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2023/12/28
大今里
コケリウムとは、苔とテラリウムを組み合わせた言葉です。
その名の通り「コケ」を使用したテラリウムで、「コケ」を容器に入れてインテリアとして楽しみます。
コケを観察しに山に行ったり、お家でコケ飼育を楽しむ女性のことを「コケガール」と呼びます。
野山の景色のような癒しの雰囲気が楽しめるのが人気の1番の理由でしょう。
場所を取らず、長い間形も崩れにくいことも魅力的ですね。
コケの成長はとっても遅く、2年くらいはそのままの状態を保ってくれます。
コケリウムでは材料のメインとなるものがコケのため、非常に安価です。
気軽にコケリウムを始められます。
基本のコケリウムはコケが主な材料ですが、コケリウムに使えるフィギュアも販売されています。
独自の世界観が表現できるのでおすすめです。
ジブリのキャラクターが特に人気です。
映画の世界観を、小さな容器の中に表現が出来ます。
ひとつの容器の中に水場と陸地の両方を作る「コケリウム水槽」というものがあります。
陸地の部分にコケを置き、水中の部分には水生植物を植えることが可能です。
メダカ等の生物が飼えます。
植物も生き物も両方楽しめるのが「コケリウム水槽」です。
小さな川辺のような綺麗な風景が、簡単に手に入ります。
人気なテラリウムですが、簡単に作れます。
ですが、何を準備したらいいかわからない人も多いようです。
最低限必要なものは、材料4つ、道具2つです。
それだけでテラリウムが作れちゃいます!
テラリウムに必要な材料や道具を調べたので、まとめました。
絶対に必要なアイテムは「コケ」ですね!
コケリウムの主役となるので好みのコケを選びましょう。
水草を扱うショップや、ドライフラワーを扱うショップなどで買うことが可能です。
また、自宅の庭にもコケが生えている方がいるかと思います。
そのコケを使ってもOKです。
ただし、自宅の庭に限ります。
私有地や管理された土地などから、コケを勝手に取ると犯罪となってしまいますのでお気をつけください。
テラリウムに使用される人気のコケは以下の通りです。
【ハイゴケ】
背が低くもこもこしているコケです。
テラリウムでは定番のコケとなっています。
夏にはきれいな緑色が映え、冬には紅葉のような違った色のコケが楽しめます。
【ホソバオキナゴケ】
空気中の湿度を好み、育てやすく初心者向けのコケです。
成長がゆっくりなので長くコケと向き合いたい方におすすめです。
【ヒノキゴケ】
高さがありふさふさした触り心地のコケで、別名イタチのシッポとも呼ばれます。
暑さや寒さに強いのが特徴。
【コツボゴケ】
横に這うタイプのコケで、透き通るような緑色が綺麗です。
水を与えるとキラキラと光って見えるため人気なコケです。
【タマゴケ】
晩秋から冬の寒い時期に新芽を出し成長するコケです。
暑さに弱く、コケの先端が茶色く変色しやすいので上級者向けとなっております。
【ホウオウゴケ】
鳥の羽のような形をしたコケです。
水が多い環境を好み、コケの中では比較的弱い光にもよく馴染みます。
コケを植え付けるための「培養土」や「ソイル」などの底床材を用意する必要があります。
熱帯魚や水草の飼育に使用されるアクアソイルを使用する方もおられます。
濃い色を選ぶと自然的でコケの緑が映え、薄い色を選ぶとシンプルで清潔感が現れます。
コケを入れるための「容器」を用意する必要があります。
人気なものはガラス容器ですが、グラスやボトルでも大丈夫です。
円形の容器がとても人気ですね!
容器の値段はピンキリですが、100均にも可愛いものがたくさん販売されています。
費用を抑えたい方は100均で購入すると良いでしょう。
必ず必要ではありませんが、コケリウムをより見栄えよくするには、「石」や「流木」などのレイアウト素材を用意するのが良いでしょう。
アクアリウム用として様々なものが販売されています。
そちらを購入すると可愛いコケリウムが作れます。
人と差をつけるために必要なアイテムですね。
また、レイアウト素材はセンスが問われるのでバランスよく配置しましょう。
コケリウムは細かい作業がとても多いです。
その為「ハサミ」や「ピンセット」が必要となります。
コケを購入した際にシート状になっていることが多い為、その時にもハサミは役立ちます。
コケリウムを作る際に、ソイルやコケを湿らせるために「霧吹き」が必要となります。
また、完成したコケリウムのメンテナンスに霧吹きは欠かせないアイテムとなっております。
材料や道具がそろった簡単に作れるコケリウムのキットや、完成されたものも販売されています。
材料をそろえるのが面倒と思う人は、キットや完成品を購入すると良いでしょう。
材料を揃えた方はコケリウム作りに挑戦しましょう。
コケリウムは簡単に作れます!
コケリウム作りのポイントを抑えながら、わかりやすく解説をしていきます。
まず最初に、容器や素材を綺麗に洗いましょう。
汚れたままの素材を使うと全体的に古びた感じになってしまいます。
綺麗な素材だと完成した時の見栄えが全然違いますよ!
注意点としては、アクアリウム用のソイルは洗わないことです。
ソイルは土を焼き固めたものなので、水に弱く崩れてしまいます。
なので絶対に洗ってはいけません。
容器に最初に詰めるものは底床材です。
軽石を敷いて、ソイルや土を上から詰めていきましょう。
土の量は1cm以上になるようにしましょう。
厚すぎるとバランスが悪くなるのでお気をつけください。
見栄えがよくなるようにレイアウト用の石をセッティングしましょう。
大きい素材から置くとバランス良く置けます。
また、石の場合尖った方を上にするとかっこよくなります。
素材と素材に間には、傾斜がつくように土を追加で入れていきます。
ピンセット等で丁寧にコケを敷き詰めていきます。
強く押しすぎるとコケを潰してしまったり傷つけてしまう場合がありますので、力加減には気をつけましょう。
最後に霧吹きをして完成です!
コケリウムを作って完成させて満足する人が多いですが、ここで終わりではありません。
自分好みに育てていくのも、コケリウムの楽しみの一つです。
コケリウムはカビが生えやすいので気をつけましょう。
どのような環境でカビが生えやすいのか調査いたしました。
また、対策も一緒に見ていきましょう。
コケはとても乾燥に弱いです。
なので、コケリウムの中を多湿な環境にしておかなくてはいけません。
多湿はカビが好む環境なので、コケリウムにもカビが生えてしまう可能性があります。
コケ自体にはカビが生えにくいですが、木や他の植物に生えてしまいます。
土や枯葉などがついているコケはカビがつきやすいようです。
なので、容器に入れる前にコケを綺麗にしておく必要があります。
購入した土だと、汚れが少なく綺麗なのでおすすめです。
また、初心者の方はレイアウトに使う素材には気をつけて、カビが生えにくい材質のものを選ぶと良いでしょう。
霧吹きで水やりをした後は、すぐに蓋をしないこともカビを発生させないコツの一つです。
ジメジメとした環境を作らないことが大切です。
小さな範囲のカビは、ハサミでカットして取り除けば大丈夫です。
広範囲にできた場合は、コケを水洗いしてカビを落とし、土を新しいものに入れ替える必要があります。
カビを殺すための殺菌剤も販売されています。
自然をそのまま切り取ってきたかのような風景を楽しめるコケリウムについて調査いたしましたが、いかがでしたでしょうか。
コケリウムは材料も安価で簡単に作れるので、幅広い層で人気のインテリアとなっております。
また、手入れもしやすく育てやすいので、面倒くさがりの方にもおすすめが出来ます。
正しい作りかたとポイントをマスターして、独自の感性でコケリウムを楽しみましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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最近、家にいる時間が増えインテリアに力を入れる人が急増しましたね。
その中で人気が高い「コケリウム」をご存知でしょうか。
今回はコケリウムの詳しい情報や、誰にでも簡単に作れる方法などをまとめました。
また、カビ対策も調査しております。
コケリウムの知識を学び可愛い部屋作りを目指しましょう!