2023/12/15
take79
芸名の「タモリ」は、学生時代に本名の森田をバンドマン呼びした「タモリ」と呼ばれていたことが由来です。また、本名は森田一義で、祖父が尊敬していた第26代内閣総理大臣の田中義一の「義一」をひっくり返して「一義」と名付けられました。タモリさんは自身の名前について、「全部がひっくり返った人生なんです」と語っています。
タモリさんはジャズをこよなく愛していることで知られ、学生時代にはモダン・ジャズ研究会に在籍していました。多数のレコードを所有し、ジャズスポットを経営する会社の取締役を務め、奏者としても、セッションなどで活躍しています。
タモリさんの、自由で適当な会話から観客を楽しませていく話術は、絶妙な間合いと駆け引きが必要なジャズの即興演奏との共通点が多いと言えます。
タモリさんは現在、「ミュージックステーション」、「タモリ俱楽部」、「ブラタモリ」でレギュラーを務めており、どれも長年続く長寿番組です。タモリさんがメインの番組は、そのジャンルを代表する番組であり、かつ、とても長く続く点が凄いところです。しかも、それらの番組全てが、タモリさんにしか出せない色に染まっています。
次に、タモリさんの年齢と素顔について見ていきます。タモリさんの年齢を意識することはあまりありませんが、かなり高齢のようです。また、素顔のタモリさんと、サングラスをかけるようになった経緯についても確認します。
タモリさんは1945年8月22日生まれであり、現在は75歳です。かなり高齢であることが分かります。タモリさんはあまり年齢を感じさせないキャラクターなので、あまり意識することがありませんが、老人と言える年齢です。生活感がなく、歳を重ねていっているというイメージが希薄です。
タモリさんはほとんどサングラスを外しませんが、素顔の画像は普通にネット上に出回っています。頑なに素顔を隠そうとしている訳ではなさそうです。素顔のタモリさんは、おちゃめでダンディーなおじさまという印象でしょうか。そんなに顔の印象は変わらないかもしれませんね。ただ、やはりトレードマークのサングラスが無いと、違和感があります。
タモリさんは、小学生の頃、遊んでいた時の事故で右目を失明しており、右目が義眼です。しかし、サングラスをかけているのは、義眼だからではありません。デビュー当時はメガネ姿で活動するなど、サングラスをかけていませんでした。また、使用しているサングラスはレンズの色の薄いものも多く、眼が確認できます。義眼が理由ではないようです。
タモリさんは、デビュー当初は普通のメガネに七三分けでした。、しかし、素顔に迫力がなかったことからサングラスをかけさせられて、それが定着しました。アイパッチを着けていた時期もありました。最初は他人の指示でしたが、後にサングラスは強いこだわりになりました。最初から、オールバックにサングラスという定番のスタイルではなかったのです。
この項では、タモリさんの博識ぶりを見ていきます。人気番組「ブラタモリ」での博識ぶりや、「日本坂道学会」について確認します。また、博識とトーク力には密接な関係がありました。
「ブラタモリ」では、案内人のクイズにいとも簡単に正解するなど、幅広い知識を持っていることを示しています。番組内では、専門家と同じレベルの知識を披露したこともあります。また、タモリさんは豊富な知識をもちながら、実際には行ったことがないというパターンも多くあります。番組では、タモリさんが現場で知識を確認し、テンションが上がるところが見られます。
タモリさんは特に地形に詳しいことで知られています。2000年には、初対面の人と意気投合して「日本坂道学会」なるものを設立しました。副会長を務め、『タモリのTOKYO坂道美学入門』という本も出版しています。坂道の鑑賞のポイントは、勾配の具合、湾曲の程度、ロケーション、由緒だそうです。タモリさんの坂道好きは幼少期から始まっており、まさにマニアと言えます。
博識なタモリさんは、詳しくない分野でもある程度の知識は持っています。よって、どんな相手でも会話のキャッチボールがスムーズにできる話術を展開できます。相手が女性アイドルであっても、歴史学者であっても、会話が途切れることがありません。ジャンルを限らない豊富な知識が、あの軽妙なトークを可能にしています。
この項では、お笑いビッグ3について見ていきます。この3人の年齢と、会計事情について確認します。また、3人の現在の人気も確認します。
お笑い界の大御所である、タモリさん、ビートたけしさん、明石家さんまさんの3人のことをお笑いビッグ3と呼びます。年齢は、1945年生まれのタモリさんが一番年上で、その次は1947年生まれのたけしさん、1955年生まれのさんまさんの順です。
「ビッグ3」の呼称が使われ始めたのは1980年代後半のことであり、それ以来この3人はながらく芸能界のトップに君臨し続けています。
3人で食事をした時は、たけしさんかタモリさんが払うことが多く、さんまさんは奢られる立場のようです。やはり、10歳ほど年下なので、財布を出すことはないようです。ただ、お礼はしっかり言うそうです。ビッグ3のお会計事情は、さんまさんが自ら番組で明かしました。この事実は、ネットニュースとしても取り上げられており、関心度の高さがうかがえます。
3人とも現在もレギュラー番組は持っていますが、たけしさんとさんまさんの人気は低迷気味です。一方、タモリさんは今も安定した人気を持っています。
その理由としては、タモリさんの肩の力が抜けた芸風があります。根っからの芸人であるたけしさんとさんまさんは、良くも悪くも、アクが強くて毒があります。一方、タモリさんの何物にも縛られずにのびのびと行動している様は、時代を問わずに支持されています。
タモリさんはヨット好きで知られています。2008年からは「タモリカップ」というヨットレースを主催しています。2013年には横浜・福岡の二か所で開催し、合計で300艇近いエントリーを集め、国内最大級のヨットレースとなっています。この規模は、単なる芸能人の遊びの範疇を超えています。
また、タモリカップにはドレスコードがあり、それはサングラスの装着です。レース出場者全員がサングラスをかけているという、異様な光景が展開されています。タモリさん自身も一般参加者と一緒に笑いながら楽しんでいます。
この催しは、実にタモリさんらしいと言えるのではないでしょうか。全員がサングラスをかけているという、遊び心あふれる絵面はタモリマインドと参加者のタモリさんへのリスペクトを示しています。また、屋外でアクティブに大勢と楽しみながら、タモリさんのオタク気質で群れないイメージも損なっていません。
タモリさんについて調べてみました。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。その独自の感性で、芸能界の歴史を創ってきたタモリさんは、今後も世間を楽しませてくれることでしょう。晩年を迎えてなお、魅力を増す、タモリさんに注目しましょう。
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