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監督・脚本・役者!マルチな宮藤官九郎の携わる映画紹介4選!

ドラマの脚本家として有名な宮藤官九郎さん。映画にも沢山携わっています!ぶっ飛んだコメディ映画を得意とし、「他者の評価なんて気にしない」というパンクっぽさが人気の宮藤官九郎映画。今回はそんな宮藤官九郎さんが脚本・監督を担当した映画を4本紹介します☆

映画に深い関わりのある宮藤官九郎!

宮藤官九郎(くどう・かんくろう)

本名 宮藤 俊一郎
誕生日 1970年7月19日
出身地 宮城県栗原市(旧栗原郡若柳町)
血液型 O型

幼少時から文才を発揮し、作文コンクールなどでいくつもの賞を受賞する。
『ビートたけしのオールナイトニッポン』のヘビーリスナーであった。同番組で放送作家兼たけしのトークの相方役を務めた高田文夫の構成力や演出に感銘を受けた

出典:https://ja.wikipedia.org

松尾スズキ主宰の劇団「大人計画」に所属。その後、バラエティ番組の構成作家としての活動も行う。

出典:https://ja.wikipedia.org

日本の濡れ場評論家、脚本家、俳優、作詞家、作曲家、放送作家、映画監督、演出家、ミュージシャン。ものすごい数の肩書きを持つ宮藤官九郎さん!

マルチな才能を発揮する宮藤官九郎さんが携わった映画をご紹介します☆

宮藤官九郎脚本!おすすめ映画①「アイデン&ティティ」

監督 田口トモロヲ
脚本 宮藤官九郎
原作 みうらじゅん
音楽 白井良明、大友良英、遠藤賢司
主題歌 ボブ・ディラン「ライク・ア・ローリング・ストーン」

公開 2003年12月20日

宮藤官九郎脚本の映画作品「アイデン&ティティ」あらすじ

ギターの中島、ボーカルのジョニー、ベースのトシ、ドラムの豆蔵の4人組ロックバンド“SPEED WAY"は、一大バンド・ブームに乗ってメジャーデビューを果たし、ファーストシングルもヒットして順調な滑り出しを切っていた。だが同時に、彼らは“売れる歌"と“ほんとうに歌いたい歌"の狭間で悩み続けていた。そんなある日の夜、創作活動の行き詰まりに苦しむ中島の前に、ボブ・ディランに似た風貌の“ロックの神様"が現われる。以来自分の前にだけ頻繁に現われるその姿を見て、中島はロックから遠ざかっていく自分を否応なく自覚してしまうのだった…。

出典:http://sakuhindb.com

宮藤官九郎脚本の映画作品「アイデン&ティティ」キャスト

中島 - 峯田和伸
中島の彼女 - 麻生久美子
ジョニー - 中村獅童
トシ - 大森南朋
豆蔵 - マギー
岩本 - コタニキンヤ
社長 - 岸部四郎
居酒屋店長 - 三上寛
ストリートミュージシャン - ポカスカジャン
編集者 - 大杉漣

ほか

宮藤官九郎脚本の映画作品「アイデン&ティティ」レビュー

ロックはいつの時代であっても反体制でなくてはならない。
しかしその捉え方が人によって違うため、定義が難しい。
そこら辺をこの映画は何だか良きように解釈した。

出典:http://movies.yahoo.co.jp

すごくイイ映画でした。
あんまり派手に描かれていないから、いろいろ考えながら見ることが出来る、
すばらしい映画だったと思います。

出典:http://www.amazon.co.jp

自分は音楽はやっていないけど、ナカジマの葛藤している姿が妙にリアルで共感してしまった。
そもそもロックって何?・・・結局はこの問題に直面してしまうんですね、ミュージシャンって。
自分が作りたい曲、事務所が作れという曲。その間で悩み、投げやりになり、イライラを彼女とは別の女の子とHすることで解消する。その繰り返し。そんな自分が嫌になる。結局、自分がしていることに自信が持てなくて逃げ出しそうになる。そんな姿をスゴクリアルに表現できていたと思います。

出典:http://www.amazon.co.jp

宮藤官九郎脚本!おすすめ映画②「舞妓Haaaan!!!」

監督 水田伸生
脚本 宮藤官九郎
製作 飯沼伸之
音楽 岩代太郎
主題歌 グループ魂に柴咲コウが。「お・ま・えローテンションガール」

公開 2007年6月16日

宮藤官九郎脚本の映画作品「舞妓Haaaan!!!」あらすじ

東京の食品会社に勤めるサラリーマンの公彦は、熱狂的な舞妓ファン。なんと舞妓さんのHPも作成している。そんな彼に京都支社への転勤話が。狂喜乱舞する公彦。ついに夢にまでみたお茶屋体験ができる! 彼は恋人の富士子をふって、いざ京都へ。公彦は“一見さんお断り”という敷居の高いお茶屋を、仕事で結果を残して、社長に連れてってもらうことで突破! しかし、舞い上がったのも束の間、野球選手がお金にモノをいわせて豪遊しているのを見て、ライバル心が沸いてくる。そんなとき富士子は「舞妓になって見返してやる!」とこっそり京都で舞妓修行を始める…。

出典:http://www.amazon.co.jp

宮藤官九郎脚本の映画作品「舞妓Haaaan!!!」キャスト

鬼塚公彦 - 阿部サダヲ
内藤貴一郎 - 堤真一
大沢富士子 - 柴咲コウ
駒子 - 小出早織
小梅 - 京野ことみ
豆福 - 酒井若菜
良江 - キムラ緑子
大下 - 大倉孝二
カメラ小僧 - 須賀健太、日村勇紀(バナナマン)、内藤典彦、山谷初男
修学旅行生 - 山田孝之
医師 - 北村一輝
斎藤 - 植木等(特別出演)
社長・鈴木大海 - 伊東四朗
先崎部長 - 生瀬勝久
主人公の勤める会社の社員 - Mr.オクレ

ほか

宮藤官九郎脚本の映画作品「舞妓Haaaan!!!」レビュー

良くも悪くも「なんだこれ!?」な作品。何を伝えたかったのか全く分からない。なのにハマる。不思議な作品でした。阿部サダヲ演じる主人公、鬼塚公彦のキャラになんとも言えない魅力を感じます。柴咲コウ演じる恋人をあっさり捨てるクズではあるけれど、あんなに行動力のある男そうそういませんよ。あれに勝負出来るのはこち亀の両さんくらいのもんです。

出典:http://sakuhindb.com

一言で言えばこの作品は主役の阿部サダヲそのものがカラーとして出ている映画でした。

冒頭からの凄まじいハイテンションぶり、そしてライバルに対抗しようと野球選手、映画俳優、ボクサー、政治家と転向しては縦横無尽の活躍ぶり。これはもう、阿部サダヲにひたすらスポットライトが当てられていて結構セオリーとかむちゃくちゃなんだけど、そこがまた可笑しくって良いですね。

出典:http://sakuhindb.com

何なんっすか、これは、笑
見て思わず笑ってしまいました。ストーリー的にも物語の展開もハチャメチャです。
ですが、それが阿部サダヲは非常にうまく演じています。柴咲コウみたいなきれいな女優じゃなくてもこの作品だと成立するかな。まあ娯楽作品です。

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宮藤官九郎監督!おすすめ映画①「真夜中の弥次さん喜多さん」

監督 宮藤官九郎
脚本 宮藤官九郎
原作 しりあがり寿
音楽 ZAZEN BOYS

公開  2005年4月2日

宮藤官九郎監督の映画作品「真夜中の弥次さん喜多さん」あらすじ

ワイルドで男らしい弥次郎兵衛(弥次さん)と美貌の役者・喜多八(喜多さん)は、ディープに愛し合う恋人同士。しかし弥次さんには妻(お初)がおり、一方の喜多さんは重度のヤク中で、“リヤル”を実感することが出来ずにいた。ある時ふとした弾みでお初を死なせた弥次さんは、喜多さんを伴って薄っぺらな江戸の町を飛び出し、参拝すれば全ての困難が昇華するお伊勢様を目指して“てめぇ探しの旅”に出発する。
しかし、行く手には笑いをとらないと通れない関所、おはようからおやすみまで全ての言動を歌い踊ることで表現しなければならない町、アーサー王のとろろ汁屋など奇天烈な関門が待ち受けていた。 そして、ついに名峰富士の絶景が拝める吉原にて、最大の試練が降りかかる―――。 リヤルと幻想、愛と生死が交錯する二人の旅路は、果たしてどこにたどり着くのだろうか?

出典:https://ja.wikipedia.org

宮藤官九郎監督の映画作品「真夜中の弥次さん喜多さん」キャスト

栃面屋弥次郎兵衛 - 長瀬智也
食客喜多八 - 中村七之助
金々 - 阿部サダヲ
お初 - 小池栄子
呑々 - 柄本佑
瓦版男 - 生瀬勝久
岡引 - 寺島進
旅籠の女将 - 森下愛子
旅籠の客 - おぎやはぎ
木村笑之新 - 竹内力

ほか

宮藤官九郎監督の映画作品「真夜中の弥次さん喜多さん」レビュー

クドカン作品でおなじみのキャスト。
映画を見ているというより舞台を見ているようだった。
キャラが個性的でとても楽しい。

出典:http://sakuhindb.com

おんもしれえ。才気溢れるってゆーんですかね。こーゆーの。
原作は「弥次喜多inDEEP」を以前読んだことがあり、シュールギャグ漫画家としてしか知らなかったしりあがり寿が、こんなん描くんだとかなり衝撃受けた覚えあります。弥次喜多シリーズの全部を読んだ訳ではないので、原作との相違点は完全には分かりかねますが、印象としていうと「原作は殆どなぞらない」のに、上がった作品は完全に原作の弥次喜多そのものだという感じを受けました。ある意味原作より面白い。

出典:http://www.amazon.co.jp

しりあがり寿の漫画をどのような
クドカンの手法で映像化するか興味がありました
期待は裏切られませんでした
独特のシュールな世界が存分に表現されていました
賛否両論があると思いますが
自分はかなり好きです

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宮藤官九郎監督!おすすめ映画②「少年メリケンサック」

監督 宮藤官九郎
脚本 宮藤官九郎
製作 岡田真、服部紹男
主題歌 少年メリケンサック
「ニューヨークマラソン」

公開   2009年2月14日

宮藤官九郎監督の映画作品「少年メリケンサック」あらすじ

レコード会社の新人発掘担当として働くかんな(宮崎あおい)はある日、ネットで絶賛されているパンクバンド「少年メリケンサック」を偶然発見、スカウトのためにメンバーを訪ねる。ところが「少年メリケンサック」は25年前に既に解散しており、当時のメンバーは秋夫(佐藤浩市)をはじめ、現在は人生の落伍者の典型のようなオヤジばかり。
一方少年メリケンサックのネット上での人気は高まるばかりでライブツアーも決まってしまう。かんなはダメ人間ばかりのバンドを復活させるべくマネージャーとして奮闘することになる。

出典:https://ja.wikipedia.org

宮藤官九郎監督の映画作品「少年メリケンサック」キャスト

栗田かんな - 宮崎あおい
作並秋夫 - 佐藤浩市
作並春夫 - 木村祐一
清水(ジミー) - 田口トモロヲ
岡本(ヤング) - 三宅弘城
マサル - 勝地涼
時田英世 - ユースケ・サンタマリア
金子欣二 - ピエール瀧
TELYA - 田辺誠一
かんなの父 - 哀川翔
美保 - 烏丸せつこ
TV局の司会者 - 中村敦夫
若き日のジミー - 峯田和伸(銀杏BOYZ)

ほか

宮藤官九郎監督の映画作品「少年メリケンサック」レビュー

宮藤官九郎監督、脚本ということもあって、少々警戒して望んだのだが、奇天烈具合はほどんどなく、意外に普通の作品になっていたので驚いた。

出典:http://sakuhindb.com

万人受けはしない だけど、自分にとってはツボにはまりました
おそらく、他者の評価なんぞ考えてないでしょ、この監督
自分もそうですが、70'S 80'S 90'S バンドブームやイカ天なんかの世代には、パンクうんぬんじゃなく、面白いと思う

出典:http://www.amazon.co.jp

アホなバンドのメンバーを、「ああっ、もうっ」と世話を焼くハメになる宮崎あおい、という図式が観ていて飽きない。
ストーリーは、本気で音楽を愛してる人なら「わかるなぁ」という場面がチラホラあるのではないでしょうか。特に、「今流行ってる無味無臭のチャラい音楽を聴いてて楽しいのか?」というメッセージが痛快。バンドがどうやって売り出されたり、解散したりするのかというところも、あぁ、わかるなぁ・・・という感じ。クドカンって音楽好きなんだね。

出典:http://www.amazon.co.jp

自身もミュージシャンとして活動している宮藤官九郎さん。
たびたび音楽がテーマの映画を作ってきた宮藤官九郎さんですが、
本作品では彼の音楽に対する考え方やより濃く表れているのではないでしょうか。

パンクの服装でギターを持って、スリッパで頭を叩きがらフレーズを連呼するという。それがエスカレートして本当にバンドになっていったんです。最近はロックフェスなんかでも、アーティストがみんな自然体のなかで、僕らは無理して革ジャン着てやってる。これがパンクかなと思うんですけど

出典:http://news.mynavi.jp

インタビューでこのように答えている宮藤官九郎さん。
パンクに決まったやり方なんてないんですね!

監督・脚本の他に出演まで!宮藤官九郎出演の映画作品代表作

数多くの作品の脚本を手がけ、また監督としてメガホンをとる宮藤官九郎さん。
スタッフとしてだけではなく、キャストとしても沢山の映画に出演しています!

「世界の中心で、愛をさけぶ」

監督 行定勲
脚本 坂元裕二、伊藤ちひろ、行定勲
原作 片山恭一
音楽 めいなCo.
主題歌 平井堅「瞳をとじて」

公開 2004年5月8日

大木龍之介 - 宮藤官九郎

「クワイエットルームにようこそ」

監督 松尾スズキ
脚本 松尾スズキ
音楽 門司肇、森敬

公開  2007年10月20日

焼畑鉄雄 - 宮藤官九郎

「忌野清志郎 ナニワ・サリバンショー〜感度サイコー!!!〜」

監督 鈴木剛
脚本 金森直哉
製作総指揮 木下直哉
音楽 忌野清志郎

公開   2011年11月26日

忌野清志郎さんのツアーを追った本作品。宮藤官九郎さんも本人役で出演!忌野清志郎さんと共演しました。

脚本・監督・役者…多彩な宮藤官九郎!

いかがでしたでしょうか?
宮藤官九郎さんの携わった映画作品は本当にどれもコミカルで面白いです!
また役者としての宮藤官九郎さんは、自身の作る映画とはテイストの違う役でもピタッとはまる「カメレオン」っぷり。

この夏、宮藤官九郎さんの映画をたくさん鑑賞してみてはいかがでしょうか☆

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