【考察あり】オペラ座の怪人あらすじを簡単に解説!見どころや結末の違いは?
2023/07/03
r.y6
『インサイド・ヘッド』は、2015年製作のアメリカのコンピューターアニメーション3D映画で、アメリカ本国では同年6月19日に公開され、日本では1ヶ月遅れて7月18日に公開されました。
『インサイド・ヘッド』は、ピクサーの長編映画第1作『トイ・ストーリー』(1995年)の全米公開から20年後にあたる2015年に公開されたため「ピクサー長編アニメーション20周年記念作品」とされています。
『インサイド・ヘッド』の監督は、ピート・ドクターさん。『モンスターズ・インク』(2001年)『カールじいさんの空飛ぶ家』(2009年)などを監督しており、最新監督作は2020年の『ソウルフル・ワールド』。
『インサイド・ヘッド』の共同監督は、ロニー・デル・カルメンさん。
『インサイド・ヘッド』の英語原題は「Inside Out」。日本語だと「裏返し」という意味になります。原題そのままだと日本では分かりにくいので、インサイド・ヘッド=頭の内側にしたように思われます。
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『インサイド・ヘッド』は、人間の少女の頭の中を舞台に、擬人化された5つの感情キャラクターが、少女を幸せにするべく奮闘するストーリーです。そんな物語の内容を紹介しましょう。
アメリカのミネソタ州で仲のいい両親のもとに誕生した女の子ライリー。誕生と同時にライリーの頭の中にヨロコビという感情と、少し遅れてカナシミという感情が生まれます。
そして、ライリーが成長するとともに、イカリ、ムカムカ、ビビリが生まれ、これら5つの感情が協力し合いライリーという1人の人格が構成されていきます。
5つの感情は、ヨロコビをリーダーにライリーの頭の中の指令室で、彼女を幸せにするために日々努力しますが…。
ライリーが11歳になったとき、父親の起業のために家族はミネソタの田舎町から大都会サンフランシスコに引っ越します。でも、新居が狭くて薄汚かったたり、引っ越し生活は初日から散々でした。
転校した学校の登校初日、教室でライリーはヨロコビの思い出を回想しながら自己紹介しているとき、カナシミがその大事な記憶を司る“思い出ボール”に触れたことから彼女を突如、悲しい感情が襲い、クラスメイト達の前で泣き出してしまいます。
慌てたヨロコビは、カナシミを引き離そうとしますが、揉み合っているいるうちにヨロコビとカナシミは思い出ボールを整理するチューブに吸い込まれて指令室からとばされてしまいます。
指令室からヨロコビがいなくなり、残されたイカリ、ムカムカ、ビビリはヨロコビの抜けた穴を埋めようとしますが、彼らの司る感情では物事を好転させることはできず、ライリーは新しいクラスメイトや親友、それに両親とも上手くいかなくなり、少しずつ溝が生まれていってしまいます…。
『インサイド・ヘッド』のあらすじは、“暮らしに彩り 映画が身近になるサイト”「MIHOシネマ」に起承転結に分けて紹介されています。
イカリが「幸せな思い出はすべてミネソタで作られたものだった」とライリーに家出をけしかけてしまい、その感情に突き動かされ彼女は母親のクレジットカードを盗み夜行バスに乗り込こんでしまいます。
その頃、ヨロコビは、それまでライリーを悲しませるだけだと思っていたカナシミが実はとても重要な感情で、ヨロコビとカナシミは交じり合ってライリーの心を形作っていることに気付かされます。
そして、なんとか指令室に戻ったヨロコビはカナシミに指令を任せ、ライリーに悲しい感情を湧き起こさせ、高速道路に入る寸前で、バスを降りる決断をさせることに成功します。
感情たちは、ライリーに今まで溜め込んでいた彼女の気持ちを両親に打ち明けさせ、その涙ながらの訴えに両親との溝が消えていき、再び家族が一体となりました。
そして、指令室では「ケンカするほど仲が良い」など複雑な感情をコントロールできるようになり、ライリーは新しい環境にも慣れていき、サンフランシスコで幸せな日々を送るようになりました。
『インサイド・ヘッド』には、人間の少女と、彼女の頭の中の擬人化された5つの感情キャラクターたちが登場します。それぞれのキャラクターを説明しましょう。
金髪で青い目の11歳の少女。家族と親友のメグを愛している優しくて活発な少女ですが、内面は寂しがり屋。アイスホッケーが好きで生まれたミネソタではチームに所属していました。
ライリーの頭の中の感情の一つで、暗所でも常に体が光っているライリーの感情を主導するポジション。ポジティブでハイテンション、かついつも明るく、感情たちのムードメイカーです。
常にライリーを幸せにするために楽観的で、前向きな存在ですが、何事も前向きに考えすぎて合理性がないことが欠点でもあります。ライリーを悲しませることしかできないカナシミを心配して“思い出ボール”に触れさせないよう対処しています。
感情たちの中で最もネガティブなブルーの髪と白いセーターのメガネ・キャラ。でも、感情たちの中で一番、感情に関する知識を持っています。常に悲観的で、ヨロコビのアイデアを片っ端から否定し、憂鬱な時間を過ごしています。
ポジティブになりたいが、どうしてもなれないマイナス思考ですが、それなりにヨロコビのようにライリーの幸せを想っていて、慰めてあげている。
真っ赤な四角い顔で赤い目のキャラで、見た目通り怒りっぽく、偉そうな態度をとるが、その代わり、自分にも厳しい潔さがあります。
他の感情たちが頑張っても満足せず、怒りをもって表現するサディストで、怒りが爆発すると頭が燃えます。ただし、それがやり過ぎでライリーを不安にさせてしまいます。
せっかちで過保護な性格のセレブ気質の姉貴的な立ち位置のキャラ。ふてぶてしい態度で他力本願な一面があり、すぐに感情を損ねてしまいます。
細長い紫色の、怖がりのキャラ。危険や災難を予想し、察知する能力が飛びぬけているが、やりすぎな一面もあります。夢の監視(ヨロコビやカナシミのいないとき)も担っています。
平和主義者で、ライリーが両親としっかり対話することを望んでいます。
ライリーが幼いころに作り上げた、ピンク色でゾウのような見た目の想像上の友達。ネコの尻尾にイルカの鳴き声など、ライリーが幼少期に覚えた動物が組み合わさった外見をしています。
指令室から飛ばされてしまったヨロコビとカナシミを助けます。
娘のライリーを心から愛している優しいパパとママだが、多忙からライリーの変化に気付かないところがあります。パパの頭の中のリーダーはイカリで、ママの頭の中のリーダーはカナシミが務めています。
ハートフル冒険ファンタジー・アニメ『インサイド・ヘッド』を見た人がどんな感想を抱いたのでしょうか。総合映画情報サイト「映画.com」の『インサイド・ヘッド』ページに掲載されている感想をピックアップしてみました。
「ラストはじんわりときた」という感想があります。「楽しいことだけではなくて、悲しいことを受け止め、乗り越えて大人になっていくのだなぁって思った。どんな感情も人間を成長させてくれるのですね」と続きます。
そして、「それぞれの感情と関りをよく描いていると思う。<中略>大人が観ても、いろいろ気づける良い作品でした」と締められています。
「とても面白い」という声があります。「人間の成長、感情の仕組みをうまく面白く作られていて、今まで見てきたアニメの中で1番と言っていいほど観たあと幸福感に包まれた」と述べられています。
そして「主人公の脳内を反抗期などをうまく表されていて、とても感動した」そうで、誰かにオススメしたい!!と綴っています。
「自分の様々な感情も、みんな脳の中でこんな風に作られているという着眼点の面白さが楽しめました」という声もあります。
「映像のユニークさもピクサーならではでしたが、主人公の成長物語はとてもシンプルな印象でした」と、着眼点は面白かったが、成長ドラマとしては少し単純かなと感じる人もいたようです。
「小さな子供と観るのがオススメ」という感想もあります。「映像が素晴らしく、さすがにピクサーは凄いと思いました」ともコメントしています。
また、「最後に思春期(PUBERTY)のボタンが出た時は面白かったです」とも言っています。
『インサイド・ヘッド』は、U-NEXTなどいろいろな動画配信サイトで鑑賞することができます。『インサイド・ヘッド』を観ることができる動画配信サイトを紹介しましょう。
U-NEXTで『インサイド・ヘッド』を観ることができます。U-NEXTは見放題作品数がNo.1で、月額2,189円。31日間の無料トライアルがあります。
ディズニープラスで『インサイド・ヘッド』を観ることができます。ディズニープラスの利用料金は月額プラン990円、年額プラン9,900円。ディズニープラスでは、ディズニー、ピクサー、マーベル、スター・ウォーズ、ナショナル・ジオグラフィックなどの作品を配信しています。
dTVで『インサイド・ヘッド』を観ることがでます。dTVは月額550円で映画だけでなくドラマや音楽ライブなどを鑑賞することができます。1ヶ月ほどの無料体験期間があります。
『インサイド・ヘッド』は、現在、個別課金(レンタル)作品となっており、標準330円、HD440円必要です。
Amazon prime videoで『インサイド・ヘッド』を観ることができます。月間プラン500円、年間プラン4,900円でプライム会員になれ、対象の映画、TV番組、アニメ見放題です。プライム30日間無料体験があります。
『インサイド・ヘッド』は、レンタル商品となり、SD(標準画質)300円、HD(高画質)400円必要です。
ピクサー史上最高傑作と呼ばれるコンピューターアニメーション『インサイド・ヘッド』。擬人化された5つの感情が登場するユニークなアイデアの作品ですが、観た人の心をジンワリと温かい気分にさせる作品です。
まだ観ていないのなら、ぜひとも一度は鑑賞することをオススメしたい作品ですよ!
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アメリカのアニメーション制作会社ピクサー(PIXAR)が製作したハートフル冒険ファンタージ・アニメ『インサイド・ヘッド』。何年ごろに作られ、監督は誰か、原題の意味などについて調べてみました。