2018/04/25
chihiro1384
本作品における仮面ライダーは「ライダーシステム」と総称されるシステムを用い、トランプをモチーフとする「ラウズカード」に封印されたアンデッドの能力を引き出すことによって、仮面ライダーへの変身と特殊技の発動を行う存在として位置付けられている。同じくカードを駆使して戦うスタイルであった『仮面ライダー龍騎』との差別化が制作上の課題となっており[1]、結果としてポーカーのように一度に特定の複数枚のカードを使い、それにより技が強化されていくという要素を盛り込むことで、戦闘スタイルにバリエーションを持たせている。
トランプがモチーフの仮面ライダーです。
仮面ライダーのモチーフもトランプのマークであり、それに合わせて制作発表時から「登場するライダーは4人」と明かされていた。同時に、虫とのダブルモチーフである。
怪人側にもスポットを当てたエピソードが複数存在するが、前作が「人間の心を残したまま異形の存在になってしまった者」の悲劇を描いたのに対し、本作では「異形の存在として生まれながら人間の心を持ってしまった者」の苦悩が作中で描かれ、主人公サイドの登場人物であり、後者の要素を持つ相川始の苦悩や葛藤、その処遇を巡ったストーリーが展開された。また、中盤では追加メンバーである上城睦月のトラウマに対する克服も大きく取り上げられた。
相川の話などは涙なしでは見ることができません・・・
主人公である、剣崎一真がプレイバックルというライダーベルトを使い、BOARD社のライダーシステム2号「ブレイドアーマー」を装着することで変身するのが仮面ライダー剣です。
トランプのスペードのラウズカード(変身アイテム)を持つ仮面ライダーで、顔の部分がスペードの形になっています。
当初は先輩である橘に叱咤される未熟者な剣崎で、初歩的な敵である下級アンデッド(仮面ライダー剣の敵)に苦戦することもしばしば。
話が進んでいくにつれ、経験を積みアンデッドを封印していったカードを手に入れることで最終的には複数のアンデッドを一度に戦っても張り合うことができるほどの青年に成長します。
仮面ライダー剣の主人公で22歳。
上記で説明した、ブレイドアーマーに最大限適合する素質を見抜かれBOARDにスカウトされる。
のちの訓練の末仮面ライダー剣に正式になる。
シリーズの中では団体に所属する仮面ライダーの一人という位置付け。
特訓などで多忙だったために家賃を滞納してしまい追い出された家の代わりに、偶然居合わせた虎太郎を頼り、虎太郎の家に居候させてもらうことになる剣崎。
BOARDが壊滅した後も少学ながら給与振り込みされていたようだが貯金はほとんどない。
仮面ライダーシリーズに時々ある、ギリギリの生活をしていたようです。
裏表のない人物ですが、不器用で友達は少なかったよう。
虎太郎や栞が初めての友人。
相川始がカリスベイルを装着して変身する仮面ライダー。
ハートのラウズカードを持っており、目の部分がハートになっています。
変身中は、相川の正体であるジョーカーの声と同じような声になっています。
正体は、特殊なアンデッド。どのカテゴリーにも属さず、かといって生物の始祖のアンデッドでもない。
武器は腕の鎌で、腰にはアンデッドバックルの代わりにジョーカーラウザーをつけており、そこにラウズカードを使用することでアンデッドの姿になる。
アンデッドでありながらアンデッドを封印することができ、立場はいつでも孤立。
ジョーカーがバトルファイトに勝利してしまうとダークローチが大量発生し世界を滅ぼす。
剣崎の先輩である橘朔也がBOARDの作ったライダーシステム1号ぎゃレンアーマーを装着することで変身する仮面ライダー。
ダイヤのラウズカードを持っており、顔はダイヤの形。
モチーフはクワガタムシ。
話の初期は橘が恐怖心を抱いたことでライダーシステムに副作用が起こり、戦闘能力が下がってしまいアンデッドに勝てなくなってしまう。
ある出来事がきっかけで恐怖心を克服し以前以上に強くなる。
BOARDに所属していて、仮面ライダー剣に変身する剣崎の先輩。
真面目で正義感が強くまっすぐな男性ですが、その性格から複数のアンデッドに利用されてしまいます。
アンデッドが元BOARD研究者の人間をマインドコントロールして作らせた、レンゲルクロスというライダーシステムを使って変身する仮面ライダー。
アンデッドの邪悪な意志が干渉しているため、仮面ライダーレンゲルの額にある宝石にその意志が注入され変身している人物が邪悪に染まってしまう可能性がある。
控えめで気が弱い高校生。ゆえに戦闘が好きではない。
自分の中のトラウマにより、自分を変えようという気持ちが強くそれでいて依存することがあり暴走しやすい一面も。
誘拐された過去から暗闇への恐怖心が強く、結果としてそれをアンデッドの邪悪の意志に利用されてしまいます。
広瀬義人の娘で剣崎の所属するBOARDの研究員。
BOARD壊滅後は剣崎とともに、虎太郎の家に居候して剣崎や橘のサポートをするようになる。
トレーニングが趣味で、その結果剣崎や虎太郎が恐れるほどの怪力を持つ。
剣崎たちの所属するBOARDの所長。
アンデッド解放計画が実行された後天王寺の名によりギャレンアーマーとブレイドアーマーを開発した。
のちに伊坂に洗脳されレンゲルクロスを作ってしまう。
剣崎たちが所属していたBOARDの元理事長にして創設者。
アンデッド解放事件の後は責任をとるということでBOARDから脱退した。
バトルファイトの黒幕。
自らを究極のアンデッドにすることでバトルファイトに勝利し万能の力を得て、全人類を消し自分に従う人間だけを作り出す目的だった。
サイエンスライターを目指す青年で仮面ライダーについて取材したのがきっかけで剣崎を居候させる。
出会いは都市伝説「仮面ライダー」について調べている時にライダーとアンデッドの戦いを目撃したこと。
虎太郎の姉。
剣崎たち仮面ライダーの身を家族と同じように心配している。
虎太郎の姪で遥香の娘。
虎太郎を小馬鹿にしているが相川を慕っている。
遥香と天音が相川の戦う理由である。
橘の大学時代の同級生。
後に伊坂に殺害されてしまい、橘はその出来事により恐怖心を克服する。
仮面ライダー剣は現在でもオンドゥル語と呼ばれる、出演者たちの滑舌の悪いシーンがネット界隈で有名ですが、ストーリーがアンデッドの悲しみの話やトラウマの話など奥深く一つの本を読んでいるような深さがあります。
放送当時はその話の難しさなどからあまり人気がなかった仮面ライダー剣ですが、また近年評価が上がっているので皆さんもオンドゥル語だけでなく仮面ライダー剣本編も楽しんでみてはいかがでしょうか!
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