他に代わりはいない!!個性派窪塚洋介の映画俳優としての歩み…
2021/12/06
meipinpinmei
別名 卍LINE ・空水
1979年5月7日生まれ
神奈川県横須賀市出身
身長 177cm
血液型 O型
職業 俳優・歌手
ミュージックビデオ監督
カメラマン
所属事務所 モノポライズ
1998年、『GTO』(フジテレビ系)の優等生・菊池善人役で出演。
2000年、ヒットドラマ『池袋ウエストゲートパーク』(TBS系)にて、キングこと安藤タカシ役で出演。
2001年、『ストロベリー・オンザ・ショートケーキ』(TBS系)に出演。
同年、NHK総合テレビで放送されたドラマDモード『もう一度キス』にてテレビドラマ初主演(音楽大学生:三枝歩役)。
同年、映画『GO』の主演を務め、最年少で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を得る。この映画自体、多くの映画賞を総ナメにする。
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2001年10月に公開された映画「GO」
窪塚洋介さんはこの映画の出演で一躍注目を集めるようになりましたよね!
ストーリーもそうですが窪塚洋介さんの演技力はとても高い評価を受けていました。
そんな窪塚洋介さんが主演を務めた映画「GO」とはどんな映画なのでしょうか?
~映画「GO」主な出演者~
主演 窪塚洋介
ヒロイン 柴咲コウ
母親役 大竹しのぶ
父親役 山崎努 出演他
窪塚洋介主演映画「GO」
映画「GO」のワンシーン
杉原と桜井のデート
在日韓国人の杉原は、日本の普通高校に通う3年生。父親に叩き込まれたボクシングで、ヤクザの息子の加藤や朝鮮学校時代の悪友たちとケンカや悪さに明け暮れる日々を送っている。朝鮮学校時代は「民族学校開校以来のばか」と言われ、社会のクズとして警察にも煙たがれる存在だった。ある日、杉原は加藤の開いたパーティで桜井という風変わりな少女と出会い、ぎこちないデートを重ねながら少しずつお互いの気持ちを近づけていく。そんな時、唯一の尊敬できる友人であったジョンイル(正一)が、些細な誤解から日本人高校生に刺されて命を落とす。親友を失ったショックに愕然としながらも、同胞の敵討ちに向かう仲間には賛同できない杉原は桜井に救いを求め、勇気を振り絞って自分が在日であることを告白する。
キネマ旬報賞 日本映画ベストテン
日本映画ベストワン
監督賞:行定勲
主演男優賞:窪塚洋介
助演男優賞:山崎努
助演女優賞:柴咲コウ
第25回日本アカデミー賞
優秀作品賞
最優秀主演男優賞:窪塚洋介
最優秀助演女優賞:柴咲コウ
最優秀助演男優賞:山崎努
優秀助演女優賞:大竹しのぶ
最優秀監督賞:行定勲
最優秀脚本賞:宮藤官九郎
優秀音楽賞:めいなCo.
最優秀撮影賞:柳島克己
最優秀照明賞:高屋斎
優秀美術賞:和田洋
優秀録音賞:柴山申広
最優秀編集賞:今井剛
新人俳優賞:窪塚洋介・柴咲コウ
第44回ブルーリボン賞
助演男優賞:山崎努
監督賞:行定勲
新人賞:柴咲コウ
第56回毎日映画コンクール
日本映画優秀賞
脚本賞:宮藤官九郎
スポニチグランプリ新人賞:窪塚洋介・柴咲コウ
第26回報知映画賞
作品賞
主演男優賞:窪塚洋介
助演男優賞:山崎努
助演女優賞:柴咲コウ
第14回日刊スポーツ映画大賞
助演男優賞:山崎努
監督賞:行定勲
新人女優賞:柴咲コウ
石原裕次郎新人賞:窪塚洋介
第14回日本映画批評家大賞
主演男優賞:窪塚洋介
助演男優賞:山本太郎
監督賞:行定勲
新人賞:柴咲コウ
第23回ヨコハマ映画祭
ベスト10第1位
作品賞
監督賞:行定勲
脚本賞:宮藤官九郎
主演男優賞:窪塚洋介
助演男優賞:山崎努
助演女優賞:柴咲コウ
最優秀新人賞:細山田隆人
第16回高崎映画祭
若手監督グランプリ:行定勲
最優秀主演男優賞:窪塚洋介
最優秀新人女優賞:柴咲コウ
この受賞の数!映画「GO」の凄さがわかりますね!窪塚洋介さん自身も日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を最年少での受賞だそうです!
映画「GO」がテーマにしている
知っているようで知らない在日問題とは・・・
朝鮮に対する日本の侵略は、1876年、日本が朝鮮に対して一方的に領事裁判権を有する不平等な「江華島条約」を締結したことに始まる。その後の1880年代以降、朝鮮人は炭鉱労働者、鉄道工事の労働者などとして日本で労働に従事していた。1910年、日本は韓国を併合し、無理やり彼らを「日本帝国臣民」とし、過酷な植民地支配政策を展開していった。その結果、朝鮮の農村社会を困窮状態に陥れ、彼らの生活基盤を解体させてしまった。
生活に困窮した多くの朝鮮人は仕事を求めて日本に渡ってきたのだが、日本人は彼らを差別し、冷遇し、その傾向は今も少なからず続いている。1939年からの戦時体制下では多数の朝鮮人が日本に強制連行され、過酷な条件の下、労働を強制された。これらにより、1945年の日本敗戦の時点では、およそ230万人の朝鮮人が日本にいたと言われる。
日本敗戦により、植民地支配から解放された朝鮮人は続々と帰国していった。しかし、故郷がない、仕事がないなどで日本に留まらざるをえない者たちも多くいたのだった。日本政府は、彼ら在日朝鮮人に対して、「外国人」としての権利も、「日本人」としての権利も否定した。さらに38度線問題により、同じ民族なのに、朝鮮人・韓国人という2つの国籍が誕生することとなったのである。
この作品は若い世代の在日の韓国人・朝鮮人(「在日」と略)に対する感覚と、アイデンティティを映し出したものである。戦争の陰を引きずっているのは、民族学校の教師や親世代の在日一世・二世である。若者としては、作品にも出てくるように「親世代で決着をつけてくれ」というのが本音であろう。それでも、親は親なりに、ハワイ旅行に行くため北朝鮮籍から韓国籍に移したり、「広い世界を見ろ」と語ったりして、次世代への足枷を少しでも外そうとしてくれているのだ。杉原はラストシーンで「俺は何者なんだ」と恋人に、また自分自身に問うている。結局その答えは導かれていないが、それは「在日」でなくとも、多くの若者に共通した問題であるだろう。
在日問題への関心は、高い人もいれば全く分からない方もいますよね。そんな様々な人々が見た映画「GO」は、関心がなかった人に意識を与えるきっかけになったと思います。特に若い世代は映画「GO」でこんな実情があったんだと改めて考えさせられたのではないでしょうか。
映画「GO」の撮影で語った窪塚洋介の演技とは!
窪塚洋介さんは天才肌のような印象があり、感性で演技をしているのかなというイメージがありますが、実際の窪塚洋介さんはどのように映画「GO」の杉原を演じたのでしょうか。
つまり演技に関してはひたすら努力してその役に近づこうとする役者だったのです。しっかりとその役柄のバックグランドを自分の実感として得た後に演技をする。彼の演技のリアリティはそういう努力の結果だった
とても意外でしたね!映画「GO」の杉原を演じる為にしっかり下調べをしてその知識でリアルな感情を表現していたとは!だからこそ人々の心に届くものがあったのでしょうね。
これはずば抜けて面白い。生涯ベストに入るね。窪塚洋介に憧れるわ。ほんと、男に生まれたかったと思った。山崎努さんに殴られたいw 自分って何さ?どう在りたいんだ?どんな世界で生きるんよ?自問自答しながらちゃんと選んでこう。行け。 広い世界を見るのだ。
何度も観ている大好きな作品。名言も多く「お前らの世代でケリつけろよ!」や「国境線なんか、オレが消してやるよ!」「広い世界をみろ!」から「男なら牛乳にしな!」まで全てが最高です。これぞ若い時にこそ観るべきなのだ!
自分の秘密を告白するときの役者の表情を影で消したときに、キャラクター個人に感情移入して観るのではなく、社会全体の問題として考えろよ、ってことなのかと思っていた。だとしたらあのオチの付け方はない。そしてそのオチなのだったら、もっとシャープに物語をまとめて欲しかった。
この映画「GO」は賛否両論はあるものの、ほぼほぼ高評価が多かったです。
生き方に悩める若者の後押しをする役割もあったのではと感じました。
映画「GO」から14年程の月日が経ち、窪塚洋介さんはまた新たな世界に挑んでいます。3年もの期間オーディションを受け続け勝ち取った映画の役。それはハリウッド映画の役でした。和製ジョニーデップともネット上などで評される窪塚洋介さん、映画「GO」の台詞じゃないですけど「広い世界」を視野に、世界の窪塚洋介になる日を楽しみに待ちたいと想います。
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