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    あるある探検隊でお馴染みレギュラーの現在は?TVから消えた理由は?

    『あるある探検隊』で知られるお笑いコンビ・レギュラー。TVから消えたと感じている方もいるかもしれません。そこで今回は、レギュラーは現在どうしているのかについて迫ってみたいと思います。また、彼らがTVから消えた理由や不祥事についてもお伝えします。

    レギュラーとは何なの?

    レギュラーは、「あるある探検隊」ネタでブレイクしたベテランお笑い芸人コンビ。

    これまでに「エンタの神様」や「M-1」など様々な番組や舞台で活躍してきましたが、最近見かける機会が少なくなったのではないでしょうか。

    コンビを結成してから、かなりの年月が経過しているので、ご存知ない方もいるかもしれません。まずは簡単にレギュラーについて経歴や受賞歴について紹介します。

    1998年にコンビ結成

    レギュラーの2人は、1998年に大阪NSCの21期生として入学し、同年コンビを結成しました。

     

    コンビ名の由来については、テレビで沢山のレギュラーを取れるように、という願いを込めて付けられたんだとか。

    レギュラーのメンバー

    ツッコミ担当の西川晃啓さんと、ネタ作り兼ボケ担当の松本康太さんの2人。どちらも出身地は京都府で1979年生れです。

     

    よく、学生時代からの友人だったのかと誤解されるそうなのですが、実際にはNSCに入った後で出会っています。

     

    結成時から現在に至るまでお互いを「西川君」、「松本君」のように「君」を付けて呼び合ってきました。

     

    1999年から2003年までの期間にTBSで放送されていた「ガチンコ!」の中のコーナーである「ガチンコ漫才道」というタイトルの芸人育成企画に出演していました。

     

    この企画で有名になった芸人は、南海キャンディーズの山里亮太さんや、天津がいます。

    『あるある探検隊』のネタでブレイク

    2人がブレイクしたきっかけは、2004年に放送された「めちゃイケ」の人気コーナー「笑わず嫌い王決定戦」に磯野貴理子さんからのリクエストで出演したことにあります。

     

    この頃のレギュラーは、東京においては無名芸人でしたが「あるある探検隊」のネタを披露すると、リズミカルさと、「思わずクスリとしてしまう日常ネタが楽しい!」と脚光を浴びブレイクを果しました。

    レギュラーの受賞歴

    これまでの受賞歴は、コンビを結成した1998年に「オール新人漫才ライブ優秀賞」、2000年に「第30回NHK上方漫才コンテスト優秀賞」(2005年には最優秀賞)、2002年は「第23回ABCお笑い新人グランプリ最優秀新人賞」と、大きな賞を次々に受賞しています。

    レギュラーは現在(2022)どうしている?

    輝かしい受賞歴を持っているレギュラーは現在(2022)、どうしているのでしょうか。テレビで見る機会が減少していることからか、「引退した」、「消えた」などの噂も浮上しています。

    引退はしていない

    現在(2022)においても芸能界を引退しておらず、吉本興業のホームページでは名前があります。出演予定を見ると、イベントや舞台でネタを披露していることがわかります。

    介護職員初任者研修を取得

    2014年にコンビ2人揃って「介護職員初任者研修」の資格を取得したことを発表しています。これは、かつて「ヘルパー2級」と呼ばれていたものになります。

     

    介護職員としての資格としては基礎的なものなのですが、130時間に渡る講義の受講と筆記試験に合格して初めて取れるものなので、ちょっと片手間に勉強してできるものではありません。

     

    その名の通り、実際に研修として施設に赴き食事や入浴といった、介護に必要なことを実地で学んでいきます。

    2017年より介護施設での活動

    2017年より介護施設での活動を本格化させました。実際に2人は「お年寄りと接する中で、自立を支援することが大事なことだ」と考えるようになったのだといいます。

     

    さらに2人は、「レクリエーション介護士」を取得。この資格は、高齢者を笑顔にするためもので、その後取得した「ウォーキング指導士」は、健康をもっと推進したいという思いのもとで取得しました。

     

    施設では、レクリエーションの一環としてお笑いのネタを披露することもありますが、入所者参加型の講演会も実施しています。

    介護施設で活動を始めたきっかけ

    最初に介護について目を向けたのは松本康太さんでした。きっかけは2011年頃のこと。東日本大震災が起こったことで一時的に仕事がなくなったそうです。

     

    そんな時に連絡を取って来たのが、かつてお世話になった次長課長の河本準一さんでした。

     

    実は河本準一さんは、生活保護の不正受給のトラブルにより芸能活動を自粛して、老人ホームなどでボランティアを行っていたのです。

     

    河本準一さんから「ちょっと手伝ってくれへんか」と介護施設でレクリエーション関係の仕事を頼まれネタを披露したところ意外にも大ウケ

     

    施設での様子を見ていた河本準一さんは「向いているんちゃう?もし時間があるなら2人で勉強してみたらどうかな」と勧めてきたんだとか。

     

    仕事が激減して2人共将来について不安を感じていたことや、交流のある芸人がワインソムリエや、ロケバスドライバーの資格を取っているのを見て、やってみようと一緒に始めることに。

    レギュラーが消えた理由は何だったの?

    レギュラーは東日本大震災が起こった2011年に仕事の減少について認めていますが、それよりも前から消えたといわれています。

    一体どのような理由があったのでしょうか。どうやら2007年頃には、こういった噂が浮上していたようです。その理由について調査しました。

    やらせ・捏造問題の影響

    消えた理由となったのは、2007年1月の「発掘!あるある大辞典」において、納豆によるダイエット効果が放送されたのですが、全国のスーパーで納豆が売り切れる事態に。

     

    あまりにも不自然な流れに週刊朝日が独自で、番組の取材をしたところ、明らかにデータ偽造を行っているポイントが続々見つかりました。

     

    テレビ局に質問状を送ると、関西テレビは緊急記者会見を行い、納豆ダイエットの効果として血液検査をしていないのに、あたかも行ったかに見えるように捏造していたことを認めたのです。

     

    この会見は、人気番組であったこともあり日本中から批判を浴び、連日ワイドショーを賑わせることになり、最終的に番組は打ち切りとなりました。

     

    レギュラーは番組に出演していたわけではありませんが、ネタの「あるある」が番組名を想起させるとして、起用が次々に見送られています。

    不祥事の影響

    その他には、2007年9月に発売された週刊誌FRIDAYが、松本康太さんの不祥事を報じました。この影響を受けて仕事が減少してしまったようです。

    島田紳助の引退で活躍の場を失う

    そんな雲行きが怪しくなった2人に新たな番組がオファーされました。2010年4月からスタートした「紳助社長のプロデュース大作戦!」。

     

    これは宮古島を盛り上げるという趣旨のもので、レギュラーの2人は現地で民泊を運営することに。人気があったのですが突然、島田紳助さんが芸能界引退を発表。

     

    企画自体もなくなってしまい、せっかくの再起のチャンスは煙と化し、行き場をなくしてしまったのです。

    レギュラーが起こした不祥事とは何?

    ここで気になるのが、レギュラーが起こした不祥事とは、どのようなものだったのでしょうか。これまで、数々の芸人が不祥事でテレビから姿を消しています。

    そして、この不祥事の噂は真実なのでしょうか。ここでは2007年に突如取り沙汰された不祥事について振り返ってみましょう。

    2007年の未成年淫行疑惑

    不祥事が発覚したのは2007年9月のこと。週刊誌FRIDAYが報じたのは松本康太さんの未成年淫行疑惑です。

    吉本興業は真向から否定

    このFRIDAYの記事が出ると、吉本興業は真っ向から否定。更に名誉棄損にあたるとして、出版社を訴えるといった内容のコメントを発表しています。

     

    しかし、実際には法的措置は講じられていないことから、講談社と弁護士を通じて和解しているのかもしれません。

    ガセである話

    その後、松本康太さんの疑惑について続報は出ていません。もし、そういった不祥事が事実であるのであれば、被害者の女性から証言など何らかの情報があってもよさそうです。

     

    しかし、出てこないということは、ガセぎみの情報だった可能性があるのではないでしょうか。

    ネタの”あるある探検隊”とは何?

    ここからは、レギュラーの大人気のネタである「あるある探検隊」ネタについて紹介します。ついつい、「ハィ! ハィ! ハイ、ハイ、ハイ!」 と一緒に口ずさんでしまうこと請け合いです。

    気絶のポーズ

    あるある探検隊のネタは、西川晃啓さんが「緊張してきた」と口走りながら目を半開きにして、左手を斜めにあげてから「フグーッ」と唸って気絶のポーズを取るところからスタート。

     

    松本康太さんが「ハィ! ハィ! ハイ、ハイ、ハイ!」 とリズムを取りながら西川晃啓さんの腕に手を置いていき、2人が正面を向いたら「あるある探検隊、あるある探検隊」と言いながら行進をするように手足を振ります。

     

    ここまでが必ず通るイントロで、日常生活のあるあるネタをポンポンとテンポよく出していくという流れです。

     

    ネットで「あるある探検隊」というキーワードで検索すると多数の動画がヒットしますので、是非チェックしてみてくださいね。

    西川くんのセリフ

    向かって右側に立っている西川晃啓さんについて、ファンは「西川くんは気絶する方」のような表現をされています。

     

    実際にはセリフが多く、正確には「気絶するだけの人」ではないのですが、どうしても強烈なイメージが持たれているようです。

     

    また、あるある探検隊のネタは松本康太さんが「夢はあるのに職はない」のような感じの短いフレーズをたて続けに繰り出していきます。

    どんなネタがあるのか

    レギュラーはお年寄りにも笑いを届けている

    かつて「あるある探検隊」のネタで大ブレイクを果したレギュラーは、ツッコミ担当の西川晃啓さんと、ネタ作り兼ボケ担当の松本康太さんの吉本興行所属のお笑いコンビ。

     

    大人気だったはずなのに最近見かけませんよね。調査してみると、現在(2022年)も引退はせず舞台でネタを披露していることが判明。

     

    消えた理由としては、あるある辞典でのデータ偽装による番組打ち切りの影響を受けたことや、2007年に松本くんに未成年淫行疑惑の記事が出てしまったこと、頼みの綱だった島田紳助さんの引退など様々あるようですね。

     

    2014年に河本準一さんのボランティア手伝いをきっかけに、介護職として働く道を見出し「介護職員初任者研修」の資格を取得。

     

    2017年からは施設で本格的に勤務しているもよう。お笑い好きの若者だけではなく施設に入居するお年寄りにもお笑いパワーで元気付けているのです。

     

    新たな道を切りひらいたレギュラーこと「西川くん」、「松本くん」の2人が楽しみながら介護職とお笑いの両立を続けて貰いたいものですよね。これからも応援していきましょう。

     

     

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