記事ID20794のサムネイル画像

【疑惑】イチローは本当に英語がペラペラ話せるの?動画有!!

日本が世界に誇る天才野球選手イチロー。米メジャーリーグでプレイし出して早くも15年になります。15年も住めば英語ペラペアだよね!でも通訳をつけているのはなぜ?実はイチローあまり英語が得意じゃない?イチローが英語を話している動画を見て検証してみましょう!

天才バッター「イチロー」のプロフィール

イチローのプロフィール

生年月日:1973年10月22日(41歳)
出生地:愛知県
身長:180cm
体重:77㎏
本名:鈴木 一朗

経歴

中学3年の時に全日本少年軟式野球大会に出場し3位入賞。高校生時代は1年時からレギュラー入りし2度甲子園に出場するが初戦敗退。1991年ドラフト4位でオリックス・ブルーウェーブに入団。
2001年米メジャーリーグのシアトル・マリナーズへ移籍、野手としては日本人初のメジャーリーガーとなる。2012年ニューヨーク・ヤンキース へ移籍。2015年マイアミ・マーリンズへと移籍した。

アメリカでプレーしているイチローは英語ペラペラ?

イチローの英語力は?

海外で生活するうえで必要なのが語学力。そして語学の習得に必要なのはセンスです。どんなに努力して文法や発音を習得しても、センスが悪ければネイティブのようなイントネーションを手に入れることは出来ません。逆にネイティブのようなイントネーションを再現できるセンスがあれば文法の知識や語彙力が少なくても通じるというもの。

英語はイチローの仕事に必要!

イチローの仕事はズバリ野球選手。日常会話が英語でちょっとできればいいというものではありません。ゲームの作戦、球団や監督からの指示、チームメイトの要求、これらすべてを英語で理解しなければ仕事はできませんし、チームメイトとの関係も築くことはできません。

アメリカ暮らしも早15年になるイチロー

15年も暮らしているなら、もうすっかり現地の人間になっているはず!イチローの英語はかなり上達しているのでは?

でもイチローは今もインタビューで通訳を使っているよね?!

英語がペラペラなら通訳はもう必要ないはずですよね?しかももう15年も現地に住んで仕事までしています。なぜ未だに通訳をつけているのでしょうか?

イチローがインタビューで英語を話さない理由は?

過去にもあった英語にまつわる疑惑

日本からマリナーズに移籍して7年目を迎える頃、イチローのファン達が抱えた疑問は今と同じ、「実はイチローは英語が得意ではないのでは、、、?」
なんとそのことはシアトル地元紙『シアトル・ポスト・インテリジェンサー』でも取り上げられてしまったんです。

シアトル地元紙『シアトル・ポスト・インテリジェンサー』は、マリナーズ番記者とファンとの質疑応答形式の特集記事の中で、「なぜ6年間経ってもイチローは通訳を必要とするのか」というファンからの質問を紹介。これに対し、「イチローはほぼ完ぺきな英語を話すが、通訳を使用する理由として、誤解やわずらわしさを解消するためと、メディアとの距離をコントロールするためとの理由が考えられる」と回答。

出典:http://okirakugoten.blog101.fc2.com

うーん、苦しい言い訳のような、、、。完璧な英語を話せるのに?

通訳を使うことで記者会見という公式な場を設けることができ、違う記者に繰り返し同じ質問をされないようにするためだと分析した。

出典:http://okirakugoten.blog101.fc2.com

イチローの英語力に関して2010年にはこんな意見もありました。

メジャー十年目にもなって、まだ通訳が必要なのかと思われるかもしれない。しかし、取材の場に限れば、イチローは英語を話す記者からの問いかけには、必ず日本語で答える。そして、通訳がその言葉を英語に翻訳する。

ただし、記者からの英語による質問が常に日本語に訳されているわけではない。イチローは英語による質問を、かなりの割合できちんと聞き取っている。チームメイトとのコミュニケーションにも不自由しているようには見えないし、街に出れば流暢(りゅうちょう)な発音で欲しいものを注文し、店員とは英語で冗談を交わして笑っている。

出典:http://hon.bunshun.jp

アメリカでのイチローは英語で困っているようには見えない。

では、なぜ通訳が必要なのか。

それは、イチローの言葉に対する感覚があまりにも鋭敏だからだ。

たとえば、こんな具合だ。ある日の試合後、イチローとのやりとりの一端である。

「今日はいいヒットが出たね」

「出たんじゃなくて、出したんです」

出典:http://hon.bunshun.jp

母国語でさえこの調子なのだから、日本に生まれて日本で育ったイチローが、ここまでのニュアンスを正確に英語で話せるようになるのがいかに難しいか、容易に想像がつくだろう。イチローが英語での取材に必ず通訳を介そうとするのは、それだけファンに言葉を伝える取材という場を大事に考えている、ということにもなる。

出典:http://hon.bunshun.jp

イチローが言葉に鋭い感覚を持っていることは分かりました。

しかしだからと言って「ここまでのニュアンスを正確に英語で話せるようになるのがいかに難しいか、容易に想像がつくだろう。」というのは苦しい言い訳です。言葉に敏感であるなら、英語でそれを表現できるようになるまでに現地での15年という時間は十分過ぎるでしょう。

さすがに厳しい理由です。

大衆に誤解無く正確なニュアンスを汲み取って貰えるように通訳を使うという理由は大変大事な事で誰もが望むことです。7年目でこそなんとか分からなくも無い理由ですが、もう10年を越した今ではその理由、誰も信じなくなって当然でしょう。

完璧主義者ゆえの?

イチローは完璧主義であることでよく知られています。
インタビューを見ているとヒアリングは問題無いようですので、話す事に抵抗があるのかも知れません。日本人が英語を話すうえで陥りやすい落とし穴です。どんどん話して使わなければ上達することはありません。時間が過ぎていくだけです。

実際にイチローが英語を話しているところを見てみましょう!

まずは2004年マリナーズのCMに出演した時のイチローの英語力を見てみましょう。2004年といえばアメリカへ渡ってまだ3年ほど。

Ichiro commercial - Autograph

いかがでしたか?短いフレーズでしたがまだまだ3年目の英語!という感じが十分伝わってきました。アメリカに渡ってから英語の勉強を始めたのでしょうか?発音、イントネーションは現地スタッフからのトレーニングが入り、入念に練習したはずですがやはり限界があったようです。

続きまして、つい最近です。2013年、グリフィスへ向けてお祝いのメッセージを送った時。お祝いのメッセージを送るという目的ですから、気持ちが大事で英語力なんて本当はチェックするのは野暮というものですが、「完璧な英語を話す」と思われているイチローの英語力をチェックせずにはいられません。

イチロー、英語でグリフィス殿堂入りへの祝辞メッセージ

いかがでしたか?聞き取りやすいようにはっきり話そうとしているのは素晴らしい点ですが、2004年のCMからほとんど上達しているようには聞こえません。英語のイントネーションを全くものにしていないのが非常に残念です。発音についてもカタカナをそのまま読むような発音が目立ちます。日本の政治家達が英語を話せると言って話しますが、発音とイントネーションが日本語のままであるのと同じです。日本語訛りの英語です。

完璧主義で賢いアスリートであるイチローはそういう自分の英語について十分自覚しているので公式の場で英語を話さない可能性もあります。

実際イチロー自身は自分の英語力についてこう述べています。

「僕がインタビューを受けるとき、恐らく人々は僕が何かについてどう感じたか、だとか、僕の意気込みを知りたいからで、僕が英語で話すのを聞きたいわけじゃない。自分の野暮ったい英語で答えたら、要求に応えられないかもしれない。もしかしたらその瞬間は楽しいかもしれないけど、僕の考えが知りたくて彼らは聞いてきているだろうと信じているので。母国語で返答したほうが、自分をちゃんと表現できていいんです」

出典:http://full-count.jp

「野暮ったい英語」と述べています。やはり自分の英語に関する弱点を自覚していたようです。

マイアミなら次はスペイン語だ!

人口の約7割がラテン系のマイアミ!

街で飛び交うスペイン語。マイアミ空港でのアナウンスはスペイン語が先で英語が後。英語が離せない住民も多くいます。これからマイアミに住むならスペイン語!

なんとイチローはすでにスペイン語も勉強していた模様!

米メジャーリーグにはラテン系の選手もたくさんいます。ラテン系の出身の人々も日本人と同じように英語を話すことは苦手です。発音が全く違いますから。
イチローはヤンキース時代からスペイン語を少し習得しラテン系選手達との意思疎通に役立てていたといいます。

「イチロー自身は野球人生の中で次第にスペイン語を覚えただけで、会話を続けられるわけではないそうだ。しかし、ストイックな印象とは裏腹に、彼はラテン系の選手を見るとちょっかいを出さずにはいられないようだ」

出典:http://full-count.jp

イチロー自身もラテン系の選手に対する思いを同紙の取材に対して明かしている。

「親近感があるんですよね、僕らはみんな知らない土地の外国人だから。僕らはここにやってきて、同じような困難に対応しなければいけない。ちょっとしたスペイン語を投げかけたら、彼らはすごく面白がってくれるし、それが絆を強めるような気がします。加えて、日本にはそんな汚い言葉がないから、西洋の言葉じゃなきゃ言えないことを自分が言っちゃう、というのが好きなんです」

出典:http://full-count.jp

「彼は頭が切れて観察眼も鋭くて、すぐにスペイン語を身に付けるんだ。ラテン系の選手が話しているのを聞きつけたら、僕らが言った通りに真似て「どういう意味?」って聞いてくる。彼は完璧主義だから、スペイン語を話すときもちゃんと話したいんだろうね」

出典:http://full-count.jp

イバネスは、イチローのスペイン語習得の努力が、他の選手たちに大きな財産をもたらしていると考えている。

「彼は偏見を持たれることにとても敏感なんだと思う。自分の立場やこれまでの業績を理解した上で、そういった機会を使って短い言葉で彼の別の側面を見せているんだ。カルロス・ペーニャはいつまでも、ほかのいろんなことよりも(イチローとのやりとりを)覚えているだろう。引退したときに、チームメートや対戦相手と交流した瞬間が財産になる。イチローがみんなに残そうとしているものはそれで、みんな彼が殿堂入りプレイヤーだと知っているから偉大な財産だよ」

出典:http://full-count.jp

日本が世界に誇るスター・イチロー!

外国語が流暢でなくてもハートが大事!

言語習得の壁を自分で高くしている印象の強いイチローですが、熱いハートは健在!チームメイトとの絆は強いようです。
スペイン語を話すのは日本人にとってあまり難しくないと言われたりしますが、それは大きな間違い!他の外国語と同じようにイントネーションや発音を習得するのにはセンスが必要です。日本語は母音を意識して話さない言語なので、英語やスペイン語などのアルファベットを使う言語を話す時にどうしても「日本語風」になってしまう落とし穴があります。

40歳を過ぎてからも挑戦し続けるイチロー!

英語力がどうであれ、野球選手としての才能と挑戦し続ける不屈の魂はファンに熱い気持ちを抱かせてきました。マイアミという新天地で新たなステージを迎えたイチローの今後に注目です。

関連する記事

この記事に関する記事

この記事に関するキーワード

キーワードから記事を探す

TOPへ