2015/10/08
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「素晴らしき青空の会」が開発した、対ファンガイア用パワードスーツを装着した戦士。基本カラーは白。ハンティンググラス(人工複眼)の色は赤。適合者がベルト型ツール・イクサベルトにイクサナックルを装着(フィストオン)することで変身が完了する。開発者はゆりの母である麻生茜。イクサの名は、「Intercept X Attacker(未知なる驚異=ファンガイアに対する迎撃戦士)」の略称。劇中ではライダーシステム、イクサシステム等と通称される。
今回の仮面ライダーキバは過去と現在がそれぞれ描かれているため仮面ライダーイクサに変身するのも名護一人ではないんです!
1986年にロールアウトされ、過去編と現代編の両方で登場。ロールアウト間もない過去編のプロトイクサでは、武装がイクサナックルしかない他、バーストモードへの変形機能が存在せず動作が非常に不安定で、反動によって装着者が命を落としかねず、モンスターである次狼やルークですら例外ではない程の負担を与える欠陥がある。現代編では、22年間に及ぶファンガイアとの戦闘で得たデータによって改良された「Ver.X」(本編途中で「Ver.XI」へ再改造)として登場。外見は22年前から変化はないが、内部性能が大きく向上しており、フエッスル、イクサカリバー、バーストモードへの変形などの武装も充実。装着者に対するリジェクションもほぼ皆無となっている。「Ver.XI」以降はライジングイクサへの強化変身を実現しており、それに伴い口部分が携帯電話型アームズ・イクサライザーへと換装されている。
ツールによる変身システムのため、仮面ライダーキバや仮面ライダーサガとは異なり、ある程度の戦闘能力を持つ者ならば誰でも変身可能。過去編では紅音也、現代編では名護啓介が主に使用するが、他にも次狼、麻生ゆり、麻生恵、襟立健吾、ルーク、糸矢僚[注 11]と両方の時代において多くの者が変身している。
装着者により変身ポーズが異なる。変身中は、装着者の声が拡声器を通したような音声となる。
身長:218cm / 体重:160kg / パンチ力:4.2t / キック力:1.8t / 走力:100mを9.6秒 / ジャンプ力:ひと跳び18m
仮面ライダーイクサが変身直後にとる、顔面部のクロスシールドが閉じた第1形態。システムは安定するが性能はバーストモードより若干落ちる。過去編のプロトイクサはこのセーブモードのみで活動する。
過去編ではこの姿がおなじみです
22年間のバージョンアップにより実装された、クロスシールドを開き100%の力で稼動する第2形態及び基本形態。このモードにチェンジする際風圧が発生し、近くの敵を吹き飛ばすこともある。システムの全機能を発揮できるが、負荷は大きい。
イクサシステムが「Ver.XI」に移行することで変身可能となった仮面ライダーイクサの第3形態及び最強形態。基本カラーは青。口部のマスカーレギュレーターからイクサライザーを取り外し、イクサライザーのキーを「1→9→3」の順に押すことで「ラ・イ・ジ・ン・グ」の電子コールが発声、通話ボタンを押すと共にイクサの装甲が弾け飛び、変身が完了する。40話や最終話ではイクサライザーを使用せず直接この形態に変身している。
胸部の装甲を展開し、システムのプロテクトを解除することで常に100%の出力で稼働することが可能となり、以前のイクサを遥かに超える戦闘能力を発揮する。イクサライザーを専用武器として使うほか、イクサカリバーやイクサナックルも使用可能。
装着者を仮面ライダーイクサに変身させる起動キーで、非人型小型ロボットでもある電磁ナックルウェポン。重量は710g。22年間を通じてバージョンアップが行われている。ナックル本体のマルチエレクトロターミナルを、装着者が掌や足といった体の一部に当て、ナックル本体が装着者を解析し、仮面ライダーイクサのスーツに適合すると判断すれば「レ・ディ・ー」という電子コールが流れ、イクサベルトに装着することで「フィ・ス・ト・オ・ン」の電子コールと共に装着者を仮面ライダーイクサへと変身させる。
過去での活躍の方が目立っていた気がします
戦闘時には右手に装着することで、打ち込んだ相手に強い電圧を流入させる武器ともなる。また変身の有無を問わず、強力な電磁ショックや衝撃波を発生させて敵にダメージを与えたり、電子機器を使用不能にできる。
イクサナックルと共に、装着者を仮面ライダーイクサに変身させるデバイス。バックル部には、各種フエッスルを読み込ませるフエッスルリーダーが搭載されている。本来(少なくとも当初)は手動で腰に巻き付ける物なのだが、話によってはイクサナックルを起動させた時には既に変身者の腰に巻かれているなど、まるで自動的に出現するかの描写が見られた。
イクサベルト両サイドのフエスロットに装備された、キバのフエッスルを模した電子キー。7種類存在し、イクサベルトのフエッスルリーダーに差し込むことにより、様々な効力を発揮する。
フェイクフエッスル
キバの持つフエッスルを科学的解釈でトレースしたフエッスル。キバのフエッスルと似た周波数の音を出し、本来はキバの武器であるアームズモンスターを自らの下に召喚する。スロットにはガルル・バッシャー・ドッガの3種類のフェイクフエッスルが装備されているが、劇中ではガルルフェイクのみを使用。
ライザーフエッスル
ファイナルライジングブラストを発動する青いフエッスル。イクサライザーのグリップ部に装着することで、ライザーを武器として使用する為のプロテクト解除キーでもある。
仮面ライダーイクサ専用の万能武器。通常時はガンモードであり、ガンモードのエネルギーマガジンをグリップ部に収納することで、中心部から銀色のミラーブレードと赤い刃・ブラッディエッジが伸び、カリバーモードに移行する。
ガンモード
銃形態。パワートリガーを引くことでファンガイアが苦手とする純銀物質を含んだ弾丸・シルバーバレットを秒間30発、最大120発連射することが可能。
カリバーモード
剣形態。秒間3万回で振動するブラッディエッジで斬りつけたファンガイアの皮膚に化学反応を起こして溶解させると同時に、エネルギーを吸収して弱らせることも可能。
ライジングイクサへの強化変身用武器。通常時は携帯電話型であるが、変形させてグリップ部にライザーフエッスルを差し込む事で、銃として使用可能になる。キーのコーリングコンソールの数字の組み合わせによって機能を選択し、その後通話ボタンを押す事で決定実行する。
通常時のガンモードではエネルギー光弾を発射するほか、キーを押す事でシングル、バーストモードへの切り替えも可能。グリップからライザーフエッスルを取り外し、イクサベルトに読み込むことで必殺技を発動する。
また、全て本編未登場だがファイアーモード、ブリザードモード、レイザーネットモード、スカウターサーチの4種類の機能もあり、更には携帯電話としても使用可能という設定もある。
仮面ライダーキバや仮面ライダーサガが、自分の血筋、生い立ちなどから変身することを可能にしているのと異なり、仮面ライダーイクサは完全に技術の力で変身する仮面ライダーです。
その凡庸性から、音也や麻生ゆり、名護啓介など味方ポジションの人物から、ライオンファンガイア、スパイダーファンガイアなど敵側の人物にも変身されている仮面ライダーとなっています。
仮面ライダーイクサに愛着がわくというよりは、装着者によって全く印象が変わる仮面ライダーだったため、そこが面白かった要因でもあるのではないでしょうか。
皆さんも、仮面ライダーキバを見返してみて、その違いを確認してみては?
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