2015/10/09
すまいる
大塚範一
生年月日:1948年9月28日
出身地:東京都江戸川区小岩
学歴:早稲田大学政治経済学部経済学科
職業:アナウンサー
1973年、早大卒業後にNHK入局。
1994年、NHK退職。
1995年、フジテレビジョン局専属契約。
2011年11月、急性リンパ性白血病と診断を受け治療を受ける。
2013年3月、本格復帰目前に白血病が再発。現在も療養中。
1994年3月にNHKを退職し、翌4月からフジテレビ『めざましテレビ』のメインキャスターを担当。長らくフジテレビの「朝の顔」を務める。このフリー転身はフジテレビからの引き抜きの形で、しばらくの間フジテレビと専属契約していた。
「めざましテレビ」は1994年4月1日にスタートした。当時、同時間帯の視聴率1位を独走していた「ズームイン!!朝!」(日本テレビ系)を追い越すことが至上命令だった。
当初は平均視聴率が5%以下と低迷していたが、04年春ごろから平均視聴率が10%を超えることが多くなり、時間帯民放1位を獲得するようになっていった。
番組には疑似家族みたいなところがあって、そこにはどこの家族でもしているようないろんな話題がある。その疑似家族を番組上で視聴者に体験していただきたいなというようなイメージで作っています。
情報番組『めざましテレビ』チーフプロデューサーを務めた角谷公英さんへのインタビュー。
番組で共演する女性アナウンサー・キャスターと食事をするなど交流の場を多く持ってきた。大塚はこれを番組を続けていく上の大きな活力として公言していたという。
煙草も吸わず、お酒も多くは飲まない。『めざましテレビ』を長く担当していたこともあり、当然ながら早寝早起き。毎年必ず人間ドッグを受け、週末には趣味のゴルフを楽しんでいたという“健康な生活”を送っていた大塚アナ。
朝から生放送の『めざましテレビ』を受け持つようになってから、健康管理には徹底しており、どんなに忙しくても、5時間の睡眠と1時間の仮眠を心掛け、毎朝3時に起床し頭がしっかり回転するよう朝食をしっかり摂り、ヨーグルトを欠かさず食べていた。また自身の好きなゴルフなどをするなど暇さえあれば体もマメに動かしていたという。
現在も朝の情報番組として人気の高い「めざましテレビ」。
その人気を築き上げたのはメインキャスターとして番組を引っ張ってきた大塚範一さんの存在でした。
現在に至るまで結婚されていない大塚範一さんにとって正に「家族」とも言える存在だったのかもしれません。
現在、メインキャスターは三宅正治さんに代わりましたが、大塚範一さんが作り上げためざましファミリーの雰囲気は受け継がれています。
大塚は2011年11月7日放送分の『めざましテレビ』に生電話出演し、闘病生活へ入った経緯について他の出演者や視聴者に向け説明を行った。
『めざましテレビ』の司会はフジテレビアナウンサーの伊藤利尋が代行した。
この電話出演の際に「完全復帰は(2012年の)3・4月頃になるんじゃないかと思います」と語った。この後、大塚のもとには約3000通の激励メッセージが寄せられたという。
(2012年2月28日)フジテレビは、急性リンパ性白血病の治療のため休養中のフリーアナウンサー大塚範一さんが情報番組「めざましテレビ」を降板することを発表しました。
【大塚キャスターのメッセージ】
「暖かくなるころの復帰を目指して療養を続けてきましたが、今しばらく時間がかかることが明らかになり、この決定に至りました」
「私は変わらぬ闘争心で闘病を続けております。近く回復の暁にはめざましテレビのスタジオにお邪魔して、あらためてお礼の挨拶をさせて頂くつもりです」
やっと2012年10月1日に退院し、これからは自宅から病院に通い、検査、体力回復を図っておられました。
病院側は、白血病は再発しやすい病気のため、あまり退院を進めませんでしたが、大塚さんが退院できないことでストレスがたまり、逆に回復が遅れるのではないかと判断し退院を許可。
復帰に向けて治療に取り組んでいた大塚さんは、2013年2月4日放送の「めざましテレビ」に生出演し、4月開始の「あげるテレビ」のメインキャスターを務めることが発表された。
約1年半ぶりのテレビ出演で、多くの方が復帰を喜んだのですが、復帰目前の2013年3月16日に 白血病が再発したことがはんめいしたため、再び入院生活になることが報じられました。
急性リンパ性白血病の療養で2011年11月からメディアでの活動を休止していた大塚にとっては、本番組が活動再開後初のレギュラー番組となる予定だった。
しかし大塚は、番組開始直前の2013年3月に受診した定期検査で、白血病の再発が判明。再び治療に専念することになったため、番組開始時には出演することはなく、結局最終回まで1度も出演する機会がなかった。
退院して5か月の再発は早いそうです。再発の原因は、復帰番組ということで、大塚さんには相当なプレッシャーがあったのではないかと医師は話しています。
それがストレスとなって体に負担となり、再発を早めた可能性は否定できませんとコメントされています。
2013年6月には臍帯血移植をし、無事成功しました。
今は治療という治療が終わり医学的にも寛解という状態だそうです。
TV復帰に向けて相変らずの週2のジムトレをしている様です(笑)
2014年5月4日放送の『ワンダフルライフ』に出演した大塚範一さん
「寛解」とは?
症状が一時的に軽くなったり、消えたりする状態のこと。
このまま治る可能性もあります、場合によっては
再発するかもしれません、という状態。
現状では完治には5年かかると言われています。
現在、病気療養中の大塚範一さん。
突然の白血病発症、番組休業の知らせに誰もが驚きショックを受けました。
強い精神力で大塚範一さんは復活を約束したものの、残念ながら「めざましテレビ」は降板。新番組への活動再開も果たせませんでした。
しかし現在も大塚範一さんはあきらめずに次の目標を持って頑張っていらっしゃいます。
「入院直後から抗がん剤を用いた化学療法を始めました。この時期は副作用で吐き気やめまいがして起きていられなくなり、ただ寝て1日が過ぎるのを待つという苦しい日々が続いたそうです。当初はこの年8月末に退院する予定でしたが、後1ヶ月で退院という時に感染症や合併症を併発。2ヶ月間は命を失いかねない危険な状況だったそうです。大塚さんは『よく助かったなというのが実感』と語っていました」とのフジテレビ関係者の談話を掲載した。
『女性自身』より
多い時は1日70~80錠の薬を服用していた、粘膜をやられて口中血だらけになったなど辛い治療のエピソードも飛び出したが、現在は薬の量も減り、食欲も旺盛だという。ただ、免疫の低下で体のあらゆる部分に影響が出て、先日も目が悪くなり手術したそうだ。テレビ画面で見る限り、確かに左目が充血しているようだった。今は2週間に1回は通院しているとのことだ。
2014年6月18日放送の「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演した大塚範一さん
「体調はそんなに悪くないですよ。 体重は7、8キロ落ちましたが、薬の影響で、顔とお腹が腫れちゃってね、 でも“俺、痩せたんだよ”って言いたいんですけどね(笑)。 足の筋肉が入院ですっかり落ちてしまって、それを戻すために今、トレーニングに通っています」
2014年5月4日放送の『ワンダフルライフ』に出演した大塚範一さん
抗がん剤治療の副作用で顔がかなりむくんでいたのにびっくりした人が多かったようで、ツイッターでは「別人になってて驚いた…」「見てられないなこれは、、、」「お辛そう。目も赤いし…」などと投稿されている。
2014年6月18日放送の「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演した大塚範一さん
大塚範一の「今の想い」を1冊に凝縮した『耐えて、咲く』では、愚直な生き方論&愚直な闘病記だけでなく、サラリーマン時代の人事異動、視聴率の苦労、進学校での落ちこぼれ体験、母親の死を入院先の病室で知った心境などが明かされているという。
あとがきでは「必ずまた戻ってきます」と宣言。「再発の治療は一層、厳しさを増すようですが、なにせ、私は“耐える”ことが得意ですから」と、その強くやさしい人柄を滲ませる言葉を綴っている。
大塚さんはさい帯血移植の結果、血液型がB型からA型に変わったことも明らかにし「A型の女の子になったんですよ。うらやましいだろ」と語り、スタジオの(笑)を誘っていた。
2013年10月5日、フジテレビ開局55周年特別番組「20周年めざましテレビ・夜の大同窓会!ウラ側すべて見せます&超豪華じゃんけん祭り」(スタジオ生放送)に電話生出演した大塚範一さん
「仕事をしないとつまらないし、 俺の仕事はこれだから、これをやっていないと燃えるものがないんだよね」 そんなにシャカリキになって働こうという気持ちはないんだけど、 なにか仕事をして、人に認めてもらうことをやりながら、一方で大好きなゴルフをして遊ぶ、 そして美味しいものがあったらいいよね」
2014年5月4日放送の『ワンダフルライフ』に出演した大塚範一さん
あえて病気についての情報は入れないようにしたという大塚アナ。理由は、「シビアなことを細かく知れば知るほど、明るく過ごしづらくなる」から。
「明るい気持ちでいること」を大切にし、「暗い方向に気持ちが持って行かれないように」シャワータイムには歌を歌っていたそうだ。さらに、白血球が極端に減少する時期を除いては食事制限もなかったことから、食べることも楽しみのひとつに。
「自分が何か頑張ったからといって病気が治るわけじゃない。ただ現実を受けとめて、見えない未来の灯りを頼りに耐えるしかない」
──この大塚アナの心情は、『めざましテレビ』のスタート当初、低視聴率にあえいでいたときに似ているという。
“世の中には、頑張ってもどうにもならないことがある”。それをよく知っているから、「だから私は、病気に耐えられるんです」と大塚アナは書いている。
ミュージシャン・桑田佳祐が2012年7月7日、東京・台場の合衆国サンサンアイランド会場内特設ステージで、フジテレビ系特番『桑田佳祐の音楽寅さん』(11日放送)の公開収録ライブを行った。
「いま、復帰を待っている方がいる」と話した桑田は、急性リンパ性白血病の治療のため休養中の大塚範一キャスターについて言及し「2年前に私が病に倒れたときも、そうじゃないときも応援していてくれた。我々は大塚キャスター、あなたを待っていますので。早く帰ってきてね!」とエールを送った。(オリコン)
めざましテレビ4月にフルリニューアル。それにともない闘病中の大塚範一さんは降板。寂しいです。あのほのぼのとした雰囲気は彼がいたからこそ。 大塚さんこれからも闘病頑張ってください。またテレビで活躍されるのを楽しみに待っています。
大塚範一さんが「めざましテレビ」を降板される。15年以上同じ番組をやられたことに敬意を表します。人柄の良さと強さのある方だと感じていました。ご病気からのご回復をお祈りします。
大塚アナの穏やかな語り口や笑顔に、どれだけの人が安心感を与えられてきただろう。テレビの前には、大塚アナの復帰を待ち望んでいる人がたくさんいる。その日が訪れることを、祈りつつ待っていたい。
体調は良いと語っており、時折、冗談なども出るほど現在の元気な様子をアピールされている大塚範一さん。
ただ、画像にあるように抗がん剤の影響で「ムーンフェイス」と言われるむくみ顔になっている現在のお顔を拝見すると痛々しく感じてしまいます。
現在も白血病の完治を目指し、明るく元気にふるまっている大塚範一さん。
実際には辛く苦しいことも多いはずですが、あまり辛そうな姿を見せずに明るく前向きに話をされているのを見ると、大塚範一という人は優しいだけではなくとても強い人なのだ、と実感します。
大塚範一さんの今現在の夢は、元気を取り戻し、東京オリンピックでキャスターを務めること・・・。とても前向きで素晴らしい夢です。
病気に打ち勝ち元気に東京オリンピックのキャスターを務める大塚範一さんの姿がぜひとも見たいですね!
現在も頑張る大塚範一さんの完全復活を信じて応援しましょう。
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