【NEWS ZERO】結婚し卒業の山岸アナ・後任は久野アナ&杉野アナに!
2016/08/04
obkana01_new
2014年3月末に放送終了した「笑っていいとも!」(以下「いいとも!」)ですが、2009年3月に放送された『「いいとも!」で毬谷友子が「キチガイ」発言、アナが謝罪した』という、あの事件を覚えていますか?
少し古い話になりますが、今回は『「いいとも!」で毬谷友子が「キチガイ」発言、アナが謝罪したあの件』について、振り返ってみようと思います。
まずは毬谷友子さんと「いいとも!」について。
それぞれ簡単にWikipediaで確認したいと思います。
毬谷友子
本名 矢代 友子(やしろ ともこ)
生年月日 1960年3月25日(55歳)
出生地 東京都港区
血液型 A
職業 女優
ジャンル 舞台、テレビドラマ、映画
活動期間 1980年 -
活動内容 1980年:宝塚歌劇団入団、雪組配属
1985年:宝塚歌劇団退団、以降女優として活動。
著名な家族 矢代静一(父)
矢代朝子(姉)
えまおゆう(従妹)
毬谷 友子(まりや ともこ、1960年3月25日 - )は女優。元宝塚歌劇団雪組娘役スター。本名矢代友子(やしろ ともこ)。 愛称はとんちゃん。血液型A型、左利き、カトリック信者
いいとも!
『森田一義アワー 笑っていいとも!』(もりたかずよしアワー わらっていいとも)とは、フジテレビ系列にて1982年(昭和57年)10月4日から2014年(平成26年)3月31日まで、平日の12:00 - 13:00[1](JST)に生放送されていた帯トークバラエティ番組である。通称は『笑っていいとも!』、『いいとも!』。
いいとも!
森田一義(タモリ)の冠番組であり、タモリが司会を務める番組の中ではテレビ朝日系列『タモリ倶楽部』に次ぐ長寿番組である。2014年3月31日の通常放送最終回、および同日ゴールデンタイム枠の『グランドフィナーレ 感謝の超特大号』と題した生放送特別番組で31年半の放送に幕を下ろした。
それでは、『「いいとも!」で毬谷友子が「キチガイ」発言、アナが謝罪したあの件』を振り返ってみましょう。
そう、「いいとも!」といえば生放送!ですよね。
『ゲストの女優』というのはもちろん、毬谷友子さんのこと。
いいとも!
フジテレビ系で2009年3月4日に放送された長寿番組の「笑っていいとも!」。 この日のテレフォンショッキングでは、宝塚出身女優の毬谷友子さん(48)がゲストに呼ばれた。
禁止用語が飛び出したのは、毬谷さんが5月からの舞台に備え4オクターブも出す発声練習の様子を披露したときだった。
「もう今、うちがキチガイみたいな…」
毬谷さんは、まずいと思ったのか、すぐに口を手でふさいで顔を下に。司会のタモリさんも、「ハハハ、そう、ハハハ。発声練習しているの」と話をそらした。
毬谷友子さん、当時48歳!
4オクターブとは...末恐ろしい...
他人に言ったわけではなく、毬谷友子さんは自分自身のことについて「キチガイ」と発言してしまったんですよね。
毬谷友子さん自身も、うっかり口にしてしまったものの「まずいと思ったのか、すぐに口を手でふさいで顔を下に」。
しかし、タモリさんを始め「いいとも!」スタジオからその若々しさを称賛され、毬谷友子さんは再び「キチガイ」発言。
いけないと思いつつも発言してしまうところから、毬谷友子さんは普段から「キチガイ」という言葉を常用していることがうかがえますが、一般人、特に年配の方にとってもこの言葉は「差別用語」としてではなく「ちょっとした誇張表現」程度の認識ですよね。
毬谷友子さん本人ではなく「いいとも!」の加藤綾子アナウンサーが謝罪したんですよね。
「いいとも!」の加藤綾子アナウンサー
毬谷友子
日常的に使っていたため、番組で思わず口に出てしまったのかもしれない。ただ、女優とあって、「キチガイ」がテレビで多くの場合、不適切とされることが分かっていたらしい。
フジテレビ
差別的な表現だと放送禁止にすることについては、識者の間で、「事なかれ主義だ」「臭いものにフタをするのはよくない」などとよく批判が上がる。差別意識がなく使う言葉まで禁止にすると、逆差別につながることはないのか。
これに対し、フジでは、「それは話を広げすぎです。そこまで説明する話ではないと思います」と言う。
沖縄国際大の山口真也准教授
「うるさい団体がいるからダメで、あんまり言ってこなければいいというのであれば、変だと思います。差別的な意図を持ってキチガイなどの言葉を使うのはダメだと思いますが、文学作品などを含めて、何かを伝えるのに必要なときもあります。まず、差別とは何かをしっかり考えて、人を傷つけないようにしながら言葉を使うべきです」
「アナが本人から代弁するよう言われたのなら話は別ですが、基本的に本人が発言の責任を取ればいいと思います。間に入るメディアが、過剰反応してはいけませんね」
毬谷友子
【衝撃】女優・毬谷友子がいいともで、放送禁止用語キチガイを連発した理由とは?
今回は、2009年3月に放送された『「いいとも!」で毬谷友子が「キチガイ」発言、アナが謝罪した』という、あの事件について振り返りました...
2014年3月末に放送終了した「笑っていいとも!」(以下「いいとも!」)ですが、生放送であるが故に、32年の歴史でさまざまな「放送事故」と呼ばれるようなこともありましたよね。
この件もそのひとつでした。
マツコ・デラックスさんもおっしゃっていたように、筆者も毬谷友子さんの「キチガイ」発言について違和感・不快感は感じませんでしたね。
話し言葉というのは、当然、常日頃変わっていくものです。
メディアとしては、TVを見るすべての人に違和感や不快感を抱かせないように、情報を伝えていくうように努めることは当然ですが、そこに出演する人々の話す言葉まで管理するというのは、なかなか難しいですよね。
そこで不適切なところにモザイクやピー音を入れるといった映像の「編集」が必須なわけですが、「いいとも!」のようになにぶん生放送となると、それができません。
今回のような事件を繰り返さないためには、生放送においては、なにが「放送禁止用語なのか」...
出演者もはっきりと認識しておく必要がありそうですし、放送側も出演者に認識できる環境を作ることが重要になってくるでしょう。
一方で、行き過ぎれば出演者の表現の自由を奪うことにもなりません。
そうなると、視聴者側に理解を求めるというのも、一つの手かもしれません。
毬谷友子
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
Copyright© 運営事務局