2015/10/30
sakurayuzu
俳優16202
資生堂がはじめて発売した男性化粧品ブランドの広告で衝撃的なデビューを飾った草刈正雄 さん。
その整った甘いマスクで世の女性陣を虜にしてきた草刈正雄 さんのプロフィールを見てみましょう。
草刈正雄 （くさかりまさお）
俳優、芸能人、役者
草刈 正雄（くさかり まさお、1952年9月5日 - ）は、日本のモデル・俳優・歌手・司会者。福岡県小倉市出身。身長18...
Feペディア（出典：Wikipedia）で詳細を見る
誕生日1952年9月5日
星座おとめ座
出身地福岡
性別男
血液型O型
身長185cm
デビュー年1974年
デビュー作は映画の「卑弥呼」です。
ご家族は４人家族で、お子さんは長女、長男、次女と３人おられるのですが、そのご長男がなんとマンションの７階にある事務所から転落し、死亡するというショッキングな事故が起きてしまいました。
こちらが草刈正雄さんのご長男、草刈雄士（ゆうじ）さん。
草刈正雄さんとご長男の父子関係は微妙なものだったようで、
最近も草刈正雄さんのご長男は東京都内にある草刈正雄さんのご自宅では生活していなかったそうです。
草刈雄士（ゆうじ）さんが１４日夜、東京・渋谷区マンションから転落し、死亡していたことが１５日分かりました、２３歳の若さでした。
この時も草刈正雄さんのご長男は、渋谷区のマンション７階にある草刈正雄さんの個人事務所に泊り込んでいたと言われていて、誤って転落したと見られています。
父・草刈が悲報を聞いて現場に駆けつけてきたのは、14日の転落事故から約２時間後の夜22時ごろだった。
「なんで死んだんだぁ！」
あたりをつんざく絶叫に驚いたマンションの住人が目撃したのは、血だまりのそばでひれ伏す草刈正雄の姿だったという。
その時のご長男に対する草刈正雄さんの心中は察するにあまりあるものがあって言葉になりません。
草刈正雄さんのご長男、草刈雄士さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
こちらがその草刈正雄さんの個人事務所がある渋谷区の『青山アルコーブ』というマンションで、青山学院大学 西門向かいにあるそうです。
路上で倒れていた際に、窓の脇にあるベランダの手すりの一部を握ったままだったそうです。
消防庁によると、「路上で人が倒れている」と１１９番通報があったのが１４日午後８時２６分ごろ。
雄士さんは救急車で都内の病院に搬送されたが、まもなくして死亡が確認されました。
転落状況から、柵がない窓を開けて窓辺に腰掛け、転落した際、ベランダの手すりの一部にしがみつこうとしたものとみられています。
事故当時、事務所にいたのは雄士さん１人だけだったと言います。
もし、草刈正雄さんのご長男がご家族と同居していたら、今回のような事故は起きずにすんだのではないか・・・とか、事務所に誰か他にも人がいたら、もしかして草刈正雄さんのご長男の事故は未然に防げたのではないか・・・などと考えてしまいますが、草刈正雄さんのご長男の年齢からして、一人暮らしをしていたとしても、全然おかしくはないわけですから、草刈正雄さんのご長男の今回の事故は不慮の事故と言わざるを得ないのかもしれません。
『ズットズレテルズ』のメンバーだった草刈正雄さんのご長男ですが、メンバーとのいざこざの後、ソロ活動に変更、力を注ぐようになります。
雄士さんは幼少期から精神病患者に見られる特徴的な行動が見られたそうです。
事故当時も何らかの精神に異常があったかもしれません。
『ズットズレテルズ』のメンバーのハマ・オカモトさんがおっしゃるには
雄士さんはプライドが高く、少しのことでもプライドが傷つくと問題を起こしたらしいです。
草刈正雄さんのご長男のようにプライドが高いと、どうしても冗談が通じなかったり、大した意味もなく言った言葉にカチン！と来てキレてしまったり、自分が馬鹿にされたのでは？と思い込みがちなので、人とのコミュニケーションを取るのがとても難しくなってしまいますよね。
それで問題が起きてしまったのでしょうか。
ズットズレテルズのメンバーのみなさん。
雄士さんは適切な精神病疾患の治療法を嫌い、芸術家としての活動を通して情緒不安定な自身を抑え平常心を維持するようにしていたみたいです。
『ズットズレテルズ』は雄士さんとメンバー間でのいざこざが原因で解散したと言われています。
しかし、上記でも分かる通り解散後、再結成します。
メンバーから快く思われていない雄士さんは『ズットズレテルズ』が窮屈だったのでしょう、ソロでの活動に力を注ぎます。
草刈正雄さんのご長男のような、プライドの高い人に見られがちな気難しい面が人との付き合いにおいて災いすると、集団で行動をするのが難しくなるため、ソロ活動に転身せざるを得なくなってしまったのでしょう。
雄士さんは双極性障害（躁うつ病）を患っていたと言われています。
『ズットズレテルズ』のメンバーが活躍する一方で、ソロでの活動で満足のいく結果がだせず限界を感じ始めたそうです。
躁鬱病の場合、躁病相とうつ病相の両方を繰り返すのが躁鬱病の特徴だそうです。
それぞれの病相の詳しい説明は、http://medical.yahoo.co.jp/katei/diagram/040411000_09/
を御覧下さい。
この病気の場合、発作的に自殺してしまう方もおられるそうなので、もしかしたら草刈正雄さんのご長男も自殺だったのでは？と囁かれたこともあったようですが、転落状況から見て、どうやら自殺ではなく、あくまでも事故死のようです。
草刈正雄さんの唯一の心残りは、ご長男との微妙な関係を修復することなく、自分より先にご長男が亡くなられてしまったということなのではないでしょうか。
草刈は、インタビューで子供たちとの関係について次のように語っている。
《長女と長男が小さかった頃は、僕はいい父親じゃなかった。仕事の悩みがまだ続いていたのでイライラして、感情的になって叱ることがよくありました》（『週刊文春』2011年6月9日号）
どこの家庭でもよく耳にする父親の悩みのように思われますが、草刈正雄さんの心の中には、その頃の自分を後悔する気持ちがずっとあって、ご長男をはじめ、お子さんたちに申し訳ないことをしたという自責の念がいつまでも消えなかったのですね。
Aさんが誕生したのは、草刈が39歳のとき。デビュー以降2枚目俳優として活躍してきたが、“年齢の壁”にぶつかり気持ちが荒んでいた時期だったのだ。自分はいい父親じゃなかった……、その思いは、草刈の心の奥底にトゲのようにひっかかっていたようだ。ほかのインタビューでも「僕はお手本となる父親がいなかったから、（子供たちに）どう接していいかわからないんですよね」と語っていた。
「自分はいい父親じゃなかった」という思いが草刈正雄さんの心に引っかかっていたということは、「本当はいい父親になりたかったのに」と草刈正雄さんが思っていたということですよね。
なんだか切ないですね。
「Aさんとの微妙な関係を修復できないまま、彼を失ってしまったことは、草刈さんにとって痛恨だったでしょう」（草刈家の知人）
Aさんの転落直後、血だまりの事故現場で、地面に手をついて泣き叫んでいたという草刈。土下座とも見て取れるその慟哭の姿には、辛くあたってしまった息子への謝罪、父子関係への悔恨など、言葉にならない思いがつまっていた。
涙が出てきますね。
親として子供にしてやりたくても親の未熟さからしてあげられなかったことが後悔となって頭を駆け巡り、重くのしかかり、後悔の念で押しつぶされ、地面にひれ伏す父親の姿。
その重くのしかかった十字架を草刈正雄さんは死ぬまで背負い続けていくのですね。
父親が小さいわが子を抱きかかえるように愛おしそうに、草刈正雄さんはご長男を抱きかかえていました。
氷のように冷たい雨粒が空から落ちてくるなか、東京都内にある斎場に現れたのは草刈正雄（62）だった。彼に続いて悦子夫人（57）と、母を支えるようにして歩く二女で女優の草刈麻有（21）、そして長女でダンサーの紅蘭（25）の姿も。2月18日、草刈正雄の長男・Aさん（享年23）の密葬に出席したのは、家族・親族・友人ら30名ほどだった。遺影のAさんはグレイのニット帽をかぶり、真赤なジャンパーを着て微笑んでいたーー。
草刈正雄さんやご家族にご親族、そしてご友人の方達の悲しみが天に通じたかのように、密葬が執り行われた日は、空もまた悲しげに涙を流したのですね。
草刈正雄さんのご心痛いかばかりかとお察し申し上げ、また、亡くなられた草刈正雄さんのご長男さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
