニティフォームとほぼ同等の能力を持つ。防御力は低いが再生能力があり、劇場版では切り落とされた腕が再生している。しかし「ワイズマンモノリス」と呼ばれるパワーコントロール器官が無い不完全態であり、変身する度に肉体へ極度の負担がかかるため、変身が解除されるたびに年齢不相応な老化現象が進行し、身体を蝕む後遺症が現れてしまう。そのため、仮面ライダーアギトのように連続して変身し続けることは出来ず、後遺症のダメージが抜けきれないまま変身した際にはすぐに変身が解除されてしまう。また、後遺症が相当深刻な際、「立て」「襲え」などの低い男声の幻聴にも襲われる。
野獣のような戦術が特徴(氷川たちは「人間の感情が爆発してるみたいだ」と表現している)。ライヴアームズ(両前腕部)には巨大な鉤爪・ギルスクロウと触手状ムチ・ギルスフィーラーを収納し、両踵には伸縮自在の鉤爪・ギルスヒールクロウが備わっており、必要時にはこれらを展開して使用する。また、顎の牙・デモンズファングクラッシャーで噛み付き攻撃も行う。武器は全て体の一部であり、実質素手のみで戦っている。
TV本編後半では一度死んだものの、風谷真魚の力を得て蘇った。その際に変身に起因する老化はなくなり、さらには真島浩二の中で目覚めつつあった仮面ライダーアギトの力を与えられ、エクシードギルスへのパワーアップ変身が可能となった。TVSPでは、涼は「真魚に借りがある」と発言しているものの、冒頭のナレーションでは「変身のたびに彼の肉体は蝕まれていく」と語られており、真魚の力で老化を克服したという説明はない。劇場版での葦原は仮面ライダーギルスの変身解除後に「肉体への負担」が発生して倒れているが、アントロード戦で窮地に陥ったときにエクシードギルスへと変わっている。
設定が複雑になったが故の矛盾でしょうか
角は石森プロの早瀬マサトにより『イナズマン』風にデザインされた。当初、角の伸縮は仮面ライダーアギトの開閉ギミックと同様にパワーアップしたら伸びるものと考えられていたが、短縮形態が様にならなかったためパワーダウン形態に改められた。
仮面ライダーアギトの力を与えられたために仮面ライダーアギトの不完全体だった仮面ライダーギルスが仮面ライダーギルスのまま仮面ライダーアギトと同等の力を持った姿で、仮面ライダーギルスの最強形態。
胸部には仮面ライダーアギト同様にワイズマンモノリスが発生しており、その力を完全に制御できるようになっている。ただし、仮面ライダーアギトほどワイズマンモノリスと、額のワイズマン・オーヴ、ベルトの賢者の石が差別化されていないようである。3つ共に同じ色をしており、変身の際に3つが光っている。特徴として余剰エネルギーの結果、体中に複数の鉤爪が出現した戦闘形態を常に保つようになり、戦闘力が大幅に上昇し、仮面ライダーアギトのシャイニングフォームに近い戦闘力を有する。通常の仮面ライダーギルスのものが強化されたギルスクロウ、ギルスヒールクロウのほか、背中に出現した伸縮自在の触手状ムチ・ギルススティンガーを武器とする。
最終回では直接変身した。
ベースモデル:ホンダXR250
全長:2000mm
全幅:1020mm
全高:1260mm
重量:130kg(乾燥時)
最高時速:360km
最高出力:345馬力
仮面ライダーギルスの専用マシン。仮面ライダーギルスの細胞が融合することによって一般のバイクが変化する。機械でありながら生物のような性質を持ち、自立走行能力や自己修復能力を発揮する。また仮面ライダーギルスの危機に際しては遠隔地からでも駆けつける。
ヒールクロウを伸ばした状態で標的に踵落としを決め、クロウを突き立てる「ギルスヒールクロウ(破壊力:30t)」、標的を放り投げ手刀で腹部を貫く「ギルスヘルスタッブ」。
強化された脚力でより強力な踵落としを決め、敵にギルスヒールクロウを突き立てる「エクシードヒールクロウ(破壊力:40t)」、両足で放つ「ダブルエクシードヒールクロウ」、背中からギルススティンガーを伸ばし標的を貫く「貫通攻撃(破壊力:50t)」(正式名称不明)
ゼロノスなど自分の何かを犠牲にして変身する仮面ライダーは感情移入しやすく人気になりますが、この仮面ライダーギルスは変身するたびに老化し、かつ自分が変身したいわけでもないという事情に切なくなってしまいます。
主人公のなり損ないの姿で主人公にはなれない仮面ライダーギルスですがこの機会に注目して見てみてはいかがでしょうか
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